20世紀ジャズ名盤の全て

トリビュート・コンサート‘96/オスカー・ピーターソン -1996年

ピーターソン健在なりを伝える快作。しかもその復活を祝って何とも豪華なゲストを集めての実況録音盤が本作だ。キラ星のようなスターたちが惜しげもなく次から次へと登場する中で、ピーターソンは我が意を得たりとばかりにご機嫌なプレイを繰り広げる。

トラックリスト

01ANYTHING GOES
02REUNION BLUES
03IF YOU ONLY KNEW
04BAG’S GROOVE
05WILLOW WEEP FOR ME
06MUMBLES
07I CAN’T FACE THE MUSIC
08HERE’S TO LIFE
09IN A MELLOW TONE
10MY FOOLISH HEART
11THE DUKE OF DUBUQUE
12(GET YOUR KICKS ON) ROUTE 66
13MACK THE KNIFE

演奏

(1)~(7)(9)(10)(12)(13)オスカー・ピーターソン(p),ハーブ・エリス(g),ルイス・ナッシュ(ds)(1)~(5)レイ・ブラウン,(6)(7)(9)(10)(12)(13)ニールス・ペデルセン(b)(7)(8)シャーリー・ホーン(vo,p)(9)スタンリー・タレンタイン(ts)(10)ロイ・ハーグローヴ(flh)(11)(12)マンハッタン・トランスファー(vo)(13)クラーク・テリー(tp)

テナー・タイム/ジョー・ロヴァーノ -1990年代

米ジャズ誌『ダウン・ビート』の人気投票などで、95年に3冠、作96年も2冠を獲得。名実ともに正当評価されたロバーノ。本作はそんな彼の充実のわかる1枚。大西の“黒いピアノ”とも見事に融解しスタンダーズをブロウ。特異な才能に何歩か近づけるはず。

トラックリスト

01WALKIN’
02WHY DON’T I
03BYE BYE BLACKBIRD
04PARADOX
05RUBY MY DEAR
06INVITATION
07BUDO
08LIKE SONNY
09DEWEY SAID

演奏

ジョー・ロヴァーノ(ts)大西順子(p)ロドニー・ウィテカー(b)アル・フォスター(ds)

 

パヴァーヌ/ザ・ウエスト・コースト -1990年代

96年LA録音。円熟の技を醸し出しているコレットとロウズのフルートが心地よく美しい。ラヴェルとバッハからクラシック2曲、スタンダード6曲、メンバー作2曲と構成も充実している。このカラッとした穏やかさもウエスト・コーストのテイストだ。

トラックリスト

01PAVANE POUR UNE INFANTE DEFUNTE
02IF I LOVED YOU
03STARDUST
04ROUND MIDNIGHT
05COMIN’ HOME BABY
06FIFO
07AIR
08AMAPOLA
09NO MORE BLUES
10BALLAD FOR BILL GREEN

演奏

バディ・コレット(fl,ts)ヒューバート・ロウズ(fl)ケヴィン・ユーバンクス(g)ルー・マシューズ(p)スタン・ギルバート(b)ハーヴィー・メイソン(ds)

ヤング・アット・ハート/トニー・ウイリアムス -1996年

世界で初めて“ダイレクト・ストーム・デジタル”という録音方法でレコーディングされたトニーのピアノ・トリオ・アルバム。トニーのダイナミックなドラミング、マルグリューのドライヴ感あふれるピアノが、キレのいい音質で迫ってきて、迫力満点だ。

トラックリスト

01プロメシアン
02ヤング・アット・ハート
03オン・グリーン・ドルフィン・ストリート
04フェアウェル・トゥ・ドグマ
05ハウ・マイ・ハート・シングス
06フール・オン・ザ・ヒル
07ネプチューン:フィア・ノット
08あなたと夜と音楽と
09ボディ・アンド・ソウル
10ディス・ヒア
11サマー・ミー、ウィンター・ミー

演奏

トニー・ウィリアムス(ds)マルグリュー・ミラー(p)アイラ・コールマン(b)

黒水仙/益田幹夫 -1996年

難病を克服して益田が再びシーンに戻ってきた。辛苦の闘病生活を経た彼のプレイは実に穏やかだ。名手を得ても淡々とした自己表現のペースを益田はまったく狂わせていない。エモーションを抑えた歌心の中に、演奏のできる喜びが溢れているような1枚。

トラックリスト

01IN A SENTIMENTAL MOOD
02THERE IS NO GREATER LOVE
03IMPROVISATION 2
04BLUE MONK
05ONCE I LOVED
06BLACK DAFFODILS
07THIRD PLANE
08OLEO
09I WISH I KNEW
10BOOGALOO
11IMPROVISATION 1

演奏

益田幹夫(p)ロン・カーター(b)ルイス・ナッシュ(ds)

カラーズ/オーネット・コールマン&ヨアヒム・キューン -1990年代

オーネットの真価はライヴの場で一層明快な形になって発揮される。そのことを実証しているのがキューンとデュオで演奏したこの作品だ。それにしても両者の一体感は素晴らしい。互いの持ち味を出し尽くす中で、ふたりのプレイが自然に解け合っている。

トラックリスト

01FAXING
02HOUSE OF STAINED GLASS
03REFILLS
04STORY WRITING
05THREE WAYS TO ONE
06PASSION CULTURES
07NIGHT PLANS
08CYBER CYBER

演奏

オーネット・コールマン(as,tp,vn)ヨアヒム・キューン(p)

オープン・ザ・ゲイト/幸島文雄 -1996年

大西順子グループで活躍する荒巻茂生を迎えて結成された新生辛島トリオ。ゲストに渡辺香津美他、日本のトップ・プレイヤーたちを呼び、辛島のオリジナル曲とスタンダードをテンションの高い演奏で聴かせ、聴き応え十分。スタンダードのモダンな解釈も光る。

トラックリスト

01アイ・フィール・ア・ウインド
02イスラエル
03ウィール・ビー・トゥギャザー・アゲイン
04スピーク・ロウ
05オープン・ザ・ゲイト
06降っても晴れても
07ウィズ・ア・ドリーム
08ブルー・イン・グリーン

演奏

辛島文雄(p)荒巻茂生(b)本田珠也(ds) (1)(3)(5)渡辺香津美(g) (2)(5)(7)本多俊之(ss) (5)(7)(8)峰厚介(ts)

ザ・ダーク・キーズ/ブランフォード・マルサリス -テナーサックス

シンプルな編成による真摯なジャズ。その演奏はスリリングで創造的だ。マルサリスのサックスだけでなくメンバー全員が凄い集中力でアドリブを展開し、チーム・ワークも見事。とめどなくあふれるフレーズに豊かな音楽性がほとばしる。ゲストとの共演も聴きもの。

トラックリスト

01ザ・ダーク・キーズ
02ヘジテイション
03サウザント・オータムズ
04センチネル
05リキーフ
06ジューダス・イスカリオット
07ブルテイン
08チョット・ハプンズ

演奏

ブランフォード・マルサリス(ts,ss)レジナルド・ヴィール(b)ジェフ・ワッツ(ds)(4)ジョー・ロバーノ(ts)(6)ケニー・ギャレット(as)

プレイ・ピアノ・プレイ~大西順子トリオ・イン・ヨーロッパ -1996年

レギュラー・トリオで初めてヨーロッパツアーを敢行した時の模様を収録。大西順子のジャズを欧州のリスナーへ大いにアピールした。ベースとドラムも好演。トリオが一体となったパワフルな熱演が全編で聴ける。

トラックリスト

01プレイ・ピアノ・プレイ
02ハウ・ハイ・ザ・ムーン
03スラッグス
04トリニティ
05ポートレイト・イン・ブルー
06クトゥービアにて
07ザ・ジャングラー

演奏

大西順子(P) 荒巻茂生(B) 原大力(DS)

フォー・シーズンズ/秋吉敏子ジャズ・オーケストラ -1996年

ジャズ活動50周年、10月下旬~11月上旬の来日公演記念盤でもあるとか。(2)~(5)は青森県森田村から依頼の意欲作。太棹の津軽三味線(弦が弛んでる~)、横笛(風かな?)、ノリト(英訳)のイントロが微笑ましい。厳寒の自然で生ジャズ聴きたい時代かも。

トラックリスト

01ダンス・オブ・ザ・グレムリン
02組曲「フォーシーズンズ」~リポーズ
03「同」~ポリネイション
04「同」~ノリト
05「同」~ハーヴェスト・シャッフル
06レトロ・ゾーン
07チャイナ・リメンバード

演奏

秋吉敏子ジャズ・オーケストラ ルー・タバキン(TS,FL)

カルテット/パット・メセニー -1996年

カルテットに縮小したことで、グループの音楽がこれまで以上にタイトなものとなった。パットの縦横無尽に動き回るギターを中心に、アコースティックなサウンドを主体としたこの作品は、まるで壮大な音絵巻のように目まぐるしい展開を聴かせる。

トラックリスト

01INTRODUCTION
02WHEN WE WERE FREE
03MONTEVIDEO
04TAKE ME THERE
05SEVEN DAYS
06OCEANIA
07DISMANTLING UTOPIA
08DOUBLE BLIND
09SECOND THOUGHT
10MOJAVE
11BADLAND
12GLACIER
13LANGUAGE OF TIME
14SOMETIMES I SEE
15AS I AM

演奏

パット・メセニー(G) ライル・メイズ(KEY) スティーヴ・ロドビー(B) ポール・ワーティコ(DS)

黒と白の肖像/エディ・ヒギンズ -1996年

シカゴで活躍、フロリダ在住というヒギンズは、通人好みの白人ピアニスト。久しぶりの国内発売となったこの作品では、クラシックの名曲にも挑戦。晩年のケニー・ドリューを思わせる、優雅にして耽美的な演奏をたっぷり聴かせているのが印象深い。

トラックリスト

01LULLABY OF THE LEAVES
02DANNY BOY
03WHAT IS THIS THING CALLED LOVE
04LIEBESLIED
05RETRATO EM BRANCO E PRETO
06SICILIANO
07JUST IN TIME
08PAVANE
09THE DOLPHIN|SOMEONE TO LIGHT UP MY LIFE
10DANCE ONLY WITH ME
11VOCALISE

演奏

エディ・ヒギンズ(P) ドン・ウィルナー(B) ジェイムス・マーチン(DS)

イタリアン・バラッズ /エンリコ・ラヴァ -トランペット

トランペット詩人と言っても過言ではないほど、とってもムーディにプレイする彼。深みのある太く優しい音色で、あますところなくバラッドを聴かせてくれる。彼の中にあるジャズのテイストとイタリアン・ミュージックとの融合が生み出す新しい世界。

トラックリスト

01THE SONG OF GELSOMINA
02GIULIETTA DEGLI SPIRITI
03UN BEL DI, VEDREMO
04IL CIELO IN UNA STANZA
05MARGHERITA
06BELLA
07UN CANTO
08DIVA
09TORNA A SURRIENTO
10SENZA FINE
11E SE DOMANI
12DUE NOTE
13STRINGIMI FORTE I POLSI
14MORE
15O MIO BABBINO CARO

演奏

エンリコ・ラヴァ(TP) ドメニコ・カリーリ,ロベルト・セチェート(G) ジョバンニ・マイアー(B) U.T.ガンディ(DS,PERC) バーバラ・カシーニ(VO) リチャード・ガリアーノ(ACD)

ザ・ハードバップ・グランドポップ/ホレス・シルヴァー -トランペット

復帰したホレスの元気いっぱいインパルス第1弾。バス、トロンボーンなど4管の7人編成。若手は忙しそうだから古株メンバーでなんて言いながら、ファンキーで心踊る演奏だ。インパルスってレーベルの、こういう洒落っ気を尊重するところが好きだなあ。

トラックリスト

01アイ・ウォント・ユー
02ザ・ヒッペスト・キャット・イン・ハリウッド
03グラティテュード
04ホーキン
05アイ・ガット・ザ・ブルース・イン・サンタ・クルーズ
06ウィヴ・ガット・シルヴァー・アット・シックス
07ザ・ハードバップ・グランドポップ
08ザ・レディ・フロム・ヨハネスブルグ
09セレナーデ・トゥ・ア・ティーケトル
10ディギン・オン・デクスター

演奏

ホレス・シルヴァー(p)クラウディオ・ロディッディ(tp,flh)マイケル・ブレッカー(ts)スティーヴ・トゥーレ(tb)ロニー・キューバ(brs)ロン・カーター(b)ルイス・ナッシュ(ds)

ザ・プロミス/ジョン・マクラフリン -1996年

サンボーンやロック界のジェフ・ベックなど豪華絢爛な面々が次々に参加している凝った構成。新旧の領域を超えたギター表現を駆使しつつ、新たな再構築をダイナミックに謀りたいというマクラフリンの意気込みと野望が聴ける。ギター好きが飛びつく1枚。

トラックリスト

01DJANGO
02THELONIUS MELODIUS
03AMY AND JOSEPH
04NO RETURN
05EL CIEGO
06JAZZ JUNGLE
07THE WISH
08ENGLISH JAM
09TOKYO DECADENCE
10SHIN JIN RUI
11THE PEACOCKS

演奏

ジョン・マクラフリン(G,KEY) ジェフ・ベック,パコ・デ・ルシア,アル・ディメオラ(G) スティング(EL-B) ヴィニー・カリウタ,デニス・チェンバース(DS) デヴィッド・サンボーン(AS) マイケル・ブレッカー(TS) ジョーイ・デフランセスコ(OG,TP) ザキール・フセイン(TABLA) 他

シェイズ・オブ・ブルー/ V.A. -1990年代

名門ブルーノートのヒット曲を、新旧の有名ミュージシャンによる新解釈で楽しめる興味深い作品。主流派のみならず、現代最先端のヒップホップの演奏も多数あり、かなり混沌とした内容であるが、これも今という時代を如実に反映した仕上がりなのだろう。

トラックリスト

01処女航海 (ダイアン・リーヴス、ジェリ・アレン)
02アリゲーター・ブーガルー (大西順子、フレディ・ハバード、K.C.B.)
03リカード・ボサノヴァ (ゴンサロ・ルバルカバ)
04エヴィデンス (ロン・カーター、T.S.モンク)
05ブルー・トレイン (グレッグ・オズビー)
06ジェリコの戦い (カサンドラ・ウィルソン、ロン・カーター)
07ソング・フォー・マイ・ファザー (リニー・ロスネス)
08ウン・ポコ・ローコ (ジャッキー・テラソン)
09トム・サム (ジョン・スコフィールド)
10マン・フロム・タンガニーカ (カート・エリング)
11クール・ストラッティン (トゥッカ・ヨーツ、日野皓正)
12ウナ・マス (イリアーヌ)
13ハム・ドラム・ブルース (ホリー・コール、ジャヴォン・ジャクソン)
14ザ・サイドワインダー (リチャード・エリオット、ベニー・グリーン、トゥッカ・ヨーツ)

クワイエット・タイム/ダイアン・リーヴス -1990年代

どんな素材も歌いこなすヴァーサタイルな面がありながら、存左感はジャズそのものというリーヴスの魅力が詰まった秀作。スリリングに歌いあげる(1)、研ぎ澄まされた美しさの(6)、祈るように表現する(7)、涼風のようにさわやかな(8)など聴きどころがいっぱいだ。

トラックリスト

01ハロー
02カムズ・ラヴ
03スマイル
04ジャイヴ・サンバ
05カントリー・プリーチャー
06ディトゥアー・アヘッド
07イェマンジャ/サーガソ・マー
08ナイン
09センチメンタル・ムード
10ホェン・モーニング・カムズ
11ボス・サイズ・ナウ
12シング・マイ・ハート

演奏

ダイアン・リーヴス(vo)ジョシュア・レッドマン(ts)ロイ・ハーグローヴ(tp)ヒューバート・ロウズ(fl)ジャッキー・テラソン(p)ケヴィン・ユーバンクス(g)エヴァレット・ハープ(as)アイアート・モレイラ(perc)テリ・リン・キャリントン(ds)ジョージ・デューク(p,key)他

インフィニティ/マッコイ・タイナー・トリオ・フィーチャリング・マイケル・ブレッカー -1990年代

新生インパルス第1弾として登場したベテラン・ピアニスト、マッコイ・タイナー会心の1枚。長い楽歴の中でも特筆すべき名盤であろう。ゲストにブレッカーを迎え、往年のコルトレーン・カルテットを彷佛とさせるスリリングな快演を次々と繰り広げる。

トラックリスト

01フライング・ハイ
02アイ・ミーン・ユー
03ホェア・イズ・ラヴ
04チェンジズ
05ブルース・ストライド
06ハッピー・デイズ
07インプレッションズ
08メロウ・マイナー
09グッド・モーニング・ハートエイク

演奏

マッコイ・タイナー(p)マイケル・ブレッカー(ts)エイヴリー・シャープ(b)アーロン・スコット(ds)(1)(6)ヴァルティノ・アナスタシオ(コンガ,perc)

テスティモーニアル/カール・アレン -1995年

これまでの日本制作とは大ちがい。アトランティックと契約したドラマー、カール・アレンの第2弾だ。サイラスのオルガン、ニコラスのペットもいい。日本人がナメられてたというより、ワールド・デビューという出世が、真の実力を引き出したのである。

トラックリスト

01カム・サンデイ
02ホーリー・ランド
03ザ・メッセージ
04フット・パッティン
05テスティモーニアル
06ザ・サクリファイス
07ザ・プレゼンス・オブ・ドクター・B
08レラティヴィティ
09ストアフロント・リヴァイヴァル
10チューズデイ・ナイト・プレイヤー・ミーティング
11ダーク・アンド・ラヴリィ
12ア・シティ・コールド・ヘヴン
13リトル・ジョーダン

演奏

カール・アレン(ds)ヴィンセント・ハーリング(sax)ニコラス・ペイトン(tp)マーク・ホイットフィールド(g)サイラス・チェスナット(p,og)クリスチャン・マクブライド(b)他

トーン・ダイアリング/オーネット・コールマン&プライムタイム -1990年代

おやっ、このとっつきやすさは何だ。ヴァーヴ傘下、自己のハーモロディック・レーベル第1弾は、ずいぶん洗練された!? ヒップホップ、タブラなどを導入。オーネットでありながら難解なオーネットを意識させず、開放感をおぼえる。感度の広い音楽だ。

トラックリスト

01ストリート・ブルース
02サーチ・フォー・ライフ
03グアダルプ
04バッハ:プレリュード
05サウンド・イズ・エヴリホェア
06ミゲルズ・フォーチュン
07ラ・カペラ
08オーク
09イフ・アイ・ニュー・アズ・マッチ・アバウト・ユー (アズ・ユー・ノウ・アバウト・ミー)
10ホェン・ウィル・アイ・シー・ユー・アゲイン
11キャサリン・グレイ
12バダル
13トーン・ダイヤリング
14ファミリー・リユニオン
15ローカル・インスティンクト
16イン・ヤン

演奏

オーネット・コールマン(sax,vn,tp)バダル・ロイ(タブラ,perc)アル・マクダウェル,ブラッドリー・ジョーンズ(b)ケン・ヴェッセル,クリス・ローゼンバーグ(g)デイヴ・ブライアント(key)デナード・コールマン(ds)

ザッツ・ライト/ジョージ・ベンソン -1990年代

長年在籍したWBからGRPに移っての第1作。かつて『ブリージン』の大ヒットを飛ばしたトミー・リピューマとのコンビが復活、その時代の香りも随所に感じられる作品。インストとヴォーカルの比率は五分五分。マーヴィン・ゲイにちなんだオリジナルも。

トラックリスト

01ザッツ・ライト
02ザ・シンカー
03マーヴィン・セッド
04トゥルー・ブルー
05ホールディン・オン
06ソング・フォー・マイ・ブラザー
07ジョニー・リー
08サマー・ラヴ
09Pパーク
10フットプリンツ・イン・ザ・サンド
11ホェン・ラヴ・カムズ・コーリング
12ホェア・アー・ユー・ナウ?

演奏

ジョージ・ベンソン(g,vo)ポール・ピーターソン(b)マイケル・ブランド(ds)リッキー・ピーターソン(key,og)エリック・リーズ(sax)ラルフ・マクドナルド(perc)他

ホワットエバー・イット・テイクス/ラリー・ゴールディングス -1995年

売れっ子オルガン・プレイヤーになってしまった彼の、ワーナー移籍第1弾。メシオ・パーカー、デヴィッド・サンボーン、ジョシュア・レッドマンなどといった豪華ゲストを向こうに回し、ファンキーでキレのいいオルガン・ソロを聴かせてくれている。

トラックリスト

01BIG BROTHER
02IF YOU WANT ME TO STAY
03WILLOW WEEP FOR ME
04BOOGIE ON REGGAE WOMAN
05THAT’S ENOUGH
06WRAPPIN’ IT UP
07SLO – BOAT
08UP FOR AIR
09PRAYER
10YIPES!

演奏

ラリー・ゴールディングス(KEY) ピーター・バーンスタイン(G) ビル・スチュワート(DS) メイシオ・パーカー,デヴィッド・サンボーン(AS) ジョシュア・レッドマン(TS) 他

テイルズ/マーカス・ミラー -1995年

『ザ・キング・イズ・ゴーン』に続くリーダー作。過去に目を配り(レスター、ビリー、パーカー、マイルスらの肉声をコラージュ)、それでいてヒップホップを絡めた当時の最新サウンドで勝負する手腕は、お見事。ベース・ソロもたっぷり楽しめる。

トラックリスト

01ザ・ブルース
02テイルズ
03エリック
04トゥルー・ジェミニズ
05ラッシュ・オーヴァー
06ランニング・スルー・マイ・ドリームス (インターリュード)
07エチオピア
08奇妙な果実
09メドレー:愛の国~涙のかたすみで
10ブラジリアン・ライム
11フォエヴァーモア
12インファチュエイション
13テイルズ (リプライズ)
14カム・トゥゲザー

演奏

マーカス・ミラー(b,key,b-cl,g)バッチェス・スチュワート(tp)ケニー・ギャレット(as)バーナード・ライト(key)ディーン・ブラウン(g)プージー・ベル,レニー・ホワイト(ds)他

ハイ・ライフ/ウエイン・ショーター -テナーサックス

『ジョイ・ライダー』以来7年ぶりに発表した本作、プロデュースはマーカス・ミラー。元リヴィング・カラーのドラマー、ウィル・カルホーンの叩き出すファンク・リズムに乗って悠然とソロをとるウェイン。時にウェザー・リポートをほうふつとさせる。

トラックリスト

01チルドレン・オブ・ザ・ナイト
02アット・ザ・フェア
03マヤ
04オン・ザ・ミルキー・ウェイ・エクスプレス
05パンドラ・アウェイクンド
06ヴァーゴ・ライジング
07ハイ・ライフ
08ミッドナイト・イン・カルロッタズ・ヘア
09ブラック・スワン (スーザン・ポートリン・ロメオの記念に)

演奏

ウェイン・ショーター(ts,ss)マーカス・ミラー(b)デヴィッド・ギルモア(g)ウィル・カルホーン,テリ・リン・キャリントン(ds)アイアート・モレイラ,レニー・カストロ(perc)他

ディア・オールド・ストックホルム/ハリー・アレン -1990年代

スインギーなプレイに真価を発揮するアレンの本邦デビュー作。ドラムレスのカルテットによる演奏はレスター・ヤングやスタン・ゲッツを彷佛とさせるもので、大人のジャズの味わいを強く感じさせる。脇役のピザレリもツボを得たプレイで好サポート。

トラックリスト

01ペニーズ・フロム・ヘヴン
02ディア・オールド・ストックホルム
03P.タウン~ユーアー・ドライヴィング・ミー・クレイジー
04アーリー・オータム
05幸福になりたい
06ディーズ・フーリッシュ・シングス
07ブルー・ルウ
08ボディ・アンド・ソウル
09サンデイ
10ドッツ・チーズケーキ
11ホェン・ハリー・メット・マーティン
12ポルカ・ドッツ・アンド・ムーンビームス
13ライムハウス・ブルース

演奏

ハリー・アレン(ts)ジョン・ピザレリ(g)レイ・ケネディ(p)マーティン・ピザレリ(b)

さよならバードランド/ビル・クロウ -1996年

当時某ジャズ誌にエッセイを連載するほか、文筆業でも活躍していたベーシストの96年作。スタンダードを中心とした選曲で、堅実なベース・プレイは抱擁力もあって、よく歌うし、ナイス。滋味豊かなテナー・サックス、アル・コーンの息子によるギターも好演。

トラックリスト

01さよならバードランド
02シェアー・ア・キイ
03オーケー、バグ
04ニューズ・フロム・ブルーポート
05枯葉
06フールズ・ラッシュ・イン
07ジャスト・フレンズ
08トライクロティズム
09マイ・ファニー・ヴァレンタイン
10ナイト・ライツ
11ブロードウェイ

演奏

ビル・クロウ(B) カーメン・レギオ(TS) ジョー・コーン(G) デヴィッド・ジョーンズ(DS)

ナンバー2 エクスプレス/クリスチャン・マクブライド -1995年

CHRISTIAN MCBRIDE / クリスチャン・マクブライド / ナンバー・2・エクスプレス

若手ナンバー1・ベース奏者として人気を博したマクブライドのセカンド作。デビュー作はストレート・アヘッド・ジャズ作品だったが、エレクトリック・ジャズも`伝統`として継承した冒険心溢れる内容だ。
トラックリスト

01ワーリング・ダーヴィシュ
02ユースフル・ブリス
03トーンズ・フォー・ジョーンズ・ボーンズ
04イガッド
05ミヤコ
06ディヴァージェンス
07ジェイン
08ア・モーニング・ストーリー
09グルーヴ
10リトル・サンフラワー
演奏

クリスチャン・マクブライド(b)チック・コリア,ケニー・バロン(p)ジャック・デジョネット(ds)ケニー・ギャレット,ゲイリー・バーツ(as)

アンセスターズ/リニー・ロスネス -1995年

彼女は本当に端正なピアノを弾く。ソロはもちろん、バッキングに回った時のリズムの歯切れの良さは聴いていて気持ちが良い。本作のタイトルには彼女の私的な体験と思いが込められているが、そのへんは解説を参照。真っ向から取り組んだ観のある力作だ。

トラックリスト

01ウパ・ネギーニョ
02ザ・サウンズ・アラウンド・ザ・ハウス
03インテュイション
04ジ・エイク・オブ・ジ・アブセンス
05アンセスターズ
06ライフウィッシュ
07ザ・ギフト
08チェイシング・スピリッツ

演奏

リニー・ロスネス(p)ニコラス・ペイトン(tp)クリス・ポッター(ts,ss,fl)ピーター・ワシントン(b)アル・フォスター(ds)ドン・アライアス(perc)

マイ・ジェネレーション/テオドロス・エイブリー -テナーサックス

若手テナー奏者のリーダー第2作。ストレート・アヘッドだったデビュー作と違い、ヒップホップ調のナンバーも加え、より多彩な内容になっている。スタンダード・バラード(4)とジャネット・ジャクソンの(10)が同居しぃているあたりは、いかにも現代の若者。

トラックリスト

01アディスアベバ
02モード・フォー・マイ・ファーザー
03マルコムのテーマ
04ラヴァー・マン
05トゥ・ジ・イースト
06ミスター・ウォンジー
07サロメ
08スフィア
09マイ・ジェネレーション
10エニータイム・エニープレイス
11イッツ・アバウト・ザット・タイム

演奏

テオドロス・エイヴリィ(ts,ss)チャールス・クレイグ(p)ロドニー・ウィテカー(b)グレゴリー・ハッチンソン(ds)(2)(3)(8)ジョン・スコフィールド,(4)(9)(11)マーク・ホイットフィールド,(6)ピーター・バーンスタイン(g)(9)クリーク・トロッター(vo) 他

バラ色の人生/ミシェル・ルグラン~ステファン・グラッペリ -1995年

V.A. / オムニバス / ミシェル・ルグラン~ステファン・グラッペリ/バラ色の人生

フレンチ・ジャズを代表するふたりのベテランの共演盤。古いシャンソンの佳曲を、リラックスしたセッションでプレイしている。オーケストラをバックに朗々と奏でられるグラッペリのヴァイオリンがほんとうに美しい。まさに世界音楽界の至宝である。
トラックリスト

01桜んぼの実る頃
02メニルモンタンのマーチ
03ごあいさついたします
04わらの中に寝る
05去り行く君
06パリの橋の下
07パリの空の下
08バラ色の人生
09優しきフランス
10ブン
11巷の歌
12残されし恋には
13そして今は
14二つの愛
演奏

ミシェル・ルグラン(p)ステファン・グラッペリ(vn)マーク=ミシェル・ルベヴィヨン(b)ユンベルト・パグニーニ(ds)&オーケストラ

フレンズ・フォーエバー~ケニーよ永遠に/ニールス・ペデルセン -1995年

ケニー・ドリューの長年の相棒だったペデルセンが、ケニーに捧げるアルバムをレコーディングした。ケニーの愛奏曲を中心に、感動的な内容のピアノ・トリオ・アルバムに仕上がっている。リニー・ロスネスのセンシティヴなピアノ・プレイも素晴らしい。

トラックリスト

01ハッシャ・バイ
02ケニー
03いつか王子様が
04モーツァルト“ピアノ協奏曲第21番ハ長調  K.467” (みじかくも美しく燃え)
05木の葉の子守歌
06いそしぎ
07サムタイム・アゴー
08酒とバラの日々
09フューチャー・チャイルド~フレンズ・フォーエヴァー

演奏

ニールス・ペデルセン(b)リニー・ロスネス(p)イオナス・ヨハンセン(ds)

パッショーネ/バルネ・ウイラン -アルトサックス

前作『ニューヨーク・ロマンス』に続く、“ロマンス三部作”の第2作。イタリアのエンリコ・ラヴァ(tp)を迎えた録音で、ラテン・ムードのある曲をメインに演奏している。(6)はパヴァロッティのレパートリー。バルネお得意の(8)は超スロー・テンポだ。

トラックリスト

01JITTERBAG WALTZ
02MY SHIP
03LINE FOR LYONS
04ESTATE
05VENETIAN RUMBA
06PASSIONE
07BEGONIA
08BESAME MUCHO
09BELLA CHAO
10I COVER THE WATERFRONT
11AL HERRAZ

演奏

バルネ・ウィラン(TS,AS,SS) エンリコ・ラヴァ(TP) アラン・ジャン=マリー(P) ジル・ナチュレル(B) フィリップ・リアラ(DS)

ザ・ニュー・スタンダード/ハービー・ハンコック -1995年

ハンコックが15年ぶりに吹き込んだアコースティック・ジャズ・アルバム。ニルヴァーナをはじめプリンスやビートルズの曲など、ジャズから離れたところに題材を求め、それらを鮮烈なジャズに料理してしまう。音の錬金術師ぶりがとにかく凄い!

トラックリスト

01NEW YORK MINUTE
02MERCY STREET
03NORWEGIAN WOOD (THIS BIRD HAS FLOWN)
04WHEN CAN I SEE YOU
05YOU’VE GOT BAD GIRL
06LOVE IS STRONGER THAN PRIDE
07SCARBOROUGH FAIR
08THEVES IN THE TEMPLE
09ALL APOLOGIES
10MANHATTAN (ISLAND OF LIGHTS AND LOVE)
11YOUR GOLD THEETH 2

演奏

ハービー・ハンコック(p)マイケル・ブレッカー(ts,ss)ジョン・スコフィールド(g)デイヴ・ホランド(b)ジャック・デジョネット(ds,perc)ドン・アライアス(perc) 他

バルカン・コネクション/ダスコ・ゴイコビッチ -1995年

永遠のハード・バッパー、ゴイコヴィッチが長年温めてきたオーケストラ・プロジェクトを実現させた。哀愁味にあふれたスパニッシュ・テイストの「DOBOY」が素晴らしい。バルカン地方の音楽的な響きも盛り込んだこの作品は彼ならではの一枚である。

トラックリスト

01DOBOY
02YOU’RE MY EVERYTHING
03THE BOPPER
04MANHATTAN MOOD
05BALKAN BLUE
06YOU DON’T KNOW WHAT LOVE IS
07A HANDFUL O’ SOUL
08WHY NOT YOU
09NIGHTS OF SKOPJE
10NELLA

演奏

ダスコ・ゴイコヴィッチ(TP,FLH) ジャンニ・バッソ(TS) ピーター・ミケリッチ(P) ルイジ・トラサルディ(DS) 他

アコースティック・ブギ/日野晧正~菊地雅章 -1995年

27年ぶりに再結成された日野~菊地がコ・リーダーによるクインテット。今回のバックはアメリカのジャズメンだ。菊地が全曲作曲(2曲は日野との共作)しているからか菊地色が強い。アコースティック・ジャズとヒップホップ・リズムの理想的な“結婚”だ。

トラックリスト

01モンクス・ジレンマ
02サマー・ミスト
03ザ・ムーン・ドッグ
04ザ・ペインズ・ザ・キラー
05シェイプ・オブ・ザ・ウィンドウ
06サンプ
07スライスド・ワイルド・ポテト

演奏

日野皓正(TP) 菊地雅章(P) グレッグ・オズビー(AS) ジェイムズ・ジナス(B) ビリー・キルソン(DS)

パーカーズ・ムード/ザ・ハーグローブ~マクブライド~スコット・トリオ -1990年代

ヴァーヴが誇る若手3人によるパーカー・トリビュート。パーカーとはまったく世代的に異なる彼らにも、パーカーの影響がシッカリ認められる。彼の偉大さおよび若い3人がジャズの伝統をキチンと受け継いでいる姿に改めて層の厚さを実感させられた。

トラックリスト

01クラクトヴィーセーズテーン
02パーカーズ・ムード
03マーマデューク
04スティープルチェイス
05ローラ
06デクスタリティ
07ヤードバード組曲
08レッド・クロス
09レピティション
10レアード・ベアード
11デューイ・スクェア
12カード・ボード
13エイプリル・イン・パリ
14チェイシン・ザ・バード
15ボンゴ・ビープ
16スター・アイズ

演奏

ロイ・ハーグローヴ(tp)クリスチャン・マクブライド(b)スティーヴン・スコット(p)

ゴールデン・リップス/五十嵐一生 -1995年

日本ジャズ界若手実力派の筆頭、五十嵐の2作目のフル・アルバム。年齢(65年生まれ)のわりに落ち着き過ぎた雰囲気に、いよいよ若さの勢いが加味され、いいバランスになった。変な話だが、さほどに彼の技巧が凄いということ。コンボの結束もタイトで最高。

トラックリスト

01LIGIA
02マイ・マンズ・ゴーン・ナウ
03イット・クッド・ハプン・トゥ・ユー
04シーン#1
05スウィート&ラヴリー
06ボッサ・フォー・トム
07シーン#2
08ザ・バザード・ソング
09ブルー・モンク
10キャッチ・ザ・ウィンド

演奏

五十嵐一生(TP)竹内直(TS,CL,FL)納谷嘉彦(P)俵山昌之(B)大坂昌彦(DS)(9)川島哲郎(TS)

モダン・デイ・ジャズ・ストーリー/コートニー・パイン -テナーサックス

ブリティッシュ・ジャズの第一人者がNYで発信した、ジャズとDJを掛け合わせたアルバム。プログラミングも2割含まれ、今の技術で70年代のムーヴメントを再編しようという試みの意欲作だ。オリジナル曲も過去の名曲に似せ、当時の雰囲気がよく伝わる。

トラックリスト

01PRELUDE – THE WATER OF LIFE
02THE 37TH CHAMBER
03DON’T ‘XPLAIN (JAZZ FLEX SLICE)
04DAH BLESSING
05IN THE GARDEN OF EDEN
06CREATION STEPPER
07AFTER THE DAMAJA
08ABSOLUTION
09EACH ONE (MUST) TEACH ONE
10THE UNKNOWN WARRIOR
11I’VE KNOWN RIVERS
12OUTRO – GUIDING LIGHT
13PRINCE OF PIECE
14DON’T ‘XPLAIN (DARK VERSION)

演奏

コートニー・パイン(SS,TS,FL) ジュリ・アレン(P,OG) チャーネット・モフェット(B) ロニー・バラージュ(DS,PERC) DJポゴ(TURNTABLE) エディ・ヘンダーソン(TP) カサンドラ・ウィルソン(VO) マーク・ホイットフィールド(G)

MR.BOW‐TIE/ロン・カーター・フィーチャリング・ゴンサロ・ルバルカバ -1995年

日本のサムシンエルスと契約後、新たな創作活動を繰り広げるようになった巨匠ベーシストの90年代の代表作。キューバのピアニスト、ゴンサロ・ルバルカバを迎え、ジェントル&マイルドなジャズを魅せる。

トラックリスト

1. Mr. Boe Tie
2. Well You Needn’t
3. Fill In The Blanks
4. I Thought About You
5. Nearly
6. Cut And Paste
7. Stablemates
8. Wait For The Beep
9. M.S.R.P.
10. St. Thomas

演奏
Ron Carter (bass)、Gonzalo Rubalcaba (piano)、Edwin Russel (trumpet)、Javon Jackson (tenor sax)、Lewis Nash (drums)、Steve Kroon (percussion)

ラブ&ピース~トリビュート・トゥ・ホレス・シルバー/ディー・ディー・ブリッジウォーター -1990年代

実力の凄さは語られても、なかなかジャズ界の話題の的になるような作品に恵まれなかったディー・ディー(45歳)の決定打だ。作詞作曲はファンキー・ピアノのキング、ホレス・シルヴァー。ホレスが(2)(9)、オルガンの大御所スミスが(8)(12)で参加。最高最高。

トラックリスト

01パミット・ミー・トゥ・イントロデュース・ユー・トゥ・ユアセルフ
02ニカの夢
03トーキョー・ブルース
04プリティ・アイズ
05聖ヴァイタスの踊り
06ユー・ハプンド・マイ・ウェイ
07ソウルヴィル
08フィルシー・マクナスティ
09ソング・フォー・マイ・ファーザー
10ドゥードリン
11ロンリー・ウーマン
12ザ・ジョディ・グラインド
13ブローイン・ザ・ブルース・アウェイ

演奏

ディー・ディー・ブリッジウォーター(vo)ホレス・シルヴァー,ティエリ・エリーズ(p)ジミー・スミス(og)ステファン・ベルモンド(tp)ライオネル・ベルモンド(ts)アイン・ヴァン・ドゥ・ゲイン(b)アンドレ・デデ・チェカレッリ(ds)

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