20世紀ジャズ名盤の全て

ソウル・ソサエティ/サム・ジョーンズ -1960年

キャノンボール・アダレイ・クインテット在籍中の60年に収録された初リーダー盤。全8曲中4曲が彼のセロをフィーチャーした七重奏団による演奏で、豪快にスウィングするジャズ・セロが聴ける。アダレイ一派が全面的に協力したファンキー・ジャズの名盤だ。(CDジャーナルより)

【収録曲】

01SOME KINDA MEAN

02ALL MEMBERS

03THE OLD COUNTRY

04JUST FRIENDS

05″HOME”

06DEEP BLUE CELLO

07THERE IS NO GREATER LOVE

08SO TIRED

【演奏】

サム・ジョーンズ((1)(4)(6)(7)VC,(2)(3)(5)(8)B) ジミー・ヒース(TS) チャールス・デイビス(BRS) ボビー・ティモンズ(P) ルイ・ヘイス(DS) (1)(4)(6)(7)ナット・アダレイ(COR) キーター・ベッツ(B) (2)(3)(5)(8)ブルー・ミッチェル(TP)

【録音】

1960年3月

ワーク・ソング/ナット・アダレイ -1960年


情感あふれるコルネットを聴かせるナット・アダレイの名作。見事なサポートが光るウェス・モンゴメリー、ピチカートで盛り上げるサム・ジョーンズなど、各人のプレイにも聴き所の多い、1960年のリヴァーサイド盤。(CDジャーナルより)

【収録曲】

01WORK SONG

02PRETTY MEMORY

03I’VE GOT A CRUSH ON YOU

04MEAN TO ME

05FALLOUT

06SACK OF WOE

07MY HEART STOOD STILL

08VIOLETS FOR YOUR FURS

09SCRAMBLED EGGS

【演奏】

ナット・アダレイ(COR) ウェス・モンゴメリー(G) ボビー・ティモンズ(P) サム・ジョーンズ,キーター・ベッツ(VC,B) パーシー・ヒース(B) ルイ・ヘイズ(DS)

【録音】

1960年1月

イン・サンフランシスコ/キャノンボール・アダレイ -1950年代

ファンキー・ブームの立役者であるキャノンボール・クインテットの熱気あふれるライヴ録音。爆発的な大ヒットを記録し、快進撃の出発点となったキャノンボールの出世作だ。(CDジャーナルより)

【収録曲】

01 THIS HERE

02 SPONTANEOUS COMBUSTION

03 HI – FLY

04 YOU GOT IT!

05 BOHEMIA AFTER DARK

06 STRAIGHT, NO CHASER

(6)ボーナストラック

【演奏】

キャノンボール・アダレイ(AS) ナット・アダレイ(COR) ボビー・ティモンズ(P) サム・ジョーンズ(B) ルイ・ヘイズ(DS)

【録音】

1959年10月

ジャズ来るべきもの/オーネット・コールマン -1950年代

59年5月に録音された本作は、オーネット・コールマンが革新的な、彼独自の音楽概念を打ち出した記念碑的名盤。「淋しい女」をはじめ、初期の名曲がたっぷり楽しめる。(CDジャーナルより)

【収録曲】

01淋しい女

02イヴェンチュアリー

03ピース

04フォーカス・オン・サニティー

05コンジニアリティー

06クロノロジー

【演奏】

オーネット・コールマン(AS)ドン・チェリー(COR)チャーリー・ヘイデン(B)ビリー・ヒギンズ(DS)

【録音】

1959年5月

ケリー・ブルー/ウイントン・ケリー -楽器

印象的なイントロで始まるタイトル曲に魅せられた方も多いだろう、モダン・ジャズの大人気盤。ケリーの美しいタッチが魅力の作品で、センスよく、ドライヴ感あふれるフレーズが素晴らしい。(CDジャーナルより)

【収録曲】

01KELLY BLUE

02SOFTLY, AS IN A MORNING SUNRISE

03ON GREEN DOLPHIN STREET

04WILLOW WEEP FOR ME

05KEEP IT MOVING

06OLD CLOTHES

07DO NOTHIN’ TILL YOU HEAR FROM ME

08KEEP IT MOVING

【演奏】

ウィントン・ケリー(P) ポール・チェンバース(B) ジミー・コブ(DS) (1)(5)(8)ナット・アダレイ(COR) ベニー・ゴルソン(TS) ボビー・ジャスパー(FL)

【録音】

(1)(5)(8)1959年2月 (2)~(4)(6)(7)1959年3月

ブルース・フォー・ドラキュラ/フィリー・ジョー・ジョーンズ -1950年代

50年代ハード・バップ・ドラマーの最高峰であるフィリー・ジョーの初リーダー作。時代の熱気を十分に伝える、躍動感あふれる痛快無比なハード・バップ・ドラミングを披露している。「ブルース・フォー・ドラキュラ」を含む全5曲を収録。(CDジャーナルより)

【収録曲】

01BLUES FOR DRACULA

02TRICK STREET

03FIESTA

04TUNE UP

05OW!

【演奏】

フィリー・ジョー・ジョーンズ(DS) ナット・アダレイ(COR) ジュリアン・プリースター(TB) ジョニー・グリフィン(TS) トミー・フラナガン(P) ジミー・ギャリソン(B)

【録音】

1958年9月

ジャズ・アット・オハイオ・ユニオン/ジョージ・ルイス -1950年代

ニュー・オリンズ・ジャズをアメリカ中心に知らしめたジョージ・ルイス楽団の54年のライブ録音。タイトルがJazzではなくてJassとなっているのもニュー・オリンズのジャズに敬意を表してのこと。歴史的にも価値の高い2枚組の保存盤である。(CDジャーナルより)

【収録曲】
[Disc 1]
01 イントロダクション (ベイズン・ストリート・ブルース)
02 サリュート・トゥ・オハイオ・ステイト (ユー・オールウェイズ・ハート・ジ・ワン・ユー・ラブ)
03 カレッジアン
04 ママ・ドント・ロウ・ノー・ミュージック
05 クライマックス・ラグ
06 ロード、ロード、ユー・サートゥンリー・ビーン・グッド・トゥ・ミー
07 ハイ・ソサエティー
08 イフ・エヴァー・アイ・シース・トゥ・ラブ
09  ザ・ワールド・イズ・ウェイティング・フォー・ザ・サンライズ
10 メリーランド、メリーランド
11 ジャスト・ア・リトル・ホワイル・トゥ・スティ・ヒアー
12 フリー・アズ・ア・バード
13 アイル・ビー・グラッド・ホエン・ユアー・テッド・ユー・ラスカル・ユー
14 バガンディー、ストリート・ブルース
[Disc 2]
01 オーバー・ザ・ウェイブス
02 ビューグル・ボーイ・ブルース
03 ドクター・ジャズ
04 レッド・ウィング
05 センセーション・ラグ
06 コリーヌ
07 アイス・クリーム
08 チャイムズ・ブルース
09 ホエン・ザ・セインツ・ゴー・マーチング・イン
10 マスクラット・ランブル
11 フィナーレ (ベイズン・ストリート・ブルース)

【演奏】
ジョージ・ルイス(cl)

【録音】
1954年3月

トニー・スコット・カルテット -1950年代

デフランコと並ぶモダン・クラリネットのもう一人の雄。スコットもまたパーカーの影響が濃く、デフランコよりもホットな音色で、ダイナミックなスタイルを持っていた。ワン・ホーンだけに彼のスタイルがよくわかる。

【収録曲】
SIDE 1
1. Katz’ Meow (A Canon For Cats)
2. After After Hours
3. I Never Know
4. Away We Go

SIDE 2
1. Blues For Ava Part 1
2. Blues For Ava Part 2
3. It’s You Or No One
4. I Cover The Waterfront
5. Yesterdays

【演奏】
Tony Scott(cl)
Dick Katz(p)
Earl May, Milt Hinton, Percy Heath(b)
Philly” Joe Jones, Osie Johnson(ds)

【収録】
1953年12月

ジ・エッセンス・オブ・ルイ・アームストロング -1930年以前

大きな口に由来する渾名サッチモでおなじみ、ルイのスタイルを確立した頃、’28年の録音で「ルイ・アームストロングの肖像1928」として出ていた作品である。ホット・ファイブ、ホット・セブンなどの名のリーダー・セッションが収録された歴史的な名盤。(CDジャーナルより)

【収録曲】
01 ウエスト・エンド・ブルース
02 ドント・ジャイブ・ミー
03 シュガー・フット・ストラット
04 スキップ・ザ・ガッター
05 ファイアワークス
06 ア・マンディ・デイト
07 トゥ・デューセズ
08 スクィーズ・ミー
09 ニー・ドロップス
10 ノー・パパ・ノー
11 ベイズン・ストリート・ブルース
12 ノー・ワン・エルス・バット・ユー
13 ボー・クー・ジャック
14 セーヴ・イット・プリティ・ママ
15 ウェザー・バード
16 マグルス
17 ヒア・ミー・トーキン・トゥ・ヤ
18 セント・ジェームス病院
19 タイト・ライク・ジス

【演奏者】
ルイ・アームストロング・ヒズ・ホット・ファイブ&ホット・セブン

【録音】
1928年

リアル・ジャズ・ミー・ブルース/ビックス・バイダーベッグ -1930年以前

白人ジャズの先駆者ビックス・バイダーベックがプレイヤーとして絶頂期とされている27年~28年に発表した43曲が聴ける集大成。ビックスはコルネットだけでなく、ピアノ・ソロも披露。(CDジャーナルより)

【収録曲】
[Disc 1]
01 TRUMBOLOGY
02 CLARINET MARMALADE
03 SINGIN’ THE BLUES
04 OSTRICH WALK
05 RIVERBOAT SHUFFLE
06 I’M COMING VIRGINIA
07 WAY DOWN YONDER IN NEW ORLEANS
08 FOR NO REASON AT ALL IN C
09 THREE BLIND MICE (RHYTHMIC THEME IN ADVANCED HARMONY)
10 BLUE RIVER
11 THERE’S A CRADLE IN CAROLINE
12 IN A MIST
13 WRINGIN’ AND TWISTIN’
14 HUMPTY DUMPTY
15 KRAZY KAT
16 (THE) BALTIMORE
17 THERE AIN’T NO LAND LIKE DIXIELAND TO ME
18 THERE’S A CRADLE IN CAROLINE
19 JUST AN HOUR OF LOVE
20 I’M WONDERIN’ WHO
[Disc 2]
01 THREE BLIND MICE 1
02 THREE BLIND MICE 2
03 CLORINDA 1
04 CLORINDA 2
05 I’M MORE THAN SATISFIED 1
06 I’M MORE THAN SATISFIED 2
07 AT THE JAZZ BAND BALL
08 ROYAL GARDEN BLUES
09 JAZZ ME BLUES
10 GOOSE PIMPLES
11 SORRY
12 CRYIN’ ALL DAY
13 A GOOD MAN IS HARD TO FIND
14 SINCE MY BEST GAL TURNED ME DOWN
15 SUGAR
16 THERE’LL COME A TIME (WAIT AND SEE)
17 JUBILEE
18 MISSISSIPPI MUD
19 OH GEE! – OH JOY!
20 WHY DO I LOVE YOU?
21 OL’ MAN RIVER
22 OUR BUNGALOW OF DREAMS
23 LILA

【演奏者】
ビックス・バイダーベック(COR,P) フランキー・トランバウアー(C-MELODY SAX) ビル・ランク(TB) ドン・マレイ(CL,TS,BRS) エディ・ラング(G) チョーンシー・モアハウス(DS) ジミー・ドーシー(CL) フランク・シニョレーリ(P) ピー・ウィー・ラッセル(CL) ジョー・ヴェヌーティ(VN) ビング・クロスビー(VO)他

【録音】
1927年2月~1928年4月

オールド・カントリー/ナット・アダレイ・クインテット・フィーチャリング・ビンセント・ハーリング -1990年代

ナット・アダレイが、キャノンボールの再来と言われるビンセント・ハーリングをフィーチャーしたアルバム。ファンキーはファンキーだが、現代的なスマートさも兼ね備えている。この時代のナットを代表する作品だ。

 

アーティスト:ナット・アダレイ(COR) ヴィンセント・ハーリング(AS) ロブ・バーガド(P) ジェイムズ・ジナス(B) ビリー・ドラモンド(DS)

 

収録曲:

01THE OLD COUNTRY
02BOHEMIA AFTER DARK
03JENNINE
04ALMOST ALWAYS
05LOVE FOR SALE
06ONE FOR DADDY O
07STELLA BY STARLIGHT
08THE CHANT
09NIPPON SOUL

ブルーストラック/日野皓正 -1989年

80年代はフュージョンのヒット曲を次々に生み出した日野だったが、本作はメイン・ストリームに戻っての本格的な大作だ。フュージョンの成果を踏まえ、高度であってもわかりやすく素晴らしいソロを聴かせてくれる。

 

アーティスト:日野皓正(cor)ジョン・スコフィールド(g)ボビー・ワトソン(as)ロブ・シェップス(ts)オナージェ・アラン・ガムス(p)ボブ・ハースト,マイケル・フォーマネク(b)ヴィクター・ルイス(ds)

 

収録曲:

01ロマンセロ・ギターノ
02スウィート・ラヴ・オブ・マイン
03ブルーストラック
04レイン・アゲイン
05ヒューゴー
06枯葉
07アローン・アローン・アンド・アローン
08タイム・アウティング

トランス・ブルー/日野皓正 -1980年代

フュージョンで人気沸騰だった日野が4ビートに戻ってきた記念碑的作品。ストリングスをバックに有名スタンダードのバラードに取り組んだ意欲作だ。日野の深みのある表現といぶし銀の音色は圧倒的な迫力すら感じる。

 

アーティスト:日野皓正(COR) グラディ・テイト(DS) エディ・ゴメス(B) ケニー・カークランド(P) ジム・ホール(G)

 

収録曲:

01MY FUNNY VALENTINE
02ALONE, ALONE AND ALONE
03BLACK ORPHEUS
04MY ONE AND ONLY LOVE
05GREEN SLEEVES
06BUT BEAUTIFUL
07NATURE BOY
08HOLD MY HAND
09LUSH LIFE

〈録音〉
1984年、1985年

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