20世紀ジャズ名盤の全て

モダン・デイ・ジャズ・ストーリー/コートニー・パイン -1990年代

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ブリティッシュ・ジャズの第一人者がNYで発信した、ジャズとDJを掛け合わせたアルバム。プログラミングも2割含まれ、今の技術で70年代のムーヴメントを再編しようという試みの意欲作だ。オリジナル曲も過去の名曲に似せ、当時の雰囲気がよく伝わる。
トラックリスト

01PRELUDE – THE WATER OF LIFE
02THE 37TH CHAMBER
03DON’T ‘XPLAIN (JAZZ FLEX SLICE)
04DAH BLESSING
05IN THE GARDEN OF EDEN
06CREATION STEPPER
07AFTER THE DAMAJA
08ABSOLUTION
09EACH ONE (MUST) TEACH ONE
10THE UNKNOWN WARRIOR
11I’VE KNOWN RIVERS
12OUTRO – GUIDING LIGHT
13PRINCE OF PIECE
14DON’T ‘XPLAIN (DARK VERSION)
演奏

コートニー・パイン(SS,TS,FL) ジュリ・アレン(P,OG) チャーネット・モフェット(B) ロニー・バラージュ(DS,PERC) DJポゴ(TURNTABLE) エディ・ヘンダーソン(TP) カサンドラ・ウィルソン(VO) マーク・ホイットフィールド(G)

インソムニア/トーマス・チェイピン -1992年

チェイピンは、現代最先端のジャズを演出する”ニッティング・ファクトリー”育ちのアルト奏者。本作からは、黒人とは別の角度から表現の可能性を模索する彼の探究心が聴こえてくる。早すぎた死が惜しまれる。

 

アーティスト:トーマス・チェイピン(as,fl)マリオ・パヴォーン(b)マイケル・サリン(ds)アル・ブライアント,フランク・ロンドン(tp)カーティス・フォルクス(tb)マーカス・ロジャス(チューバ)他

 

収録曲:

01パンテオン
02インソムニア
03イクアトリア
04トリオ1
05クーデタ
06トリオ2
07ゴルゴ・サム
08イオタ

プレイ・スタンダーズ/ゲイリー・トーマス~パット・メセニー -1992年

怪物トーマスと、自由の人メセニーが、よってたかってスタンダードを粉砕した問題作。好きか嫌いかは別として、当時のお手軽スタンダード・ブームに一石を投じた作品として無視はできない。メセニーの狂乱ぶりに唖然。

 

アーティスト:ゲイリー・トーマス(ts,ss,fl)パット・メセニー(g)ティム・マーフィー(p)アンソニー・コックス(b)テリ・リン・キャリントン(ds)スティーヴ・モス(perc)

 

収録曲:

01エンジェル・アイズ
02ザ・ベスト・シング・フォー・ユー
03ラッシュ・ライフ
04バイ・バイ・ベイビー
05ラメント
06ピース
07イッツ・ユー・オア・ノー・ワン
08ユー・ドント・ノウ・ホワット・ラヴ・イズ

アフリカン・エクスチェンジ・スチューデント/ケニー・ギャレット -1990年

アトランティックにおけるギャレットの第2弾。前作『プリズナー・オブ・ラブ』はこの人のポップな側面をアピールした作品だったが、これはギンギンのストレート・アヘッド路線である。図太いアルトが腹に響く。

 

アーティスト:ケニー・ギャレット(AS,FL,VO)マルグリュー・ミラー(P) チャーネット・モフェット,ロン・カーター(B)トニー・リーダス,エルヴィン・ジョーンズ(DS)ルディ・バード,ティト・オケイシオ,スティーヴ・ソーントン(PERC)

 

収録曲:

01JA HED
02MACK THE KNIFE
03AFRICAN EXCHANGE STUDENT
04SOMEDAY WE’LL ALL BE FREE
05ONE WORLD THROUGH
06STRAIGHT STREET
07SHAW
08LULLABY OF ISFAHAN
09ONE FINGER SNAP
10YOUR COUNTRY-NESS
11NOSTRADAMUS

アメリカ/ジョージ・アダムス -ヴォーカル

前作『ナイチンゲール』の続編ともいうべき内容で、アメリカ人の琴線に触れる曲というか、心の友というような曲を集めたアメリカ讃歌だ。無骨だが豪快かつ悠々と歌うテナーがアメリカのおおらかさに通じるようだ。

 

アーティスト:ジョージ・アダムス(ts,fl,vo)ヒュー・ロウソン(p)セシル・マクビー(b)マーク・ジョンソン(ds)

 

収録曲:

01アメリカ・ザ・ビューティフル
02テネシー・ワルツ
03モティヴェイション
04故郷の人々
05ジー・ベイビー
06ボールゲームに連れてって
07ユー・アー・マイ・サンシャイン
08わが心のジョージア
09ハヴ・ユー・サンクト・アメリカ
10星条旗

バイ・エニー・ミーンズ・ネセサリー/ゲイリー・トーマス -1989年

マイルスの元で腕を挙げたトーマスがディジョネットのスペシャル・エディションに在籍中に録音した3枚目のリーダー作。メンバーに統一感が感じられないが、そこが混沌としたハードな世界を構築したともいえるだろう。

 

アーティスト:ゲイリー・トーマス(ts,fl,syn)ティム・マーフィー(p,syn)アンソニー・コックス(b)デニス・チェンバース(ds)(7)(9)グレッグ・オズビー(as,syn)(1)(3)(8)ジョン・スコフィールド,(6)(8)ミック・グッドリック(g)(4)(5)(7)ジェリ・アレン(p,syn)(1)(2)(4)(6)(7)(8)ナナ・ヴァスコンセロス(perc)

 

収録曲:

01バイ・エニー・ミーンズ・ネセサリー
02コンティニュアム
03ユア・アンダー・アレスト
04ポテンシャル・ハザード
05トゥ・ザ・ヴァニシング・ポイント
06スクリーン・ジェム
07ジャナーラ
08アット・リスク
09アウト・オブ・ハームズ・ウェイ

ナイチンゲール/ジョージ・アダムス -1988年

普段は過激でパワフルなアダムスが自己主張をセーブして、じっくりとハートを歌いこんだような作品。ワン・ホーン・カルテットなので、その真摯な態度と傑出した曲の理解度が浮き彫りになり、深い感銘を受ける。

 

アーティスト:ジョージ・アダムス(ts,ss,fl)ヒュー・ロウソン(p)シローン(b)ヴィクター・ルイス(ds)

 

収録曲:

01明日に架ける橋
02この素晴らしき世界
03クライ・ミー・ア・リヴァー
04バークリー広場のナイチンゲール
05ムーン・リヴァー
06プレシャス・ロード・テイク・マイ・バンド
07オール・マン・リヴァー
08ゴーイング・ホーム (家路)

プレイズ・マイルス・アンド・ギル/高橋達也と東京ユニオン -1988年

マイルスとギル・エバンスが共演した名曲の数々をデビッド・マシューズのアレンジで東京ユニオンが演奏するという企画物。チューバやホルンなどギルのアレンジにも迫るマシューズのペンがさえ、演奏も秀逸だ。

 

アーティスト:高橋達也(ts,fl)と東京ユニオン

 

収録曲:

01イレブン
02ザ・ミーニング・オブ・ザ・ブルース
03パブリシティ
04アランフェス協奏曲
05マイルス・アヘッド
06ベスよお前は俺のもの
07ゴーン
08ゴーン・ゴーン・ゴーン
09サマータイム

アフリカン・フラワー/ジェームス・ニュートン -1985年

ニュートンは70年代に登場したフルートの新星で、本作で一躍注目を集めた。バイオリンやバイブを加えたユニークな編成とアレンジで、有名なエリントン・ナンバーに新鮮な息吹を与え、現代風に蘇っている。

 

アーティスト:ジェイムス・ニュートン(fl)オル・ダラ(cor)アーサー・ブライス(as)ジョン・ブレイク(vn)ローランド・ハナ(p)リック・ロージー(b)ビリー・ハート(ds)

 

収録曲:

01黒と茶の幻想
02ヴァージン・ジャングル
03ストレンジ・フィーリング
04アフリカン・フラワー
05コットンテイル
06ソフィスティケイテッド・レディ
07パッション・フラワー

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