20世紀ジャズ名盤の全て

ジャズ・サンバ/スタン・ゲッツ -1962年

スタン・ゲッツがジョアン・ジルベルトと歴史的名盤を吹き込む前年に制作したボッサ集。ブラジル帰りのチャーリー・バードがかき鳴らすアコースティック・ギターのレイドバック・サウンドがたまらない。

(CDジャーナルより)

【収録曲】

01DESAFINADO

02SAMBA DEES DAYS

03O PATO

04SAMBA TRISTE

05SAMBA DE UMA NOTA SO

06E LUXO SO07BAIA

【演奏】

スタン・ゲッツ(TS) チャーリー・バード(G) キーター・ベッツ(B) ジーン・バード(G,B) バディ・ディペンシュミット,ビル・ライヒェンバッハ(DS)

【録音】

1962年2月

焦点/スタン・ゲッツ -1961年

鬼才アレンジャー、エディ・ソーターとのコラボレーションで新たな一面を見せた、スタン・ゲッツの画期的なアルバム。斬新なストリングスと木管楽器アンサンブルが聴きどころの1961年録音作だ。

(CDジャーナルより)

【収録曲】

01I’M LATE, I’M LATE

02HER

03PAN

04I REMEMBER WHEN

05NIGHT RIDER

06ONCE UPON A TIME

07A SUMMER AFTERNOON

【演奏】

スタン・ゲッツ(TS) ロイ・ヘインズ(DS) ハーシー・ケイ指揮 ストリングス 他

【録音】

1961年7,9,10月

スタン・ゲッツ&J.J.ジョンソン・アット・ジ・オペラ・ハウス -1950年代

オスカー・ピーターソンのクインテットをバックに従え、二人の名管奏者が勇躍するという構図。シカゴとロサンゼルスでのライヴ音源で、名プレイヤーをみごとに組み合わせるノーマン・グランツの才に脱帽。(CDジャーナルより)

【収録曲】

01BILLIE’S BOUNCE

02MY FUNNY VALENTINE

03CRAZY RHYTHM

04BLUES IN THE CLOSET

05BILLIE’S BOUNCE

06MY FUNNY VALENTINE

07CRAZY RHYTHM

08YESTERDAYS

09IT NEVER ENTERED MY MIND

10BLUES IN THE CLOSET

(1)(2)(3)(4)ボーナストラック

【演奏】

スタン・ゲッツ(TS) J.J.ジョンソン(TB) オスカー・ピーターソン(P) ハーブ・エリス(G) レイ・ブラウン(B) コニー・ケイ(DS)

【録音】

1957年10月

ドルフィン/スタン・ゲッツ -1981年

「Concord Jazz Selection」Part 2。本作は、西海岸に活動の拠点を移した1980年代のスタン・ゲッツが、ワン・ホーンで明るく吹っ切れたプレイを聴かせる代表作の一枚。成熟した響きとともに、クール~ボサ・ノヴァのスターとしてのキャリアを積み重ねたゲッツが、この時代にも最高峰のインプロヴァイザーであることがよく示された作品。 (C)RS

【収録曲】
1.ドルフィン
2.ア・タイム・フォー・ラヴ
3.ジョイ・スプリング
4.マイ・オールド・フレイム
5.夜は千の眼を持つ
6.クロース・イナフ・フォー・ラヴ

【演奏者】
Bass – Monty Budwig
Drums – Victor Lewis
Piano – Lou Levy
Tenor Saxophone – Stan Getz

【録音】
1981年5月

スタン・ゲッツ・アット・ザ・シュライン -1950年代

ゲッツの名盤として名高いアルバムだ。クールなテナーの音色が限りなく美しいところがポイント。マイヤーのトロンボーンがサウンドに厚みを加え、親しみやすい演奏が展開されている。(CDジャーナルより)

【収録曲】
01 FLAMINGO
02 LOVER MAN
03 PERNOD
04 TASTY PUDDING
05 I’LL REMEMBER APRIL
06 POLKA DOTS AND MOONBEAMS
07 OPEN COUNTRY
08 IT DON’T MEAN A THING
09 WE’LL BE TOGETHER AGAIN
10 FEATHER MERCHANT

【演奏】
スタン・ゲッツ(TS) ボブ・ブルックマイヤー(V-TB) ジョン・ウィリアムス(P) ビル・アンソニー(B) アート・マーディガン,フランク・イソーラ(DS)

【録音】
1954年11月

スタン・ゲッツ・プレイズ+1 -1952年

1950年代初期に吹き込まれたゲッツの人気作の一つ。個々の曲が短めで、ともすれば小品集の趣もあるが、次々と印象的なフレーズを繰り出す尽きぬクリエイティヴィティを満喫するには最適なアルバムだ。(CDジャーナルより)

【収録曲】

01 STELLA BY STARLIGHT
02 TIME ON MY HANDS
03 ’TIS AUTUMN
04 THE WAY YOU LOOK TONIGHT
05 LOVER COME BACK TO ME
06 BODY AND SOUL
07 STARS FELL ON ALABAMA
08 YOU TURNED THE TABLES ON ME
09 THANKS FOR THE MEMORY
10 HYMN OF THE ORIENT
11 THESE FOOLISH THINGS (REMIND ME OF YOU)
12 HOW DEEP IS THE OCEAN
(12)ボーナストラック

【演奏】

スタン・ゲッツ(TS) デューク・ジョーダン(P) ジミー・レイニー(G) ビル・クロウ(B) フランク・イソーラ(DS)

【録音】
1952年12月

ザ・コンプリート・ストリートビル/スタン・ゲッツ -1951年

スタン・ゲッツ初期の名作。LP2枚分が1枚のCDにまとめられて登場してきた。ライヴながらのリラックスしたムードと、のった演奏が十分に楽しめる。ゲッツのウォームなサウンドはもちろん、アル・ヘイグとジミー・レイニーも素晴らしい。

のちの「ジャズ・サンバ」でも有名な彼のクール・ジャズ期の名演。ライヴならではの白熱のプレイが甦る。アドリブ・ソロでの彼独特のフレージングにシビしたジャズ小僧のオジサマも多いはず。(CDジャーナルより)

 
【収録曲】

01 THOU SWELL
02 THE SONG IS YOU
03 MOSZUITO KNEES
04 PENNIES FROM HEAVEN
05 MOVE
06 PARKER 51
07 HERSHEY BAR
08 RUBBERNECK
09 SIGNAL
10 EVERYTHING HAPPENS TO ME
11 JUMPING WITH SYMPHONY SID
12 YESTERDAYS
1 3BUDO

【演奏】

スタン・ゲッツ(ts)ジミー・レイニー(g)アル・ヘイグ(p)テディ・コティック(b)タイニー・カーン(ds)

【録音】

1951年10月

ザ・コンプリート・ルースト・セッションVol.1/スタン・ゲッツ -1950年

第二集と合わせることでルースト・レーベルにおけるゲッツのセッションは文字通り完璧なものとなる。この作品で注目したいのは後半8曲に参加するシルバーの存在だ。まだファンキー色は無く、ゲッツのクール・トーンにマッチしたプレイが興味深い。(CDジャーナルより)

【収録曲】

01 ON THE ALAMO
02 ON THE ALAMO
03 GONE WITH THE WIND
04 YESTERDAYS
05 SWEETIE PIE
06 YOU GO TO MY HEAD
07 HERSHEY BAR
08 TOOTSIE ROLL
09 STRIKE UP THE BAND
10 IMAGINATION
11 IMAGINATION
12 FOR STOMPERS ONLY
13 NAVY BLUE
14 OUT OF NOWHERE
15‘S  WONDERFUL

【演奏】

スタン・ゲッツ(ts)(1)~(7)アル・ヘイグ,(8)~(15)ホレス・シルヴァー(p)(1)~(7)トミー・ポッター,(8)~(15)ジョー・キャロウェイ(b)ウォルター・ボールデン(ds)

【録音】

(1)~(7)1950年5月(8)~(15)1950年12月

スタン・ゲッツ・カルテッツ+4 -1950年

49~50年、スタン・ゲッツが20歳の頃のアルバム。まだ誕生して間もないビ・バップを、多感なゲッツはすでに自分の音楽に採り入れた上で美しいアドリブ・ラインを作り上げており、バックのスタイルの古さから抜きん出たプレイを聴かせてくれる。(CDジャーナルより)

【収録曲】
01 ゼアズ・ア・スモール・ホテル
02 アイヴ・ガット・ユー・アンダー・マイ・スキン
03 ホワッツ・ニュー
04 トゥ・マーヴェラス・フォー・ワーズ
05 夢から醒めて
06 マイ・オールド・フレイム
07 ロング・アイランド・サウンド
08 インディアン・サマー
09 マーシャ
10 クレイジー・コーズ
11 ザ・レディ・イン・レッド
12 苦しみを夢に隠して
13 マイ・オールド・フレイム (別テイク)
14 ザ・レディ・イン・レッド (同)
15 プリザヴェイション
16 イントゥイット

【演奏者】
(1)~(4)(16)スタン・ゲッツ(ts)アル・ヘイグ(p)ジーン・ラミー(b)スタン・レヴィー(ds)(5)(6)(7)~(10)(11)(12)(13)(15)スタン・ゲッツ(ts)(5)(6)(11)(12)トニー・アレス(p)パーシー・ヒース(b)ドン・ラモンド(ds)(7)~(10)(13)(15)トミー・ポッター(b)ロイ・ヘインズ(ds)

【録音】
1949年6月、1950年1月4月

ザ・ブラザーズ/スタン・ゲッツ~ズート・シムズ -1950年

ゲッツ&フォア・ブラザーズ名義の前半は1949年に行なわれたテナー三昧のセッションから。後半はアル・コーン&ズート・シムズの名コンビをフロントに据えた音源で、徹頭徹尾サックスを聴くアルバムとなっている。(CDジャーナルより)

【収録曲】
01 FIVE BROTHERS
02 BATTLE OF THE SAXES
03 FOUR AND ONE MOORE
04 BATTLEGROUND
05 THE RED DOOR
06 ZOOTCASE
07 TANGERINE
08 MORNING FUN
09 FIVE BROTHERS
10 FOUR AND ONE MOORE
11 BATTLEGROUND
(9)(10)(11)ボーナストラック

【演奏者】
スタン・ゲッツ,ズート・シムズ,アル・コーン,アレン・イーガー,ブリュー・ムーア(TS) ウォルター・ビショップJr.,ジョージ・ウォーリントン(P) ジーン・ラミー,パーシー・ヒース(B) チャーリー・ペリー,アート・ブレイキー(DS) カイ・ウィンディング(TB)

【録音】
(1)~(4)(9)~(11)1949年4月 (5)~(8)1952年9月

オパス・デ・バップ/スタン・ゲッツ -1940年代

白人テナー・サックスの最高峰ゲッツの、46年の初リーダー・セッションを収録した名盤だ。バピッシュな名演が、高品質サウンドで聴けるのも嬉しいかぎり。(CDジャーナルより)

【収録曲】
01 OPUS DE BOP
02 RUNNING WATER
03 DON’T WORRY ‘BOUT ME
04 AND THE ANGELS SWING
05 FOOL’S FANCY
06 BE BOP IN PASTEL
07 RAY’S IDEA
08 BOMBAY
09 EB – POB
10 GOIN’ TO MINTON’S
11 FAT GIRL
12 ICE FREEZES RED

【演奏者】
スタン・ゲッツ(TS) ケニー・ドーハム,ファッツ・ナヴァロ(TP) ソニー・スティット(AS) レオ・パーカー(AS,BRS) ハンク・ジョーンズ,バド・パウエル,タッド・ダメロン(P) カーリー・ラッセル,アル・ホール,ジーン・レイミー(B) マックス・ローチ,ウォーレス・ビショップ,デンジル・ベスト(DS)

【録音】
(1)~(4)1946年7月 (5)~(8)1946年8月 (9)~(12)1947年1月

ピープル・タイム/スタン・ゲッツ&ケニー・バロン -1990年代

傑作の誉れ高きゲッツのラスト・アルバム。病の身にもかかわらず、イマジネーションにいささかの衰えも見られないのが驚異的だ。バロンのバッキングも神がかり的。超自然的な力が演奏に作用したのかもしれない。

 

アーティスト:スタン・ゲッツ(TS) ケニー・バロン(P)

 

収録曲:

[Disc 1]
01EAST OF THE SUN (AND WEST OF THE MOON)
02NIGHT AND DAY
03I’M OKAY
04LIKE SOMEONE IN LOVE
05STABLEMATES
06I REMEMBER CLIFFORD
07GONE WITH THE WIND
[Disc 2]
01FIRST SONG (FOR RUTH)
02(THERE IS) NO GREATER LOVE
03THE SURREY WITH THE FRINGE ON TOP
04PEOPLE TIME
05SOFTLY, AS IN A MORNING SUNRISE
06HUSH-A-BYE
07SOUL EYES

ユー・ガッタ・ペイ・ザ・バンド/アビー・リンカーン・ウィズ・スタン・ゲッツ -1990年代

リンカーンの要望でスタン・ゲッツとの共演が実現した作品。結局これがゲッツにとって最後のスタジオ録音となった。魂のシンガーと即興の天才のコラボレーションは、聴く者を大きな感動で揺さぶらずにはおかない。

 

アーティスト:アビー・リンカーン(vo)スタン・ゲッツ(ts)ハンク・ジョーンズ(p)チャーリー・ヘイデン(b)マーク・ジョンソン(ds)マキシン・ローチ(va)

 

収録曲:

01バード・アローン
02アイム・イン・ラヴ
03ユー・ガッタ・ペイ・ザ・バンド
04ブラザー、キャン・ユー・スペア・ア・ダイム?
05ユー・メイド・ミー・ファニー
06アンド・ハウ・アイ・ホープト・フォー・ユア・ラヴ
07ホエン・アイム・コールド・ホーム
08サマー・ウィッシュズ・ウィンター・ドリームズ
09アップ・ジャンプト・スプリング
10ア・タイム・フォー・ラヴ

ジャスト・フレンズ/ヘレン・メレル~スタン・ゲッツ -1980年代

メリルとゲッツの30年ぶりの再会セッション。パリとニューヨークの録音でサイドメンの違いから微妙に雰囲気が違っているところも面白い。数多くの歌伴をこなしているゲッツだけに、ツボを押さえた助演が魅力だ。

 

アーティスト:ヘレン・メリル(VO) スタン・ゲッツ(TS) ヨアヒム・キューン,トリー・ジトー(P) ジャン=フランソワ・ジェニー=クラーク(B) ダニエル・ユメール(DS)

 

収録曲:

01CAVATINA
02IT NEVER ENTERED MY MIND
03JUST FRIENDS
04IT DON’T MEAN A THING (IF IT AIN’T GOT THAT SWING)
05BABY AIN’T I GOOD TO YOU
06IT’S NOT EASY BEING GREEN
07IF YOU GO AWAY
08YESTERDAYS
09MUSIC MAKERS

ライブ・イン・パリ82、スタン・ゲッツ -1982年

82年にパリのクラブ、ニュー・モーニングで行なわれたライヴ・テイクを収録。パリの洗練された雰囲気が、彼の奏でる音色からも伝わってくる。ライヴとは思えないほどクリアな音も魅力。

―内容(「CDジャーナル」データベースより)

 

アーティスト:スタン・ゲッツ(TS) ジム・マクニーリー(P) マーク・ジョンソン(B) ビクター・ルイス(DS)

 

01アン・グラン・アムール
02ブラッド・カウント
03エアジン
04ブルー・スカイズ
05オン・ジ・アップ・アンド・アップ
06アイ・ウォンテッド・トゥ・セイ
07テンパス・フュジット

〈録音〉
1982年

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