20世紀ジャズ名盤の全て

ザ・グレート・ワイド・ワールド・オブ・クインシー・ジョーンズ -アルトサックス

あまり注目されることのない1950年代のクインシー作品。実際のところ、本エマーシー盤においても彼のオリジナル曲が一曲もないのはちょっとした驚きだが、それでもフィル・ウッズらによるバピッシュなソロは聴く価値あり。(CDジャーナルより)

【収録曲】

01 LESTER LEAPS IN

02 GHANA

03 CARAVAN

04 EVERYBODY’S BLUES

05 CHEROKEE

06 AIR MAIL SPECIAL

07 THEY SAY IT’S WONDERFUL

08 CHANT OF THE WEED

09 I NEVER HAS SEEN SNOW

10 EESOM

【演奏】

クインシー・ジョーンズ・アンド・ヒズ・オーケストラ:クインシー・ジョーンズ(指揮) アーニー・ロイヤル,アート・ファーマー,リー・モーガン(TP) ジミー・クリーヴランド,アービー・グリーン(TB) ジュリアス・ワトキンス(HR) フィル・ウッズ(AS) ジェローム・リチャードソン(FL,TS) サヒブ・シハブ(BRS) パティ・ボウン(P) レス・スパン(FL,G) 他

【録音】

1959年11月

チェット/チェット・ベイカー -1950年代

ビル・エヴァンス、ケニー・バレルらの参加を得て、聴く者をリリカルで甘美な世界へと誘うチェットの絶品バラード集。チェット作品の中で最も美しいと言われるジャケットも魅力的。(CDジャーナルより)

【収録曲】

01ALONE TOGETHER

02HOW HIGH THE MOON

03IT NEVER ENTERED MY MIND

04’TIS AUTUMN

05IF YOU COULD SEE ME NOW

06SEPTEMBER SONG

07YOU’D BE SO NICE TO COME HOME TO

08TIME ON MY HANDS (YOU IN MY ARMS)

09YOU AND THE NIGHT AND THE MUSIC

10EARLY MORNING MOOD

(10)ボーナストラック

【演奏】

チェット・ベイカー(TP) ペッパー・アダムス(BS) ハービー・マン(FL) ケニー・バレル(G) ビル・エヴァンス(P) ポール・チェンバース(B) コニー・ケイ,フィリー・ジョー・ジョーンズ(DS)

【録音】

(1)~(3)(5)~(7)(10)1958年12月 (4)(8)(9)1959年1月

ケリー・ブルー/ウイントン・ケリー -テナーサックス

印象的なイントロで始まるタイトル曲に魅せられた方も多いだろう、モダン・ジャズの大人気盤。ケリーの美しいタッチが魅力の作品で、センスよく、ドライヴ感あふれるフレーズが素晴らしい。(CDジャーナルより)

【収録曲】

01KELLY BLUE

02SOFTLY, AS IN A MORNING SUNRISE

03ON GREEN DOLPHIN STREET

04WILLOW WEEP FOR ME

05KEEP IT MOVING

06OLD CLOTHES

07DO NOTHIN’ TILL YOU HEAR FROM ME

08KEEP IT MOVING

【演奏】

ウィントン・ケリー(P) ポール・チェンバース(B) ジミー・コブ(DS) (1)(5)(8)ナット・アダレイ(COR) ベニー・ゴルソン(TS) ボビー・ジャスパー(FL)

【録音】

(1)(5)(8)1959年2月 (2)~(4)(6)(7)1959年3月

シング・アロング・ウィズ・ベイシー/ランバート・ヘンドリックス&ロス -ブログ

ベイシー楽団の演奏をヴォーカリーズで表現した“ランバート、ヘンドリックス&ロス”が、御大に招かれて共演した名盤。卓越したコーラス・アンサンブルとソロの技量は、いつ聴いても驚愕。(CDジャーナルより)

【収録曲】

01JUMPIN AT THE WOODSIDE

02GOING TO CHICAGO BLUES

03TICKLE TOE

04LET ME SEE

05EVERY TUB

06SHORTY GEORGE

07RUSTY DUSTY BLUES

08THE KING

09SWINGIN’ THE BLUES

10LI’L DARLIN

【演奏】

カウント・ベイシー(P) サド・ジョーンズ,ジョー・ニューマン,スヌーキー・ヤング,ウェンデル・カリー(TP) ヘンリー・コーカー,アル・グレイ,ベニー・パウエル(TB) マーシャル・ロイヤル(CL,AS) フランク・ウェス(AS,TS,FL) フランク・フォスター,エディ“ロックジョウ”デイヴィス(TS) チャーリー・フォークス(BSR) フレディ・グリーン(G) エディ・ジョーンズ(B) ソニー・ペイン(DS) デイヴ・ランバート,アニー・ロス,(1)~(6)(8)(9)ジョン・ヘンドリックス,(2)(5)(7)(9)ジョー・ウィリアムス(VO)

【録音】1958年9月

ヒップ・ハープ/ドロシー・アシュビー -1950年代

ジャズ・ハープの第一人者的存在のアシュビー。際立ったうまさの中にメロウな響き、つま弾きが詰まった7000番代の名盤。ヒップホップ・プロダクションとしても必須。(CDジャーナルより)

【収録曲】01PAWKY

02MOONLIGHT IN VERMONT

03BACK TALK

04DANCING IN THE DARK

05CHARMAINE

06JOLLITY

07THERE’S A SMALL HOTEL

【演奏】ドロシー・アシュビー(HP)フランク・ウェス(FL)ハーマン・ライト(B)アート・テイラー(DS)

【録音】1958年3月

ハービー・マン~サム・モスト・クインテット -1950年代

フルート2本による編成だが、バトル物ではなく瀟洒なジャズ。後年と違ってこの当時のハービー・マンはオーソドックスなプレイを聴かせるメインストリーマーだった。ジョー・ピューマのギターも趣味がよく、どこか室内楽的雰囲気も漂うスマートな演奏。
フルート・デュオを徹底して生かした、スリリングで楽しいアルバム。曲もスタンダード中心で親しみやすい。今回世界初CD化というのをお忘れなく。(CDジャーナルより)

【収録曲】
01 FASCINATING RHYTHM
02 WHY DO I LOVE YOU?
03 IT’S ONLY SUNSHINE
04 LOVE LETTERS
05 LET’S GET AWAY FROM IT ALL
06 FLYING HOME
07 I’LL REMEMBER APRIL
08 EMPATHY
09 IT MIGHT AS WELL BE SPRING
10 JUST ONE OF THOSE THINGS
11 SEVEN COME ELEVEN

【演奏】
ハービー・マン,サム・モスト(FL) ジョー・ピューマ(G) ジミー・ギャノン(B) リー・クレインマン(DS)

【録音】
1955年10月

モダン・デイ・ジャズ・ストーリー/コートニー・パイン -テナーサックス

ブリティッシュ・ジャズの第一人者がNYで発信した、ジャズとDJを掛け合わせたアルバム。プログラミングも2割含まれ、今の技術で70年代のムーヴメントを再編しようという試みの意欲作だ。オリジナル曲も過去の名曲に似せ、当時の雰囲気がよく伝わる。

トラックリスト

01PRELUDE – THE WATER OF LIFE
02THE 37TH CHAMBER
03DON’T ‘XPLAIN (JAZZ FLEX SLICE)
04DAH BLESSING
05IN THE GARDEN OF EDEN
06CREATION STEPPER
07AFTER THE DAMAJA
08ABSOLUTION
09EACH ONE (MUST) TEACH ONE
10THE UNKNOWN WARRIOR
11I’VE KNOWN RIVERS
12OUTRO – GUIDING LIGHT
13PRINCE OF PIECE
14DON’T ‘XPLAIN (DARK VERSION)

演奏

コートニー・パイン(SS,TS,FL) ジュリ・アレン(P,OG) チャーネット・モフェット(B) ロニー・バラージュ(DS,PERC) DJポゴ(TURNTABLE) エディ・ヘンダーソン(TP) カサンドラ・ウィルソン(VO) マーク・ホイットフィールド(G)

インソムニア/トーマス・チェイピン -アルトサックス

チェイピンは、現代最先端のジャズを演出する”ニッティング・ファクトリー”育ちのアルト奏者。本作からは、黒人とは別の角度から表現の可能性を模索する彼の探究心が聴こえてくる。早すぎた死が惜しまれる。

 

アーティスト:トーマス・チェイピン(as,fl)マリオ・パヴォーン(b)マイケル・サリン(ds)アル・ブライアント,フランク・ロンドン(tp)カーティス・フォルクス(tb)マーカス・ロジャス(チューバ)他

 

収録曲:

01パンテオン
02インソムニア
03イクアトリア
04トリオ1
05クーデタ
06トリオ2
07ゴルゴ・サム
08イオタ

プレイ・スタンダーズ/ゲイリー・トーマス~パット・メセニー -1992年

怪物トーマスと、自由の人メセニーが、よってたかってスタンダードを粉砕した問題作。好きか嫌いかは別として、当時のお手軽スタンダード・ブームに一石を投じた作品として無視はできない。メセニーの狂乱ぶりに唖然。

 

アーティスト:ゲイリー・トーマス(ts,ss,fl)パット・メセニー(g)ティム・マーフィー(p)アンソニー・コックス(b)テリ・リン・キャリントン(ds)スティーヴ・モス(perc)

 

収録曲:

01エンジェル・アイズ
02ザ・ベスト・シング・フォー・ユー
03ラッシュ・ライフ
04バイ・バイ・ベイビー
05ラメント
06ピース
07イッツ・ユー・オア・ノー・ワン
08ユー・ドント・ノウ・ホワット・ラヴ・イズ

アフリカン・エクスチェンジ・スチューデント/ケニー・ギャレット -ヴォーカル

アトランティックにおけるギャレットの第2弾。前作『プリズナー・オブ・ラブ』はこの人のポップな側面をアピールした作品だったが、これはギンギンのストレート・アヘッド路線である。図太いアルトが腹に響く。

 

アーティスト:ケニー・ギャレット(AS,FL,VO)マルグリュー・ミラー(P) チャーネット・モフェット,ロン・カーター(B)トニー・リーダス,エルヴィン・ジョーンズ(DS)ルディ・バード,ティト・オケイシオ,スティーヴ・ソーントン(PERC)

 

収録曲:

01JA HED
02MACK THE KNIFE
03AFRICAN EXCHANGE STUDENT
04SOMEDAY WE’LL ALL BE FREE
05ONE WORLD THROUGH
06STRAIGHT STREET
07SHAW
08LULLABY OF ISFAHAN
09ONE FINGER SNAP
10YOUR COUNTRY-NESS
11NOSTRADAMUS

アメリカ/ジョージ・アダムス -1980年代

前作『ナイチンゲール』の続編ともいうべき内容で、アメリカ人の琴線に触れる曲というか、心の友というような曲を集めたアメリカ讃歌だ。無骨だが豪快かつ悠々と歌うテナーがアメリカのおおらかさに通じるようだ。

 

アーティスト:ジョージ・アダムス(ts,fl,vo)ヒュー・ロウソン(p)セシル・マクビー(b)マーク・ジョンソン(ds)

 

収録曲:

01アメリカ・ザ・ビューティフル
02テネシー・ワルツ
03モティヴェイション
04故郷の人々
05ジー・ベイビー
06ボールゲームに連れてって
07ユー・アー・マイ・サンシャイン
08わが心のジョージア
09ハヴ・ユー・サンクト・アメリカ
10星条旗

バイ・エニー・ミーンズ・ネセサリー/ゲイリー・トーマス -テナーサックス

マイルスの元で腕を挙げたトーマスがディジョネットのスペシャル・エディションに在籍中に録音した3枚目のリーダー作。メンバーに統一感が感じられないが、そこが混沌としたハードな世界を構築したともいえるだろう。

 

アーティスト:ゲイリー・トーマス(ts,fl,syn)ティム・マーフィー(p,syn)アンソニー・コックス(b)デニス・チェンバース(ds)(7)(9)グレッグ・オズビー(as,syn)(1)(3)(8)ジョン・スコフィールド,(6)(8)ミック・グッドリック(g)(4)(5)(7)ジェリ・アレン(p,syn)(1)(2)(4)(6)(7)(8)ナナ・ヴァスコンセロス(perc)

 

収録曲:

01バイ・エニー・ミーンズ・ネセサリー
02コンティニュアム
03ユア・アンダー・アレスト
04ポテンシャル・ハザード
05トゥ・ザ・ヴァニシング・ポイント
06スクリーン・ジェム
07ジャナーラ
08アット・リスク
09アウト・オブ・ハームズ・ウェイ

ナイチンゲール/ジョージ・アダムス -1980年代

普段は過激でパワフルなアダムスが自己主張をセーブして、じっくりとハートを歌いこんだような作品。ワン・ホーン・カルテットなので、その真摯な態度と傑出した曲の理解度が浮き彫りになり、深い感銘を受ける。

 

アーティスト:ジョージ・アダムス(ts,ss,fl)ヒュー・ロウソン(p)シローン(b)ヴィクター・ルイス(ds)

 

収録曲:

01明日に架ける橋
02この素晴らしき世界
03クライ・ミー・ア・リヴァー
04バークリー広場のナイチンゲール
05ムーン・リヴァー
06プレシャス・ロード・テイク・マイ・バンド
07オール・マン・リヴァー
08ゴーイング・ホーム (家路)

プレイズ・マイルス・アンド・ギル/高橋達也と東京ユニオン -テナーサックス

マイルスとギル・エバンスが共演した名曲の数々をデビッド・マシューズのアレンジで東京ユニオンが演奏するという企画物。チューバやホルンなどギルのアレンジにも迫るマシューズのペンがさえ、演奏も秀逸だ。

 

アーティスト:高橋達也(ts,fl)と東京ユニオン

 

収録曲:

01イレブン
02ザ・ミーニング・オブ・ザ・ブルース
03パブリシティ
04アランフェス協奏曲
05マイルス・アヘッド
06ベスよお前は俺のもの
07ゴーン
08ゴーン・ゴーン・ゴーン
09サマータイム

アフリカン・フラワー/ジェームス・ニュートン -1985年

ニュートンは70年代に登場したフルートの新星で、本作で一躍注目を集めた。バイオリンやバイブを加えたユニークな編成とアレンジで、有名なエリントン・ナンバーに新鮮な息吹を与え、現代風に蘇っている。

 

アーティスト:ジェイムス・ニュートン(fl)オル・ダラ(cor)アーサー・ブライス(as)ジョン・ブレイク(vn)ローランド・ハナ(p)リック・ロージー(b)ビリー・ハート(ds)

 

収録曲:

01黒と茶の幻想
02ヴァージン・ジャングル
03ストレンジ・フィーリング
04アフリカン・フラワー
05コットンテイル
06ソフィスティケイテッド・レディ
07パッション・フラワー

〈録音〉
1985年

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