いそしぎ/アストラッド・ジルベルト -アストラッド・ジルベルト
同名映画の主題歌「いそしぎ」を収録した、ボサ・ノヴァの名花、アストラッド・ジルベルトの2ndアルバム。クラウス・オガーマンやドン・セベスキーをアレンジャーに迎え、都会的に洗練された演奏で名スタンダードを可憐に聴かせてくれる。(CDジャーナルより)
【収録曲】
同名映画の主題歌「いそしぎ」を収録した、ボサ・ノヴァの名花、アストラッド・ジルベルトの2ndアルバム。クラウス・オガーマンやドン・セベスキーをアレンジャーに迎え、都会的に洗練された演奏で名スタンダードを可憐に聴かせてくれる。(CDジャーナルより)
【収録曲】
マイルス・バンドへの参加を経て、1964年に満を持して吹き込まれたサム・リヴァースの初リーダー・セッション。トニー・ウィリアムスら気心の知れたプレイヤーらと作り上げた、ポストバップ期の機運を漂わせる快作だ。(CDジャーナルより)
【収録曲】
強烈な個性ゆえに、ソロ・ワークでこそ彼の魅力が十分に発揮されることを証明する最高傑作のひとつ。“バップの高僧”とも呼ばれた天才ピアニストが、バップという領域を超えて唯一無比の世界を繰り広げる。(CDジャーナルより)
【収録曲】
ジョニー・ハートマンが1964年に録音した名盤。これぞジャズ・ヴォーカルの真髄、彼の低音の魅力にゆったりと沈み込み、「ワルツ・フォー・デビー」などの名曲の深い味わいを楽しみたい。(CDジャーナルより)
【収録曲】
ジャズ史上に燦然と輝くサックス・カルテット作品。1964年にコルトレーンがその精神世界を組曲風の大作として吹き込んだもので、魂の叫びとも言えるブロウと各人の熱のこもったインタープレイは必聴。(CDジャーナルより)
【収録曲】
ルイ・アームストロングとの共演などで名声を博したピアニスト、アール・ハインズによる1956年のトリオ作。伝統的なナンバーから録音当時のヒット曲「イパネマの娘」まで、ハインズらしくダイナミックに料理した一枚だ。(CDジャーナルより)
【収録曲】
J.チカイとR.ラッドという知的曲者2人をフロントに置いたこのグループの演奏は、60年代半ばという時代の「気分」がその情動を抑制していながら何やらイライラと刺激的な音の動きに横溢している。情念ゴリゴリのフリーよりは思い入れなしに聴ける。(CDジャーナルより)
【収録曲】
ブルーノート屈指のコンポーザー/ピアニスト、ホレス・シルヴァーが残したジャズ・ロック・エイジの傑作。父親、ファミリーへ捧げたもので、エキゾティックなムードが漂うタイトル曲をはじめ、最高のファンキー・ミュージックが聴ける。(CDジャーナルより)
【収録曲】
オスカー・ピーターソン・トリオによる1964年発表の名盤。タイトルどおりファンのリクエストによって人気の高いスタンダードやボサ・ノヴァ楽曲を取り上げた一枚で、ザ・トリオのヴァーヴでの最終作にあたる。(CDジャーナルより)
【収録曲】
“オルガンのコルトレーン”こと鬼才オルガニスト、ラリー・ヤングのブルーノート第1弾アルバム。アシッドかつアグレッシヴなジャズが堪能できる一枚となっている。「プラザ・デ・トロス」ほかを収録。(CDジャーナルより)
【収録曲】
ジャズ・ギターの巨匠、ジョー・パスが、敬愛するジャンゴ・ラインハルトゆかりの楽曲を織り交ぜて作ったトリビュート作。後年のスタイルに比べるとスクエアなリズム感があり、ジャンゴの音に近い。(CDジャーナルより)
【収録曲】
1964年9月のベルリンでのライヴを収めたアルバム。ジョージ・コールマンとサム・リヴァースを経て、ついにウェイン・ショーターが参加した黄金クインテットによる名演。彼が参加することでバンドにダイナミズムが生まれた。(CDジャーナルより)
【収録曲】
64年にチャールズ・ミンガスは12名の仲間を編成してモンタレー・ジャズ・フェスティバルに臨んだ。ミンガスが演奏するエモーショナルなジャズを中心としたデューク・エリントンのメドレーは特に印象的で、聴衆がかたずをのんで聞いている様が伝わる。(CDジャーナルより)
【収録曲】
コルトレーンに見い出された新人時代のサンダースが残した傑作。というよりインパルスにおけるこのデビュー作こそ彼の最高傑作かもしれない。ここにはフリー・ジャズのスタイルを取りながらも、その奥で緻密に計算された彼の野心的表現が認められる。(CDジャーナルより)
【収録曲】
どこまでも優しいシエスタ・サウンドがゆったりと時を刻む。ポール・ウィンターの透明で豊潤な音色がマスター・サウンドでさらに鮮やかに甦り、リオの浜辺の風を運ぶ。美しいジャケも有名。(CDジャーナルより)
【収録曲】
ブルーノートでは2作目となるリーダー・アルバム。『ナイト・ドリーマー』からリー・モーガンが抜けたメンツによる録音で、コルトレーン・バンドのリズム陣とショーターのソロが唯一無比の世界観を出した初期の代表作だ。(CDジャーナルより)
【収録曲】
スウェーデンの歌姫とビル・エヴァンス・トリオとの邂逅。モニカのヴォーカルがリリカルなピアノと絶妙に絡み合い、違和感なく耳に入ってくる。落ち着いた演奏の中で随所に見せ場を作る各人のソロも魅力。(CDジャーナルより)
【収録曲】
10代にしてジャズ界に彗星のごとく現れた天才ドラマーの記念すべきデビュー作。後に自身がリーダーを務めるグループの名前にもなるタイトルが付けられており、トニーのキャリアにおいて欠かすことのできない一枚。(CDジャーナルより)
【収録曲】
ジョン・コルトレーンの全盛期に新鋭サックス奏者として注目を浴びたアーチー・シェップ。彼がコルトレーンに敬意を捧げて創り出した作品で、破天荒なブロウが強烈に鳴り響いている。(CDジャーナルより)
【収録曲】
1964年の夏に急逝したエリック・ドルフィーを悼んで、テッド・カーソンがレコーディングした仏・パリでの一作。押し寄せる悲しみを表現したかのようなタイトル曲をはじめ、ミンガス・グループの作風に通じるものを感じさせる。(CDジャーナルより)
【収録曲】
新主流派のトロンボーン奏者、グレイシャン・モンカーIII世のブルーノート2ndアルバム。全曲オリジナルで構成。ハービー・ハンコック、ウェイン・ショーター、トニー・ウィリアムスとの緊迫した交歓、尖鋭的楽曲が新時代の到来を予感させる。(CDジャーナルより)
【収録曲】
ブルー・ミッチェルがブルーノートに残した名盤。ホレス・シルヴァーのグループを去りリーダーとして臨んだ本セッションでは、盟友ジュニア・クックのみならず期待の若手チック・コリアら全員が絶好調。(CDジャーナルより)
【収録曲】
マイルス・デイビスの初来日公演の模様を収録したライヴ・アルバム。“代打”の形で帯同したサム・リヴァースのアブストラクトなソロが独特の空間を作り出している。アコースティック・ジャズの最高峰と言える一枚だ。(CDジャーナルより)
【収録曲】
偉人の代表作。テナーという楽器を介して飛び散る肉声の鮮やかさ、といったら。やっぱコレでんがなあーと言いたくなる、比較の対象を一切否定する絶対的な手応えがここにはある。久し振りに聴いたが、とにかく幸せな気分になれ、そして生理的に泣けた。(CDジャーナルより)
【収録曲】
役者は揃った。クインシー自身がアレンジを行なうことは滅多にないし、他人が指揮する時は滅多に弾かないピアノをベイシーがプレイするという特別な作品。しかもクインシー指揮、ソニー・バーク・プロデュース。円熟したスウィングに最高の組合せだ。(CDジャーナルより)
【収録曲】
ミンガス・グループでのツアーの後、単身欧州に渡りオランダのミュージシャンらと共演した鬼才の最晩年録音作。アルト・サックス、バス・クラリネット、フルートを縦横に操るアグレッシヴな一枚。(CDジャーナルより)
【収録曲】
ブルーノートとスティープルチェイスに吹き込んでいた60年代前半のデクスター。パリで行なわれた本セッションでは、当時18歳の若きベーシスト、ニールス・ペデルセンが加わることでより欧州テイストを増している。(CDジャーナルより)
【収録曲】
1960年代にブルーノートに数々の作品を残したオルガン奏者。本作はギターのグラント・グリーンらを迎えたベースレスのコンボによるアルバム。朗々としたフレッド・ジャクソンのサックスがハイライト。(CDジャーナルより)
【収録曲】
アート・ブレイキーのジャズ・メッセンジャーズを退団し、盟友ジェームス・スポールディングを迎えて結成したレギュラー・バンドによる初録音。大胆な展開で聴かせるカリプソ・ナンバーのタイトル曲をはじめ、斬新でフレッシュなセンスが光る傑作。(CDジャーナルより)
【収録曲】
トロンボーン奏者/作編曲家のボブ・ブルックマイヤーが、コルトレーン、マイルス、スタン・ゲッツ・バンドの厳選メンバーで完成させた夢のようなセッション。ゲッツとエルヴィンの絡み、ハンコックとバートンが繰り広げる贅沢な音の対話を楽しみたい。(CDジャーナルより)
【収録曲】
北欧音楽に感化され、アート・ファーマーのカルテットが吹き込んだ叙情的なアルバム。ジム・ホールの洗練されたギター・サウンドなど、このグループならではのメロディアスな面が大きな魅力となっている。(CDジャーナルより)
【収録曲】
名ジャズ・ギタリストのセンスあふれる演奏をギル・エヴァンスのオーケストラで華麗にコーディネートした作品。ナイロン弦のアコースティック・ギターにソロなど、多彩なバレル節を収録している。(CDジャーナルより)
【収録曲】
「危険がいっぱい」でも知られるラロ・シフリンがアレンジ・指揮した1964年録音の傑作。トランペット6本にホルンやチューバといった変則オケやケニー・バレルの渋いギターをバックに、ジミー・スミスが豪快なソロを炸裂させる。(CDジャーナルより)
【収録曲】
バラードの傑作「クレッセント」を中心に据えて編集された一枚。おなじみのナンバー「ベッシーズ・ブルース」や、琴線に優しく触れるかのような「ロニーズ・ラメント」なども収録されている。(CDジャーナルより)
【収録曲】
ャズ史上に輝くコルトレーン・カルテットが本格的なレコーディングを行なった最初の作品となる、1962年の録音。個性的な解釈が際立つスタンダード「アウト・オブ・ジス・ワールド」や哀愁の美メロ漂う「ソウル・アイズ」など、静かな情熱を秘めた一枚。(CDジャーナルより)
【収録曲】
デューク・エリントン・オーケストラにて活躍したサックス・プレイヤーが64年に吹き込んだ永遠の名作。遊び心のある彼とビッグ・コンボのプレイが楽しめる。(CDジャーナルより)
【収録曲】
タフ・テナー、アーヴィンとエレガントなトミフラの見事なコントラストを放つ、ご存知“ブック・シリーズ”のスタンダード集。力強いテナーによるワン・ホーン・クァルテット。(CDジャーナルより)
【収録曲】
コンテンポラリーの名三部作の後、ヘロイン所持で逮捕されるなどして久々の吹き込みとなった1964年のトリオ作。ブランクもなんのその、印象的なジャズ・ワルツに仕上がったタイトル曲を聴けばその健在ぶりが確認できる。(CDジャーナルより)
【収録曲】
収録フリー・ジャズや前衛的という範疇に留まらないのがドルフィーの独特な持ち味。セッションマンとしての成果もその柔軟性を示している。1964年のベルリン没前の最後のアメリカ録音となり、ドルフィーの主張が聴ける唯一のもの。(CDジャーナルより)
【収録曲】
ジャッキ・マクリーン・バンド出身のトロンボニスト、グラシャンの初リーダー作。メンバーはマクリーン・バンドの同僚達にリー・モーガンを加えた形となっている。グラシャンのどこか陰のある、くぐもったトーンと空間を生かしたフレージングは、それまでのトロンボニスト達ーJ.J.ジョンソンやカーティス・フラーなどーとは一線を画しており、全く斬新なものであった。全曲グラシャンのオリジナルで占めらており、モード、フリーなどを取り入れたサウンドは今聴いてもフレッシュに響く。とりわけ、’Air Raid’におけるグラシャンの空間を生かしたソロにトニー・ウィリアムスのシャープなドラムが切り込んでいく様はなんともスリリングだ。また、全盛期を過ぎたとはいえ、リー・モーガンの火の玉のようなプレイも健在でグラシャンのダークな音色と好対照をなしている。グラシャンは寡作であり、残された録音は少ないが、本作は初リーダー作にして出世作でもあり、60年代前半のサウンドを代表する1枚といえよう。
【収録曲】
1.Air Raid
2.Evolution
3.The Coaster
4.Monk In Wonderland
【演奏者】
Grachan Concur III (tb), Lee Morgan (tp), Jackie McLean (as), Bobby Hutcherson (vib), Bob Cranshaw (ba), Tony Williams (ds)
【録音年】
1964.4
「音の魔術師」ことギル・エヴァンスがモダン・ジャズの巨人達を従えヴァーヴ・レコードに吹き込んだ、彼のキャリアの初期を代表する一枚。通常のビッグ・バンド編成とは異なり、フレンチ・ホルンやチューバ、ハープの導入など、早くもこの時期から彼が独自のサウンドを模索していたことが読みとれる。’Time Of The Barracudas’における空間を生かしたスコアと浮遊感のある不思議なハーモニーを理路整然と吹くホーン・セクションと、野性味溢れるドラミングでバンドを鼓舞するエルヴィン・ジョーンズが激突する瞬間のスリルや、’Las Vegas Tango’におけるゴージャズなブラス・セクションと重厚なラテンのリズムが混然一体となって耳に飛び込んでくる瞬間はたまらない。またギルのマジックにかかってしまった。 (Jazz Misty)
【収録曲】
1.Time Of The Barracudas(G.Evans)
2.The Barbara Song(B.Brecht, K.Weill)
3.Las Vegas Tango(G.Evans)
Flute Song / Hotel Me
4a.Flute Song(G.Evans)
4b.Hotel Me(G.Evans, M.Davis)
5.El Toreador(G.Evans)
6.Proclamation(G.Evans)
7.Nothing Like You(B.Dorough)
8.Concorde(J.Lewis)
9.Spoonful(W.Dixon)
【演奏者】
Phil Woods(as), Gil Evans(arr, cond, pf), Ben Tucker, Gary Peacock, Milt Hinton, Paul Chambers , Richard Davis , Ron Carter (ba), Elvin Jones, Osie Johnson (ds), Don Corrad, Jimmy Buffington, Julius Watkins , Ray Alonge, Bob Northern (frh), Barry Galbraith, Kenny Burrell (gt), Bob Maxwell, Margaret Ross (harp), Al Block, Andy Fitzgerald, Bob Tricarico, Eric Dolphy, Garvin Bushell, George Marge, Jerome Richardson (reeds), Steve Lacy (ss), Wayne Shorter (ts), Frank Rehak, Gil Cohen, Gil Cohen, Jimmy Cleveland, Tony Studd (tb), Bernie Grow, Ernie Royal, Johnny Coles, Louis Mucci, Thad Jones (tp), Bill Barber (tuba), Harry Lookofsky (Tenor Violin)
【録音年】
1963年3月、1964年4月