黒い聖者と罪ある女/チャールス・ミンガス -1960年代
ミンガス自身が「エスニック・フォークダンス」と呼んだ11人編成の音絵巻。彼の代表作のひとつに数えられている1963年の録音で、ジャズを起点として生まれたオーケストラ作品としては珠玉の一枚。(CDジャーナルより)
【収録曲】
01TRACK A – SOLO DANCER
02TRACK B – DUET SOLO DANCERS
03TRACK C – GROUP DANCERS
04MODE D – TRIO AND GROUP DANCERS|MODE E – SINGLE SOLOS AND GROUP DANCE|MODE F – GROUP AND SOLO DANCE
【演奏】
チャールス・ミンガス(B,P) ロルフ・エリクソン,リチャード・ウィリアムス(TP) クェンティン・ジャクソン(TB) ドン・バターフィールド(TUB) ジェローム・リチャードソン(SS,BRS,FL) ディック・ヘイファー(TS,FL) チャーリー・マリアーノ(AS) ジャッキー・バイアード(P) ジェイ・バーリナー(G) ダニー・リッチモンド(DS)
【録音】
1963年1月
キャラバン/アート・ブレイヤー -ブログ
ブレイキーによるイントロとそれに続く3管のユニゾンによるメロディだけでノックアウトされるパワフルな1962年の作品。息の合ったアンサンブルとライヴ盤のような熱気が同居した名盤だ。(CDジャーナルより)
【収録曲】
01CARAVAN
02SWEET ‘N’ SOUR
03IN THE WEE SMALL HOURS OF THE MORNING
04THIS IS FOR ALBERT
05SKYLARK
06THERMO
07SWEET ‘N’ SOUR
08THERMO
(7)(8)ボーナストラック
【演奏】
アート・ブレイキー(DS) フレディ・ハバード(TP) カーティス・フラー(TB) ウェイン・ショーター(TS) シダー・ウォルトン(P) レジー・ワークマン(B)
【録音】
1962年10月
アワ・マン・イン・ジャズ/ソニー・ロリンズ -1960年代
RCA100周年記念の24ビット・リマスター・シリーズ。なんとドン・チェリーを迎え、よりワイルドになった新生カルテットによるライヴ盤。60年代らしいフリーっぽさも魅力。(CDジャーナルより)
【収録曲】
01OLEO
02DEARLY BELOVED
03DOXY
【演奏】
ソニー・ロリンズ(TS) ドン・チェリー(TP) ボブ・クランショウ(B) ビリー・ヒギンズ(DS)
【録音】
1962年7月
ザ・トーキョー・ブルース/ホレス・シルバー -1960年代
ブルーノート・レーベルの音源を紙ジャケット仕様で発売する”BLUE NOTE 24bit by RVG”シリーズ。ピアニスト、ホレス・シルヴァーの、1962年初来日時の日本の印象をテーマとしたアルバム。(TOWER RECORDS ONLINEより)
【収録曲】
01トゥー・マッチ・サケ
02サヨナラ・ブルース
03ザ・トーキョー・ブルース
04チェリー・ブロッサム
05アー!ソー
【演奏】
ホレス・シルヴァー(P) ブルー・ミッチェル(TP) ジュニア・クック(AS) ジーン・テイラー(B) ジョン・ハリスJr.(DS)
【録音】
1962年7月
インタープレイ/ビル・エバンス -1960年代
ビル・エヴァンスにしては珍しいトランペットとギターを加えたクインテット。ドライヴするフィリー・ジョー・ジョーンズ、若き才能フレディ・ハバード、後にデュエットするジム・ホールらが個性を十二分に発揮する会心の一枚。
(CDジャーナルより)
【収録曲】
01YOU AND THE NIGHT AND THE MUSIC
02WHEN YOU WISH UPON A STAR
03I’LL NEVER SMILE AGAIN
04INTERPLAY
05YOU GO TO MY HEAD
06WRAP YOUR TROUBLES IN DREAMS
07I’LL NEVER SMILE AGAIN
(7)ボーナストラック
【演奏】
ビル・エヴァンス(P) フレディ・ハバード(TP) ジム・ホール(G) パーシー・ヒース(B) フィリー・ジョー・ジョーンズ(DS)
【録音】
1962年7月
テイキン・オフ+3/ハービー・ハンコック -フリューゲルホーン
ジャズ界のスーパースター、ハービー・ハンコックの初リーダー作。多くのミュージシャンがカヴァーして大ヒットした「ウォーターメロン・マン」を筆頭に、全曲オリジナルが並ぶ。コンポーザーとしての才能も開花させた。(CDジャーナルより)
【収録曲】
01WATERMELON MAN
02THREE BAGS FULL
03EMPTY POCKETS
04THE MAZE
05DRIFTIN’
06ALONE AND I
07WATERMELON MAN
08THREE BAGS FULL
09EMPTY POCKETS
(7)(8)(9)ボーナストラック
【演奏】
ハービー・ハンコック(P) フレディ・ハバード(TP,FLH) デクスター・ゴードン(TS) ブッチ・ウォーレン(B) ビリー・ヒギンズ(DS)
【録音】
1962年5月
マタドール/ケニー・ドーハム -1960年代
1962年にユナイテッド・アーティスツで吹き込まれた作品。「闘牛士」というタイトルにあわせるように、幾分ラテン・テイストを感じさせるケニーのトランペット。ジャッキー・マクリーンの活躍ぶりも見逃せない。(CDジャーナルより)
【収録曲】
01EL MATADOR
02MELANIE – PT.1|MELANIE – PT.2|MELANIE – PT.3
03SMILE
04BEAUTIFUL LOVE
05PRELUDE
06THERE GOES MY HEART
【演奏】
ケニー・ドーハム(TP) ジャッキー・マクリーン(AS) ボビー・ティモンズ(P) テディ・スミス(B) J.C.モーゼス(DS)
【録音】
1962年4月
コンプリート・スリー・ブラインド・マイスVol.1&2/アート・ブレイキー&j.m -1960年代
常にジャズ・コンボの最高峰として、若手育成の巧みさとともにブレイキーのメッセンジャーズはジャズ・シーンを担ってきた。F・ハバード、C・フラー、そしてW・ショーターと62年前後のフロントは超強力で、ライヴならではの黄金期の迫力を伝えている。
(CDジャーナルより)
【収録曲】
(Vol.1)
01スリー・ブラインド・マイス
02ブルー・ムーン
03ザット・オールド・フィーリング
04プレクシス
05アップ・ジャンプト・スプリング
06同 (別テイク)
07ホエン・ライツ・アー・ロー
(Vol.2)
01イッツ・オンリー・ア・ペイパー・ムーン
02モザイク
03ピンポン
04ザ・プロミスト・ランド
05アラビア
【演奏】
アート・ブレイキー(ds)フレディ・ハバード(tp)カーティス・フラー(tb)ウェイン・ショーター(ts)シダー・ウォルトン(p)ジミー・メリット(b)
【録音】
1961年,1962年3月
イントゥ・ザ・ホット/ギル・エバンス -1960年代
ジョン・キャリシ率いるアンサンブルによる楽曲と、セシル・テイラーやアーチー・シェップからなるコンボの演奏を交互に並べた不思議なアルバム。ギルならでは音楽性がアルバム全体から滲み出ているインパルス盤。
(CDジャーナルより)
【収録曲】
01MOON TAJ
02POTS
03ANGKOR WAT
04BULBS
05BARRY’S TUNE
06MIXED
【演奏】
ギル・エヴァンス(COND) (1)(3)(5)ジョン・キャリシ(TP)クラーク・テリー,ジョー・ワイルダー(TP) ボブ・ブルックマイヤー,アービー・グリーン(TB) フィル・ウッズ,ジーン・クイル(AS) エディ・コスタ(P,VIB) ミルト・ヒントン(B) 他 (2)(4)(6)テッド・カーソン(TP) ラズウェル・ラッド(TB) ジミー・ライオンズ(AS) アーチー・シェップ(TS) セシル・テイラー(P) ヘンリー・グライムス(B) サニー・マレイ(DS)
【録音】
(1)(2)(4)~(6)1961年10月 (3)1961年9月
ザ・クインテッセンス/クインシー・ジョーンズ -1960年代
ポピュラー音楽史に残る最重要人物の一人が1961年にインパルスに残した唯一のアルバム。それまでのビッグバンド・ジャズをさらに進化させたような完成度の高さで、フィル・ウッズらのソロも非常に効果的に使われている。
(CDジャーナルより)
【収録曲】01QUINTESSENCE
02ROBOT PORTRAIT
03LITTLE KAREN
04STRAIGHT, NO CHASER
05FOR LENA AND LENNIE
06HARD SOCK DANCE
07INVITATION
08THE TWITCH
【演奏】
クインシー・ジョーンズ(指揮) フレディ・ハバード,サド・ジョーンズ,クラーク・テリー(TP) カーティス・フラー(TB) フィル・ウッズ(AS) フランク・ウェス,オリヴァー・ネルソン(TS) ボビー・スコット(P) ミルト・ヒントン(B) オシー・ジョンソン(DS)他
【録音】
(1)~(4)(6)(7)1961年12月 (5)(8)1961年11月
シカゴ&オール・ザット・ジャズ/エディ・コンドン -1960年代
当時は若手だったシカゴのジャズ・ミュージシャンたちのセッションを1枚のアルバムに記録した作品。61年録音。シカゴという土地の特性が見事に現れているのも面白い。世界初CD化。
(CDジャーナルより)
【収録曲】
01LOGAN SQUARE
02CHICAGO
03AFTER YOU’VE GONE
04CHINA BOY
05TAKE ME TO THE LAND OF JAZZ
06SUGAR
07ORIGINAL BOOGIE
08NOBODY’S SWEETHEART NOW
09ORIGINAL RAG
10WOLVERINE BLUES
11CHICAGO
【演奏】
エディ・コンドン(G)ジミー・マクパートランド(TP)ジャック・ティーガーデン(TB,VO)バド・フリーマン(TS)ピー・ウィー・ラッセル(CL)ジョー・サリヴァン(P)ボブ・ハガート(B)ジーン・クルーバ(DS)リル・アームストロング,ブロッサム・シーリー(VO)
【録音】
1961年10月
モザイク/アート・ブレイキー&ジャズ・メッセンジャーズ -1960年代
タイトル曲ほか各人のペンによる魅力的なオリジナルで構成された充実の一枚。フレディ・ハバード、カーティス・フラー、ウェイン・ショーターの強力な3管と、バンドをグイグイと引っ張るアート・ブレイキーのドラミングを堪能できる。(CDジャーナルより)
【収録曲】
01MOSAIC
02DOWN UNDER
03CHILDREN OF THE NIGHT
04ARABIA
05CRISIS
【演奏】
アート・ブレイキー(DS) フレディ・ハバード(TP) カーティス・フラー(TB) ウェイン・ショーター(TS) シダー・ウォルトン(P) ジミー・メリット(B)
【録音】
1961年10月
ラー/マーク・マーフィー -コンガ
ヴォーカリーズの代表的シンガーが若き日に残した傑作アルバム。スタンダードを中心に「マイ・フェイヴァリット・シングス」などをカヴァー。(レコードショップ芽瑠璃堂より)
【収録曲】
01Angel Eyes
02 Green Dolphin Street
03 Stoppin’the Clock
04 Spring Can Really Hang You Up the Most
05 No Tears for Me
06 Out of This World
07Milestones
08My Favorite Things
09Doodlin’
10 Li’l Darlin’
11Twisted
12I’ll Be Seeing You
13My Favorite Things (alt.takes)
【演奏】
<パーソネル> マーク・マーフィー(vo) クラーク・テリー、ブルー・ミッチェル、ジョー・ワイルダー(tp) ジミー・クリーヴランド、アービー・グリーン、メルバ・リストン(tb) ウィント
ン・ケリー、ビル・エヴァンス(p) ジョージ・デュヴィヴィエ(b) ジミー・コブ(ds) レイ・バレット(cga) アーニー・ウィルキンス(arr) 他
【録音】
1961~1962年
渡辺貞夫 -1960年代
日本のジャズ・レジェンド、渡辺貞夫の記念すべきファースト作。バークリー音楽院に留学する直前の1961年に吹き込まれたもので、チャーリー・パーカーで知られるブルース他を若手らしからぬ腕前で披露。
(CDジャーナルより)
【収録曲】
01DEL SASSER
02ROMANADE
03NOW’S THE TIME
04JUST IN TIME
05GREASY
06M & M
07AMEN
08MY ELEGY
【演奏】
渡辺貞夫(AS,FL) 仲野彰(TP) 八城一夫(P) 原田政長(B) 長谷川昭弘,(2)(6)(7)猪俣猛(DS)
【録音】
1961年8月
ブッカー・リトル&フレンド -1960年代
23歳で夭逝してしまった伝説のトランぺッター、ブッカー・リトルの最後のアルバムであり、彼の4枚のアルバムの中でも特に人気の高い名盤。当時サイド面としての録音も多くその後の活躍が期待されていた早熟な天才ジャズメンによる名演。(TOWER RECORDSより)
1.ヴィクトリー・アンド・ソロウ
2.フォワード・フライト
3.ルッキング・アヘッド
4.イフ・アイ・シュッド・ルーズ・ユー
5.コーリング・ソフトリー
6.ブッカーズ・ブルース
7.マティルデ
8.ルッキング・アヘッド (テイク4) (ボーナストラック)
9.ルッキング・アヘッド (テイク7) (ボーナストラック)
【演奏】
ブッカー・リトル(TP) ジュリアン・プリースター(TB) ジョージ・コールマン(TS) ドン・フリードマン(P) レジー・ワークマン(B) ピート・ラロッカ(DS)
【録音】
1961年8,9月
アット・ニューポート’61/クインシー・ジョーンズ -1960年代
数々の名演を生んだニューポート・ジャズ祭の音源。1961年録音の本作は、当時のクインシーのハイライト的な楽曲を押さえつつ、フィル・ウッズらによるライヴならではの開放的かつ臨場感あふれる演奏を堪能できる。(CDジャーナルより)
【収録曲】
01MEET B.B.
02THE BOY IN THE TREE
03EVENING IN PARIS
04AIR MAIL SPECIAL
05LESTER LEAPS IN
06G’WON TRAIN
07BANJA LUKA
【演奏】
クインシー・ジョーンズ・オーケストラ ジョー・ニューマン(TP) カーティス・フラー(TB) ジュリアス・ワトキンス(HR) フィル・ウッズ(AS) ジェローム・リチャードソン,エリック・ディクソン(FL,TS) パティ・ボウン(P) レス・スパン(FL,G) アート・デイヴィス(B) スチュ・マーティン(DS) 他
【録音】
1961年7月
エリック・ドルフィー・アット・ザ・ファイブ・スポットVol.2 -1960年代
エリック・ドルフィーを語る上で欠かすことのできないライヴの第2集。わずか2曲と侮るなかれ、メンバー各人の神がかり的な快演が堪能できる。ブッカー・リトルが自身のオリジナル曲で激しく燃える。(CDジャーナルより)
【収録曲】
01AGGRESSION
02LIKE SOMEONE IN LOVE
【演奏】
エリック・ドルフィー(FL,BS-CL) ブッカー・リトル(TP) マル・ウォルドロン(P) リチャード・デイヴィス(B) エド・ブラックウェル(DS)
【録音】
1961年7月
エズセティックス/ジョージ・ラッセル -1960年代
エリック・ドルフィーの史上名高い「ラウンド・ミッドナイト」の名演を生んだ、鬼才ジョージ・ラッセルが創造した60年代ジャズ。個性派による各人のソロは綿密さだけでなく、実にスリリングで素晴らしい。(CDジャーナルより)
【収録曲】
01EZZ-THETIC
02NARDIS
03LYDIOT
04THOUGHTS
05HONESTY
06’ROUND MIDNIGHT
【演奏】
ジョージ・ラッセル(P) ドン・エリス(TP) デイヴ・ベイカー(TB) エリック・ドルフィー(AS,(2)(4)BS-CL) スティーヴ・スワロウ(B) ジョー・ハント(DS)
【録音】
1961年5月
ニュー・アイディア/ドン・エリス -1960年代
ャズの歴史に名を刻むトランペッター、ドン・エリスの1961年リリースの名盤がお買い得価格でHALLMARKレーベルからリイシュー! モーダルな雰囲気は、さすが! と思わず唸ってしまいそうな、ジャズファンには当たり前の名盤かもしれませんが、入門者のかたにもおすすめします。(ディスクユニオンより)
【収録曲】
1.Natural H.
2.Despair To Hope
3.Uh- Huh
4.Four And Three
5.Imitation
6.Solo
7.Cock And Bull
8.Tragedy
【演奏】
ドン・エリス(tp)アル・フランシス(vib)ジャッキー・バイヤード(p)ロン・カーター(b)チャーリー・パーシップ(ds)
【録音】
1961年
ハブ・キャップ/フレディ・ハバード -1960年代
フレディ・ハバードのリーダー作第3弾アルバムは、フレディの完璧なテクニックが存分に駆使された自信作。3本管編成で全体のサウンドに厚味が加わり、その迫力に圧倒される。(CDジャーナルより)
【収録曲】
01HUB CAP
02CRY ME NOT
03LUANA
04OSIE MAE
05PLEXUS
06EARMON JR.
【演奏】
フレディ・ハバード(TP) ジュリアン・プリースター(TB) ジミー・ヒース(TS) シダー・ウォルトン(P) ラリー・リドレー(B) フィリー・ジョー・ジョーンズ(DS)
【録音】
1961年4月
ブラック・ホークのマイルス・デイビスVol.1&2/マイルス・デイビス -1960年代
Vol.1
マイルス・デイヴィスのライヴ作の中でも一般的な意味で最も“ジャズらしい”アルバム。1961年の演奏で、スタンダード中心の聴きやすい内容。とはいえ、ウィントン・ケリーらメンバーのクオリティは相当高い。
Vol.2
帝王マイルスの入門者に最初に薦めるライヴ作としては最適の一枚。彼の代表曲である「ソー・ホワット」のほか、当時のレパートリーとして人気の高かった「イフ・アイ・ワー・ベル」も収録。お酒を片手に聴きたい。
(CDジャーナルより)
【収録曲】
Vol.1
01WALKIN’
02BYE BYE BLACKBIRD
03ALL OF YOU
04NO BLUES
05BYE BYE (THE THEME)
06LOVE, I’VE FOUND YOU
Vol.2
01WELL YOU NEEDN’T
02FRAN-DANCE
03SO WHAT
04ON GREEN DOLPHIN STREET
05OLEO
06IF I WERE A BELL
07NEO
【演奏】
マイルス・デイビス(TP) ハンク・モブレイ(TS) ウィントン・ケリー(P) ポール・チェンバース(B) ジミー・コブ(DS)
【録音】
1961年4月
プレンティ・オブ・ホーン/テッド・カーソン -1960年代
カーソンが残した名盤中の名盤。かつては非常に貴重な1枚だったが、いまでは容易に入手が可能となった。当時のフリーと伝統的なジャズの中間をいくような演奏からは、彼がユニークな才能の持ち主であったことが窺える。カーソンの代表的な1枚だ。(CDジャーナルより)
【収録曲】
01キャラヴァン
02ノスラック・ワルツ
03ザ・シングス・ウィ・ディド・ラスト・サマー
04デムス・ブルース
05アーマ
06フラッテド・フィフス
07バリ・ハイ
08アンチーブ
09ミスター・テディ
【演奏】
テッド・カーソン(tp)ジミー・ギャリソン(b)ケニー・ドリュー(p)ビル・バロン(ts)ロイ・ヘインズ,(5)(8)ピート・ラロッカ(ds)エリック・ドルフィー(fl)
【録音】
1961年4月
サムデイ・マイ・プリンス・ウイル・カム/マイルス・デイビス -1960年代
マイルスの元を去っていたコルトレーンが特別にゲスト参加し、最後の共演作となった人気盤。“シーツ・オブ・サウンド”と言われるコルトレーンの怒涛のフレージングと、センスあるマイルスのバランスが魅力。(CDジャーナルより)
【収録曲】
01SOMEDAY MY PRINCE WILL COME
02OLD FOLKS
03PFRANCING
04DRAD DOG
05TEO
06I THOUGHT ABOUT YOU
07BLUES NO.2
08SOMEDAY MY PRINCE WILL COME
(7)(8)ボーナストラック
【演奏】
マイルス・デイビス(TP) ウィントン・ケリー(P) ポール・チェンバース(B) (1)(5)ジョン・コルトレーン,(1)~(4)(7)(8)ハンク・モブレイ(TS) (1)~(6)(8)ジミー・コブ,(7)フィリー・ジョー・ジョーンズ(DS)
【録音】
1961年3月
ブルースの真実/オリバー・ネルソン -1960年代
オリヴァー・ネルソン自身にとってもインパルスにとってもハイライトとなった1961年の傑作。ドルフィーにハバード、さらにはビル・エヴァンスにロイ・ヘインズと、信じられないメンツが顔をそろえ、ぶつかり合う。(CDジャーナルより)
【収録曲】
01STOLEN MOMENTS
02HOE-DOWN
03CASCADES
04YEARNIN’
05BUTCH AND BUTCH
06TEENIE’S BLUES
【演奏】
オリヴァー・ネルソン(AS,TS) エリック・ドルフィー(AS,FL) フレディ・ハバード(TP) ジョージ・バーロウ(BRS) ビル・エヴァンス(P) ポール・チェンバース(B) ロイ・ヘインズ(DS)
【録音】
1961年2月
ライブ・イン・ジャパン~1961/アート・ブレイキー&J.M -1961年
今では考えられないほど日本中がモダン・ジャズに熱狂したというジャズ・メッセンジャーズの来日公演を収めた2枚組ライヴ。ショーター、モーガンのフロントをはじめ、千両役者の揃った全盛期のメッセンジャーズの演奏は、時代を超えて興奮を伝える。
62年の正月に行なわれた熱狂的な日本公演の初日、大手町サンケイホールでの演奏を収めた2枚組。リー・モーガン、ウェイン・ショーターといった錚々たるメンバーをひき連れ自身の代表的な作品をプレイ。
(CDジャーナルより)
【収録曲】
[Disc 1]
01THE SUMMIT
02THE BREEZE AND I
03BLUES MARCH
04MOANIN’
05IT’S ONLY A PAPER MOON
[Disc 2]
01NELLY BLY
02DAT DERE
03ROUND ABOUT MIDNIGHT
04A NIGHT IN TUNISIA
【演奏】
アート・ブレイキー(DS) リー・モーガン(TP) ボビー・ティモンズ(P) ウェイン・ショーター(TS) ジミー・メリット(B)
【録音】
1961年1月
モーター・シティ・シーン/ドナルド・バード&ペッパー・アダムズ -1960年代
モーター・シティ=デトロイトの出身者を集めて作られた企画アルバム。優れた“デトロイター”たちによる協調性に富んだ、都会的に洗練された演奏で、聴くものをぐいぐいと引き込んでいく。
(CDジャーナルより)
【収録曲】
01STARDUST
02PHILSON
03TRIO
04LIBECCIO
05BITTY DITTY
【演奏】
ドナルド・バード(TP) ペッパー・アダムス(BR) ケニー・バレル(G) トミー・フラナガン(P) ポール・チェンバース(B) ルイ・ヘイズ(DS)
【録音】
1960年
ファー・クライ/エリック・ドルフィー -1960年
至上無二のパートナー、ブッカー・リトルが参加。敬愛するバードへのトリビュートということもあり、ファイヴ・スポットの炸裂さはないものの、親しみやすい雰囲気の名盤。
【収録曲】
01 MRS. PARKER OF K.C.
02 ODE DO CHARLIE PARKER
03 FAR CRY
04 MISS ANN
05 LEFT ALONE
06 TENDERLY
07 IT’S MAGIC
08 SEREN
【演奏】
エリック・ドルフィー(AS,B-CL,FL)(1)~(5)(7)(8)ブッカー・リトル(TP)(1)~(5)(7)(8)ジャッキー・バイアード(P)(1)~(5)(7)(8)ロン・カーター(B)(1)~(5)(7)(8)ロイ・ヘインズ(DS)
【録音】
1960年12月
アンダーカレント/ケニー・ドリュー -1960年代
ビル・エヴァンスとジム・ホールのクールで知的な対話によって、奥の深い多彩な表現を示した屈指の名盤。創造性豊かなインタープレイは、名セッションと呼ぶにふさわしい。(CDジャーナルより)
【収録曲】
01UNDERCURRENT
02FUNK-COSITY
03LION’S DEN
04THE POT’S ON
05GROOVIN’ THE BLUES
06BALLADE
【演奏】
ケニー・ドリュー(P) フレディ・ハバード(TP) ハンク・モブレー(TS) サム・ジョーンズ(B) ルイス・ヘイズ(DS)
【録音】
1960年12月
アウト・オブ・ザクール₊1/ギル・エバンス -1960年代
音の魔術師とも称された鬼才ギル・エヴァンスがインパルスに遺した代表作。エルヴィン・ジョーンズのステディなドラミングで幕を開けた後、ジャズのクールネスを体現したサウンドが貫かれる。(CDジャーナルより)
【収録曲】
01LA NEVADA
02WHERE FLAMINGOS FLY
03BILBAO SONG
04STRATUSPHUNK
05SUNKEN TREASURE
【演奏】
ギル・エヴァンス(P,指揮) ジョニー・コールズ,フィル・サンケル(TP) ジミー・ネッパー,ケグ・ジョンソン,トニー・スタッド(TB) ビル・バーバー(TUB) レイ・ベッケンスタイン,エド・ケイン,バッド・ジョンソン,ボブ・トリカーリコ(REEDS) レイ・クロフォード(G) ロン・カーター(B) エルヴィン・ジョーンズ,チャーリー・パーシップ(DS,PERC)
【録音】
(1)(3)1960年12月 (2)(4)(5)1960年11月
ハウ・タイム・パッシーズ/ドン・エリス -1960年代
創意に富む実験的なオーケストラ作品を遺したドン・エリスの、初期の小コンボによる作品。5曲しか入っていない事が信じられない程、響や速度や合奏形態が目まぐるしく変化する音楽は既に独自。実験的でありながら晦渋にならない中々の快作。(CDジャーナルより)
【収録曲】
01…HOW TIME PASSES…
02SALLIE
03A SIMPLEX ONE
04WASTE
05IMPROVISATIONAL SUITE 1
【演奏】
ドン・エリス(tp)ジャッキー・バイアード(p,as)ロン・カーター(b)チャーリー・パーシップ(ds)
【録音】
1960年10月
ミンガス・プレゼンツ・ミンガス/チャールス・ミンガス -1960年代
巨人ミンガスを中心とするワーク・ショップのパワーは今でも熱っぽく語られているが、今回の2枚はとくに有名なアルバムだ。両方ともチャーリー・ミンガスの意図を正確にとらえているエリック・ドルフィー(as)やテッド・カーソン(tp)らが大活躍。黒人公民権運動のまっただ中にいた彼らの主張を、ジャズというコンセプトの中で、今聴きなおして見るのも、いい勉強になる。魂から叫んでいるプレーヤーたちを実感できる2枚のアルバムだ。(CDジャーナルより)
【収録曲】
01FOLK FORMS, NO.1
02ORIGINAL FAUBUS FABLES
03WHAT LOVE
04ALL THE THINGS YOU COULD BE MY NOW IF SIGMUND FREUD’S WIFE WAS YOUR MOTHER
【演奏】
チャールス・ミンガス(b)エリック・ドルフィー(as,b-cl)テッド・カーソン(tp)ダニー・リッチモンド(ds)
【録音】
1960年10月
アート/アート・ファーマー -1960年代
玄人好みのジャズ・トランペッターが1979年にCTIに残したアルバム。本作でのアート・ファーマーはフリューゲルホーンに専念しており、ジョー・ヘンダーソンをフィーチャーしたライト・フュージョンといった趣き。(CDジャーナルより)
【収録曲】
01SO BEATS MY HEART FOR YOU
02GOODBYE, OLD GIRL
03WHO CARES
04OUT OF THE PAST
05YOUNGER THAN SPRINGTIME
06THE BEST THING FOR YOU IS ME
07I’M A FOOL TO WANT YOU
08THAT OLE DEVIL CALLED LOVE
【演奏】
アート・ファーマー(TP) トミー・フラナガン(P) トミー・ウィリアムス(B) アルバート・ヒース(DS)
【録音】
1960年9月
ベルリン・コンサート/エリック・ドルフィー -1960年代
名作『ファイブ・スポット』発表のほぼひと月後のライヴを収録。ドルフィーの圧巻のソロが堪能できる作品。実際には4年あまりの活動で共演作も含めると作品は少なくないが、本作は聴きやすい仕上がりだ。(CDジャーナルより)
【収録曲】
01HOT HOUSE
02WHEN LIGHTS ARE LOW
03GEEWEE
04GOD BLESS THE CHILD
05HI – FLY
06THE MEETING
07I’LL REMEMBER APRIL
【演奏】
エリック・ドルフィー(FL,BS-CL,AS) ベニー・ベイリー(TP) ペプシ・アウア(P) ジョージ・ジョイナー(B) バスター・スミス(DS)
【録音】
1961年8月
フライト・トゥ・ジョーダン/デューク・ジョーダン -1960年代
愁いを含んだ独特のタッチを持つピアニスト、デューク・ジョーダンが残したブルーノート唯一のリーダー作。哀愁の漂う「フライト・トゥ・ジョーダン」や映画『危険な関係』のテーマ「シ・ジョヤ」など、自作のヒット曲を網羅したアルバムだ。(CDジャーナルより)
【収録曲】
01FLIGHT TO JORDAN
02STARBRITE
03SQUAWKIN’
04DEACON JOE
05SPLIT QUICK
06SI – JOYA
07DIAMOND STUD
08I SHOULD CARE
(7)(8)ボーナストラック
【演奏】
デューク・ジョーダン(P) ディジー・リース(TP) スタンリー・タレンタイン(TS) レジー・ワークマン(B) アート・テイラー(DS)
【録音】
1960年8月
ウイ・インシスト/マックス・ローチ -コンガ
50年代から60年代にわたる全米各地のブラック・パワーはニグロという差別用語をマスコミから失くしてしまった。マックス・ローチは、演奏でもわかる通り、シャープな頭でブラック・パワーを積極的に支持した。黒人存在を堂々と主張した代表的な一枚だ。(CDジャーナルより)
【収録曲】
01TEARS FOR JOHANNESBURG
02DRIVA’ MAN
03TRIPTYCH;PRAYER-PROTEST-PEACE
04ALL AFRICA
05FREEDOM DAY
【演奏】
マックス・ローチ(ds)(2)(3)(5)アビー・リンカーン(vo)(1)(2)(4)(5)ブッカー・リトル(tp),ジュリアン・プリースター(tb),ウォルター・ベントン(ts),ジェイムス・シェンク(b)(1)(4)マイケル・オランテュンジ(cong),レイモンド・マンティロ,トーマス・デュヴァル(perc)(2)コールマン・ホーキンス(ts)
【録音】
(2)(5)1960年8月,(1)(3)(4)1960年9月
ブルース・ムーズ/ブルー・ミッチェル -1960年代
バップ・トランペッター、ブルー・ミッチェルの代表作。軽快にスウィングするウィントン・ケリーのピアノとともに、伸びやかでブルージィなフレージングが楽しめる。(CDジャーナルより)
【収録曲】
01I’LL CLOSE MY EYES
02AVARS
03SCRAPPLE FROM THE APPLE
04KINDA VAGUE
05SIR JOHN
06WHEN I FALL IN LOVE
07SWEET PUMPKIN
08I WISH I KNEW
【演奏】
ブルー・ミッチェル(TP) ウィントン・ケリー(P) サム・ジョーンズ(B) ロイ・ブルックス(DS)
【録音】
1960年8月
チュニジアの夜/アートブレイキー&jm -1960年代
日本にファンキー・ジャズ・ブームを巻き起こす前年、リー・モーガンとウェイン・ショーターをフロントに配したスーパー・クインテットで吹き込んだ決定盤。深さと広がりのあるプレイが堪能できる。1960年録音。(CDジャーナルより)
【収録曲】
01A NIGHT IN TUNISIA
02SINCERELY DIANA
03SO TIRED
04YAMA
05KOZO’S WALTZ
【演奏】
アート・ブレイキー(DS) リー・モーガン(TP) ウェイン・ショーター(TS) ボビー・ティモンズ(P) ジミー・メリット(B)
【録音】
1960年8月
トゥルー・ブルー/ティナ・ブルックス -1960年代
他のプレーヤーにも冴えた曲を提供しているブルックスの唯一のオリジナル・アルバム。ブルージーなタイトル・ナンバー「トゥルー・ブルー」がお薦め。
(CDジャーナルより)
【収録曲】
01GOOD OLD SOUL
02UP TIGHT’S CREEK
03THEME FOR DORIS
04TRUE BLUE
05MISS HAZEL
06NOTHING EVER CHANGES MY LOVE FOR YOU
【演奏】
ティナ・ブルックス(TS)フレディ・ハバード(TP)デューク・ジョーダン(P)サム・ジョーンズ(B)アート・テイラー(DS)
【録音】
1960年6月
オープン・セサミ/フレディ・ハバード -1960年代
長きにわたりトップ・ジャズ・トランペッターとして活躍し続けたフレディの初のリーダー録音。後にも数々の名作を吹き込むブルーノートで、同い年のマッコイ・タイナーらと闊達なプレイを見せる。(CDジャーナルより)
【収録曲】
01OPEN SESAME
02BUT BEAUTIFUL
03GYPSY BLUE
04ALL OR NOTHING AT ALL
05ONE MINT JULEP
06HUB’S NUB
【演奏】
フレディ・ハバード(TP) ティナ・ブルックス(TS) マッコイ・タイナー(P) サム・ジョーンズ(B) クリフォード・ジャーヴィス(DS)
【録音】
1960年6月
スクリーミン・ザ・ブルース/オリバー・ネルソン -1960年代
アレンジの才にスポットの当たることの多いオリヴァー・ネルソンが、ブルースに根ざしたソウルフルなプレイを見せる1960年録音のアルバム。なんと言っても共演するエリック・ドルフィーとの対比がハイライトだ。(CDジャーナルより)
【収録曲】
01SCREAMIN’ THE BLUES
02MARCH ON, MARCH ON
03THE DRIVE
04THE MEETIN’
05THREE SECONDS
06ALTO-ITIS
【演奏】
オリヴァー・ネルソン(AS,TS) リチャード・ウィリアムス(TP) エリック・ドルフィー(AS,BS-CL) リチャード・ワイアンズ(P) ジョージ・デュヴィヴィエ(B) ロイ・ヘインズ(DS)
【録音】
1960年5月
ブッカー・リトル -1960年代
1960年代初頭に彗星の如く登場し超短期間に名作を残した名門レーベル、タイム。ブッカー・リトル唯一のワン・ホーン作品で、ベースの革命児ラファロとの共演による天才同士の魂の交歓が味わえる。(CDジャーナルより)
【収録曲】
01OPENING STATEMENT
02MINOR SWEET
03BEE TEE’S MINOR PLEA
04LIFE’S LITTLE BLUE
05THE GRAND VALSE
06WHO CAN I TURN TO
【演奏】
ブッカー・リトル(TP) (1)(2)(5)(6)トミー・フラナガン,(3)(4)ウイントン・ケリー(P) スコット・ラファロ(B) ロイ・ヘインズ(DS)
【録音】
1960年4月
アウトワード・バウンド/エリック・ドルフィー -1960年代
特異な音楽性と新しい抒情的な世界の誕生を告げる、ドルフィーの鮮烈な初リーダー作。サウンド・クリエイターとしての第1歩を踏み出し、ジャズの新境地を拓いたドルフィーの傑作だ。(CDジャーナルより)
【収録曲】
01G.W.
02GREEN DOLPHIN STREET
03LES
04245
05GLAD TO BE UNHAPPY
06MISS TONI
07G.W.
08245
09APRIL FOOL
(7)(8)(9)ボーナストラック
【演奏】
エリック・ドルフィー(AS,BS-CL,FL) フレディ・ハバード(TP) ジャッキー・バイアード(P) ジョージ・タッカー(B) ロイ・ヘインズ(DS)
【録音】
1960年4月
ソウル・ソサエティ/サム・ジョーンズ -チェロ
キャノンボール・アダレイ・クインテット在籍中の60年に収録された初リーダー盤。全8曲中4曲が彼のセロをフィーチャーした七重奏団による演奏で、豪快にスウィングするジャズ・セロが聴ける。アダレイ一派が全面的に協力したファンキー・ジャズの名盤だ。(CDジャーナルより)
【収録曲】
01SOME KINDA MEAN
02ALL MEMBERS
03THE OLD COUNTRY
04JUST FRIENDS
05″HOME”
06DEEP BLUE CELLO
07THERE IS NO GREATER LOVE
08SO TIRED
【演奏】
サム・ジョーンズ((1)(4)(6)(7)VC,(2)(3)(5)(8)B) ジミー・ヒース(TS) チャールス・デイビス(BRS) ボビー・ティモンズ(P) ルイ・ヘイス(DS) (1)(4)(6)(7)ナット・アダレイ(COR) キーター・ベッツ(B) (2)(3)(5)(8)ブルー・ミッチェル(TP)
【録音】
1960年3月
ファンタスティック/フランク・ストロージャー -1960年代
ジャッキー・マクリーンに飽き足らなくなった、よりコアなハード・バップ・ファンにお勧めしたい1作が、追加曲入りのLPとして登場しました。フランク・ストロージャーはマイルス・デイヴィス、リー・モーガン、ウェイン・ショーターらと共演したメンフィス出身のアルト・サックス奏者。サイドメンにもブッカー・リトル(急逝する前年)やウィントン・ケリーら最高峰のメンバーが集まり、理屈抜きにグルーヴィーなサウンドを繰り広げています。( jazzyell.jpより)
【収録曲】

01W.K. BLUES
02 A STARLING'S THEME
03 I DON'T KNOW
04 WALTZ OF THE DEMONS
05 RUNNIN'
06 OFF SHORE
07 JUST IN TIME(Bonus Track)
08 RUN(Bonus Track)
【演奏】
フランク・ストロージャー(AS)ブッカー・リトル(TP)ウイントン・ケリー(P)ポール・チェンバーズ(B)ジミー・コブ(DS)
【録音】
1959年,1960年2月
ゲッティング・トゥゲザー/アート・ペッパー -1960年代
『ミーツ・ザ・リズム・セクション』から3年、フロントは2管だが、マイルス・グループのリズム・セクションを借りた続編的な一作。ペッパーのスウィンギーなソロが炸裂する(ユニバーサル ミュージック合同会社より)
【収録曲】
01ウィムス・オブ・チェンバース
02ビジュー・ザ・プードル
03ホワイ・アー・ウィ・アフレイド?
04朝日のようにさわやかに
05リズマニング
06ダイアン
07ゲッティン・トゥゲザー
【演奏】
アートペッパー(AS)(TS)コンテ・カンドリ(TP)ウイントン・ケリー(P)ポール・チェンバーズ(B)ジミー・コブ(DS)
【録音】
1960年2月
ミート・ザ・ジャズテット/アート・ファーマー&ベニー・ゴルソン -1960年代
ファーマーとゴルソンのほかにカーティス・フラーも加わった3管セクステットによる1960年のレコーディング。作曲に類まれな才能を発揮するベニー・ゴルソンの音楽性を見事に引き出した、優秀なコンボの演奏を存分に味わえる。(CDジャーナルより)
【収録曲】
01SERENATA
02IT AIN’T NECESSARILY SO
03AVALON
04I REMEMBER CLIFFORD
05BLUES MARCH
06IT’S ALL RIGHT WITH ME
07PARK AVENUE PETITE
08MOX NIX
09EASY LIVING
10KILLER JOE
【演奏】
アート・ファーマー(TP) ベニー・ゴルソン(TS) カーティス・フラー(TB) マッコイ・タイナー(P) アディソン・ファーマー(B) レックス・ハンフリーズ(DS)
【録音】
1960年2月
メイク・エブリバディ・ハッピー/MJT₊3 -1960年代
MJT(モダン・ジャズ・トゥ)+3、つまりドラムスのウォルター・パーキンスとベースのボブ・クランショウのMJTに、2ホーンとピアノによる「3」という編成のグループだった。60年録音のMJT+3の3作目が『メイク・エヴリバディ……』で、同年5月の4作目が『MJT+3+[1]』というわけ。ハード・バップ・グループの典型ともいえる演奏で、シカゴのブルース・バンドに共通するファンキーさがありながらもモダニズムを発散するピアノ・プレイなど、未だに色あせぬ魅力を持っている。(CDジャーナルより)
【収録曲】
01MAKE EVERYBODY HAPPY
02THE TROLLEY SONG
03SWEET SILVER
04DON7T GET ARAOUND MUCHE ANYMORE
05MY BUDDY
06RICHIE’S DILEMMA
07LOVE LETTERS
08MAKE EVERYBODY HAPPY
09DON’T GET AROUND MUCH ANYMORE
10LOVE LETTERS
11BAMSEY
【演奏】
フランク・ストロジャー(AS)ハロルド・メイバーン(P)ボブ・クランショウ(B)ウイリー・トーマス(TP)ウォルター・パーキンス(DS)
【録音】
1960年2月
ヒアズ・リー・モーガン/リー・モーガン -1960年代
ヴィー・ジェイに録音されたハードバップの名作。モーガン22歳の誕生日の前。18歳のデビュー作で天才と騒がれたモーガンは、すでにビッグ・ネームと肩を並べる実績を残していた。C.ジョーダンのテナー、バックに回ったブレイキーらにも耳を傾けよう。ガイドコメントジャケットもクールなリー・モーガンの代表作。ウィントン・ケリーやアート・ブレイキーなどの豪華なサポートの中で、そのテクニックが冴えわたる。「アイム・ア・フール・トゥ・ウォント・ユー」が聴きもの。(CDジャーナルより)
【収録曲】
01TERRIBLE “T”
02MOGIE
03I’M A FOOL TO WANT YOU
04RUNNING BROOK
05OFF SPRING
06BESS
07TERRIBLE “T”
08MOGIE
09I’M A FOOL TO WANT YOU
10RUNNING BROOK11BESS
【演奏】
リー・モーガン(TP) クリフォード・ジョーダン(TS) ウイントン・ケリー(P) ポール・チェンバース(B) アート・ブレイキー(DS)
【録音】
1960年2月
ジャズ・コンテンポラリー/ケニー・ドーハム -1960年代
1960年代初頭に彗星の如く登場し超短期間に名作を残した名門レーベル、タイム。ケニー・ドーハムはじめ、俊英たちの瑞々しい息吹が残された隠れ名盤。だからハード・バップ期は面白い!(CDジャーナルより)
【収録曲】
01A WALTZ
02MONK’S MOOD
03IN YOUR OWN SWEET WAY
04HORN SALUTE
05TONICA
06THIS LOVE OF MINE
07SIGN OFF
08A WALTZ
09MONK’S MOOD
10THIS LOVE OF MINE
【演奏】
ケニー・ドーハム(TP) チャールズ・デイビス(BRS) スティーヴ・キューン(P) (1)~(3)(8)(9)ジミー・ギャリソン,(4)~(7)(10)ブッチ・ウォーレン(B) バディ・エンロウ(DS)
【録音】
1960年2月
リターンズ/レッド・ロドニー -1950年代
パーカーのクインテットでマイルス、あるいはドーハムとトランペッターの座を二分したビバップの名手のひとり、ロドニーが麻薬のリハビリで立ち直った59年のシカゴ録音盤。その後、彼は大学で法律の教鞭をとったりシーンに戻ったり、ユニークな存在だ。(CDジャーナルより)
【収録曲】
01 SHAW NUFF
02 RED HOT AND BLUE
03 I REMEMBER YOU
04 5709
05 WHIRLWIND
06 JORDU
07 SHELLEY
08 TWO BY TWO
【演奏】
レッド・ロドニー(tp)ビリー・ルート(ts)ダニー・ケント(p)ジェイ・ケイヴ(b)フランク・ヤング(ds)
【録音】
1959年
ザ・グレート・ワイド・ワールド・オブ・クインシー・ジョーンズ -1950年代
あまり注目されることのない1950年代のクインシー作品。実際のところ、本エマーシー盤においても彼のオリジナル曲が一曲もないのはちょっとした驚きだが、それでもフィル・ウッズらによるバピッシュなソロは聴く価値あり。(CDジャーナルより)
【収録曲】
01 LESTER LEAPS IN
02 GHANA
03 CARAVAN
04 EVERYBODY’S BLUES
05 CHEROKEE
06 AIR MAIL SPECIAL
07 THEY SAY IT’S WONDERFUL
08 CHANT OF THE WEED
09 I NEVER HAS SEEN SNOW
10 EESOM
【演奏】
クインシー・ジョーンズ・アンド・ヒズ・オーケストラ:クインシー・ジョーンズ(指揮) アーニー・ロイヤル,アート・ファーマー,リー・モーガン(TP) ジミー・クリーヴランド,アービー・グリーン(TB) ジュリアス・ワトキンス(HR) フィル・ウッズ(AS) ジェローム・リチャードソン(FL,TS) サヒブ・シハブ(BRS) パティ・ボウン(P) レス・スパン(FL,G) 他
【録音】
1959年11月
スケッチ・オブ・スペイン/マイルス・デイビス -フリューゲルホーン
『クールの誕生』と並ぶギル・エヴァンスとの合作の名盤。ギルの編曲とマイルスのソロが見事に融和し、それまでになかったジャズを打ち出した。原曲であるクラシックの旋律とモード・ジャズが絶妙に絡む。(CDジャーナルより)
【収録曲】
01 CONCIERTO DE ARANJUEZ
02 WILL O’ THE WISP
03 THE PAN PIPER
04 SAETA
05 SOLEA
【演奏】
マイルス・デイビス(FLH,TP) ギル・エヴァンス&オーケストラ
【録音】
1959年11月
スター・ブライト/ディジー・リース -1950年代
ジャマイカ産のトランペッター、ディジー・リースの代表作。ヨーロッパで研鑽を積み、満を持してブルーノートに吹き込んだ2枚目で、どことなくエキゾティックな雰囲気はカリブの風が成せる業か。(CDジャーナルより)
【収録曲】
01 THE RAKE
02 I’LL CLOSE MY EYES
03 GROOVESVILLE
04 THE REBOUND
05 I WISHED ON THE MOON
06 A VARIATION ON MONK
【演奏】
ディジー・リース(TP) ハンク・モブレー(TS) ウィントン・ケリー(P) ポール・チェンバース(B) アート・テイラー(DS)
【録音】
1959年11月
静かなるケニー/ケニー・ドーハム -1950年代
詩情豊かな演奏でファンの心をつかむケニー・ドーハムの傑作。クールでエレガントな香りを漂わせ心に残る「蓮の花」などおなじみの名曲を聴くことができる。トミフラの演奏も輝いてる。(CDジャーナルより)
【収録曲】
01 LOTUS BLOSSOM
02 MY IDEAL
03 BLUE FRIDAY
04 ALONE TOGETHER
05 BLUE SPRING SHUFFLE
06 I HAD THE CRAZIEST DREAM
07 OLD FOLKS
08 MACK THE KNIFE
【演奏】
ケニー・ドーハム(TP) トミー・フラナガン(P) ポール・チェンバース(B) アート・テイラー(DS)
【録音】
1959年11月
イントロデューシング/ウェイン・ショーター -1950年代
ウェイン・ショーターの初のレコーディング作品。マイルス・クインテットら豪華なゲストを迎え、1曲を除きオリジナルで固めた意欲作。独特なフレージングとトーンはこの頃からすでに開花している。(CDジャーナルより)
【収録曲】
01 BLUES A LA CARTE
02 HARRY’S LAST STAND
03 DOWN IN THE DEPTHS
04 PUG NOSE
05 BLACK DIAMOND
06 MACK THE KNIFE
【演奏】
ウェイン・ショーター(TS) リー・モーガン(TP) ウィントン・ケリー(P) ポール・チェンバース(B) ジミー・コブ(DS)
【録音】
1959年11月
フュエゴ/ドナルド・バード -1950年代
全編がドナルド・バード自身のオリジナルで構成されたアルバム。ゴスペル色の濃いナンバーから、60年代ジャズ喫茶が大合唱に包まれたというほどの人気ぶりが伺える。サイド・メンバーの活躍にも注目。(CDジャーナルより)
【収録曲】
01 FUEGO
02 BUP A LOUP
03 FUNKY MAMA
04 LOW LIFE
05 LAMENT
06 AMEN
【演奏】
ドナルド・バード(TP) ジャッキー・マクリーン(AS) デューク・ピアソン(P) ダグ・ワトキンス(B) レックス・ハンフリーズ(DS)
【録音】
1959年10月
ブローイン・ザ・ブルース・アウェイ/ホレス・シルバー -1950年代
1959年録音の大人気アルバム。ビッグバンドなどでも頻繁に取り上げられるファンキー・ナンバー「シスター・セイディ」から意外なまでにメランコリックな旋律の「ピース」まで、味わいどころの多い1枚。(CDジャーナルより)
【収録曲】
01 BLOWIN’ THE BLUES AWAY
02 THE ST. VITUS DANCE
03 BREAK CITY
04 PEACE
05 SISTER SADIE
06 THE BAGHDAD BLUES
07 MELANCHOLY MOOD
【演奏】
ホレス・シルヴァー(p)ブルー・ミッチェル(tp)ジュニア・クック(ts)ジーン・テイラー(b)ルイス・ヘイズ(ds)
【録音】
1959年8月
ケリー・グレイト/ウィントン・ケリー -1950年代
ウィントン・ケリーのファンには欠かせないヴィージェイ・レーベルからリリースされた一作。リー・モーガンとショーターの2管フロントも魅力だが、彼らを引き立てるスウィンギーなピアノこそケリーの真骨頂といったところ。(CDジャーナルより)
【収録曲】
01 WRINKLES
02 MAMA “G”
03 JUNE NIGHT
04 WHAT KNOW
05 SYDNEY
【演奏】
ウィントン・ケリー(P) リー・モーガン(TP) ウェイン・ショーター(TS) ポール・チェンバース(B) フィリー・ジョー・ジョーンズ(DS)
【録音】
1959年8月
ザ・リトル・ジャイアント/ジョニー・グリフィン -1950年代
パワフルなテナー・サックスとして名を馳せたジョニー・グリフィンの1959年作品。ブルー・ミッチェルとジュリアン・プリースターを加えた3管編成で、グリフィンのブロウに触発されるメンバーの様子がうかがえる。(CDジャーナルより)
【収録曲】
01 OLIVE REFRACTIONS
02 THE MESSAGE
03 LONELY ONE
04 63RD STREET THEME
05 PLAYMATES
06 VENUS AND THE MOON
【演奏】
ジョニー・グリフィン(TS) ブルー・ミッチェル(TP) ジュリアン・プリースター(TB) ウィントン・ケリー(P) サム・ジョーンズ(B) アルバート・ヒース(DS)
【録音】
1959年8月
ザ・リトル・ジャイアント/ジョニー・グリフィン -1950年代
パワフルなテナー・サックスとして名を馳せたジョニー・グリフィンの1959年作品。ブルー・ミッチェルとジュリアン・プリースターを加えた3管編成で、グリフィンのブロウに触発されるメンバーの様子がうかがえる。(CDジャーナルより)
【収録曲】
01OLIVE REFRACTIONS
02THE MESSAGE
03LONELY ONE
0463RD STREET THEME
05PLAYMATES
06VENUS AND THE MOON
【演奏】
ジョニー・グリフィン(TS) ブルー・ミッチェル(TP) ジュリアン・プリースター(TB) ウィントン・ケリー(P) サム・ジョーンズ(B) アルバート・ヒース(DS)
【録音】
1959年8月