20世紀ジャズ名盤の全て

E.S.P./マイルス・デイビス -1960年代

“60年代黄金のクインテット”の中でも最大のキーマンとなるウェイン・ショーターとの初スタジオ・レコーディング。レパートリーを一新し、全曲メンバーの書き下ろしで構成。旧来のフォービートにとらわれないリズム感覚など、斬新なアイディアが満載だ。(CDジャーナルより)
 
【収録曲】
 
01E.S.P.
02EIGHTY – ONE
03LITTLE ONE
04R.J.
05AGITATION
06IRIS
07MOOD
 
【演奏者】
 
マイルス・デイビス(TP) ウェイン・ショーター(TS) ハービー・ハンコック(P) ロン・カーター(B) トニー・ウィリアムス(DS)
 
【録音年】
 
1965.1

マイルス・イン・ベルリン/マイルス・デイビス -ブログ

1964年9月のベルリンでのライヴを収めたアルバム。ジョージ・コールマンとサム・リヴァースを経て、ついにウェイン・ショーターが参加した黄金クインテットによる名演。彼が参加することでバンドにダイナミズムが生まれた。(CDジャーナルより)

【収録曲】

01MILESTONES
02AUTUMN LEAVES
03SO WHAT
04STELLA BY STARLIGHT
05WALKIN’
06GO – GO
 
【演奏者】
 
マイルス・デイビス(TP) ウェイン・ショーター(TS) ハービー・ハンコック(P) ロン・カーター(B) トニー・ウィリアムス(DS)
 
【録音年】
 
1964.9

マイルス・イン・トーキョー/マイルス・デイビス -ブログ

マイルス・デイビスの初来日公演の模様を収録したライヴ・アルバム。“代打”の形で帯同したサム・リヴァースのアブストラクトなソロが独特の空間を作り出している。アコースティック・ジャズの最高峰と言える一枚だ。(CDジャーナルより)

【収録曲】

01INTRODUCTION BY TERUO ISONO
02IF I WERE A BELL
03MY FUNNY VALENTINE
04SO WHAT
05WALKIN’
06ALL OF YOU
07GO GO
 
【演奏者】
 
マイルス・デイビス(TP) サム・リヴァース(TS) ハービー・ハンコック(P) ロン・カーター(B) トニー・ウィリアムス(DS)
 
【録音年】
 
1964.7

マイルス・イン・ヨーロッパ/マイルス・デイビス -1963年

1963年に帝王マイルスのクインテットがフランスで行ったライヴ。アグレッシヴな演奏がいかにもライヴらしく、勢いにのっていたグループであることが一聴してわかる。ジョージ・コールマンのソロも快調だ。(CDジャーナルより)

【収録曲】

01INTRODUCTION

02AUTUMN LEAVES

03MILESTONES

04I THOUGHT ABOUT YOU

05JOSHUA

06ALL OF YOU

07WALKIN’

(4)ボーナストラック

【演奏】

マイルス・デイビス(TP) ジョージ・コールマン(TS) ハービー・ハンコック(P) ロン・カーター(B) トニー・ウィリアムス(DS)

【録音】

1963年7月

ブラック・ホークのマイルス・デイビスVol.1&2/マイルス・デイビス -1961年

Vol.1

マイルス・デイヴィスのライヴ作の中でも一般的な意味で最も“ジャズらしい”アルバム。1961年の演奏で、スタンダード中心の聴きやすい内容。とはいえ、ウィントン・ケリーらメンバーのクオリティは相当高い。

Vol.2

帝王マイルスの入門者に最初に薦めるライヴ作としては最適の一枚。彼の代表曲である「ソー・ホワット」のほか、当時のレパートリーとして人気の高かった「イフ・アイ・ワー・ベル」も収録。お酒を片手に聴きたい。

(CDジャーナルより)

【収録曲】

Vol.1

01WALKIN’

02BYE BYE BLACKBIRD

03ALL OF YOU

04NO BLUES

05BYE BYE (THE THEME)

06LOVE, I’VE FOUND YOU

Vol.2

01WELL YOU NEEDN’T

02FRAN-DANCE

03SO WHAT

04ON GREEN DOLPHIN STREET

05OLEO

06IF I WERE A BELL

07NEO

【演奏】

マイルス・デイビス(TP) ハンク・モブレイ(TS) ウィントン・ケリー(P) ポール・チェンバース(B) ジミー・コブ(DS)

【録音】

1961年4月

サムデイ・マイ・プリンス・ウイル・カム/マイルス・デイビス -1961年

マイルスの元を去っていたコルトレーンが特別にゲスト参加し、最後の共演作となった人気盤。“シーツ・オブ・サウンド”と言われるコルトレーンの怒涛のフレージングと、センスあるマイルスのバランスが魅力。(CDジャーナルより)

【収録曲】

01SOMEDAY MY PRINCE WILL COME

02OLD FOLKS

03PFRANCING

04DRAD DOG

05TEO

06I THOUGHT ABOUT YOU

07BLUES NO.2

08SOMEDAY MY PRINCE WILL COME

(7)(8)ボーナストラック

【演奏】

マイルス・デイビス(TP) ウィントン・ケリー(P) ポール・チェンバース(B) (1)(5)ジョン・コルトレーン,(1)~(4)(7)(8)ハンク・モブレイ(TS) (1)~(6)(8)ジミー・コブ,(7)フィリー・ジョー・ジョーンズ(DS)

【録音】

1961年3月

スケッチ・オブ・スペイン/マイルス・デイビス -フリューゲルホーン

『クールの誕生』と並ぶギル・エヴァンスとの合作の名盤。ギルの編曲とマイルスのソロが見事に融和し、それまでになかったジャズを打ち出した。原曲であるクラシックの旋律とモード・ジャズが絶妙に絡む。(CDジャーナルより)

【収録曲】

01 CONCIERTO DE ARANJUEZ

02 WILL O’ THE WISP

03 THE PAN PIPER

04 SAETA

05 SOLEA

【演奏】

マイルス・デイビス(FLH,TP) ギル・エヴァンス&オーケストラ

【録音】

1959年11月

カインド・オブ・ブルー/マイルス・デイビス -1950年代

モダン・ジャズの歴史に残る名盤のBlu-spec CD化。さまざまな版が存在することでも知られる盤だが、これはマーク・ワイルダー他による2006年リマスタリング、リイシュー・プロデューサーがボブ・ベルデンのもの。オリジナル盤のジャケットをそのまま採用、ライナーノーツはビル・エヴァンスの日本語訳。

全世界で累計1000万枚を売り上げているジャズの名盤中の名盤。このアルバムで、今日のメインストリームにまで通じるモードという奏法が確立された。ビル・エヴァンスとジョン・コルトレーンという2人の巨人が参加している。(CDジャーナルより)

【収録曲】

01SO WHAT

02FREDDIE FREELOADER

03BLUE IN GREEN

04ALL BLUES

05FLAMENCO SKETCHES

【演奏】

マイルス・デイビス(TP) ジョン・コルトレーン(TS) (1)(2)(4)(5)キャノンボール・アダレイ(AS) (1)(3)~(5)ビル・エヴァンス(P) (2)ウイントン・ケリー(P) ポール・チェンバース(B) ジミー・コブ(DS)

【録音】

(1)~(3)1959年3月 (4)(5)1959年4月

マイルストーンズ/マイルス・デイビス -1950年代

マイルス・デイヴィスの名盤のひとつ。スタンダードとなった「マイルストーンズ」をはじめ、第1期黄金メンバーにキャノンボール・アダレイが加わった好演が満載。『カインド・オブ・ブルー』とともにモード手法を確立した金字塔的作品。(CDジャーナルより)

【収録曲】

01DR.JACKLE

02SID’S AHEAD

03TWO BASS HIT

04MILESTONES

05BILLY BOY

06STRAIGHT, NO CHASER

【演奏】マイルス・デイビス((1)~(4)(6)TP,(2)P) (1)(3)(4)(6)キャノンボール・アダレイ(AS) (1)~(4)(6)ジョン・コルトレーン(TS) (1)(3)~(6)レッド・ガーランド(P) ポール・チェンバース(B) フィリー・ジョー・ジョーンズ(DS)

【録音】1958年3月

マイルス・アヘッド/マイルス・デイビス -1950年代

マイルスとギル・エヴァンスのコラボレーション作品として1957年に吹き込まれた一作。ここでのマイルスはフリューゲルホルンに徹し、吹きまくるのではなく、抑制の効いた印象的なフレーズを連発している。(CDジャーナルより)
【収録曲】
01SPRINGSVILLE
02THE MAIDS OF CADIZ
03THE DUKE
04MY SHIP
05MILES AHEAD
06BLUES FOR PABLO
07NEW RHUMBA
08THE MEANING OF THE BLUES
09LAMENT
10I DON’T WANNA BE KISSED (BY ANYONE BUT YOU)
【演奏】
ギル・エヴァンス(指揮) マイルス・デイビス(FLH) バーニー・グロウ,アーニー・ロイヤル,ルイス・ムッチ,タフト・ジョーダン,ジョン・カリシ(TP) フランク・リハク,ジミー・クリーヴランド,ジョー・ベネット(TB) トム・ミッチェル(BS-TB) ウィリー・ラフ,トニー・ミランダ,ジミー・バフィントン(HR) ビル・ハーバー(TUB) リー・コニッツ(AS) ダニ・バンク(BS-CL) ロメオ・ペンク,シド・クーパー,エドヴィン・ケイン(FL,CL) ポール・チェンバース(B) アート・テイラー(DS)
【録音】
1957年

クッキン/マイルス・デイヴィス -1950年代

伝説のマラソン・セッションから生まれたプレスティッジ4部作の中でも、冒頭曲「マイ・ファニー・ヴァレンタイン」の美しさなどから評価の高い一枚。未完の大器コルトレーンの参加もその歴史的価値を不動にしている。(CDジャーナルより)
【収録曲】
01MY FUNNY VALENTINE
02BLUES BY FIVE
03AIREGIN
04TUNE UP|WHEN LIGHTS ARE LOW
【演奏】
マイルス・デイヴィス(TP) レッド・ガーランド(P) ポール・チェンバース(B) フィリー・ジョー・ジョーンズ(DS) (2)~(4)ジョン・コルトレーン(TS)
【録音】
1956年10月

スティーミン/マイルス・デイビス -1950年代

プレスティッジとの契約消化のため、強引に行なわれたマラソン・セッションのうちの一枚。マイルス・デイヴィスのスリリングなオープン・トランペットと艶やかなミュートの好対照な魅力が味わえる。(CDジャーナルより)
※ 曲目等の収録内容は変更になる場合があります。
【収録曲】
01SURREY WITH THE FRINGE ON TOP
02SALT PEANUTS
03SOMETHING I DREAMED LAST NIGHT
04DIANE
05WELL, YOU NEEDN’T
06WHEN I FALL IN LOVE
【仕様】
UHQCD
【演奏】
マイルス・デイヴィス(TP) ジョン・コルトレーン(TS) レッド・ガーランド(P) ポール・チェンバース(B) フィリー・ジョー・ジョーンズ(DS)
【録音】
(1)~(4)(6)1956.5 (5)1956.10

ワーキン/マイルス・デイビス -1950年代

史上名高いマラソン・セッションで吹き込まれたINGシリーズ4部作中の第3弾。美しいガーランドのソロにマイルスの絶妙なミュート・プレイで始まる「イット・ネヴァー・エンタード・マイ・マインド」などは秀逸。(CDジャーナルより)
【収録曲】
01IT NEVER ENTERED MY MIND
02FOUR
03IN YOUR OWN SWEET WAY
04THE THEME
05TRANE’S BLUES
06AHMAD’S BLUES
07HALF NELSON
08THE THEME
【演奏】
マイルス・デイヴィス(TP) ジョン・コルトレーン(TS) レッド・ガーランド(P) ポール・チェンバース(B) フィリー・ジョー・ジョーンズ(DS)
【録音】

(1)~(6)(8)1956年5月

リラクシン/マイルス・デイビス -1950年代

モダン・ジャズ史上に永遠のモニュメントを記録したレギュラー・クインテットの一枚。リラックスした中でマイルスの小粋なセンスにあふれたミュート・プレイが堪能できる。(CDジャーナルより)
【収録曲】
01IF I WERE A BELL
02YOU’RE MY EVERYTHING
03I COULD WRITE A BOOK
04OLEO
05IT COULD HAPPEN TO YOU
06WOODY’N YOU
【演奏】
マイルス・デイヴィス(TP) ジョン・コルトレーン(TS) レッド・ガーランド(P) ポール・チェンバース(B) フィリー・ジョー・ジョーンズ(DS)
【録音】
(1)~(4)1956.10 (5)(6)1956.5

マイルス~ザ・ニュー・マイルス・デイビス・クインテット -1950年代

コルトレーンを擁する黄金のクインテットのプレスティッジ初録音。荒削りながら、次代のジャズの創造意欲にあふれたサウンドを披露。

【収録曲】
01ジャスト・スクイーズ・ミー
JUST SQUEEZE ME (BUT DON’T TEASE ME)
02ノー・グレイター・ラヴ
There Is No Greater Love
03ハウ・アム・アイ・トゥ・ノウ?
HOW AM I TO KNOW?
04スポージン
S’POSIN
05ザ・テーマ
THE THEME
06ステイブルメイツ
STABLEMATES

【演奏者】
マイルス・デイヴィス(tp) ジョン・コルトレーン(ts) レッド・ガーランド(p) ポール・チェンバース(b) フィリー・ジョー・ジョーンズ(ds)

【録音】
1955年11月16日、ニュージャージーにて録音

ラウンド・アバウト・ミッドナイト/マイルス・デイビス -1950年代

米コロンビア移籍後にマイルス・デイビスが初めて録音した記念碑的なアルバム。貴重な未発表ライヴ・テイクを多数収録したファン垂涎のアイテムだ。最高傑作と言われるマイルスの名盤。

【収録曲】
01 ’ROUND MIDNIGHT
02 AH – LEU – CHA
03 ALL OF YOU
04 BYE BYE BLACKBIRD
05 TADD’S DELIGHT
06 DEAR OLD STOCKHOLM

【演奏者】
マイルス・デイビス(TP) ジョン・コルトレーン(TS) レッド・ガーランド(P) ポール・チェンバース(B) フィリー・ジョー・ジョーンズ(DS)

【録音】
1955年、1956年

ザ・ミュージング・オブ・マイルス/マイルス・デイビス -1950年代

マイルスの長いキャリアの中でも珍しいワン・ホーン・カルテットによる演奏。サックスのサウンドがないぶん、軽やかな雰囲気が強調されて聴きやすい。コルトレーン参加後にはない魅力を持った作品だ。(CDジャーナルより)

【収録曲】
01 WILL YOU STILL BE MINE?
02 I SEE YOUR FACE BEFORE ME
03 I DIDN’T
04 A GAL IN CALICO
05 A NIGHT IN TUNISIA
06 GREEN HAZE

【演奏】
マイルス・デイヴィス(TP) レッド・ガーランド(P) オスカー・ペティフォード(B) フィリー・ジョー・ジョーンズ(DS)

【録音】
1955年6月

マイルス・デイビス&モダン・ジャズ・ジャイアンツ -1950年代

1954年のクリスマス・イヴに行なわれたセッションの音源を中心に構成。マイルス・デイヴィスとセロニアス・モンクのせめぎ合いの記録として名高く、中でもミルト・ジャクソンの柔らかなヴァイブで幕を開ける「ザ・マン・アイ・ラヴ」は珠玉の出来。(CDジャーナルより)

【収録曲】
01 THE MAN I LOVE
02 SWING SPRING
03 ’ROUND ABOUT MIDNIGHT
04 BEMSHA SWING
05 THE MAN I LOVE

【演奏】
マイルス・デイヴィス(TP) ミルト・ジャクソン(VIB) セロニアス・モンク,レッド・ガーランド(P) パーシー・ヒース,ポール・チェンバース(B) ケニー・クラーク,フィリー・ジョー・ジョーンズ(DS) ジョン・コルトレーン(TS)

【録音】
(1)(2)(4)(5)1954年12月 (3)1956年10月

バグス・グルーブ/マイルス・デイビス -1950年代

マイルスがミルト・ジャクソンのヴァイブをフィーチャーしたプレスティッジの名盤。タイトル曲の他、「エアジン」や「オレオ」といった後のスタンダードがずらり。唯一無二のピアノ・フレーズを連発するモンクも本作のハイライト。(CDジャーナルより)

【収録曲】
01 BAGS’ GROOVE
02 BAGS’ GROOVE
03 AIREGIN
04 OLEO
05 BUT NOT FOR ME
06 DOXY
07 BUT NOT FOR ME

【演奏】
マイルス・デイヴィス(TP) ソニー・ロリンズ(TS) ミルト・ジャクソン(VIB) セロニアス・モンク,ホレス・シルヴァー(P) パーシー・ヒース(B) ケニー・クラーク(DS)

【録音】
(1)(2)1954年12月 (3)~(7)1954年6月

ウォーキン/マイルス・デイビス -1950年代

マイルスがリーダーとして自己を確立しつつあったころを代表するハード・バップ作。後のバンドスタンドにおいては、はるかにアップ・テンポで演奏されるタイトル曲やスタンダード化する「ソーラー」などが収録されている。(CDジャーナルより)

【収録曲】
01 WALKIN’
02 BLUE ‘N BOOGIE
03 SOLAR
04 YOU DON’T KNOW WHAT LOVE IS
05 LOVE ME OR LEAVE ME

【演奏】
マイルス・デイヴィス(TP) J.J.ジョンソン(TB) ラッキー・トンプソン(TS) デイヴ・シルドクラウト(AS) ホレス・シルヴァー(P) パーシー・ヒース(B) ケニー・クラーク(DS)

【録音】
1954年4月

コレクターズ・アイテム/マイルス・デイビス -1950年代

マイルス、パーカー、ロリンズといった偉大なる3人の白熱のセッションを含む作品。マイルスの美しいミュートが冴え渡り、まさにコレクターズ・アイテムな名作。(CDジャーナルより)

【収録曲】
01 THE SERPENT7S TOOTH
02 THE SERPENT’S TOOTH
03 ROUND ABAOUT MIDNIGHT
04 COMPULSION
05 NO LINE
06 VIERD BLUES
07 IN YOUR OWN SWEET WAY

【演奏】
マイルス・デイヴィス(TP)ソニー・ロリンズ(TS)(1)~(4)ウォルター・ビショップ(P)(1)~(4)パーシー・ヒース(B)(1)~(4)フィリー・ジョー・ジョーンズ(DS)(1)(2)(4)チャーリー・パーカー(TS)(5)~(7)トミー・フラナガン(P)(5)~(7)ポール・チェンバース(B)(5)~(7)アート・テイラー(DS)

【録音】
(1)~(4)1953年1月 (5)~(7)1956年3月

テンパス・フュージット~オン・ブルーノート/マイルス・デイビス -1952年

52~54年、マイルスがブルーノートに残したリーダー・セッションをまとめたもの。従来の『マイルス・デイヴィスVol.1』『同Vol.2』に未発表テイクを合わせてコンプリートにしたものだ。……40年前から、マイルスはグレイトだった。必聴。(CDジャーナルより)

【収録曲】

[Disc 1]
01 ディア・オールド・ストックホルム
02 チャンス・イット (別テイク)
03 同
04 ドナ (別テイク)
05 同
06 ウディン・ユー (別テイク)
07 同
08 イエスタデイズ
09 ハウ・ディープ・イズ・ジ・オーシャン
10 ケロ (別テイク)
11 同
12 エニグマ (別テイク)
13 同
14 レイズ・アイディア (別テイク)
15 同
[Disc 2]
01 テンパス・フュージット
02 同 (別テイク)
03 C.T.A. (別テイク)
04 同
05 アイ・ウェイテッド・フォー・ユー
06 テイク・オフ
07 レイジー・スーザン
08 ザ・リープ
09 ウェル・ユー・ニードント
10 ウィアード
11 イット・ネヴァー・エンタード・マイ・マインド

【演奏】

マイルス・デイヴィス(tp)他

【録音】
1952年~1954年

ディグ/マイルス・デイビス -1951年

イルスの輝かしい1950年代の到来を告げるにふさわしい傑作。ロリンズやマクリーンといった、のちのシーンを背負って立つプレーヤーも目を引くが、全体の疾走感をリードしているのは間違いなくブレイキーだろう。(CDジャーナルより)

【収録曲】

01 DIG
02 IT’S ONLY A PAPER MOON
03 DENIAL
04 BLUING
05 OUT OF THE BLUE
06 CONCEPTION
07 MY OLD FLAME
(6)(7)ボーナストラック

【演奏】

マイルス・デイヴィス(TP) ジャッキー・マクリーン(AS) ソニー・ロリンズ(TS) ウォルター・ビショップJr.(P) トミー・ポッター(B) アート・ブレイキー(DS)

【録音】

1951年10月

エズセティック/リー・コニッツ&マイルス・デイビス -1951年

マイルスを含むセクステットでコニッツのアブストラクトな名演が楽しめるセッションに、鬼才テディ・チャールズのクァルテットによる革新的なセッションを収録した作品。(CDジャーナルより)

【収録曲】

01 ODJENAR
02 HI BECK
03 YESTERDAYS
04 EZZ-THETIC
05 INDIAN SUMMER
06 DUET FOR SAXPHONE & GUITAR
07 EDGING OUT
08 NOCTURNE
09 COMPOSITION FOR FOUR PIECES
10 A NIGHT IN TUNISIA

【演奏】

(1)~(6)リー・コニッツ(AS) (1)~(4)マイルス・デイヴィス(TP) (1)~(6)ビリー・バウアー(G) (1)~(4)サル・モスカ(P) (1)~(4)アーノルド・フィシュキン(B) (1)~(4)マックス・ローチ(DS) (7)~(10)テディ・チャールズ(VIB) (7)~(10)ジミー・レイニー(G) (7)~(10)ディック・ニヴィソン(B) (7)~(10)エド・ショーネシー(DS)

【録音】

(1)~(6)1951年3月 (7)~(10)1952年12月

パリ・インターナショナル・ジャズ・フェスティバル/マイルス・デイビス -1940年代

「クールの誕生」発表後、マイルスがタッド・ダメロンとの双頭バンドで出演したパリでのライヴ。ビバップの枠を出ないが、1940年代末の時点で自身のサウンドを持っていた帝王のスタイルをたどることができる。(CDジャーナルより)

【収録曲】
01 RIFFTIDE
02 GOOD BAIT
03 DON’T BLAME ME
04 LADY BIRD
05 “WAH” “HOO”
06 ALLEN’S ALLEY
07 EMBRACEABLE YOU
08 ORNITHOLOGY
09 ALL THE THINGS YOU ARE
10 LOVER MAN
11 THE SQUIRREL
(10)(11)ボーナストラック

【演奏者】
マイルス・デイビス(TP) ジェームス・ムーディ(TS) タッド・ダメロン(P) バーニー・スパイラー(B) ケニー・クラーク(DS)

【録音】
1949年5月

クールの誕生/マイルス・デイビス -1950年

1949~50年にかけて録音された歴史的名盤。コード進行に従順なビ・バップのアドリブ至上主義に対し、練り上げられた楽曲そのもので挑戦した意欲作。編曲に携わったギル・エヴァンスの功績も大きい。(CDジャーナルより)

【収録曲】
01 MOVE
02 JERU
03 MOON DREAMS
04 VENUS DE MILO
05 BUDO
06 DECEPTION
07 GODCHILD
08 BOPLICITY
09 ROCKER
10 ISRAEL
11 ROUGE

【演奏者】
マイルス・デイヴィス(TP) カイ・ウィンディング(TB) ジュニア・コリンズ(FLH) ジョン・バーバー(TUB) リー・コニッツ(AS) ジェリー・マリガン(BRS) アル・ヘイグ(P) マックス・ローチ(DS) (3)(4)(6)(8)~(11)J.J.ジョンソン(TB) (4)(8)(11)サンディ・シーゲルスタイン(FKH) ネルソン・ボイド(B) (3)(4)(6)(8)~(11)ジョン・ルイス(P) (4)(8)(10)(11)ケニー・クラーク(DS) 他

【録音】
1949年1月、4月、1950年3月

ドゥー・バップ/マイルス・デイビス -1990年代

帝王最後のスタジオ録音は、当時ブレイクの兆しを見せていたラップを大胆に取り入れた作品だった。もっとも巷にあふれる似て非なるラップとはとても比べられない。彼はストリートと芸術をおなじ次元に定着させた。

 

アーティスト:マイルス・デイヴィス(TP) ケニー・ギャレット(AS) デロン・ジョンソン(KEY) イージー・モー・ビー(PROG,SAMPLES,RAP) 他

 

収録曲:

01MYSTERY
02THE DOO – BOP SONG
03CHOCOLATE CHIP
04HIGH SPEED CHASE
05BLOW
06SONYA
07FANTASY
08DUKE BOOTY
09MYSTERY

ライブ・アット・モントルー/マイルス・デイビス -1990年代

ギル・エバンスのスコアをクインシー・ジョーンズが再現し、そこにマイルスが入るという驚きの企画。常に未来しか見なかったマイルスがここに来て過去を振り返ったのは、死期が近いことを悟っていたのだろうか。

 

アーティスト:マイルス・デイヴィス,ルー・ソロフ,マイルス・エヴァンス(TP) クインシー・ジョーンズ(指揮) ケニー・ギャレット(AS) ウォレス・ルーニー(TP,FLH) ジョージ・アダムス(TS,FL) ギル・ゴールドスタイン(KEY) グラディ・テイト(DS) 他

 

収録曲:

01INTRODUCTION BY CLAUDE NOBS AND QUINCY JONES
02BOPLICITY
03INTRODUCTION TO MILES AHEAD MEDLEY
04SPRINGSVILLE
05MAIDS OF CADIZ
06THE DUKE
07MY SHIP
08MILES AHEAD
09BLUES FOR PABLO
10INTRODUCTION TO PORGY AND BESS MEDLEY
11ORGONE
12GONE, GONE, GONE
13SUMMERTIME
14HERE COME DE HONEY MAN
15THE PAN PIPER
16SOLEA

シエスタ/マイルス・デイビス&マーカス・ミラー -1980年代

マイルスとマーカス・ミラーの共同作業で制作した映画音楽ともいえる作品だが、映画を離れても楽しめる。ジャズファンならずとも食指の動く内容で、映画ファン、ブラック・ミュージック等に興味のある人は必聴。

 

アーティスト:マイルス・デイヴィス(TP) マーカス・ミラー(OTHER INSTRUMENTS) ジェイソン・マイルス(SYN-PROG) (2)ジョン・スコフィールド(G) オマー・ハキム(DS) (8)アール・クルー(G) (10)ジェームス・ウォーカー(FL)

 

収録曲:

01LOST IN MADRID PART 1
02SIESTA|KITT’S KISS|LOST IN MADRID PART 2
03THEME FROM AUGUSTINE|WIND|SEDUCTION|KISS
04SUBMISSION
05LOST IN MADRID PART 3
06CONCHITA|LAMENT
07LOST IN MADRID PART 4|RAT DANCE|THE CALL
08CLAIRE|LOST IN MADRID PART 5
09AFTERGLOW
10LOS FELIZ

 
〈録音〉
1987年

TUTU/マイルス・デイビス -1980年代

古巣CBSと決別しワーナーに移籍後の第1作。レコード会社をかわり、オーバー・ダビングという録音手法に主眼が置かれていても、マイルスの本質に何ら変化はなく、孤高の世界を築き上げた彼ならではの音楽が聴ける。

 

アーティスト:マイルス・デイビス(tp)マーカス・ミラー(b,syn,asx,ds,etc)バーナード・ライト、アダム・ホルツマン(syn)マイケル・ウルバニアク(e-vln)オマー・ハキム(ds)ポリーニョ・ダ・コスタ、スティーブ・リード(per)

 

収録曲:

01TUTU

02トーマス

03ポーシア

04スプラッチ

05バックヤード・リチュアル

06パーフェクト・ウェイ

07ドント・ルーズ・ユア・マインド

08フル・ネルソン

〈録音〉
1986年

オーラ/マイルス・デイビス -1980年代

つねにジャズ界をリードし続けたマイルスだが、往年の牽引者的立場ではなくなったものの、ワン&オンリーの世界を築き、聴き手を魅了するのは帝王の名に相応しいものだ。デンマーク録音で久々のオーケストラ作品。

 

アーティスト:マイルス・デイヴィス(tp)パレ・ミケルボルグ(tp,arr,指揮)ジョン・マクラフリン(g)ヴィンス・ウィルバーン(ds)マリリン・マズール(perc)ニールス・ペデルセン(b)他

 

収録曲:

01INTRO
02WHITE
03YELLOW
04ORANGE
05RED
06GREEN
07BLUE
08ELECTRIC RED
09INDIGO
10VIOLET

〈録音〉
1985年

ユア・アンダー・アレスト、マイルス・デイビス -1984年

マイケル・ジャクソンやプリンスの影響がうかがえる、80年代のマイルス・デイビスを代表する一作。当時のポップ感を多分に含みながらも、本来彼が持つ哀愁感は失われるどころかむしろ増している。

-内容(「CDジャーナル」データベースより)

 

アーティスト:マイルス・デイビス(TP,(1)VO,(5)(6)SYN) ロバート・アーヴィング3(SYN) ダリル・ジョーンズ(B) スティーヴ・ソーントン(PERC,(1)VO) ジョン・スコフィールド(G,(4)~(6)OMIT) (1)(8)(9)ボブ・バーグ(SS,TS) (4)~(6)ジョン・マクラフリン(G) (1)(7)~(9)アル・フォスター,(2)~(6)ヴィンス・ウィルバーン,Jr.(DS) (1)スティング,マレク・オルコ(VO) (1)ジェームス・プリンディヴィル(HANDCUFFS)

 

01ONE PHONE CALL|STREET SCENES
02HUMAN NATURE
03MD 1|SOMETHING’S ON YOUR MIND|MD 2
04MS.MORRISINE
05KATIA PRELUDE
06KATIA
07TIME AFTER TIME
08YOU’RE UNDER ARREST
09MEDLEY; JEAN PIERRE|YOU’RE UNDER ARREST|THEN THERE WERE NONE

〈録音〉
1984年

デコイ、マイルス・デイビス -1983年

マイルス晩年のコロムビア盤で比較的地味な一枚。しかしカムバック後に調子を取り戻したトランペットが聴けるアルバムであり、シンセサイザーを取り入れるなど新たな音楽の地平を目指す姿がうかがえる貴重な作品でもある。

―内容(「CDジャーナル」データベースより)

 

アーティスト:マイルス・デイビス(TP,SYN) ビル・エヴァンス,ブランフォード・マルサリス(SS) ロバート・アーヴィングIII(SYN) ジョン・スコフィールド(G) ダリル・ジョーンズ(EL-B) アル・フォスター(DS) ミノ・シネル(PERC)

 

01DECOY
02ROBOT 415
03CODE M.D.
04FREAKY DEAKY
05WHAT IT IS
06THAT’S RIGHT
07THAT’S WHAT HAPPENED

〈録音〉
1983年

スター・ピーブル、マイルス・デイビス -1982年

カムバック後のマイルスを象徴する強力な布陣によるライヴ音源。マーカス・ミラーのベースあり、ジョンスコとマイキーの二人によるツイン・ギターありと、共演者が注目を集めるあたりが80年代マイルス作らしい。

-内容(「CDジャーナル」データベースより)

 

アーティスト:マイルス・デイビス(TP,KEY) ミノ・シネル(PERC) ビル・エヴァンス(TS,SS) ジョン・スコフィールド,マイク・スターン(EL-G) マーカス・ミラー,トム・バーニー(EL-B) アル・フォスター(DS)

 

01COME GET IT
02IT GETS BETTER
03SPEAK
04STAR PEOPLE
05U ‘N’ I
06STAR ON CICELY

 
〈録音〉
1982年

MILES!MILES!MILES!~ライブ・イン・ジャパン’81、マイルス・デイビス -1981年

 

復帰後初の日本公演の模様を収めたライブ。足の痛みをこらえてステージを歩き回るあの日のマイルスの姿が、このアルバムを聴くとよみがえってくる。帝王の吹く音は弱々しく痛々しいが、表現の執念が濃厚に感じられる。

 

アーティスト:マイルス・デイビス(tp)ビル・エバンス(ts、ss)マイク・スターン(g)マーカス・ミラー(b)アル・フォスター(ds)ミノ・シネル(per)

 

DISC01

01バック・シート・ベティ

02ウルスラ

03マイ・マンズ・ゴーン・ナウ

04アイーダ

 

DISC02

01ファット・タイム

02ジャン・ピエール

〈録音〉
1981年

ウイ・ウォント・マイルス、マイルス・デイビス -1981年

6年の沈黙を破り表舞台に復帰したマイルスのツアーから、東京、NY、ボストンでの公演をもとにテオ・マセロが編集した秀逸なライヴ作。当時若手だったマイク・スターンらとのエネルギッシュなインタープレイが聴きもの。

-内容(」「CDジャーナル」データベースより)

 

アーティスト:マイルス・デイビス(TP) マーカス・ミラー(EL-B) ビル・エヴァンス(TS,SS) マイク・スターン(EL-G) アル・フォスター(DS) ミノ・シネル(PERC)

 

[Disc 1]
01JEAN PIERRE
02BACK SEAT BETTY
03FAST TRACK
04JEAN PIERRE
05URSULA
06AIDA
[Disc 2]
01MY MAN’S GONE NOW
02KIX
03FAT TIME

〈録音〉
1981年

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