20世紀ジャズ名盤の全て

メディテーションズ/ジョン・コルトレーン -1960年代

「メディテーションズ」を吹き込む2週間前の録音。「サン・シップ」のわずか一週後のセッションでもあり、編成もそれと同じカルテットだがバンドの激情ぶりはやや劣る。コルトレーンのフリーキー度は十分。(CDジャーナルより)

【収録曲】
 
01THE FATHER AND THE SON AND THE HOLY GHOST
 
02COMPASSION
 
03LOVE
 
04CONSEQUENCES
 
05SERENITY
 
【演奏】
 
ジョン・コルトレーン,ファラオ・サンダース(TS) マッコイ・タイナー(P) ジミー・ギャリソン(B) エルヴィン・ジョーンズ,ラシッド・アリ(DS)
 
【録音】
 
1965年11月23日

バラードとブルースの夜/マッコイ・タイナー -1963年


ジョン・コルトレーンのカルテットでプレイしていた時代に録音した、バラード&ブルース集。ピアノ・トリオによるくつろいだ演奏ながらも独特の和声感覚を光らせるなど、創造的な面ものぞかせている。(CDジャーナルより)

【収録曲】

01SATIN DOLL
02WE’LL BE TOGETHER AGAIN
03‘ROUND MIDNIGHT
04FOR HEAVEN’S SAKE
05STAR EYES
06BLUE MONK
07GROOVE WALTZ
08DAYS OF WINE AND ROSES
 
【演奏者】
 
マッコイ・タイナー(P) スティーヴ・デイヴィス(B) レックス・ハンフリーズ(DS)
 
【録音年】
 
1963.3

インセプション/マッコイ・タイナー -1962年

コルトレーンのグループに参加しジャズに残るピアニストの一人となるマッコイ・タイナー。23歳の若き才能がエルヴィン・ジョーンズらと吹き込んだ初リーダー作でも、その類まれなハーモニー感覚を披露する。(CDジャーナルより)

【収録曲】

01INCEPTION

02THERE IS NO GREATER LOVE

03BLUES FOR GWEN

04SUNSET

05EFFENDI

06SPEAK LOW

【演奏】

マッコイ・タイナー(P) アート・デイヴィス(B) エルヴィン・ジョーンズ(DS)

【録音】

1962年1月

マッコイ・タイナー・アンド・ラテン・ジャズ・オールスターズ -1998年

昨年末に来日したマッコイ・タイナーが、来日時のメンバーたちと吹き込んだラテン・ジャズ・アルバム。彼の超絶技巧と、リズムが遺憾なく発揮され、ごきげんなサウンドを聴かせてくれる。(CDジャーナルより)

【収録曲】
01 FESTIVAL IN BAHIA
02 POINCIANA
03 AFRO BLUE
04 A SONG FOR LOVE
05 LA HABANA SOL
06 WE ARE OUR FATHERS’ SONS
07 BLUE BOSSA

【演奏者】
マッコイ・タイナー(P)ジョニー・アルメンドラ(ティンバル)ゲイリー・バーツ(SAX)イグナチオ・ベローア(DS)ジョヴァンニ・イダルゴ(PERC)クラウディオ・ロディティ(TP,FLH)エイヴリー・シャープ(B)スティーヴ・トゥーレ(TB,シェル)デイヴ・ヴァレンティン(FL)

【録音】
1998年7月

テイルズ・フロム・ザ・ハドソン/マイケル・ブレッカー -1990年代

ブレッカー・ブラザーズ作品を挟んで約5年ぶりのリーダー作。目指すは、含みのある今のアコースティック・ジャズ。達者なサイド・メンを従えて思うままに吹いている。意外にも、デイヴ・ホランドのベースが本作の決め手になっているように思えたが。

トラックリスト

01SLINGS AND ARROWS
02MIDNIGHT VOYAGE
03SONG FOR BILBAO
04BEAU RIVAGE
05AFRICAN SKIES
06INTRODUCTION TO NAKED SOUL
07NAKED SOUL
08WILLIE T.
09CABIN FEVER

演奏

マイケル・ブレッカー(ts)パット・メセニー(g)ジョーイ・カルデラッツォ,(3)(5)マッコイ・タイナー(p)デイヴ・ホランド(b)ジャック・デジョネット(ds)(3)(5)ドン・アライアス(perc)

インフィニティ/マッコイ・タイナー・トリオ・フィーチャリング・マイケル・ブレッカー -1995年

新生インパルス第1弾として登場したベテラン・ピアニスト、マッコイ・タイナー会心の1枚。長い楽歴の中でも特筆すべき名盤であろう。ゲストにブレッカーを迎え、往年のコルトレーン・カルテットを彷佛とさせるスリリングな快演を次々と繰り広げる。

トラックリスト

01フライング・ハイ
02アイ・ミーン・ユー
03ホェア・イズ・ラヴ
04チェンジズ
05ブルース・ストライド
06ハッピー・デイズ
07インプレッションズ
08メロウ・マイナー
09グッド・モーニング・ハートエイク

演奏

マッコイ・タイナー(p)マイケル・ブレッカー(ts)エイヴリー・シャープ(b)アーロン・スコット(ds)(1)(6)ヴァルティノ・アナスタシオ(コンガ,perc)

ダブル・トリオズ/マッコイ・タイナー -1980年代

まったく違う2種類のタイプのバックを従えて、ピアノ・トリオに取り組んだ作品。マイルスの下にいたマーカス・ミラーや、ピーターソンの下にいたルイ・ヘイズなど個性豊かな面々によるサウンドの変化が楽しい。

 

アーティスト:マッコイ・タイナー(P) スティーヴ・ソーントン(PERC) (1)~(4)エイブリー・シャープ,(5)~(8)マーカス・ミラー(B) (1)~(4)ルイス・ヘイス,(5)~(8)ジェフ・ワッツ(DS)

 

収録曲:

01LATINO SUITE
02LIL’ DARLIN’
03DREAMER
04SATIN DOLL
05DOWN HOME
06SUDAN
07LOVER MAN
08RHYTHM A NING

〈録音〉
1986年

イッツ・アバウト・タイム/マッコイ・タイナー&ジャッキー・マクリーン -1980年代

タイナーもマクリーンも旧ブルーノートでは看板スターだったが、意外にも共演作は一枚だけだった。お互いに大スターとなってからの競演は本作が初めて。それでも気心の知れた仲間のような雰囲気が漂う。

 

アーティスト:マツコイ・タイナー(P) ジャッキー・マクリーン(AS) ジョン・ファディス(TP) ロン・カーター,マーカス・ミラー(B) アル・フォスター(DS) スティーヴ・ソーントン(PERC)

 

収録曲:

01スパー・オブ・ザ・モーメント
02ユー・トート・マイ・ハート・トゥ・シング
03イッツ・アバウト・タイム
04ヒップ・トゥ
05ノー・フラワーズ・プリーズ
06トラヴェリン

〈録音〉
1985年

4×4、マッコイ・タイナー -1980年

ブライス、アバークロンビー、ハッチャーソン、ハバードを曲ごとに使い分けたユニークなアルバム。これを聴くとマッコイが単なる猪突猛進型ではない、多彩な表現の方向性を持ったピアニストだということがわかる。

 

アーティスト:マッコイ・タイナー(p)セシル・マクビー(b)アル・フォスター(ds)フレディ―・ハバード(tp)ジョン・アバークロンビー(g)ボビー・ハッチャーソン(vid)アーサー・ブライス(as)

 

01イナー・グリムブス

02カーニバルの朝

03パラドックス

04バックワード・グラシス

05フォアビドン・ランド

06パノニカ

07アイ・ウォナ・スタンド・オーバー・ゼア

08ザ・シーカー

09ブルース・イン・ザ・マイナー

10ステイ・アズ・スイート・アズ・ユー・アー

11イッツ・ユー・オア・ノー・ワン

〈録音〉
1980年

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