20世紀ジャズ名盤の全て

ステップ・バイ・ステップ/ステップス -1980年

すでに名のとおっていたマイケル・ブレッカーとスティーヴ・ガッドを擁したスーパー・グループの初スタジオ作。伝統的なジャズの4ビートとは一線を画す新感覚のグルーヴが80年以降のシーンを予見するかのようだ。(CDジャーナルより)

【収録曲】
01 UNCLE BOB
02 KYOTO
03 BELLE
04 BULLET TRAIN
05 SIX PERSIMMONS

【演奏者】
マイケル・ブレッカー(TS) スティーヴ・ガッド(DS) エディ・ゴメス(B) ドン・グロルニック(P) マイク・マイニエリ(VIB)

【録音】
1980年12月

タイム・イズ・オブ・ジ・エッセンス/マイケル・ブレッカー -1990年代

現代ジャズ界で実力ナンバー・ワンを誇るテナー・サックス奏者、マイケル・ブレッカーが1年半ぶりの新作を完成。本人いわく「私にとっても最高の1枚となりました」。パット・メセニーが全曲参加。(CDジャーナルより)

【収録曲】
01 ARC OF THE PENDULUM
02 SOUND OFF
03 HALF PAST LATE
04 TIMELINE
05 THE MORNING OF THIS NIGHT
06 RENAISSANCE MAN
07 DR. SLATE
08 AS I AM
09 OUTRANCE
10 LUNATIONS
(10)ボーナストラック

【演奏者】
マイケル・ブレッカー(TS)パット・メセニー(G)ラリー・ゴールディングス(OG),(1)(4)(9)エルヴィン・ジョーンズ,(2)(5)(7)ジェフ・ティン・ワッツ,(3)(6)(8)(10)ビル・スチュワート(DS)

【録音】
1999年作品

テイルズ・フロム・ザ・ハドソン/マイケル・ブレッカー -1990年代

ブレッカー・ブラザーズ作品を挟んで約5年ぶりのリーダー作。目指すは、含みのある今のアコースティック・ジャズ。達者なサイド・メンを従えて思うままに吹いている。意外にも、デイヴ・ホランドのベースが本作の決め手になっているように思えたが。

トラックリスト

01SLINGS AND ARROWS
02MIDNIGHT VOYAGE
03SONG FOR BILBAO
04BEAU RIVAGE
05AFRICAN SKIES
06INTRODUCTION TO NAKED SOUL
07NAKED SOUL
08WILLIE T.
09CABIN FEVER

演奏

マイケル・ブレッカー(ts)パット・メセニー(g)ジョーイ・カルデラッツォ,(3)(5)マッコイ・タイナー(p)デイヴ・ホランド(b)ジャック・デジョネット(ds)(3)(5)ドン・アライアス(perc)

インフィニティ/マッコイ・タイナー・トリオ・フィーチャリング・マイケル・ブレッカー -1995年

新生インパルス第1弾として登場したベテラン・ピアニスト、マッコイ・タイナー会心の1枚。長い楽歴の中でも特筆すべき名盤であろう。ゲストにブレッカーを迎え、往年のコルトレーン・カルテットを彷佛とさせるスリリングな快演を次々と繰り広げる。

トラックリスト

01フライング・ハイ
02アイ・ミーン・ユー
03ホェア・イズ・ラヴ
04チェンジズ
05ブルース・ストライド
06ハッピー・デイズ
07インプレッションズ
08メロウ・マイナー
09グッド・モーニング・ハートエイク

演奏

マッコイ・タイナー(p)マイケル・ブレッカー(ts)エイヴリー・シャープ(b)アーロン・スコット(ds)(1)(6)ヴァルティノ・アナスタシオ(コンガ,perc)

リターン・オブ・ザ・ブレッカー・ブラザーズ -1990年代

約10年の沈黙を破ってあのブレッカーズが復活した!最新のテクノロジーとスタイルを取り入れつつ、かつてファンをシビれさせたあのハーモニーは健在。デニ・チェンの猛爆ファンク・ビートがサウンドの要だ。

 

アーティスト:ランディ・ブレッカー(TP,FLH) マイケル・ブレッカー(TS,EWI,KEY) マイク・スターン(G) ジェームス・ジナス(B) デニス・チェンバース(DS) デヴィッド・サンボーン(AS) ウィル・リー(EL-B,VO) 他

 

収録曲:

01SONG FOR BARRY
02KING OF THE LOBBY
03BIG IDEA
04ABOVE & BELOW
05THAT’S ALL THERE IS TO IT
06WAKARIA (WHAT’S UP?)
07ON THE BACKSIDE
08SOZINHO (ALONE)
09SPHERICAL
10GOOD GRACIOUS
11ROPPONGI

ジャイアント・ステップス~フィーチャリング・トゥー・ティーズ -1990年代

ミンツァーのカルテットにブレッカーを乱入させたサックス・ファンが泣いて喜ぶアルバム。ここにはコンテンポラリー・サックスの技法のすべてがつまっている。これを完全コピーすれば、キミも明日からブレッカーだ!

 

アーティスト:ボブ・ミンツァー,マイケル・ブレッカー(ts)ドン・グロルニック(p)マイケル・フォーマネク(b)ピーター・アースキン(ds)

 

収録曲:

01ザ・サキソフォン
02ジャイアント・ステップス (ヴァージョン1)
03スリー・ピーセズ
04テナーマンズ・ラメント
05トゥー・ティーズ
06ソニー
07ボディ・アンド・ソウル~エヴリシング・ハプンズ・トゥ・ミー
08スリー・リトル・ワーズ
09ジャイアント・ステップス (ヴァージョン2)

セレクト・ライブ・サキソフォン・ワークショップ/マイケル・ブレッカー他 -1989年

ライブ・アンダー・ザ・スカイでのライブ録音。ビル・エバンスやスタンリー・タレンタインなど新旧様々なスタイルのテナー・マンと4管の大バトルを繰り広げる。ライブゆえの張り切ったプレイが聴きものだ。

 

アーティスト:マイケル・ブレッカー,ビル・エヴァンス,スタンリー・タレンタイン,アーニー・ワッツ(ts)ドン・グロルニック(p)鈴木良雄(b)アダム・ナスバウム(ds)

 

収録曲:

01ストラタスファンク
02ザ・フォー・スリーパーズ/プールス
03ウォーター・ベイビーズ
04ラヴァー・マン
05スウィングしなけりゃ意味がない
06ユー・ドント・ノウ・ホワット・ラヴ・イズ

ドント・トライ・ジス・アット・ホーム/マイケル・ブレッカー -1988年

マイケル・ブレッカー個人での第2作目。個人になってからはフュージョン色よりもストレート・アベッドな路線に変更したが、本作ではフュージョン的なサウンドもきかれるものの中心はブレッカーのモダンなテナーだ。

 

アーティスト:マイケル・ブレッカー(TS,EWI) マイク・スターン(G) ハービー・ハンコック,ジョーイ・カルデラッツォ,ドン・グロルニック(P) チャーリー・ヘイデン,ジェフ・アンドリュース(B) ジャック・ディジョネット,アダム・ナスバウム,ピーター・アースキン(DS) マーク・オコナー(VN) ジュド・ミラー,ジム・ビアード(SYN)

 

収録曲:

01ITSBYNNE REEL
02CHIME THIS
03SCRIABIN
04SUSPONE
05DON’T TRY THIS AT HOME
06EVERYTHING HAPPENS WHEN YOU’RE GONE
07TALKING TO MYSELF
08THE GENTLEMAN & HIZCAINE

クラウス・オガーマン・フィーチャリング・マイケル・ブレッカー/マイケル・ブレッカー -1988年

オガーマンはボサノバからフュージョン、サード・ストリームまで幅広いジャンルで活躍したアレンジャーだ。本作はブレッカーをフューチャーしているものの、サウンドはオガーマンの世界そのもの。入魂の異色作だ。

 

アーティスト:クラウス・オガーマン(指揮) マイケル・ブレッカー(TS) エイブラハム・ラボリエル,エディ・ゴメス,マーカス・ミラー(B) スティーヴ・ガッド,ヴィニー・カリウタ(DS) ロベン・フォード,ディーン・パークス(G) アラン・パスクア(KEY) ポウリーニョ・ダ・コスタ(PERC) ランディ・ブレッカー(TP)

 

収録曲:

01CORFU
02LYRICOSMOS
03AFTER THE FIGHT
04ADONIA
05BOULEVARD TRISTESSE

マイケル・ブレッカー -1980年代

マイケル・ブレッカー個人の初リーダー作。兄弟時代のフュージョンではなく、ストレート・アヘッドなモダン・ジャズだ。コルトレーンの影響が濃いブレッカーだけに、ダイナミックに吹きまくるソロは圧巻だ。

 

アーティスト:マイケル・ブレッカー(TS) パット・メセニー(G) ケニー・カークランド(P) チャーリー・ヘイデン(B) ジャック・ディジョネット(DS)

 

収録曲:

01SEA GLASS
02SYZYGY
03CHOICES
04NOTHING PERSONAL
05THE COST OF LIVING
06ORIGINAL RAYS
07MY ONE AND ONLY LOVE

ステップス・アヘッド、ステップス・アヘッド -1983年

ステップスがステップス・アヘッドに進化してエレクトラで最初にリリースした83年のアルバム。フュージョンを語る上で欠かすことのできないメンツによる強力なバンド・サウンドで、イリアーヌの貢献も大きい。

―内容(「CDジャーナル」データベースより)

 

アーティスト:マイケル・ブレッカー(TS) マイク・マイニエリ(VIB) イリアーヌ・エライアス(P) エディ・ゴメス(B) ピーター・アースキン(DS)

 

01プールズ
02アイランズ
03ロクソドーム
04ボウス・サイズ・オブ・コイン
05スカイワード・バウンド
06ノーザン・クロス
07トリオ (アン・インプロヴィゼイション)

〈録音〉
1983年

シティスケイプ/マイケル・ブレッカー&クラウス・オガーマン -1982年

名作曲家にして名編曲家であったクラウス・オガーマンとマイケル・ブレッカーの幸せな邂逅。当時若手最有望株であったサクソフォニストの実力を引き出し、ジャズとクラシックの垣根を超える名作となった82年の記録。

―内容(「CDジャーナル」データベースより)

 

アーティスト:クラウス・オガーマン(COND) マイケル・ブレッカー(SAX) スティーヴ・ガッド(DS) (2)ジョン・トロペイ,(4)バズ・フェイテン(G) (1)(3)エディ・ゴメス,(2)(4)~(6)マーカス・ミラー(B) (2)(4)パウリーニョ・ダ・コスタ(PERC) 他

 

01CITYSCAPE
02HABANERA
03NIGHTWINGS
04IN THE PRESENCE AND ABSENCE OF EACH OTHER
05IN THE PRESENCE AND ABSENCE OF EACH OTHER
06IN THE PRESENCE AND ABSENCE OF EACH OTHER

〈録音〉
1982年

スモーキン・イン・ザ・ピット、ステップス -1980年

80年代初頭、フュージョン全盛の中にあって一世を風靡したグループ、ステップスの3作がようやくCD化された。今ではリーダー作を発表しているブレッカー、ガッドも当時は各種のスタジオ・ワークに活躍していた名手だった。六本木『ピット・イン』のライヴでは渡辺香津美がゲストで(7)に参加している他、いずれも白人ミュージシャンによる新世代4ビート・ジャズを繰り広げている。時代の経過を感じさせつつも、カッコよさはいつまでも変わらない。

―内容(「CDジャーナル」データベースより)

 

アーティスト:マイケル・ブレッカー(SAX) マイク・メイニエリ(VIB) ドン・グロルニック(KEY) エディ・ゴメス(B) スティーヴ・ガット(DS) [2] (3)渡辺香津美(G)

 

[Disc 1]
01ティー・バッグ
02ラヴァー・マン
03FAWLTY TENORS
04SONG TO SETH
[Disc 2]
01ヤング・アンド・ファイン
02ソウル・アイズ
03ノット・エチオピア
04サラズ・タッチ

〈録音〉
1980年

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