20世紀ジャズ名盤の全て

デューク・エリントン・プレゼンツ -1950年代

半数以上がスタンダート・ナンバーで聴きやすい本作。全体にしっとりムードが漂い、通好みの仕上がり。特に「デイ・ドリーム」でのジョニー・ホッブスのソロが素晴らしい。(CDジャーナルより)

01SUMMERTIME
02LAURA
03I CAN’T GET STARTED
04MY FUNNY VALENTINE
05EVERYTHING BUT YOU
06FRUSTRATION
07COTTON TAIL
08DAY DREAM
09DEEP PURPLE
10INDIAN SUMMER
11BLUES
演奏
デューク・エリントン(P) キャット・アンダーソン,ウィリー・クック,クラーク・テリー(TP) レイ・ナンス(TP,VN,VO) ジミー・ハミルトン(CL,TS) ブリット・ウッドマン,ジョン・サンダース,クェンティン・ジャクソン(TB) ラッセル・プロコープ(CL,AS) ジョニー・ホッジス(AS) ポール・ゴンザルヴェス(TS) ハリー・カーネイ(BRS,B-CL) ジミー・ウッド(B) サム・ウッドヤード(DS) ジミー・グリッサム(VO)
録音
56.2

ザ・デューク/デューク・エリントン・オーケストラ -1950年代

エリントンが1956年にベツレヘムに残した2作品の内の1枚。30年にもわたる楽団のレパートリーの再演ながら、楽曲に新たな息吹きを吹き込むアレンジの素晴らしさが真骨頂といえる。ジョニー・ホッジスの参加にも注目。(CDジャーナルより)

【収録曲】
01 EAST ST.LOUIS TOODLE-O
02 CREOLE LOVE CALL
03 STOMPY JONES
04 THE JEEP IS JUMPIN’
05 JACK THE BEAR
06 IN A MELLOW TONE
07 KO-KO
08 MIDRIFF
09 STOMP LOOK AND LISTEN
10 UNBOOTED CHARACTER
11 LONESOME LULLABY
12 UPPER MANHATTAN MEDICAL GROUP

【演奏者】
デューク・エリントン(P,指揮) キャット・アンダーソン,ウイリー・クック,クラーク・テリー,レイ・ナンス,クエンティン・ジャクソン,ジョン・サンダース,ブリット・ウッドマン,ジミー・ハミルトン,ジョニー・ホッジズ,ラッセル・プロコープ,ポール・ゴンザルベス,ハリー・カーネイ,デューク・エリントン,ジミー・ウッド,サム・ウッドヤード

【録音】
1956年2月

ハイ・ファイ・エリントン・アップ・タウン/デューク・エリントン -1951年

1952年にレコーディングされたデューク・エリントンの作品。何といってもハイライトは凄腕でならしたルイ・ベルソンのドラムだろう。「A列車で行こう」などの周知の楽曲も良く練られたアレンジで、聴く者を飽きさせない。

【収録曲】

01 SKIN DEEP
02 THE MOOCHE
03 TAKE THE “A” TRAIN
04 PERDIDO
〈コントラヴァーシャル組曲〉
05 BEFORE MY TIME
06 LATER
〈ハーレム組曲〉
07 A TONE PARALLEL TO HARLEM
(7)ボーナストラック

【演奏】

デューク・エリントン(P) デューク・エリントン楽団 他

【録音】

(1)1952年2月 (2)(4)1952年7月 (3)1952年6月 (5)~(7)1951年12月

マスターピーセズ/デューク・エリントン -1951年

デューク・エリントンは、SPレコードが主流であった1930年代から、長時間録音の試みを行なってきたが、彼が所属するコロムビア・レコードが、Hi-Fi録音技術の発達と共に1948年6月にLPレコードを開発したのを期に、エリントンは、1950年に自身の作品に新たにコンサート・アレンジを施し、アルバム制作に臨んだ。録音は同年12月18日と19日に行なわれ、往年の代表曲に、1948年に書かれた「刺青の花嫁」を加えた4曲が主要メンバーのソロ演奏を多く含んだ、1曲が約10分以上にも及ぶ長尺の演奏でモノーラル収録された。このアルバムに参加している楽団メンバーには、長期間在籍している充実した面々が揃っていたが、翌年の1951年には何人かの主要メンバーが退団する。特に、ドラマーのソニー・グリアーにとっては、これがエリントン楽団での最後の演奏となった。 このアルバムは、デューク・エリントンの記念すべき最初のLPであると同時に、その優れた演奏内容から、デュークの1950年代を代表するアルバムのひとつに数えられている。

【収録曲】

括弧内は作者

1 ムード・インディゴ Mood Indigo  (A.Bigard-Ellington-Mills) 15:26
2 ソフィスティケイテッド・レディ Sophisticated Lady  (Ellington-Parish-Mills) 11:28
3 刺青の花嫁 The Tatooed Bride (Ellington) 11:41
4 ソリチュード Solitude (Ellington-Delang-Mills) 8:24

【演奏者】

キャット・アンダーソン (Cat Anderson) トランペット
ハロルド・ベイカー (Harold Baker) トランペット
ネルソン・ウィリアムス (Nelson Williams) トランペット
アンドレス・メレンギト (Andres Merenghito) トランペット
レイ・ナンス (Ray Nance) トランペット
ローレンス・ブラウン (Lawrence Brown) トロンボーン
クウェンティン・ジャクソン (Quentin Jackson) トロンボーン
タイリー・グレン (Tyree Glenn) トロンボーン
マーサ・エリントン (Mercer Ellington) フレンチホルン
ジョニー・ホッジス (Johnny Hodges) アルト・サクソフォーン
ラッセル・プロコープ (Russell Procope) アルト・サクソフォーン、クラリネット
ジミー・ハミルトン (Jimmy Hamilton) クラリネット、テナー・サクソフォーン
ポール・ゴンザルヴェス (Paul Gonsalves) テナー・サクソフォーン
ハリー・カーネイ (Harry Carney) バリトン・サクソフォーン
デューク・エリントン (Duke Ellington) ピアノ
ビリー・ストレイホーン (Billy Strayhorn) ピアノ
ウェンデル・マーシャル (Wendell Marshall) ベース
ソニー・グリアー (Sonny Greer) ドラム
イヴォンヌ・ロナーゼ (Yvonne Lanauze) ヴォーカル(収録曲1.2のみ参加)

【主な発売記録】

レコード 1951年 COLUMBIA ML-4418

ブルーバード 栄光の遺産~デューク・エリントン 1927~1934 -1930年以前

偉大なエリントンの偉大なる第一歩。1927年から1934年までの作品の中から22曲を選曲。

【収録曲】
01 BLACK AND TAN FANTASIE
02 WASHINGTON WABBLE
03 CREOLE LOVE CALL
04 BLUES I LOVE TO SING
05 EAST ST.LOUIS TOODLE-OO
06 BLACK BEAUTY
07 THE MOOCHE
08 FLAMING YOUTH
09 SATURDAY NIGHT FUNCTION
10 COTTON CLUB STOMP
11 SHOUT ‘EM , AUNT TILLIE
12 RING DEM BELLS
13 OLD MAN BLUES
14 MOOD INDIGO
15 ROCKIN’ IN RHYTHM
16 CREOLE RHAPSODY, PART1
17 CREOLE RHAPSODY, PART2
18 ECHOS OF THE JUNGLE
19 DAYBREAK EXPRESS
20 DELTA SERENADE
21 STOMPY JONES
22 SOLITUDE

【演奏者】
デューク・エリントン・オーケストラ

【録音】
1927年~1934年

ザ・ベスト・オブ・アーリー・エリントン/デューク・エリントン -1930年以前

20世紀の米国音楽の偉大なる作曲家、エリントンの初期作品集。コットン・クラブで活躍していた若さとパワーあふれる20代後半の時期に吹き込んだ名演が収録され、初期代表曲も満載の一枚。(CDジャーナルより)

【収録曲】
01 EAST ST.LOUIS TOODLE-O
02 BIRMINGHAM BREAKDOWN
03 BLACK AND TAN FANTASY
04 TAKE IT EASY
05 JUBILEE STOMP
06 BLACK BEAUTY
07 YELLOW DOG BLUES
08 TISHOMINGO BLUES
09 AWFUL SAD
10 THE MOOCHE
11 DOIN’ THE VOOM VOOM
12 RENT PARTY BLUES
13 HARLEM FLAT BLUES
14 JOLLY WOG
15 JAZZ CONVULSIONS
16 SWEET MAMA
17 COTTON CLUB STOMP
18 MOOD INDIGO
19 ROCKIN’ IN RHYTHM
20 CREOLE RHAPSODY – PART 1 AND 2

【演奏者】
デューク・エリントン(P,指揮) デューク・エリントン・オーケストラ

【録音】
1926年11月~1931年1月

デジタル・デューク/デューク・エリントン・オーケストラ -1980年代

エリントン自身はデジタル録音が普及する前に死去したため、素晴らしい録音を残すことができなかったが、息子のマーサーがデジタル録音の本作を残した。お馴染みのレパートリーでオーディオ・ファンには必聴だ。

 

アーティスト:クラーク・テリー,ルー・ソロフ(TP,FLH) ブリット・ウッドマン,アル・グレイ(TB) ローランド・ハナ(P) ルイ・ベルソン(DS) ブランフォード・マルサリス(TS) エディ・ダニエルズ(TS,CL) マーサ・エリントン指揮 デューク・エリントン・オーケストラ 他

 

収録曲:

01SATIN DOLL
02COTTONTAIL
03PRELUDE TO A KISS
04PERDIDO
05MOOD INDIGO
0622 CENT STOMP
07DO NOTHIN’ TILL YOU HEAR FROM ME
08JEEP’S BLUES
09IN MY SOLITUDE
10IN A MELLOTONE
11SOPHISTICATED LADY
12TAKE THE A TRAIN

〈録音〉
1987年

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