ライブ・イン・パリ82、スタン・ゲッツ -1982年
82年にパリのクラブ、ニュー・モーニングで行なわれたライヴ・テイクを収録。パリの洗練された雰囲気が、彼の奏でる音色からも伝わってくる。ライヴとは思えないほどクリアな音も魅力。
―内容(「CDジャーナル」データベースより)
アーティスト:スタン・ゲッツ(TS) ジム・マクニーリー(P) マーク・ジョンソン(B) ビクター・ルイス(DS)
〈録音〉
1982年
82年にパリのクラブ、ニュー・モーニングで行なわれたライヴ・テイクを収録。パリの洗練された雰囲気が、彼の奏でる音色からも伝わってくる。ライヴとは思えないほどクリアな音も魅力。
―内容(「CDジャーナル」データベースより)
アーティスト:スタン・ゲッツ(TS) ジム・マクニーリー(P) マーク・ジョンソン(B) ビクター・ルイス(DS)
〈録音〉
1982年
名作曲家にして名編曲家であったクラウス・オガーマンとマイケル・ブレッカーの幸せな邂逅。当時若手最有望株であったサクソフォニストの実力を引き出し、ジャズとクラシックの垣根を超える名作となった82年の記録。
―内容(「CDジャーナル」データベースより)
アーティスト:クラウス・オガーマン(COND) マイケル・ブレッカー(SAX) スティーヴ・ガッド(DS) (2)ジョン・トロペイ,(4)バズ・フェイテン(G) (1)(3)エディ・ゴメス,(2)(4)~(6)マーカス・ミラー(B) (2)(4)パウリーニョ・ダ・コスタ(PERC) 他
〈録音〉
1982年
ディスコ系サウンドを追究していたころのハービーがロッド・テンパートンを迎え、クインシー・ジョーンズを意識して制作されたと言われる82年作品。TOTOのメンバーらを加えたパーティ的な雰囲気が特徴。
―内容(「CDジャーナル」データベースより)
アーティスト:ハービー・ハンコック(KEY,VO) ナラダ・マイケル・ウォルデン(DS) ルイス・ジョンソン(B) ポリーニョ・ダ・コスタ(PERC) パティ・オースティン(VO) スティーヴ・ルカサー(G) ジェフ・ポーカロ(DS) 他
〈録音〉
1982年
82年7~10月、『オフランプ』時のメンバーで行なわれた80公演にも及ぶ全米ツアーから選りすぐって選曲された、グループ初のライヴ・アルバム。ライヴの魅力満載の2枚組。
―内容(「CDジャーナル」データベースより)
アーティスト:パット・メセニー(G,G-SYN) ライル・メイズ(P,SYN,OG 他) スティーヴ・ロドビー(B,EL-B,B-SYN) ダン・ゴットリーブ(DS) ナナ・ヴァスコンセロス(PERC,VO)
〈録音〉
1982年
元イラケレのメンバーだったパキートがソニーに残した2枚目のアルバム。奔放で情熱的なプレイはもちろん魅力的だが、その影にあるこの人の生真面目さも見過ごしてはならない。本作にはその特質がよく出ている。
アーティスト:パキート・デリベラ(as,ss)ランディ・ブレッカー(tp)ヒルトン・ルイス,ホルヘ・ダルト(p)ジェフ・フラー(b)エディ・ゴメス(b)ジョージ・ワデニウス(g)イグナシオ・ベロア(ds)ダニエル・ポンセ(per)
01マリエル
02マイアミ
03クラウディア
04ニューヨーク・イズ・ユー
05ワバンゴ
06モンクートゥーノ
07モーメンツ・ノーティス
〈録音〉
1982年
オーネット・コールマンのもとからハーモロディック理論を体得し巣立ったギタリストの82年作品。メイジャーCBS(これは2弾目)が放っておけなかったブラックごった煮音楽のパワーと勢いが生々しく詰め込まれている。表題は彼の自由な思想の表われだ。
―内容(「CDジャーナル」データベースより)
アーティスト:ジェームス・ブラッド・ウルマ―(g)アミン・アリ(b)ロナルド・ドレイトン(g)カルビン・ウエストン(ds,vo)コーネル・ロチェスター(ds)サム・サンダース(ts)アイリーン・ダッチャー(vo)
〈録音〉
1982年
向かって左のスピーカーからはフレディ・ハバードのトランペットが、右のスピーカーからはウディ・ショトウのトランペットが、そしてベニー・ゴルソンらが絶妙のサポートを繰り広げる。ブラウニー死して26年後82年の賛歌。特に親友ゴルソンの作品が秀逸。
―内容(「CDジャーナル」データベースより)
アーティスト:フレディ・ハバード,ウディ・ショウ(TP) ベニー・ゴルソン(TS) ケニー・バロン(P) セシル・マクビー(B) ベン・ライリー(DS)
〈録音〉
1982年
69年の作品同様、スペインの市民戦争にインスパイアされて生まれたアルバム。民謡を素材にした曲が多いが、その悲痛な響きはヘイデンの悲しみと憤りをそのまま映し出しているようだ。あまりに美しい鎮魂の歌。
アーティスト:チャーリー・ヘイデン(b)カーラ・ブレイ(p)ドン・チェリー(pocket,tp)マイク・マントラ―(tp)ゲイリー・バレンテ(tp)ステーブ・スレイグル(as,ss,cl,fl)ジム・ペッパー(ts,ss,fl)デューイ・レッドマン(ts)シャロン・フリーマン(frh)ミック・グッドリック(g)ポール・モチアン(ds)
〈録音〉
1982年
仕事に対するハングリーさがないので、最高の実力を持ちながら地味な活動しかしてこなかった宮沢昭が、81年の「マイ・ピッコロ」そして82年のこのアルバムをきっかけに昔とったきねづかの実力を従来にも増してシャープに発揮している。
-内容(「CDジャーナル」データベースより)
アーティスト:宮沢昭(TS,SS)佐藤允彦(P)井野信義(B)日野元彦(DS)
〈録音〉
1982年
“四季4部作”の3作目となる作品。「パッヘルベルのカノン」やバッハの「主よ,人の望みの喜びよ」などのクラシック曲も含めた楽曲で綴られた、静かに雪が降り積もっていく冬景色を描いたアルバム。
-内容(「CDジャーナル」データベースより)
アーティスト:ジョージ・ウインストン(p)
〈録音〉
1982年
以前は『インビテーション』のタイトルで出ていた82年のワード・オブ・マウス・バンド来日公演の完全版である。DISC1^①やDISC2-④など、必聴の名曲・名園が追加。ジャコ・ファンならずとも、絶対の買い。
アーティスト:ジャコ・パストリアス(B) ランディ・ブレッカー(TP) ボブ・ミンツァー(SAX) ピーター・アースキン(DS) アセロ・モリノウ(STEEL-DS) ドン・アライアス(PERC) 他
〈録音〉
1982年
パワーの衰えをまったく感じさせないスペシャル・エディションの第3段。新たにトランペットを加えることで若干のサウンドの変化は見られるが、この時代のロフト・ジャズが放っていたい熱い息吹は確実に伝わってくる。
アーティスト:ジャック・デジョネット(ds)バイキダ・キャロル(tp)チコ・フリーマン、ジョン・バーセル(reed)ルーファス・リード(b)
01スターバースト
02エボニー
03ジ・アイランズ
04インフレーション・ブルース
05スロウダウン
〈録音〉
1982年
黄金デュオ、チック&ゲイリー、82年のこの作品は一味違う。タイトルの通り、セクステット、つまり、彼ら以外は二つのヴァイオリンとヴィオラ、チェロという弦楽四重奏の加わったもの。試みとしてはおもしろいが、デュオ&弦楽四重奏の観を強く感じる。
-内容(「CDジャーナル」データベースより)
アーティスト:チック・コリア(p)ゲイリー・バートン(vib)
〈録音〉
1982年
カムバック後のマイルスを象徴する強力な布陣によるライヴ音源。マーカス・ミラーのベースあり、ジョンスコとマイキーの二人によるツイン・ギターありと、共演者が注目を集めるあたりが80年代マイルス作らしい。
-内容(「CDジャーナル」データベースより)
アーティスト:マイルス・デイビス(TP,KEY) ミノ・シネル(PERC) ビル・エヴァンス(TS,SS) ジョン・スコフィールド,マイク・スターン(EL-G) マーカス・ミラー,トム・バーニー(EL-B) アル・フォスター(DS)
〈録音〉
1982年
全面的なメンバー・チェンジ、マンハッタン・トランスファーのゲスト参加など、話題満載の作品。個々の能力をひけらかすのではなく、総合的なサウンドの完成度により重点が置かれた、いわば原点回帰的な作品だ。
アーティスト:ジョー・ザビヌル(KEY) ウェイン・ショーター(SS,TS) オマー・ハキム(DS) ヴィクター・ベイリー(B) ホセ・ロッシー(PERC) マンハッタン・トランスファー(VO)
〈録音〉
1982年、1983年
ピーター・アースキンの代表的名盤。ブレッカー・ブラザーズをはじめとする、80年代のジャズ・シーンを担ったスター・プレイヤーたちとの共演が楽しめる。82年6月22・23日、ニューヨーク録音。
-内容(「CDジャーナル」データベースより)
アーティスト:ピーター・アースキン(DS,PERC 他) (1)(3)~(7)ランディ・ブレッカー(TP,FLH) (1)(4)(5)マイケル・ブレッカー(TS) (1)(3)~(5)(7)ボブ・ミンツァー(TS,BS-CL) (3)(5)(7)マイク・マイニエリ(VIB) (1)(5)ドン・グロルニック(EL-P 他) (1)(3)(4)(7)ケニー・カークランド(P) (1)(3)~(7)エディ・ゴメス(B) (1)(3)~(7)ドン・アライアス(PERC)
〈録音〉
1982年
現在ドイツに住む高瀬が10年前に同地で残したピアノ・ソロ・アルバム。日本的な部分や女性らしさもかい間覗かせながら、彼女は独自の境地をピアノで表現してみせる。キチンとした音楽感を提示した意欲的な作品だけに、いまだ彼女の演奏は新鮮に響く。
-内容(「CDジャーナル」データベースより)
アーティスト:高瀬アキ(p,中国琴)
〈録音〉
1982年
現アブドゥーラ・イブラヒムのピアノ・ソロ。タイトルが示すようにテーマはアフリカ。その中でストレイホーンや文句のナンバーが演奏されているところが興味深い。ジャズ・ピアニストとしての彼のルーツが見える。
アーティスト:ダラー・ブランド(p)
〈録音〉
1982年
ボウイの過去と(当時の)現在のすべてが投影された傑作。ブラスバンドからアバンギャルドまで、一見対極にある音楽が、この人の手にかかると1本の道につながる。ウイントンとはまた違った、ルーツ探しのジャズだ。
アーティスト:レスター・ボウイ(tp)アリ・ブラウン(ts,ss)アリ・マシューズ(p)フレッド・ウイリアムス(b)フィリップ・ウイルソン(ds)フォンテラ・バス、デビット・ビーストン(vo)
DISC01
01ロウィーニ
02スペースヘッド
03ゴースト
04音楽はマジックだ~オール・ザ・マジック・~エブリシング・マスト・チェンジ~T・ジャム・ブルース
05レット・ザ・グッド・タイムス・ロール
DISC02
01オーガニック・エコー
02ダンス・ダンス
03チャーリーM
04かわいてるかい?
05ほとんどクリスマス
06ダウンホーム
07オクラ・インフルエンス
08マイルス対ドナルド・ダック
09デブ・デブの顔
他全12曲
〈録音〉
1982年
トリッキーなフレージングが魅力のテナー・サックス奏者率いるトリオが、チック・コリア(p)を迎えて録音した82年作品。セロニアス・モンクのピアノをサックスに置き換えたような主役のソロもさることながら、チックのフリーに片足を突っ込んだアグレッシブなプレイも聴き応え十分だ。
-内容(「CDジャーナル」データベースより)
アーティスト:ベニー・ウォレス(TS) チック・コリア(P) エディ・ゴメス(B) ダニー・リッチモンド(DS)
〈録音〉
1982年
突然の死が訪れる2週間前にペッパーが残したライヴ盤。フリー・ジャズにも接近するほどこの日の彼は燃えに燃えた演奏を聴かせてくれる。その好調振りが余りに見事ゆえ、彼の死は悔やんでも悔やみきれないものとなった。今月推薦の突出した作品だ。
-内容(「CDジャーナル」データベースより)
アーティスト:アート・ペッパー(as,cl)ロジャー・ケラウェイ(p)デヴィッド・ウィリアムス(b)カール・バーネット(ds)
〈録音〉
1982年
晩年のアート・ペッパーがよく共演していたジョージ・ケイブルスとのデュオ。波乱万丈のサックス人生を物語る美しい旋律が満載で、特にドヴォルザークのメロディーを取り上げたタイトル曲はファンならずとも必聴だ。
-内容(「CDジャーナル」データベースより)
アーティスト:アート・ペッパー(AS,CL) ジョージ・ケイブルス(P)
〈録音〉
1982年
生活向上委員会などで活躍していた梅津の82年の力作。来日したウォルドロンを招聘し自己のグループとレコーディング。アルトが奔放なまでに鳴り切っているほか、フリーから正統への壁を自然体で乗り越えてしまった懐の深さが凄い。マルは重く好演する。
-内容(「CDジャーナル」データベースより)
アーティスト:梅津和時(as)マル・ウォルドロン(p)早川岳晴(b)菊池隆(ds)
〈録音〉
1982年
テーマを排除した「枯葉」で繰り広げられる驚異的なスキャットと、バラッドでの豊潤なフェイクで女王の貫禄を見せつけた、サラ・ヴォーンの表現力の奥深さを感じる傑作。ジョー・パスのサポートも光る。
-内容(「CDジャーナル」より)
アーティスト:サラ・ヴォーン(VO) ローランド・ハナ(P) (1)~(6)ジョー・パス(G) (1)~(7)アンディ・シンプキンス(B) ハロルド・ジョーンズ(DS)
〈録音〉
1982年
類稀なる音楽性とみずみずしいピアニズムが存分に発揮されたペトルチアーニのトリオ作。この、歌にあふれたフレージングと疾走感は、長いジャズ・ピアノの歴史においても一頭地を抜いたもの。この音楽がもう聴けないとは!
アーティスト:ミシェル・ペトルチアーニ(P) フリオ・ジ・キャストリ(B) アルド・ロマーノ(DS)
〈録音〉
1982年
コルトーレンのオリジナル・バーションでは惨憺プレイを残したフラナガン。その意趣返しとも思えるのが本作だ。トレーンのナンバーばかりを集めて、それがフラナガン流の流麗なビバップになっているのが見事。
アーティスト:トミー・フラナガン(P) ジョージ・ムラーツ(B) アル・フォスター(DS)
〈録音〉
1982年
34歳で白血病に倒れたジャズ評論家、コンラッド・シルバーとのために企画されたコンサートの記録。絢爛豪華な顔ぶれを見れば、彼がジャズメンからいかに愛されていたかがわかる。ほかでは絶対にない競演が満載。
アーティスト:ハービー・ハンコック(p)ウエイン・ショーター(ts)チャーリー・ヘイデン(b)他
DISC01
01フリー・フォーム・ストレート・ノー・ちゅいさー
02ザ・ビレッジ
03フォーリング・ハタル
04処女航海
05シスター・シェリル
DISC02
06デディケイション・トゥ・コンラッド・シルバート
07ヘジテイション
08テディケイション・トゥ・コンラッド・シルバート
09サイレンス
10フットプリンツ
11ラウンド・ミッドナイト
〈録音〉
1982年
70~80年代にトランペットの第一人者として活躍したウディ・ショウの代表作。この2年前ショウはこのクインテットを率いて初来日を果たしている。ミラー、トゥーレら新進気鋭のミュージシャンを迎え、オリジナリティのある演奏で80年代NYの息吹を伝える。
-内容(「CDジャーナル」データベース)
アーティスト:ウディ・ショウ(TP)マルグリュー・ミラー(P)スティーヴ・トゥーレ(TB)スタッフォード・ジェイムス(B)トニー・リーダス(DS)
〈録音〉
1982年
82年録音。ソング・ライター・シリーズの第2弾として吹き込まれたコール・ポーター集。今も高い評価を集める1枚だ。コンコードの名手たちに囲まれ、嬉々とした雰囲気の10曲は硬派ジャズ・ファンにも強くアピール。アップもスローも堂々たる仕上がり。
-内容(「CDジャーナル」データベースより)
アーティスト:ローズマリー・クルーニー(vo)ウォーレン・ヴァシェ(cor,flh)デヴィッド・ラッド(fl)スコット・ハミルトン(ts)カル・ジェイダー(vib)カル・コリンズ(g)ナット・ピアース(p)ボブ・メイズ(b)ジェイク・ハナ(ds)
〈録音〉
1982年
アート・ブレイキー&ザ・ジャズ・メッセンジャーズによる、サンフランシスコはキーストーンでの3回目となるライヴ録音。フレッシュな精鋭メンバーによりグループの再起をはかった時期の、オリジナル曲を中心としたホットな演奏となっている。
-内容(「CDジャーナル」データベースより)
アーティスト:アート・ブレイキー&ザ・ジャズ・メッセンジャーズ
〈録音〉
1980年、1982年