20世紀ジャズ名盤の全て

モダン・ジュズ/ポンタ・ボックス -村上秀一

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驚いたのがピアノの音のいいことだ。もちろん演奏もそれに負けていない。ジャズを皮肉ったようなアルバム・タイトルだが、ここには紛れもなく良質なピアノ・トリオ・ジャズがある。バラードを中心とした美しいサウンドにこの音楽の魅力を再発見した。
トラックリスト

01THE THEME FROM “MODERN JUZZ”
02SUNFLOWER OF LAUSANNE
03LET’S GO PHILLY
04FELLINI
05MASTROIANNI
06ESLARGO
07CHRISTMAS EVE
08THE THEME FROM “MODERN JUZZ”
演奏

村上“ポンタ”秀一(ds)佐山雅弘(p)バカボン鈴木(b)(7)佐藤竹善(vo)

アメリカの祈り/マンハッタン・トリニティ+1 -ルイス・ナッシュ

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ピアノのサイラス・チェスナットを中心とするグループの97年録音デビュー作。その後、このバンドはトリオになったが、本作にはアルト・サックスのアントニオ・ハートが加わっている。哀しみのジャズとでもいうのか、悲哀に満ちた曲を切々と演奏していて、心にしみる。

トラックリスト

01QUIET TEMPLE
02I HAVE A DREAM
03LAMENT
04PIANO SONATA NO.2 IN B-FLAT MAJOR OP.35
05GOD BLESS THE CHILD
06THE PRECHER
07CRY ME A RIVER
08BLUES FOR M.L.K.
09I WISH I KNEW HOW IT WOULD FEEL TO BE FREE

演奏

サイラス・チェスナット(P) ジョージ・ムラーツ(B) ルイス・ナッシュ(DS) アントニオ・ハート(AS)

 

リズム・レボリューション/レオン・パーカー -レオン・パーカー

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驚いた! 第2弾なのだがここまでやるとは……。パーカッション/ドラムの色彩に富む斬新なリズムをジャズにゾクゾクするほどうまく融合させた。コマーシャル性を排したジャズ・アプローチを高く評価したい。これは現代の“ジャズ来るべきもの”かも。
トラックリスト

01レイ・オブ・ライト
02ヴィレッジ・ソング:アフリカ
03クローズ・ユア・アイズ
04コーリング・アウト
05ビリーフ
06ホライゾン・アズル
07ワイド・オープン
08ファースト・チャイルド
09イン・ア・センチメンタル・ムード
10ビリーフ (デディケイテッド・トゥ・イングケ)
演奏

レオン・パーカー(ds,perc,vo)スティーヴ・ウィルソン(sax,fl)スティーヴ・デイヴィス(tb)トム・ハレル(fp,flh)リサ・パーカー(fl)ウゴンナ・オケグォア(b)アダム・クルツ(p,perc)ナタリー・キャッシュマン(perc,vo)

ストリート&アベニュー/大坂昌彦&原朋直クインテット -1990年代

MASAHIKO OSAKA & TOMONAO HARA QUINTET / 大坂昌彦&原朋直クインテット / ストリート&アベニュー

新世代ジャズの幕開けぜよ!”とばかりに若手の新しい才能が次々と頭角を現し、まさに平成のジャズ維新が動乱期に突入した1990年代に、キングレコードに残された名作を再発売する“復刻!日本ジャズ維新20”シリーズ。

トラックリスト

1. A列車で行こう

2. ドロップ・ミー・オフ・アット・ハーレム

3. アッパー・マンハッタン・メディカル・グループ

4. スケーティング・イン・セントラル・パーク

5. マンハッタン

6. セントラル・パーク・ウエスト

7. 52丁目のテーマ

8. グランド・セントラル

9. スクラップル・フロム・ジ・アップル

10. ブロードウェイ・ブルース

演奏

大坂昌彦(ds)、原朋直(tp)、川嶋哲郎(ss,ts)、井上祐一(p)、上村信(b)

ヤング・アット・ハート/トニー・ウイリアムス -1990年代

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世界で初めて“ダイレクト・ストーム・デジタル”という録音方法でレコーディングされたトニーのピアノ・トリオ・アルバム。トニーのダイナミックなドラミング、マルグリューのドライヴ感あふれるピアノが、キレのいい音質で迫ってきて、迫力満点だ。
トラックリスト

01プロメシアン
02ヤング・アット・ハート
03オン・グリーン・ドルフィン・ストリート
04フェアウェル・トゥ・ドグマ
05ハウ・マイ・ハート・シングス
06フール・オン・ザ・ヒル
07ネプチューン:フィア・ノット
08あなたと夜と音楽と
09ボディ・アンド・ソウル
10ディス・ヒア
11サマー・ミー、ウィンター・ミー
演奏

トニー・ウィリアムス(ds)マルグリュー・ミラー(p)アイラ・コールマン(b)

テスティモーニアル/カール・アレン -カール・アレン

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これまでの日本制作とは大ちがい。アトランティックと契約したドラマー、カール・アレンの第2弾だ。サイラスのオルガン、ニコラスのペットもいい。日本人がナメられてたというより、ワールド・デビューという出世が、真の実力を引き出したのである。
トラックリスト

01カム・サンデイ
02ホーリー・ランド
03ザ・メッセージ
04フット・パッティン
05テスティモーニアル
06ザ・サクリファイス
07ザ・プレゼンス・オブ・ドクター・B
08レラティヴィティ
09ストアフロント・リヴァイヴァル
10チューズデイ・ナイト・プレイヤー・ミーティング
11ダーク・アンド・ラヴリィ
12ア・シティ・コールド・ヘヴン
13リトル・ジョーダン
演奏

カール・アレン(ds)ヴィンセント・ハーリング(sax)ニコラス・ペイトン(tp)マーク・ホイットフィールド(g)サイラス・チェスナット(p,og)クリスチャン・マクブライド(b)他

PONTA BOX -1990年代

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日本一のドラマー、村上“ポンタ”秀一が初めて結成したリーダー・グループがこのトリオ。ここには彼のこれまでの活動のすべてが詰め込まれていると言っても過言ではない。日本最高峰のピアノ・トリオ・アルバム。黙って聴きなさい。
トラックリスト

01NOTHING FROM NOTHING|WELL, YOU NEEDN’T
02FAIRY TALE
03PIN TUCK
04FILL IN
05NABI’S NAPPING
06FIFTEEN
07HERO INN
08NEFERTITI|PINOCOHIO
09CONCRETE 1994
10POOH-SONG
演奏

村上“ポンタ”秀一(DS) 佐山雅弘(P) (10)水野正敏(B)

 

def/大坂昌彦&原朋直クインテット -1993年

いわゆる平成ジャズ維新の旗頭であった大坂と原。彼らが組んだ双頭ユニットは当初、ブラウン~ローチ・クインテットの再現と言われたが、実はもっと自由でコンテンポラリーなサウンドを持ったジャズなのであった。

 

アーティスト:大坂昌彦(DS) 原朋直(TP) 水野修平(P) (1)~(6)(8)(9)川嶋哲郎(SS,TS) (1)~(6)(8)(9)上村信,(7)俵山昌之(B) (6)(8)中川英二郎(TB) (7)山田穣,(8)多田誠司(AS)

 

収録曲:

01MILES AWAY
02DEF
03ON THE AIRPORT LINE
04ONCE UPON A TIME
05ISN’T IT RIGHT?
06PICKY
07I COULD WRITE A BOOK
08TERROR MASA
09THE RIVER FLOWS INTO THE NIGHT

G.M.プロジェクト -1993年

ギャレット~モフェットの頭文字とともにジェネラル・ミュージックの意味も持つG.M.プロジェクトのデビュー作は、その名のとおりスタイルを超越したジャズが聴ける。それにしても、実にすごいメンバーである。

 

アーティスト:ケニー・ギャレット(as,ss)ジェリ・アレン(p)チャーネット・モフェット(b)チャールス・モフェット(ds)

 

収録曲:

01CHOO CHOO TRAIN
02APEX
03SING A SONG OF SONG
04HAPPY DREAM
05CALLING YOU
06TIP-TOEING
07INTRO TO YELLOW
08SAHRA’S SHORT STORY
09SUNBEAM
10CATHEDRAL

トリプル・ヘリックス/日野皓正~菊池雅章~富樫雅彦 -1993年

ヤマハ・ジャズ・フェスで実現したV.S.O.P。この日本のジャズの巨人たちが同じステージに立つのは、おそらくこれが最初で最後ではないか。フェスティバルとは思えない緊張感の高い演奏に思わず姿勢を正してしまう。

 

アーティスト:日野皓正(tp)菊地雅章(p)富樫雅彦(perc)ジェイムズ・ジナス(b)

 

収録曲:

01トライアル
02ドクター・U
03トワイライト・サウス・ウェスト
04ブルー・モンク
05ザ・サファイア・ウェイ

ザ・ブルーノート・ライブ/トニー・ウィリアムス -1992年

トニー・グループのライブの傑作が日本で録音されたことを、われわれは誇りに思っていいだろう。緻密なアンサンブルといい、ソロといい、グループ・エクスプレッションといい、この時期の彼のバンドは本当に充実していた。

 

アーティスト:トニー・ウィリアムス(ds)ウォレス・ルーニー(tp)ビル・ピアース(ts,ss)マルグリュー・ミラー(p)アイラ・コールマン(b)

 

収録曲:

[Disc 1]
01ジオ・ローズ
02ブラックバード
03アンシェント・アイズ
04シタデル
05ウォリアーズ
06エンジェル・ストリート
[Disc 2]
01シスター・シェリル
02ザ・スランプ
03浜辺のミュータント
04シヴィリゼイション
05クリスタル・パレス
06ライフ・オブ・ザ・パーティ
07アナウンスメンツ

至上の愛~ライブ・アット・ピットイン/エルビン・ジョーンズ&ウィントン・マルサリス -1992年

毎年のように日本を訪れているエルビンだが、これだけ強力なメンバーでの来日はめったにない。しかも曲目は「至上の愛」ときた。日頃の屁理屈をかなぐり捨てて力の限り吹くウィントンの男らしいことといったら!

 

アーティスト:エルヴィン・ジョーンズ(ds)ウィントン・マルサリス(tp)マーカス・ロバーツ(p)レジナルド・ビール(b)

 

収録曲:

01至上の愛:承認~決意~追究
02ディア・ロード
03ハッピー・バースデイ
04ブルース・トゥ・ヴィーン

ビレッジ・バンガード・ライブ!/アート・テイラーズ・ウェイラーズ -ドラムス

晩年のテイラーは、’テイラーズ・ウェイラーズ’を親子ほども歳の違う若いミュージシャンで固めていた。あるいは彼は第2のプレイヤーを目指していたのかも。本作ではジャッキー・テラソンのプレイに注目したい。

 

アーティスト:アート・テイラー(ds)エイブラハム・バートン(as)ウィリー・ウィリアムス(ts)ジャッキー・テラソン(p)タイラー・ミッチェル(b)

 

収録曲:

01ストリート・イントロ
02A.T.ズ・シャウト
03ブリッジ・テーマ~Mr.A.T.リヴィジテッド
04メンバー紹介
05ディア・オールド・ストックホルム
06ストレスト・アウト
07ソー・ソリー・プリーズ
08ブリッジ・テーマ
09Mr.A.T.リヴィジテッド
10休憩
11エリントン・ストレイホーン・メドレー:ソフィスティケイテッド・レディ
12イン・ア・センチメンタル・ムード
13チェルシー・ブリッジ
14ハーレム・マルディ・グラ
15ブリッジ・テーマ~ソルト・ピーナッツ

結成40周年記念~MJQ&フレンズ -1992年

多彩なゲストがMJQの結成40周年を華やかに祝う豪華記念盤。イリノイ・ジャケーからテイク6までよくもまあこれだけの顔ぶれがそろったものだが、一番すごいのはどんな人がきても微動だにしないMJQの強固さだ。

 

アーティスト:ジョン・ルイス(p)ミルト・ジャクソン(vib)パーシー・ヒース(b)コニー・ケイ,ミッキー・ローカー(ds)他

 

収録曲:

01バグス・グルーヴ
02オール・ザ・シングス・ユー・アー
03チェロキー
04インディアナ
05降っても晴れても
06柳よ泣いておくれ
07メモリーズ・オブ・ユー
08ブルース・フォー・ワニータ
09ゼア・ウィル・ネヴァー・ビー・アナザー・ユー
10イージー・リヴィング
11ジャンゴ
12ダーン・ザット・ドリーム
13ビリーズ・バウンス

ヤングブラッド/エルビン・ジョーンズ -1992年

二つの超新星、ニコラスとジョシュアをフロントに配したエルビンの意欲作。派手なフィルと独特のビート感以上に、若手のプレイに合わせた’技の受けと返し’が印象的。ドラムの神様の真骨頂を存分に堪能したい。

 

アーティスト:エルヴィン・ジョーンズ(DS) (1)~(3)(5)~(10)ジョージ・ムラーツ(B) (1)(2)(5)~(8)(10)ニコラス・ペイトン(TP) (1)(2)(5)(6)(8)(10)ジャヴォン・ジャクソン,(1)~(3)(5)(6)(8)(10)ジョシュア・レッドマン(TS)

 

収録曲:

01NOT YET
02HAVE YOU SEEN ELVEEN?
03ANGEL EYES
04DING – A – LING – A – LING
05LADY LUCK
06THE BISCUIT MAN
07BODY AND SOUL
08STRANGE
09MY ROMANCE
10YOUNGBLOOD

ポール・モチアン・エレクトリック・ビ・バップ・バンドfeat.ジョシュア・レッドマン -1992年

いかにもモチアンらしいラジカルなビバップ・ユニット。素材は何であれ、演奏者によってジャズはどうにでもなるという良い見本だ。デビューしたてのジョシュアが、ニュー・スターの名に恥じないソロを聴かせる。

 

アーティスト:ポール・モチアン(ds)ジョシュア・レッドマン(ts)ブラッド・シュベック,カート・ローゼンウィンクル(g)武石務(b)

 

収録曲:

01ショウ・ナフ
02アイ・ウェイテッド・フォー・ユー
03異教徒たちの踊り
04ダーン・ザット・ドリーム
05ホット・ハウス
06ディジー・アトモスフィアー
07スクラップ・フロム・ジ・アップル
08スクラップ・フロム・ジ・アップル(別テイク)
09モンクス・ドリーム
1052番街のテーマ

アース・ウォーク/ジャック・デジョネット・スペシャル・エディション -1991年

ネイティブ・アメリカンの血を引くデジョネットが、自らのルーツを音楽で表現した。大自然の鼓動が少しの嫌味もなく最先端のモダン・ジャズに溶け込んでいるところが素晴らしい。このユニットの最高作のひとつ。

 

アーティスト:ジャック・デジョネット(DS) グレッグ・オズビー,ゲイリー・トーマス(SAX) マイケル・ケイン,ロニー・プラキシコ(P)

 

収録曲:

01IT’S TIME TO WAKE UP AND DREAM
02BLUE
03WHERE OR WAYNE
04PRIESTESSES OF THE MIST
05EARTH WALK
06ON GOLDEN BEAMS
07ONE ON ONE
08LYDIA
09MONK’S PLUMB
10IT’S TIME TO WAKE UP AND DREAM

プレイズ・ビバップVol.1&2/富樫雅彦&J.J.スピリッツ -1991年

日本が世界に誇るパーカッション奏者、富樫が、久々にビバップをストレートに演奏した快作。長年にわたって日本のジャズを支えてきた屈指のメンバーによる音楽は、まさにジャパン・ジャズのスピリットがみなぎっている。

 

アーティスト:富樫雅彦(PERC) 佐藤允彦(P) 峰厚介(TS) 井野信義(B)

 

収録曲:

[Vol.1]

01CONFIRMATION
02IN A SENTIMENTAL MOOD
03OLEO
04STELLA BY STARLIGHT
05I REMEMBER CLIFFORD
06A NICHT IN TUNISIA|MONK’S HAT BLUES
[Vol.2]
01MONK’S HAT BLUES|I’LL REMEMBER APRIL
02IT MICHT AS WELL BE SPRING
03ON A SLOW BOAT TO CHINA
04IF I SHOULD LOSE YOU
05EVERYTHING HAPPENS TO ME
06JOY SPRING
07BEMSHA SEING

 

スイート・ソウル/ピーター・アースキン -1991年

日本人の手によるコンテンポラリー・ジャズ・レーベルは、ピーター・アースキンのリーダー作でスタートした。ジャンルの壁を取り払った新しい感性のこの音楽は、おそらく現代のジャズ・サウンドに直結するものだ。

 

アーティスト:ピーター・アースキン(ds)ケニー・ワーナー(p)マーク・ジョンソン(b)ジョー・ロヴァーノ,(3)ボブ・ミンツァー(ts)(3)(4)(8)ジョン・スコフィールド(g)(3)(4)ランディ・ブレッカー(tp)

 

収録曲:

01タッチ・ハー・ソフト・リップス・アンド・パート
02プレス・エンター
03スウィート・ソウル
04トゥ・ビー・オア・ノット・トゥ・ビー
05アンビヴァレンス
06エンジェルズ・アンド・デヴィルズ
07スピーク・ロウ
08スコラスティック
09ディスタント・ブロッサム
10バット・イズ・イット・アート
11イン・ユア・オウン・スウィート・ウェイ

パラレル・リアリティーズ/ジャック・デジョネット -ギター

名義上はデジョネットのリーダー作ではあるが、本質的にはパット・メセニー、ハービー・ハンコックの三者対等のグループ・コンセプトと考えるべきだ。中でも絶好調のメセニーのプレイには目を見張るものがある。

 

アーティスト:ジャック・ディジョネット(DS,KEY) パット・メセニー(G,SYN-G) ハービー・ハンコック(P,KEY)

 

収録曲:

01JACK IN
02EXOTIC ISLES
03DANCING
04NINE OVER REGGAE
05JOHN MCKEE
06INDIGO DREAMSCAPES
07PARALLEL REALITIES

 

トゥ・ビー・オーネット・トゥ・ビー/アルド・ロマーノ -ドラムス

フリー・ジャズの雄オーネット・コールマンの作品を、欧州の優秀なミュージシャンを集め、巧妙なアレンジで見事なアンサンブルを聴かせた問題作。難解に聞こえるオーネットの曲がどこかポップな味わいすら感じる。

 

アーティスト:アルド・ロマーノ(DS) フランコ・ダンドレア(P) パオロ・フレズ(TP,FLH,他)フリオ・ディ・キャストリ(B)

 

収録曲:

01THE BLESSING
02W.R.U.
03LORRAINE
04TEARS INSIDE
05CONTOS DE SONU INTRO’E SONNU
06MIND AND TIME
07CHECK UP
08HALF WAY
09FEET MUSIC
10THE BLESSING
11JAYNE
12THEME FROM A SYMPHONY / SKIES OF AMERICA
13DO

スウェーデンの城/ヨーロピアン・ジャズ・トリオ -ベース

耳に心地よく、聴き易く、難しいことをしない80~90年代のイージー・リスニング・ジャズ的な明確な方向性にこのグループの存在価値がある。この潔さが多くの冠トリオと違って安心して聴けるところでもある。

 

アーティスト:カレル・ボエリー(P) フランス・ホーヴァン(B) ロイ・ダッカス(DS)

 

収録曲:

01エリナー・リグビー
02スウェーデンの城
03ルーフィー
04ビーズと腕輪
05オレンジ・シティ
06ホワット・ザ・ヘック
07ネイチャー・ボーイ
08パッセージ・オブ・ジャコ
09ビューティフル・ラヴ
10君は恋を知らない
11マイ・シップ
12ジェントル・ブレイン

セグメンツ/ジェリ・アレン~チャーリー・ヘイデン~ポール・モチアン -ベース

アレンはチャーリー・ヘイデンのリベレーション・ミュージック・オーケストラに加入して以降、その特異な才能が開花したといえるだろう。本作もこのオーケストラがあってこそ実現した彼女の理想のようなトリオだ。

 

アーティスト:ジェリ・アレン(p)チャーリー・ヘイデン(b)ポール・モチアン(ds)

 

収録曲:

01ロウ・イヤーズ
02ユール・ネヴァー・ノウ
03マーマデューク
04カバラ (ドラム・ミュージック)
05ホーム
06アイム・オール・スマイルズ
07セグメント
08ラ・パッショナリア
09レイン

ライブ・アット・モントリオール/チャーリー・ヘイデン&ジェリ・アレン -ベース

モントリオール・ジャズ・フェスティバルでのライブ。アレンのピアノは非和声的でフリー・ジャズの要素を含んだ非主流派のスタイルだ。この特異な才能をヘイデン~モチアンのリズム陣は見事にサポートしている。

 

アーティスト:チャーリー・ヘイデン(b)ジェリ・アレン(p)ポール・モチアン(ds)

 

収録曲:

01BLUES IN MOTIAN
02FIASCO
03FIRST SONG
04DOLPHY’S DANCE
05FOR JOHN MALACHI
06IN THE YEAR OF THE DRAGON

ライブ・アット・モントリオールⅣ/チャーリー・ヘイデン&ゴンザロ・ルバルカバ -ベース

ルバルカバは本作録音当時、まだ無名に近い存在で、彼を起用したヘイデンの目に狂いはなかった。早いパッセージをくり出し突っ走るルバルカバを、ヘイデン~モチアンのリズム陣は的確にサポートし盛り上げる。

 

アーティスト:チャーリー・ヘイデン(b)ゴンサロ・ルバルカバ(p)ポール・モチアン(ds)

 

収録曲:

01VIGNETTE
02BAY CITY
03LA PASSIONARIA
04SILENCE
05THE BLESSING
06SOLAR

ポール・モチアン・オン・ブロードウェイVol.1 -ドラムス

モチアンはモードからフリーなど幅広い音楽に対応し、独自のビート感覚でバンドをプッシュする才人。本作はレギュラー・グループにチャーリー・ヘイデンを加えてブロードウェイ・ミュージカルの名曲を集めたもの。

 

アーティスト:ポール・モチアン(ds)チャーリー・ヘイデン(b)ジョー・ロヴァーノ(ts)ビル・フリゼール(g)

 

収録曲:

01ライザ
02虹の彼方に
03セイ・ディドント・ビリーヴ・ミー
04恋とは何でしょう
05マイ・ハート・ビロングス・トゥ・ダディー
06昨夜の二人は若かった
07あなたに夢中
08サムワン・トゥ・ウォッチ・オーヴァー・ミー
09ソー・イン・ラヴ

ノルウェーの森/ヨーロピアン・ジャズ・トリオ -ベース

カエル・ポエリーをリーダーとする冠トリオのデビュー作。耳に心地よく、どこか欧州色が感じられるさわやかな演奏が魅力だ。本作は有名スタンダードを中心に、メロディアスでわかりやすい演奏を心がけて心地よい。

 

アーティスト:カレル・ボエリー(P) フランス・ホーヴァン(B) ロイ・ダッカス(DS)

 

収録曲:

01NORWEGIAN WOOD
02MY ROMANCE
03SUMMERTIME
04SONG FOR SAD
05MY FUNNY VALENTINE
06LIBERIAN DANCE
07ELSA
08THE SHADOW OF YOUR SMILE
09MISTER “T”
10TWILIGHT
11ONCE UPON A SUMMERTIME
12AUTUMN LEAVES

V/ラルフ・ピーターソン -ドラムス

新生ブルーノートの好企画OTBから生まれたニュー・スターがピーターソンで、彼のドラミングはパワフルかつダイナミックで、圧倒的な存在感をアピールする。本作は彼の初リーダー作。サイドメンも素晴らしい。

 

アーティスト:ラルフ・ピーターソン(ds)テレンス・ブランチャード(tp)スティーヴ・ウィルソン(as,ss)ジェリ・アレン(p)フィル・ボウラー(b)

 

収録曲:

01エネミー・ウイズィン
02モニーフ
03ザ・ショート・エンド・オブ・ザ・スティック
04ソウェト6
05ヴィオラズ・ダンス
06ビバップスケロニー

デュークに捧ぐ+1/モダン・ジャズ・カルテット -ベース

エリントンのトリビュート作品。これまでにもエリントンの曲はMJQのレパートリーに加えられてはいたが、本作は初録音がほとんどを占めている。長寿グループゆえマンネリ感もあるが、まとまりや味わいは超一流だ。

 

アーティスト:ジョン・ルイス(P) ミルト・ジャクソン(VIB) パーシー・ヒース(B) コニー・ケイ(DS)

 

収録曲:

01デュークに捧ぐ
02熊のようなジャック
03プレリュード・トゥ・ア・キッス
04スウィングしなけりゃ意味がない
05ココ
06マエストロ E.K.E.
07セピア・パノラマ
08ロッキン・イン・リズム
09カム・サンデイ

オーディオビジュアルスケイプス/ジャック・デジョネット・スペシャル・エディション -ドラムス

スペシャル・エディションは伝統を踏まえつつ、時代の最先端を開拓すべく結成されたグループだ。毎回レギュラー・メンバーにゲストを加え、高い理念を追求しながら、意外に聴き易く楽しいサウンドに仕上がっている。

 

アーティスト:ジャック・デジョネット(ds,key)スペシャル・エディション[ゲイリー・トーマス(tl,fl,bcl)グレッグ・オズビー(as,ss)ミック・グッドリック(g)ロニー・プラキシコ(b)]

 

収録曲:

01PM’S AM
02ドンジョ
03マスター・マインド
04スラム・タンゴ
05ザ・スフィンクス
06ワン・フォー・エリック
07ブラウン・ワーム&ウィンテリー
08オーディオ・ヴィジュアル・スケイプス

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