20世紀ジャズ名盤の全て

アメリカ/ジョージ・アダムス -1989年

前作『ナイチンゲール』の続編ともいうべき内容で、アメリカ人の琴線に触れる曲というか、心の友というような曲を集めたアメリカ讃歌だ。無骨だが豪快かつ悠々と歌うテナーがアメリカのおおらかさに通じるようだ。

 

アーティスト:ジョージ・アダムス(ts,fl,vo)ヒュー・ロウソン(p)セシル・マクビー(b)マーク・ジョンソン(ds)

 

収録曲:

01アメリカ・ザ・ビューティフル
02テネシー・ワルツ
03モティヴェイション
04故郷の人々
05ジー・ベイビー
06ボールゲームに連れてって
07ユー・アー・マイ・サンシャイン
08わが心のジョージア
09ハヴ・ユー・サンクト・アメリカ
10星条旗

ナイチンゲール/ジョージ・アダムス -1988年

普段は過激でパワフルなアダムスが自己主張をセーブして、じっくりとハートを歌いこんだような作品。ワン・ホーン・カルテットなので、その真摯な態度と傑出した曲の理解度が浮き彫りになり、深い感銘を受ける。

 

アーティスト:ジョージ・アダムス(ts,ss,fl)ヒュー・ロウソン(p)シローン(b)ヴィクター・ルイス(ds)

 

収録曲:

01明日に架ける橋
02この素晴らしき世界
03クライ・ミー・ア・リヴァー
04バークリー広場のナイチンゲール
05ムーン・リヴァー
06プレシャス・ロード・テイク・マイ・バンド
07オール・マン・リヴァー
08ゴーイング・ホーム (家路)

ソング・フロム・ジ・オールド・カントリー/ジョージ・アダムス~ドン・プーレン -1980年代

70年代のミンガス・グループを母体にして誕生し、当初はアグレッシブに個性を主張するだけのグループだったが、ブルーノートに録音する頃になるとまとまりもよく品格をそなえるようになった。その頃の代表作。

 

アーティスト:ジョージ・アダムス(ts)ドン・プーレン(p)キャメロン・ブラウン(b)ダニー・リッチモンド(ds)

 

収録曲:

01ミスター・スムーシー
02ジャスト・フーリン・アラウンド
03ソング・フロム・ジ・オールド・カントリー
04ウィヴ・ビーン・ヒア・オール・ザ・タイム
05ア・タイム・フォー・ソブリティ
06ザ・ネセサリー・ブルース

〈録音〉
1986年

シティ・ゲイツ ジョージ・アダムス、 ドン・ピューレン -1983年

1983年 この後ブルーノートと契約し絶頂期を迎えるアダムス~プーレン・カルテットのスタジオ盤! 最強に濃いメンバーによる白熱の演奏はうるさい ニューヨークの批評家たちをして彼らのベスト・レコーディングと言わしめたアダムス~プーレン・カルテットの頂点に立つ作品!

 

アーシーな唸りケックスと麻雀牌掻き回しピアノ,でも,はみ出し者が内にもつ世界はとても澄んでいた。確かにこのカルテットはジャズの小さな枠を突き抜けながらリアルなジャズを作り上げていたと思う。なんてことをしっかりと認識させる1983年録音盤。
— 内容(「CDジャーナル」データベースより)

 

アーティスト:ジョージ・アダムス~ドン・プーレン/キャメロン・ブラウン/ダニー・リッチモンド

 1. ミンガス・メタモルフォシス
  2. サンバ・フォー・ナウ
  3. サンク・ユア・ベリー・マッチ・ミスター・モンク
  4. ノーバディ・ノウズ・ザ・トラブル・アイブ・シーン
  5. シティ・ゲイツ

 

〈録音〉
1983年

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