20世紀ジャズ名盤の全て

抱きしめたい/グラント・グリーン -1960年代

ビートルズやアントニオ・カルロス・ジョビンの名曲を採り上げるなど、選曲上の魅力も手伝ってグラント・グリーンの人気盤となっている1965年のレコーディング。聴きやすさと奥深さを兼ね備えた、万人向けの傑作だ。(CDジャーナルより)
 
【収録曲】
 
01I WANT TO HOLD YOUR HAND
02SPEAK LOW
03STELLA BY STARLIGHT
04CORCOVADO (QUIET NIGHTS)
05THIS COULD BE THE START OF SOMETHING
06AT LONG LAST LOVE
 
【演奏者】
 
グラント・グリーン(G) ハンク・モブレー(TS) ラリー・ヤング(OG) エルヴィン・ジョーンズ(DS)
 
【録音年】
 
1965.3

アイドル・モーメンツ/グラント・グリーン -1963年

 

ブルー・ノート・レーベルの看板ギタリスト、グラント・グリーンの傑作アルバム。グリーンといえばブルージーなプレイが持ち味だが、本作はデューク・ピアソンやボビー・ハッチャーソンら新主流派の面々を迎えて、当時流行していたモード・ジャズに挑んだ意欲作である。ピアソン作の’Nomad’やグリーン自身作の’Jean De Fleur’などは完全に新しいサウンドだ。斬新な曲想と、グリーンの軽快にドライブするギターやクールなハッチャーソンのヴァイブが絶妙にマッチ。まさに名演である。しかし、日本人にとっては、タイトル・ナンバーの’Idle Moments’や’Django’など、やはりグリーンの持ち味であるブルージーなナンバーの方が馴染み深いかもしれない。とりわけ哀愁漂う’Django’は心に染み入るものがある。グリーンの持ち味と挑戦。両面が味わえる好盤。(Jazz Misty)

 

【収録曲】

1.Idle Moments

2.Jean De Fleur

3.Django

4.Nomad

【演奏者】

Grant Green (gt), Joe Henderson (ts), Duke Pearson (pf), Bobby Hutcherson (vib), Bob Cranshaw (ba), Al Harewood (ds)

【録音年】

1963.11

 

 

 

 

フィーリン・ザ・スピリット/グラント・グリーン -タンバリン

アフリカン・アメリカンの魂を全編に漂わせながら、ブルージィなジャズとしてのスタイルを保った1962年のギター作品。グラント・グリーンのルーツがそのまま投影されたような清々しさに満ちている。(CDジャーナルより)

【収録曲】

01JUST A CLOSER WALK WITH THEE

02JOSHUA FIT DE BATTLE OB JERICHO

03NOBODY KNOWS THE TROUBLE I’VE SEEN

04GO DOWN MOSES

05SOMETIMES I FEEL LIKE A MOTHERLESS CHILD

06DEEP RIVER

(6)ボーナストラック

【演奏】

グラント・グリーン(G) ハービー・ハンコック(P) ブッチ・ウォーレン(B) ビリー・ヒギンズ(DS) ガーヴィン・マッソー(TAMBOURINE)

【録音】

1962年12月

サンデイ・モーニン/グラント・グリーン -1961年

ブルーノートの人気ギタリストだったグリーンと玄人好みのピアニストだったケニュー・ドリューの共演。ブルージィでいて小気味よいギター・フレーズと他3人の端正なプレイが実に相性良く、理想的なスウィング感を生んだ。

(CDジャーナルより)

【収録曲】

01FREEDOM MARCH

02SUNDAY MORNIN’

03EXODUS

04GOD BLESS THE CHILD

05COME SUNRISE

06SO WHAT

07TRACIN’ TRACEY

(7)ボーナストラック

【演奏】

グラント・グリーン(G) ケニー・ドリュー(P) ベン・タッカー(B) ベン・ディクソン(DS)

【録音】

1961年6月

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