ゴールデン・サークルのオーネット・コールマンVOL.1&2/オーネット・コールマン -1960年代
「メディテーションズ」を吹き込む2週間前の録音。「サン・シップ」のわずか一週後のセッションでもあり、編成もそれと同じカルテットだがバンドの激情ぶりはやや劣る。コルトレーンのフリーキー度は十分。(CDジャーナルより)
ソロ楽器としてのオルガンの可能性を果敢に押し広げたラリー・ヤングのアルバム。60年代にブルーノートに残した作品は極めてオリジナリティが高く、コルトレーンのスタイルを取り込んだとも言われた。(CDジャーナルより)
アービンのカルテットにゴードンが客演したバトル集。タイプの全く違う両者が意外なほどに相性のいいところを示す。ふたりが持ち味を発揮することで、相互に触発されてスタイルを超越した名演が生まれた。(2000masterpiecesopjazzより)
【収録曲】
➀セッティング・ザ・ペース
②デクスターズ・デック
【演奏者】
ブッカー・アービン・ウィズ・デクスター・ゴードン(ts)ジャッキー・バイアード(p)レジー・ワークマン(b)アラン・ドウソン(ds)
【録音】
1965年10月27日
60年代半ばにチェット・ベイカーが行なったマラソン・セッションからの1枚。ヴォーカリストとしても人気を誇る彼が、ここではトランペットに専念。全編にわたって良質のストレート・アヘッド・ジャズを展開している。(CDジャーナルより)
【収録曲】
トニー・ウィリアムスが1965年に発表したリーダー作。マイルス・グループの盟友、ウェイン・ショーターやハービー・ハンコックも参加。スリリングなプレイは聴きどころ多数。(CDジャーナルより)
【収録曲】
ジャズ・ヴォーカルは知らなくてもシルヴィアは好きだなんていわれるとギクりとくる。彼女はツウ受けする歌手なのだ。活動が地味なためにあまり知られていない。古き良き時代のテイストを持つ心温まるヴォーカルが魅力だ。名手が伴奏を務めた65年録作。(CDジャーナルより)
【収録曲】
ジャズ・テナーの巨人がインパルス・レーベルに最初に遺したリーダー作。ミッキー・ローカーがハードドライヴィングに攻める「オン・グリーン・ドルフィン・ストリート」はロリンズらしさ全開の名演。(CDジャーナルより)
【収録曲】
1965年のニューポートでのライヴ盤。シーンのトップを行く2大バンドのカップリングで、コルトレーンの黄金カルテットは「ワン・ダウン、ワン・アップ」のみだが、前衛派と新主流派の両方を楽しめるお得な一枚。「SCAG」は詩の朗読。(CDジャーナルより)
【収録曲】
知られる通り複雑な経緯を持つアルバムだが、今回のCD化により2つの“アセンション”が1枚にまとめられた。コルトレーン自身の意志には反するのかもしれないが、ファンにとっては朗報だ。トレーン晩年の、理想郷を目指す喚起と苦悶の決定的世界。(CDジャーナルより)
【収録曲】
ウェスの最高傑作のひとつであると同時に、共演したウィントン・ケリーにとっても出色の出来に仕上がったライヴ盤。マイルス・デイヴィスのコンボでもおなじみのメンツとともに綴られた、ジャズ・ギターの歴史の1ページだ。(CDジャーナルより)
【収録曲】
当初は映画のサントラ用にオーネットがレコーディングしたものだが、インパクトがありすぎて不採用。結果的にコロムビアから1965年にリリースされた。4部構成の組曲で、各パート20分前後の長尺演奏。(CDジャーナルより)
【収録曲】
オルガン・ジャズの神様、ジミー・スミスのオルガン・トリオ作品。ノリのいいファンキーなビートに乗って彼のオルガンが冴えわたる。ケニー・バレルのギターも聴き逃せないポイント。(CDジャーナルより)
【収録曲】
同名映画の主題歌「いそしぎ」を収録した、ボサ・ノヴァの名花、アストラッド・ジルベルトの2ndアルバム。クラウス・オガーマンやドン・セベスキーをアレンジャーに迎え、都会的に洗練された演奏で名スタンダードを可憐に聴かせてくれる。(CDジャーナルより)
【収録曲】
97年には電撃的にジャズ界に復帰することになるピート・ラロカが、1965年にブルーノートに残した唯一のリーダー作。思う存分に叩きまくるラロカのプレイが至極痛快。(CDジャーナルより)
【収録曲】
ラムゼイ・ルイス・トリオが残した人気ライヴ作品。1965年にワシントンDCで収録されたもので、随所で聴かれる観客の掛け声や手拍子がいかにノリの良いダンサブルな演奏であったかを物語っている。(CDジャーナルより)
【収録曲】
フレディ・ハバード、リー・モーガンという名トランペット2奏者の参加がたまらない、1965年録音作品。ゲイリー・バーツが参加した唯一のジャズ・メッセンジャーズ作品という点にも注目。(CDジャーナルより)
【収録曲】
傑作アルバム『サイドワインダー』でも共演したジョー・ヘンダーソンの参加が目を惹く1965年の作品。全体的な印象も遠からずといった感じで、タイトル曲のほか「月の砂漠」のカヴァーも聴きもの。(CDジャーナルより)
【収録曲】
ジャズの歴史はどうしてもパーカーを抜きにして語ることはできない。亡くなったのが55年。その10周忌にあたる65年にNYのカーネギーホールで行なわれた追悼コンサートのライヴ。とにかくメンバーが豪華で、その功績の偉大さを痛感。未発表を3曲収録。(CDジャーナルより)
【収録曲】
モダン・ジャズ・ギターの聖典。ウェスの死後に発表されたライヴ作で、自由奔放で骨太のアドリヴの連発に圧倒される。この説得力こそ天才の証明だ。ウェスの影響はジャズだけに留まらない。ロック・ギターのファンのド肝を抜くにちがいないだろう。(CDジャーナルより)
【収録曲】
精神医学の博士号を持つ異色のジャズ・ピアニスト、デニー・ザイトリンの名声を不動のものにした1965年のライヴ。ベースにチャーリー・ヘイデン、ドラムにジェリー・グラネリを迎え、ビル・エヴァンスの流れをくむ叙情的な演奏を繰り広げている。(CDジャーナルより)
【収録曲】
ジャズはもちろん、アコースティック・ミュージック史上でも屈指の美を備えたといえる永遠の名盤。オリジナル曲「処女航海」「ドルフィン・ダンス」がハービーの天才を物語る。マイルス・グループで培われた最強クインテットによる、1965年の録音。(CDジャーナルより)
【収録曲】
クラシックの名曲をジャズ化した最大の功労者といっても過言ではないキケロの最高傑作。クラシックとジャズの融合を試みた最初期の成果を収めた記念碑的作品だ。(CDジャーナルより)
【収録曲】
ジャズ・サックスの巨人コルトレーンが「チム・チム・チェリー」を取り上げたことで知られる、1965年のインパルス盤。ナット・キング・コールで知られる「ネイチャー・ボーイ」も収録する人気の高い一枚。(CDジャーナルより)
【収録曲】
強烈な個性ゆえに、ソロ・ワークでこそ彼の魅力が十分に発揮されることを証明する最高傑作のひとつ。“バップの高僧”とも呼ばれた天才ピアニストが、バップという領域を超えて唯一無比の世界を繰り広げる。(CDジャーナルより)
【収録曲】
名ジャズ・ギタリストのセンスあふれる演奏をギル・エヴァンスのオーケストラで華麗にコーディネートした作品。ナイロン弦のアコースティック・ギターにソロなど、多彩なバレル節を収録している。(CDジャーナルより)
【収録曲】
ジャズ界では珍しいバリトン・サックスの名手、ジェリー・マリガンの代表作。アート・ファーマーやジム・ホールといった静謐なサウンドを得意とするプレイヤーらと多彩な楽曲を聴かせる。(CDジャーナルより)
【収録曲】
01NIGHT LIGHTS
02MORNING OF THE CARNIVAL (FROM “BLACK ORPHEUS”) (MANHA DE CARNAVAL)
03IN THE WEE SMALL HOURS OF THE MORNING
04PRELUDE IN E MINOR
05FESTIVAL MINOR
06TELL ME WHEN07NIGHT LIGHTS
(7)ボーナストラック
【演奏】
ジェリー・マリガン(BRS,P,CL) アート・ファーマー(TP,FLH) ボブ・ブルックマイヤー(V-TB) ジム・ホール(G) ビル・クロウ(B) デイヴ・ベイリー(DS) 他
【録音】
(1)~(6)1963年9,10月 (7)1965年10月