20世紀ジャズ名盤の全て

サッシースイングス・ザ・チボリ/サラ・ボーン -1963年

サラはマーキュリーに『アット・ミスター・ケリーズ』、『アット・ザ・ロンドン・ハウス』といった名ライブ盤を残しているがこれもそのひとつ。

お得意のレパートリーを用意してデンマークの聴衆を魅了し尽くしている。

(Swingジャーナルより)

【収録曲】

01帰ってくれないか、ビル・ベイリー

02ミスティ

03恋とは何でしょう

04ラヴァー・マン

05サムタイムス・アイム・ハッピー

06アイ・フィール・プリティ

07テンダリー

08サッシーズ・ブルース

09ポルカ・ドッツ・アンド・ムーンビームス

10君に泣く

【演奏】

サラ・ヴォーン(vo) カーク・スチュアート(p)

チャールス・ウィリアムス(b) ジョージ・ヒューズ(ds)

【録音】

1963年7月

ノー・カウント・サラ/サラ・ボーン -1950年代

ベイシー不在のカウント・ベイシー・オーケストラとサラが共演した1958年の一作。超有名曲「煙が目にしみる」ほか、彼女だからこそ可能ともいえる王道のラインナップが並ぶ。もちろんスキャットも絶好調。(CDジャーナルより)

【収録曲】

01SMOKE GETS IN YOUR EYES

02DOODLIN’

03DARN THAT DREAM

04JUST ONE OF THOSE THINGS

05MOONLIGHT IN VERMONT

06NO ‘COUNT BLUES

07CHEEK TO CHEEK

08STARDUST

09MISSING YOU

【演奏】

サラ・ヴォーン(VO) サド・ジョーンズ(TP,指揮) 他

【録音】

1958年1月

サラ・ボーン・ウィズ・クリフォード・ブラウン -1950年代

サラとクリフォードという天才の共演であり、ジャズ・ヴォーカル作品の定番中の定番。美しいヴィブラートのかかったヴォーカルを堪能できるほか、伴奏陣のソロもふんだんに盛り込まれた聴きごたえある作品。(CDジャーナルより)

【収録曲】
01 LULLABY OF BIRDLAND
02 APRIL IN PARIS
03 HE’S MY GUY
04 JIM
05 YOU’RE NOT THE KIND
06 EMBRACEABLE YOU
07 I’M GLAD THERE IS YOU
08 SEPTEMBER SONG
09 IT’S CRAZY
10 LULLABY OF BIRDLAND
(10)ボーナストラック

【演奏】
サラ・ヴォーン(VO) クリフォード・ブラウン(TP) ハービー・マン(FL) ポール・クイニシェット(TS) ジミー・ジョーンズ(P) ジョー・ベンジャミン(B) ロイ・ヘインズ(DS) アーニー・ウィルキンス(指揮)

【録音】
1954年12月

サラ・ボーン・イン・ハイ・ファイ/サラ・ボーン -1950年

すでに大ヒット曲のあった20代なかばのサラが大手CBSへ録音した代表作。ジャズ界の顔となる前のマイルス参加((1)~(8))が貴重で、今回未発表((13)以降)が9テイクも追加された。マイルス参加は6曲。歌伴なので物足りないがソロを少々とる曲もある。(CDジャーナルより)

【収録曲】

01 EAST OF THE SUN (WEST OF THE MOON)
02 NICE WORK IF YOU CAN GET IT
03 COME RAIN OR COME SHINE
04 MEAN TO ME
05 IT MIGHT AS WELL BE SPRING
06 CAN’T GET OUT OF THIS MOOD
07 GOODNIGHT MY LOVE
08 AIN’T MISBEHAVIN’
09 PINKY
10 THE NEARNESS OF YOU
11 SPRING WILL BE A LITTLE LATE THIS YEAR
12 OOH, WHAT’CHA DOIN’ TO ME
13 IT’S ALL IN THE MIND
14 THE NEARNESS OF YOU
15 AIN’T MISBEHAVIN’
16 GOODNIGHT MY LOVE
17 CAN’T GET OUT OF THIS MOOD
18 IT MIGHT AS WELL BE SPRING
19 MEAN TO ME
20 COME RAIN OR COME SHINE
21 EAST OF THE SUN (WEST OF THE MOON)

【演奏】

サラ・ヴォーン(vo)他

【録音】

1949年~1952年

アフター・アワーズ/サラ・ヴォーン -1940年代

「アフター・アワーズ」というと、’61年録音のルーレット盤のことだと思われる方もいるだろう。そちらも傑作として名高いが、タイトル曲の入っているのはこのCBS盤の方である。かつCBS時代の最高傑作とされるが、バックにパーシー・フェイスやミッチ・ミラーの楽団の名もあり、いかにもCBS。「イン・ハイファイ」はもっとジャズ的で、特にジミー・ジョーンズ楽団をバックにした7曲ではマイルス・デイビスのトランペットが聞ける貴重な作品。ソウルフルで技工的なサラのスタイルは既に確立していた。(CDジャーナルより)

【収録曲】
01 アフター・アワーズ
02 夢の街
03 愛を教えてくれたあなた
04 あなたは私のもの
05 私の夢
06 サマータイム
07 ブラック・コーヒー
08 シンキング・オブ・ユー
09 君に泣く
10 パーディド
11 ディープ・パープル
12 ジャスト・フレンズ

【録音】
1949~1952年

ブラジリアン・ロマンス/サラ・ボーン -1987年

50年代からブラジルと縁の深いサラだけに好企画といえる。セルジオ・メンデスのプロデュース、ドリイ・カミイのアレンジにブラジルのミュージシャンと、本物のブラジル音楽とサラのボーカルが見事に融合している。

 

アーティスト:サラ・ヴォーン(VO)ジョージ・デューク(KEY)アルフォンス・ジョンソン(B)ダン・ハフ(G)ドリ・カイミ(G)カルロス・ヴェガ(DS)ポリーニョ・ダ・コスタ(PERC)(1)(2)マルシオ・モンタルロヨス(TP,FLH)(1)(3)トム・スコット(リリコン,TS)(5)チャック・ドミニコ(B)(6)アーニー・ワッツ(AS)(8)ヒューバート・ロウズ(FL)(10)サイーダ・ギャレット(B-VO)(10)グラチーニャ・レポレース(B-VO)(10)ケイト・マーコヴィッツ(B-VO) 他

 

収録曲:

01MAKE THIS CITY OURS TONIGHT
02ROMANCE
03LOVE AND PASSION
04SO MANY STARS
05PHOTOGRAPH
06NOTHING WILL BE AS IT WAS
07IT’S SIMPLE
08OBSESSION
09WANTING MORE
10YOUR SMILE

枯葉、サラ・ボーン -1982年

テーマを排除した「枯葉」で繰り広げられる驚異的なスキャットと、バラッドでの豊潤なフェイクで女王の貫禄を見せつけた、サラ・ヴォーンの表現力の奥深さを感じる傑作。ジョー・パスのサポートも光る。

-内容(「CDジャーナル」より)

 

アーティスト:サラ・ヴォーン(VO) ローランド・ハナ(P) (1)~(6)ジョー・パス(G) (1)~(7)アンディ・シンプキンス(B) ハロルド・ジョーンズ(DS)

 

01I DIDN’T KNOW WHAT TIME IT WAS
02THAT’S ALL
03AUTUMN LEAVES
04LOVE DANCE
05THE ISLAND
06SEASONS
07IN LOVE IN VAIN
08YOU ARE TOO BEAUTIFUL

〈録音〉
1982年

サラ・ボーン&カウント・ベイシー・オーケストラ、サラ・ボーン -1981年

81年録音のトリオ+ベイシー楽団との共演アルバム。スタンダード中心ではあるが、サラ・ヴォーンの圧倒的な個性が見事に引き出された名演ばかり。楽団のスウィング感とダイナミズム、ネスティコのアレンジも聴きどころ。

-内容(「CDジャーナル」データベース)

 

アーティスト:サラ・ヴォーン(VO) ザ・カウント・ベイシー・オーケストラ

 

01I GOTTA RIGHT TO SING THE BLUES
02JUST FRIENDS
03IF YOU COULD SEE ME NOW
04ILL WIND
05WHEN YOUR LOVER HAS GONE
06SEND UN THE CLOWNS
07I HADN’T ANYONE TILL YOU
08ALL THE THINGS YOU ARE
09INDIAN SUMMER
10FROM THIS MOMENT ON

〈録音〉
1981年

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