20世紀ジャズ名盤の全て

トランス・ブルー/日野皓正 -1980年代

フュージョンで人気沸騰だった日野が4ビートに戻ってきた記念碑的作品。ストリングスをバックに有名スタンダードのバラードに取り組んだ意欲作だ。日野の深みのある表現といぶし銀の音色は圧倒的な迫力すら感じる。

 

アーティスト:日野皓正(COR) グラディ・テイト(DS) エディ・ゴメス(B) ケニー・カークランド(P) ジム・ホール(G)

 

収録曲:

01MY FUNNY VALENTINE
02ALONE, ALONE AND ALONE
03BLACK ORPHEUS
04MY ONE AND ONLY LOVE
05GREEN SLEEVES
06BUT BEAUTIFUL
07NATURE BOY
08HOLD MY HAND
09LUSH LIFE

〈録音〉
1984年、1985年

ホールド・ザ・ライン/スティーブ・グロスマン -1984年

80年代半ば、グロスマンの演奏活動はにわかに活発になったが、本作もその時期に録音された1枚。かつてのコルトレーン・スタイルから、より歌に重きを置いたロリンズ・スタイルへの移行は、ファンを驚喜させた。

 

アーティスト:スティーヴ・グロスマン(ts)ヒュー・ロウソン(p)ジュニ・ブース(b)吉田正広(ds)

 

収録曲:

01レイズ・アイデア
02アウト・オブ・ノーホェア
03ワバッシュ
04チュニジアの夜
05マイ・オールド・フレイム
06マイルストーンズ
07ゼア・ウィル・ネヴァー・ビー・アナザー・ユー
08ライク・サムワン・イン・ラヴ
09ビリーズ・バウンス

〈録音〉
1984年

スポーティン・ライフ/ウェザー・リポート -1984年

本作においてウェザーは‘声‘というインストゥルメントを使ったサウンドのある完成型を示した。4人の歌手を起用しているが、それはあくまでもザビヌル・サウンドの延長なのだ。シネルの参加でリズムもカラフルに。

 

アーティスト:ジョー・ザビヌル(key)ウェイン・ショーター(ss,ts)オマー・ハキム(ds)ヴィクター・ベイリー(b)ミノ・シネル(perc,vo,g,b)ボビー・マクファーリン,カール・アンダーソン,ディ・ディ・ベルソン,アルフィ・サイラス(vo)

 

収録曲:

01CORNER POCKET
02INDISCRETIONS
03HOT CARGO
04CONFIANS

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06WHAT’S GOING ON
07FACE ON THE BARROOM FLOOR
08ICE-PICK WILLY

〈録音〉
1984年

エレクトリック・アウトレット/ジョン・スコフィールド -1984年

ジョン・スコフィールド、黄金のグラマビジョン時代の幕開けを飾る作品である。当時の彼はマイルス・バンドに在籍中。この人の長所がもっとも活かされるラウド・ジャズを存分に聴かせてくれる。サンボーンの参加にも注目だ。

 

アーティスト:ジョン・スコフィールド(G) デヴィッド・サンボーン(AS) レイ・アンダーソン(TB) スティーヴ・ジョーダン(DS) ピーター・レヴィン(SYN)

 

収録曲:
01ジャスト・マイ・ラック
02ビッグ・ブレイク
03ベスト・ウエスタン
04ピック・ヒッツ
05フィリバスター
06サンクス・アゲイン
07キング・フォー・ア・デイ
08フォーン・ホーム

〈録音〉
1984年

ソウラ―・エネルギー、レイ・ブラウン -1984年

ブラウンにとってジーン・ハリスは、ピーターソンとおなじぐらい良きパートナーだった。その最初の記録が本作である。張りのあるベースの音が、ファンキーでありながら清潔なハリスのピアノと実にマッチしている。

 

アーティスト:レイ・ブラウン(b),レッド・ホロウェイ(ts),エミリー・レムラー(g),ジーン・ハリス(p),ゲリック・キング(ds),

 

01イグザクトリー・ライク・ユー

02クライ・ミー・ア・リバー

03ティーチ・ミー・トゥナイト

04A列車で行こう

05七転び八起のブルース

06ザッツ・オール

07イージー・ワズ・イット

08スイート・ジョージア・ブラウン

 

 
〈録音〉
1984年

ディードゥルズ、ダイアン・シューア -1984年

ダイアン・シューアのGRPレーベルにおけるデビュー作で、スタン・ゲッツやデイヴ・グルーシンらのサポートを得た一枚。ビリー・ジョエルのカヴァーを含め全体的にクセのない万人受けするヴォーカル・アルバムだ。

-内容(「CDジャーナル」データベースより)

 

アーティスト:ダイアン・シューア(VO,P) デイヴ・グルーシン,ドン・グルーシン(P,KEY) ハワード・ロバーツ,スティーヴ・カーン(G) ダン・ディーン(B) バディ・ウィリアムス(DS) (2)(7)スタン・ゲッツ(TS) 他

 

01THE VERY THOUGHT OF YOU
02NEW YORK STATE OF MIND
03TEACH ME TONIGHT
04I’M BEGINNING TO SEE THE LIGHT
05I’LL CLOSE MY EYES
06REVEREND LEE
07I’M JUST FOOLIN’ MYSELF
08ROCK ME ON THE WATER
09CAN’T STOP A WOMAN IN LOVE
10AMAZING GRACE

〈録音〉
1984年

ユア・アンダー・アレスト、マイルス・デイビス -1984年

マイケル・ジャクソンやプリンスの影響がうかがえる、80年代のマイルス・デイビスを代表する一作。当時のポップ感を多分に含みながらも、本来彼が持つ哀愁感は失われるどころかむしろ増している。

-内容(「CDジャーナル」データベースより)

 

アーティスト:マイルス・デイビス(TP,(1)VO,(5)(6)SYN) ロバート・アーヴィング3(SYN) ダリル・ジョーンズ(B) スティーヴ・ソーントン(PERC,(1)VO) ジョン・スコフィールド(G,(4)~(6)OMIT) (1)(8)(9)ボブ・バーグ(SS,TS) (4)~(6)ジョン・マクラフリン(G) (1)(7)~(9)アル・フォスター,(2)~(6)ヴィンス・ウィルバーン,Jr.(DS) (1)スティング,マレク・オルコ(VO) (1)ジェームス・プリンディヴィル(HANDCUFFS)

 

01ONE PHONE CALL|STREET SCENES
02HUMAN NATURE
03MD 1|SOMETHING’S ON YOUR MIND|MD 2
04MS.MORRISINE
05KATIA PRELUDE
06KATIA
07TIME AFTER TIME
08YOU’RE UNDER ARREST
09MEDLEY; JEAN PIERRE|YOU’RE UNDER ARREST|THEN THERE WERE NONE

〈録音〉
1984年

マジック・タッチ、スタンリー・ジョーダン -1984年

何とも凄いギタリストが登場したものだ。ギターの従来の誰も不思議とも思わない当り前の奏法を無視し、両手の機能をクロスオーバーさせ、聴くものに新たな興奮を与えている。曲もビートルズの(1)、ジミ・ヘンの(6)からマイルスの(2)などにバラエティに富む。

-内容(「CDジャーナル」データベースより)

 

アーティスト:スタンリー・ジョーダン(g),オナージ・アラン・ガム(key)チャーネット・モフェット(b)

 

01エリナー・リグビー
02フレディ・フリーローダー
03ラウンド・ミッドナイト
04オール・ザ・チルドレン
05レディ・イン・マイ・ライフ
06エンジェル
07ファンダンス
08リターン・エクスペディション
09ア・チャイルド・イズ・ホーン

〈録音〉
1984年

ストレート・トゥ・ザ・ハート、デビッド・サンボーン -1984年

当時望み得る最高のメンバーで録音されたサンボーンのスタジオ・ライブ。サンボーン・ミュージックのカッコよさと熱気がここに凝縮されていると言っても過言ではない。おなじ音源によるビデオ・クリップも必見。

-内容(「CDジャーナル」データベースより)

 

アーティスト:デイヴィッド・サンボーン(AS) ドン・グロルニック(KEY) ハイラム・ブロック(G) バディ・ウィリアムス(DS) マーカス・ミラー(B,SYN) ラルフ・マクドナルド(PERC) ランディ・ブレッカー,マイケル・ブレッカー,ジョン・ファディス(HORNS) (6)ハミッシュ・スチュアート(VO) 他

 

01HIDEAWAY
02STRAIGHT TO THE HEART
03RUN FOR COVER
04SMILE
05LISA
06LOVE & HAPPINESS
07LOTUS BLOSSOM
08ONE HUNDRED WAYS

〈録音〉
1984年

シーズ・オブ・タイム、デイブ・ホランド -1984年


ホランドは83年に今をときめくスティーブ・コールマンらを含むクインテットを結成したが、本作はその第2弾。ここでは新しい試みに挑戦するホランドのリーダーシップが注目に値する。スミッティ・スミスの参加も興味深いところ。

―内容(「CDジャーナル」データベースより)

 

アーティスト:デイヴ・ホランド(b)スティーヴ・コールマン(as,ss,fl)ジュリアン・プリースター(tb)ケニー・ホイーラー(tp)マーヴィン・スミティ・スミス(ds)

 

01アーレン
02ホームカミング
03パースピキュイティ
04セレブレイション
05ワールド・プロテクション・ブルース
06グリッドロック (作品8)
07ウォーク・ア・ウェイ
08ザ・グッド・ドクター
09ダブル・ヴィジョン

〈録音〉
1984年

夜も昼も~ライブ・イン・ヨーロッパ、チック・コリア -1984年

 

 

チック・コリアのライヴ作としても、ジャズ・ピアノ・トリオ作品としても最高峰に位置する84年の欧州での実況録音盤。適度にアブストラクトを湛えた見事なインプロヴィゼーションの数々に耳を奪われる名盤だ。

―内容(「CDジャーナル」データベースより)

 

アーティスト:チック・コリア(P) ミロスラフ・ヴィトウス(B) ロイ・ヘインズ(DS)

 

01THE LOOP
02I HEAR A RHAPSODY
03SUMMER NIGHT|NIGHT AND DAY
04PRELUDE NO.2|MOCK UP
05TRANSFORMATIONS
06HITTIN’ IT
07MIROVISIONS

 
〈録音〉
1984年

ギル・エバンス&マンデイ・ナイト・オーケストラ・ライブアット・スイート・ベイジル -1984年

ギルはその晩年、自らのリハーサル・バンドを率いてクラブ・スイート・ベイジルに定期出演していたが、これはそのライブ。彼の手にかかるとミンガスからジミ・ヘンまで、すべてが魔法の曲みたいになる。

 

アーティスト:ギル・エヴァンス(p)ルー・ソロフ,ハンニバル・マーヴィン・ピーターソン(tp)ジョージ・アダムス(ts)クリス・ハンター(as)他

 

[Disc 1]
01バラボラ
02ブードゥー・チャイル
[Disc 2]
01ブルース・イン“C”〔ジョンズ・メモリー~チェリル~バード・フェザーズ~リラクシング・アット・カマリロ〕
02グッドバイ・ポーク・バイ・ハット
03空より高く

 
〈録音〉
1984年

マンハッタン・ジャズ・クインテット -1984年

デビッド・マシューズが企画した新感覚のアコースティック・ジャズ。ガッドにモフェットというリズム・チームは一見ミス・マッチだが、それまでになかったグループを生み出した。フロント陣の名人芸も聞きもの。

 

アーティスト:ルー・ソロフ(TP) ジョージ・ヤング(TS) デビッド・マシューズ(P) チャーネット・モフェット(B) スティーブ・ガッド(DS)

 

01SUMMERTIME
02ROSARIO
03MILESTONES
04MY FAVORITE THINGS
05AIREGIN
06SUMMER WALTZ

〈録音〉
1984年

MOBO倶楽部、渡辺香津美 -1984年

 

 

名盤「MOBO」の成功後、村上秀一、橋本一子らを迎えて84年に制作された渡辺香津美のリーダー作。「つるかめひなタンゴ」「サッちゃん」といった可愛らしい曲名が並ぶが、やっていることは当時最先端の日本型フュージョン。

―内容(「CDジャーナル」データベースより

 

アーティスト:渡辺香津美(G 他) 他

 

01FU-REN
02YOKAN
03TSURU-KAME HINATANGO
04KIKEN – GA – IPPAI
05KYOSEI SEPPUN
06SAT-CHAN
07CIRCADIAN RHYTHM
08Σ

〈録音〉
1984年

ガッド・アバウト、スティーブ・ガッド -1984年

 

伝説的なガッドの初リーダー・アルバムを完全復刻。ヤング、ソロフ、キューバの3管もさることながら、リチャード・ティーの鍵盤が涙なしには聴けない。制作エピソードも一読の価値あり。

―内容(「CDジャーナル」データベースより)

 

アーティスト:スティーヴ・ガッド(DS,VO) リチャード・ティー(EL-P,AC-P,DX7) ジェフ・ミロノフ(EL-G) ニール・ジェイソン(EL-B) ジョージ・ヤング(TS,SS) ルー・ソロフ(TP) ロニー・キューバ(BRS)

 

01GADDABOUT
02MY LITTLE BROTHER
03MONTAUK MOON
04THE DUKE
05LUCKY 13
06LEAVIN’ TOMORROW

 

 
〈録音〉
1984年

アルバム・アルバム、ジャック・デジョネット・スペシャル・エディション -1984年

アーサー・ブライスに続いてチュ・フリーマンも脱け、オリジナルのディヴィツド・マレイが復帰とかなり状況は変化している。それだけ、ディジョネットの意図する方向性をグループとして維持するのが困難なのかもしれない。ライヴの実演も少ない訳だ。

―内容(「CDジャーナル」データベースより)

 

アーティスト:ジャック・デジョネット(ds,p,etc)ジョン・パーセル(as,ss)デビッド・マレイ(ts)ハワード・ジョンソン(tuba,bs)ルーファス・リード(b)

 

01アーマッド・ザ・テリブル
02モンクス・ムード
03フェスティヴァル
04ニュー・オーリアンズ・ストラット
05第三世界賛歌
06ズート組曲

 

〈録音〉
1984年

OZONE、小曽根誠 -1984年

81年に発表された、ピアニスト小曽根真の初リーダー作にして全米デビュー作。バークリー音楽院での師、ゲイリー・バートンらをパートナーに迎え、みずみずしい感性が光るサウンドを繰り広げる。初期の人気レパートリー「クリスタル・ラヴ」を収録。

―内容(「CDジャーナル」データベースより)

 

アーティスト:小曽根真(P) ゲイリー・バートン(VIB) エディ・ゴメス(B)

 

01CRYSTAL LOVE
02I NEED YOU HERE
03FLIGHT
04ENDLESS SEASON
05ENDLESS SEASON
06IMPROVISATION
07COREA-GRAPHY

〈録音〉
1984年

スターダスト、ウイントン・マルサリス -1984年

80年代ジャズの寵児、ウイントン・マルサリスが放った人気作。名匠ボブ・フリーマンをアレンジャーに迎え、ストリングスを大フィーチャーした力作。一介のバッパーとは趣を異にする端正なプレイが耳に残る。

―内容(「CDジャーナル」データベースより)

 

アーティスト:ウイントン・マルサリス(TP) ブランフォード・マルサリス(TS,SS) ケニー・カークランド(P) ロン・カーター(B) ジェフ・ワッツ(DS) ケント・ジョーダン(A-FL) 他

 

01STARDUST
02LAZY AFTERNOON
03FOR ALL WE KNOW
04WHEN YOU WISH UPON A STAR
05DJANGO
06MELANCHOLIA
07HOT HOUSE FLOWERS
08I’M CONFESSIN’ (THAT I LOVE YOU)

〈録音〉
1984年

コンプリート・ライブ・イン・ジャパン”84、アート・アンサンブル・オブ・シカゴ -1984年

84年4月22日2度目の来日時のコンサートの全容がここにある。ここからは熱気というより、熱風が吹きつけてくる。彼らから放たれた音たちは、たちまち演技者となり、日常空間を切り裂き、聴く者を異空間に引きずり込む。カテゴリーを超えた音楽!。

―内容(「CDジャーナル」データベースより)

 

アーティスト:アート・アンサンブル・オブ・シカゴ

 

[Disc 1]
01スパニッシュ・ソング
02アンセストラル・ヴォイシズ~オールド
[Disc 2]
01オーネルダルース
02ザ・ビギニング
03ワルツ
04ビルディング・ザ・ミッド
05オール・タイム・サウスサイド・ストリート・ダンス
06ゼロ
07ファンキー・エイコ
08オドゥワラ/ザ・テーマ

〈録音〉
1984年

L.A.イズ・マイ・レディ、フランク・シナトラ -1984年

プロデュースはクインシー。参加ミュージシャンはライオネル・ハンプトン、ジョージ・ベンソン、ブレッカーズ他という超が三つつくくらい豪華なアルバム。まさにアメリカ・ショー・ビジネス界の帝王の貫録だ。

 

アーティスト:フランク・シナトラ(vo)クインシー・ジョーンズ,フランク・フィスター,デビッド・マシューズ(arr)ボブ・ジェームス(key)ジョージ・ベンソン(g)マーカス・ミラー,レイ・ブラウン(b)スティーブ・ガッド(ds)ラルフ・マクドナル(per)ライオネル・ハンプトン(vib)ランディ・ブレッカー(tp)マイケル・ブレッカー(sax)

 

01L.A.イズ・マイ・レディ
02ベスト・オブ・エヴリシング
03君に捧げるメロディ
04今夜教えて
05イッツ・オール・ライト・ウィズ・ミー
06マック・ザ・ナイフ
07リアル・シング・カムズ・アロング
08ストーミー・ウェザー
09もしも君がいなければ
10100年の想い
11君さりしのち

〈録音〉
1984年

ナイト、ジョン・アバークロンビー -1984年

名盤『タイムレス』ハマー、ディジョネットとのトリオにアバークロンビー作品初参加のマイケル・ブレッカーを加えた強力布陣で臨んだ84年発表作品。ブレッカーのソロが聴きものの1枚。

―内容(「CDジャーナル」データベースより)

 

アーティスト:ジョン・アバークロンビー(G) マイケル・ブレッカー(TS) ヤン・ハマー(KEY) ジャック・ディジョネット(DS)

 

01ETHEREGGAE
02NIGHT
033 EAST
04LOOK AROUND
05BELIEVE YOU ME
06FOUR ON ONE

〈録音〉
1984年

エンカウンターズ、マル・ウォルドロン -1984年

孤高のピアニスト、マル・ウォルドロンがベースとデュオを組んだMUSEの名作をマスター・サウンド化。2人の緊張感高まるプレイがヴィヴィッドに胸に迫る。

―内容(「CDジャーナル」データベースより)

 

アーティスト:マル・ウォルドロン(P)デヴィッド・フリーゼン(B)

 

01IF I WERE A BELL
02ENCOUNTERS
03MY TOBY
04NIGHT WIND
05IMAGINATION
06OUTSIDE’S INSIDE TOO

 
〈録音〉
1984年

エコーズ、MJQ -1984年

73年以来、約20年ぶりのMJQのスタジオ録音。これはつまり、74年に解散したこのグループが完全に復活したことを意味する。ほとんどメンバーのオリジナルで、ヒット・ナンバーは一切なし。再生の意欲みなぎる作品だ。

 

アーティスト:ジョン・ルイス(P) ミルト・ジャクソン(VIB) パーシー・ヒース(B) コニー・ケイ(DS)

 

01THAT SLAVIC SMILE
02ECHOES
03THE WATERGATE
04THE HORNPIPE
05CONNIES BLUES
06SACHA’S MARCH

〈録音〉
1984年

ニュー・ランド、エンリコ・ピエラヌンツィ -1984年

近年のピエラヌンツィは自分のスタイルを確立しているが、ここではまだエバンスからの影響を強く感じさせる。とはいえ、エッジの鋭いフレージングは欧州のジャズマン特融のものである。ジョントンとの共演が興味深い。

 

アーティスト:エンリコ・ピエラヌンツィ(P) マーク・ジョンソン(B) ジョーイ・バロン(DS)

 

01イフ・ゼア・イズ・サムワン・ラヴリア・ザン・ユー
02アイ・フォール・イン・ラヴ・トゥー・イージリー
03ザ・ムード・イズ・グッド
04ニュー・ランズ
05ア・チャイルド・イズ・ボーン
06オール・ザ・シングス・ユー・アー

〈録音〉
1984年

ファースト・サークル、パット・メセニー -1984年

パット・メセニー・グループがECMに残した最後のアルバム。ペドロ・アズナールの声をフィーチャーし、よりブラジル色を強めていく端緒となった重要作。グラミーを受賞し商業的にも成功を収めた。

―内容(「CDジャーナル」データベースより)

 

アーティスト:パット・メセニー(G,G-SYN,SYNC-G) ライル・メイズ(P,SYN,OG,TP) スティーヴ・ロドビー(B) ポール・ワーティコ(DS) ペドロ・アズナール(VOICE,PERC,G)

 

01FORWARD MARCH
02YOLANDA, YOU LEARN
03THE FIRST CIRCLE
04IF I COULD
05TELL IT ALL
06END OF THE GAME
07MAS ALLA (BEYOND)
08PRAISE

〈録音〉
1984年

ランデブー、渡辺貞夫 -1984年

50代に入り名実ともにトッププレーヤーとなったナベサダのアルバム。前作に引き続きリチャード・ティーらとの丁々発止のインタープレイが堪能できるほか、ロバータ・フラックの客演も本作のポイント。

―内容(「CDジャーナル」データベースより)

 

アーティスト:渡辺貞夫(AS) スティーヴ・ガッド(DS) マーカス・ミラー(EL-B,KEY) リチャード・ティー(EL-P) ラルフ・マクドナルド(PERC) エリック・ゲイル(G) (3)(5)ロバータ・フラック(VO) 他

 

01RENDEZVOUS
02FIRE FLY
03IF I’M STILL AROUND TOMORROW
04COOL BREEZE
05HERE’S TO LOVE
06MARAVAL
07LOVE ME AS I AM
08I’M YOURS

〈録音〉
1984年

大変、近藤等則 -1984年

グラミー・アーティストのビル・ラズウェルをプロデューサーに迎えた、84年録音のアルバム。近藤等則のユーモアを満載した「タイヘン」「ザ・デイ・アフター」ほかを収録。

―内容(「CDジャーナル」データベースより)

 

アーティスト:近藤等則(TP,VO) ロドニー・ドラマー(B,ギロ) セシル・モンロー(DS) 酒井泰三,レック(G) 藤本房子,田中梨花(B-VO) ビル・ラズウェル(テープス) 仙波清彦(PERC)

 

01タイヘン
02THE DAY AFTER
03TAKAO BLUE
04A SONG FOR BUDDHA
05OIWAKE
06SHOSUKE-SAN
07タイヘン (ビル・ラズウェル・スペシャル・ミックス)
08SHOSUKE-SAN

〈録音〉
1984年

J.S.バッハ~プレリュードとフーガ全24曲、ジョン・ルイス -1984年

MJQのミュージカル・ディレクターが、信奉するバッハに、遂に正面から挑んだ意欲作。プレリュードの部分は彼のピアノ・ソロで、フーガは曲によって、ギター、ベース、ヴァイオリンなどが加わりその各声部を担当させている。ジャズ・ファンの評価は?

―内容(「CDジャーナル」データベースより

 

アーティスト:ジョン・ルイス(p)ジョエル・レスター(vn)ロイス・マーティン(va)ハワード・コリンズ(g)マーク・ジョンソン(b)

 

01プレリュード第1番
02フーガ第1番
03プレリュード第2番
04フーガ第2番
05プレリュード第6番
06フーガ第6番
07プレリュード第7番
08フーガ第7番
09プレリュード第21番
10フーガ第21番
11プレリュード第22番
12フーガ第22番

 
〈録音〉
1984年

ドミノ・セオリー、ウエザー・リポート -1983年

冒頭曲でいきなりヴォーカルをフィーチャーしており、“84年版ウェザー・リポート”を強く印象づける一作。ヴィクター・ベイリーとオマー・ハキムによるリズム隊が、新たな息吹をバンドのグルーヴにもたらしている。

―内容(「CDジャーナル」データベースより)

 

アーティスト:ジョー・ザヴィヌル(KEY) ウェイン・ショーター(SAX) ヴィクター・ベイリー(B) オマー・ハキム(DS) ホセ・ロッシー(PERC) カール・アンダーソン(VO)

 

01CAN IT BE DONE
02D WALTZ
03THE PEASANT
04PREDATOR
05BLUE SOUND – NOTE 3
06SWAMP CABBAGE
07DOMINO THEORY

〈録音〉
1983年、1984年

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