20世紀ジャズ名盤の全て

チェイシン・ザ・バード/フィル・ウッズ -フィル・ウッズ

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ファン多きジャズ・サックス奏者が97年にヴィーナス・レコードに残した快作。パーカーで知られるタイトル曲ほかを、気心の知れたビル・グッドウィンらとの息のあったインタープレイで聴かせる硬派なアルバム。
ノリのよいビ・バップの精神をチャーリー・パーカーから受け継いだフィル・ウッズ。今作もそのビ・バップを楽しみ、いきなり管楽器の音から始まって、最後まで勢いを落とさない。自作(4)(6)もかっこよく、それぞれのソロも元気がいい。
トラックリスト

01CHASIN’ THE BIRD
02ISRAEL
03EVERYTHING HAPPENS TO ME
04AUTUMN THIEVES
05CHERLIE’S WIG
06TRIBUTE TO BLUE
07CLINICOLOGY
演奏

フィル・ウッズ(AS) ブライアン・リンチ(TP) ビル・チャーラップ(P) スティーヴ・ギルモア(B) ビル・グッドウィン(DS)

ランコントル/ジョルジュ・アルバニスタ -ジョルジュ・アルヴァニタス

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72年にミシェル・ルグラン・オーケストラで来日して以来2度目、97年10月に来日したときソニーが録音。仏ピアノの名人が久々に脚光を浴びることになった作品だ。ベース&ドラムは米国から呼び寄せた。ジャズの有名曲をさすがの深みあるテイストで聴かせる。
トラックリスト

01FOOTPRINTS
02DEAR OLD STOCKHOLM
03VERY EARLY
04FABLES OF FAUBUS
05OFF MINOR
06COME SUNDAY
07BOLIVIA
08EAST OF THE SUN
09GOODBYE PORK PIE HAT
10DUG’S BLUES
11NUAGES
12IN A SENTIMENTAL MOOD
演奏

ジョルジュ・アルヴァニタス(P)ジョー・チェンバース(DS)アイラ・コールマン(B)(8)ケイコ・リー(VO)

ザ・トリオ/ゴンサロ・ルバルカバ -1990年代

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ビ・バップ集『DIZ』を除けば全曲スタンダードは初めて。有名曲にとりくむ自信がついたのだろう。全編でゴンサロ流解釈をきかせる。キースのスタンダーズの方法論に近いアプローチだが、あふれる歌を抑えるようなストイックな演奏だ。ラスト(7)は名演。
トラックリスト

01MAIDEN VOYAGE
02CARAVAN
03ON GREEN DOLPHIN STREET
04HOT HOUSE
05YESTERDAYS
06WOODYN’ YOU
07MANHA DE CARNAVAL (BLACK ORPHEUS)
演奏

ゴンサロ・ルバルカバ(p)ブライアン・ブロンバーグ(b)デニス・チェンバース(ds)

トゥ・シー・ユー/ハリー・コニックJr. -1990年代

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ハリーがジャズに帰ってきた。カルテット中心、オーケストラをむかえたハリウッド・スターらしい作りのラヴ・ソング集だ。驚くのは全曲ハリーの作詞作曲。まるでスタンダード・ソングのような曲、歌、演奏とも、ふた皮ほどむけた大人のハリーがここにいる。
トラックリスト

01LET ME LOVE TONIGHT
02TO SEE YOU
03LET’S JUST KISS
04HEART BEYOND REPAIR
05ONCE
06LEARN TO LOVE
07LOVE ME SOME YOU
08MUCH LOVE
09IN LOVE AGAIN
10LOVED BY ME
演奏
ハリー・コニックJr.(vo、p)チャールス・グレード(ts)レジナルド・ビール(b)アーサー・バム・バム・ラテン(ds)

モダン・ジュズ/ポンタ・ボックス -村上秀一

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驚いたのがピアノの音のいいことだ。もちろん演奏もそれに負けていない。ジャズを皮肉ったようなアルバム・タイトルだが、ここには紛れもなく良質なピアノ・トリオ・ジャズがある。バラードを中心とした美しいサウンドにこの音楽の魅力を再発見した。
トラックリスト

01THE THEME FROM “MODERN JUZZ”
02SUNFLOWER OF LAUSANNE
03LET’S GO PHILLY
04FELLINI
05MASTROIANNI
06ESLARGO
07CHRISTMAS EVE
08THE THEME FROM “MODERN JUZZ”
演奏

村上“ポンタ”秀一(ds)佐山雅弘(p)バカボン鈴木(b)(7)佐藤竹善(vo)

アイ・リメンバー・ビル/ドン・セベスキー・プロジェクト -ドン・セベスキー

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予想を遥かにこえた綿密なつくりで、ビル・エヴァンスへの愛情にあふれる素晴らしいアルバムだ。エヴァンス・トリオのメンバーをはじめ豪華な顔ぶれがそろった。ドンの編曲はギル・エヴァンスの影響も感じさせる。ラストは6分弱のビルへのインタビュー。
トラックリスト

01WALTZ FOR DEBBY
02I REMEMBER BILL
03SO WHAT
04QUIET NOW
05ALL THE THINGS YOU ARE
06PEACE PEACE
07BILL, NOT GIL
08VERY EARLY
09T.T.T.T.
10AUTUMN LEAVES
11BLUE IN GREEN
12I’M GETTING SENTIMENTAL OVER YOU
13EPILOGUE
14BILL EVANS INTERVIEW

魅せられし心/エディ・ヒギンズ -1997年

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(2)や(3)などビル・エヴァンスを思わせるが懐古趣味的な手法ではない。60年代ではなく、97年に録音された音ならではの現代らしさに拍手。ベース、ドラムのピアノ・トリオが生み出すゆったりとした雰囲気に力強いスパイスも随所にちりばめ、聴き応え十分。
トラックリスト

01MY FUNNY VALENTINE
02HAUNTED HEART
03STOLEN MORMENTS|ISRAEL
04LUSH LIFE
05HOW MY HEART SINGS
06SOMEONE TO WATCH OVER ME
07I SHOULD CARE
08LOVER COME BACK TO ME
09ISN’T IT ROMANTIC?
演奏

エディ・ヒギンズ(P) レイ・ドラモンド(B) ベン・ライリー(DS)

ライブ!/ジャッキー・テラソン -1990年代

フランス生まれのNY派ピアニスト、ジャッキー・テラソンの通算6枚目、ニューヨーク、イリディウムでのライヴ・アルバム。絶妙の間の取り方。その無音の芸術にドキッとさせらる。鍵盤から静かに手を上げている彼の表情が見たい。
トラックリスト

01THINGS AIN’T WHAT THEY USED TO BE
02CUMBA’S DANCE
03SISTER CHERYL
04SIMPLE THNGS
05NATURE BOY
06LOVE FOR SALE
07FOG TAKING OVER NOE VALLEY
08THE THEME
09THERE’S NO DESAPPOINTMENT IN HEAVEN
演奏

ジャッキー・テラソン(P)ウゴンナ・オケグォ(B)レオン・パーカー(DS)

ピアノ・クインテット・スイート/大西順子 -1990年代

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“ピアノ・ヒロイン”大西の本作は、初のクインテット編成。日米混合メンバーによる彼女流アグレッシヴ・ジャズだ。(1)(4)(6)(7)が大西のオリジナル((6)は林と共作)。作曲、演奏の両面において、彼女の志向するジャズが明確化した。芸術の純度、香りも高い。
トラックリスト

01PIANO QUINTET SUITE
02PEGGIE’S BLUE SKYLIGHT
03INTERLUDE 1
04NATURALLY
05INTERLUDE 2
06THE TROPIC OF CAPRICORN
07TONY
08ORANGE WAS THE COLOR OF HER DRESS,THEN BLUE SILK
09TAKE THE A TRAIN
演奏

大西順子(P) マーカス・ベルグレイヴ(TP,(9)VO) 林栄一(AS) ロドニー・ウィテカー(B) トニー・ラベソン(DS)

ブルースに処方箋/ホレス・シルバー -1997年

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インパルス第2作。曲はすべてオリジナル。相変わらずホレスの曲作りのうまさは天下一品で、メロディ・メイカーとしての才能にほとほと感心してしまう作品。ブレッカー兄弟を加えた編成というのも魅力で、これぞまさに90年代の熱血ファンキー・ジャズ。
トラックリスト

01A PRESCRIPTION FOR THE BLUES
02WHENEVER LESTER PLAYS THE BLUES
03YOU GOTTA SHAKE THAT THING
04YODEL LADY BLUES
05BROTHER JOHN AND BROTHER GENE
06FREE AT LAST
07WALK ON
08SUNRISE IN MALIBU
09DOCTOR JAZZ
演奏

ホレス・シルヴァー(P) ロン・カーター(B) ルイ・ヘイズ(DS) (1)~(7)(9)マイケル・ブレッカー(TS),ランディ・ブレッカー(TP)

ポーギー&ベス/ジョー・ヘンダーソン -1990年代

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ゲスト・ボーカルにチャカ・カーンとスティングを迎え、豪華メンバーでガーシュイン作曲の有名ミュージカル「ポーギー&ベス」をとりあげた力作。ジョーヘンは再度全盛期と思わせるほど充実した演奏をみせている。

トラックリスト

  • 01イントロ ジャスボ・ブラウン・ブルース
  • 02サマータイム
  • 03ハニーマン/ゼイ・パス・バイ・シンギン
  • 04マイ・マンズ・ゴーン・ナウ
  • 05俺にはないものだらけさ
  • 06ベスよ、お前は俺のものだ
  • 07イット・エイント・ネセサリリー・ソー
  • 08愛するポーギー
  • 09ニューヨーク行きの船が出る
  • 10ベスよ、何処に
  • 11赤毛の女(ボーナス・トラック)
  • 12サマータイム(サンバ・ヴァージョン=インストゥルメンタル/ボーナス・トラック)

 

ジェネシス&ジ・オープニング・オブ・ザ・ウェイ/スティーヴ・コールマン -1990年代

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しばらく話題から遠ざかっていたコールマンが久々に発表した大作。それぞれのCDにタイトルがついているところから、本作は独立した2作をカップリングしたものと考えられる。相変わらずさまざまな黒人音楽を混入したサウンドが独特の味を出す。
トラックリスト

[Disc 1]〈ジェネシス〉
01DAY ONE
02DAY TOW
03DAY THREE
04DAY FOUR
05DAY FIVE
06DAY SIX
07DAY SEVEN
08AWARENESS
[Disc 2]〈ジ・オープニング・オブ・ザ・ウェイ〉
01LAW OF BALANCE
02PI
03FIRST CAUSE
04WHEEL OF NATURE
05RITE OF PASSAGE
06REGENERATION
07ORGANIC MOVEMENT
08THE LAW
09FORTITUDE AND CHAOS
10SETI 1
11POLAR SHIFT
12THIRD DYNASTY
演奏

スティーヴ・コールマン,グレッグ・オズビー(AS)ラヴィ・コルトレーン(TS,SS)デヴィッド・ギルモア(G)アンディ・ミルン(P)シーン・リックマン,ジーン・レイク(DS)ケニー・デイヴィス,レグ・ワシントン(B) 他

アンダーグラウンド/コートニー・パイン -1997年

ジャズらしくないジャズ。そんな言葉がよく似合う。ミクスチャーされたクールでまったく新しいジャズがここにある。デジタル感とアナログ感が絶妙に混じり合い、独自の世界が展開されている。ニコラス・ペイトンをはじめとする豪華ゲストも熱い演奏だ。

トラックリスト

  • 01イントロ-インヘイル
  • 02モダン・デイ・ジャズ
  • 03トライン・タイムス
  • 04ワンネス・オブ・マインド
  • 05インヴィジブル
  • 06ザ・ブック・オブ…
  • 07チルドレン・オブ・ザ・サン
  • 08ジ・イン・センス・ソング
  • 09シルヴァー・サーファー
  • 10アンダーグラウンド
  • 11アウトロ-エックスヘイル
  • 12セイヴ・ザ・チルドレン
  • 13チルドレン・オブ・ザ・サン(Jungle Mix/日本盤のみのボーナストラック)

演奏

コートニー・パイン(SAX,BS-CL,FL) ジェリーサ・アンダーソン(VO) ニコラス・ペイトン(TP) サイラス・チェスナット(P,OG) レジナルド・ヴィール(B) ジェフ・ワッツ(DS) 他

アメリカの祈り/マンハッタン・トリニティ+1 -ルイス・ナッシュ

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ピアノのサイラス・チェスナットを中心とするグループの97年録音デビュー作。その後、このバンドはトリオになったが、本作にはアルト・サックスのアントニオ・ハートが加わっている。哀しみのジャズとでもいうのか、悲哀に満ちた曲を切々と演奏していて、心にしみる。

トラックリスト

01QUIET TEMPLE
02I HAVE A DREAM
03LAMENT
04PIANO SONATA NO.2 IN B-FLAT MAJOR OP.35
05GOD BLESS THE CHILD
06THE PRECHER
07CRY ME A RIVER
08BLUES FOR M.L.K.
09I WISH I KNEW HOW IT WOULD FEEL TO BE FREE

演奏

サイラス・チェスナット(P) ジョージ・ムラーツ(B) ルイス・ナッシュ(DS) アントニオ・ハート(AS)

 

テネシー・ワルツ/カサンドラ・ウィルソン&ジャッキー・テラソン -1997年

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前作でグラミー賞を獲得したカサンドラが、若手実力派のテラソンとデュエットを繰り広げる。どちらも一風変わったアプローチの持ち主だけに、スタンダードを取り上げてもありきたりの内容には終わっていない。そこが何と言っても聴き手には快感だ。

トラックリスト

01OLD DEVIL MOON
02CHAN’S SONG
03TENNESSEE WALTZ
04LITTLE BOY LOST
05AUTUMN LEAVES
06IT MIGHT AS WELL BE SPRING
07MY SHIP
08I REMEMBER YOU
09TEA FOR TWO
10IF EVER I WOULD LEAVE YOU
11CHICAGO 1987
12COME RAIN OR COME SHINE
13MEDIEVAL BLUES

演奏

カサンドラ・ウィルソン(vo)ジャッキー・テラソン(p)ロニー・プラキシコ,ケニー・デイヴィス(b)ミノ・シネル(perc)

ディア・エラ/ディー・ディー・ブリッジウォーター -ディー・ディー・ブリッジウォーター

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亡きエラ・フィッツジェラルドへのトリビュート作。エラの得意曲をコンボ、オーケストラ、ウィズ・ストリングスと違った編成で歌い分けており、バラードからスキャトをまじえた精力的なナンバーまで、まさに絶好調の歌声。最後の1曲に思わず感涙。★

トラックリスト

01A-TISKET, A-TASKET
02MACK THE KNIFE
03UNDECIDED
04MIDNIGHT SUN
05LET’S DO IT (LET’S FALL IN LOVE)
06HOW HIGH THE MOON
07IF YOU CAN’T SING IT, YOU’LL HAVE TO SWING IT (MR. PAGANINI)
08COTTON TAIL
09MY HEART BELONGS TO DADDY
10(I’D LIKE TO GET YOU ON A) SLOW BOAT TO CHINA
11OH, LADY, BE GOOD!
12STAIRWAY TO THE STARS
13DEAR ELLA

演奏

ディー・ディー・ブリッジウォーター(vo)レイ・ブラウン(b)ルー・レヴィ(p)アンドレ・チェカレリ,グラディ・テイト(ds)ミルト・ジャクソン(vib)ケニー・バレル(g) 他

ゴー・ストレート・アヘッド・アンド・メイク・ア・レフト/渡辺貞夫 -シンセサイザー

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ヴァーヴへの移籍第1作で、かつて共演したことがあるバーナード・ライトとの共同プロデュース。9曲中6曲が自作。アフロ、フュージョン、バラード、4ビートと多彩な内容ながら、どれを聴いてもこの人と分かるあたりは、さすが個性的な音の持ち主。★

トラックリスト

01WALK AROUND THE CORNER
02MAJI
03NIGHTLY YOURS
04EPISODE
05FIRST FLIGHT (PLANET X)
06SWING ME A STRIDE
07NARD’S TIME
08HARAMBEE – MARAIKA
09I’M WITH YOU

演奏

渡辺貞夫(AS,SYN) バーナード・ライト(P,KEY) スティーヴン・ティール(B) マイク・フライス,ハッサン・フライス,チャーリー・ドレイトン(DS) スティーヴ・ソーントン(PERC)

ハバナ/ロイ・ハーグローヴ -1997年

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ハーグローヴとアフロ・キューバン・ジャズとは意外な組み合わせだ。しかしこれがかなり面白い。キューバやプエルト・リコのミュージシャンとの混成グループで行なったイタリア・ライヴで、彼の朗々たるブローとホットなプレイが威力を発揮した快作だ。

トラックリスト

01O MY SEH YEH
02UNA MAS
03DREAM TRAVELLER
04NUSIA’S POEM
05MR. BRUCE
06BALLAD FOR THE CHILDREN
07MOUNTAINGS
08AFRODISIA
09MAMBO FOR ROY
10O MY SEH YEH

演奏

ロイ・ハーグローヴ(tp,flh)チューチョ・ヴァルデス,(4)ジョン・ヒックス(p)フランク・レイシー(tb)ラッセル・マローン(g)ゲイリー・バーツ(as,ss)ジョン・ベニテス,(5)ホルヘ・レイエス(b)デヴィッド・サンチェス(ts,ss)オラシオ“エル・ネグロ”エルナンデス,(4)アイドリス・ムハマッド(ds)ホセ・ルイス“チャンギート”キンターナ(シンバル)ミゲル“アンガ”ディアス(コンガ)

ベース・アンド・アイ/ロン・カーター -1990年代

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ジャズ・ベーシストのロン・カーターが若手ピアニストのスティーヴン・スコットを迎え、古巣RVGスタジオにて客を入れずに行なったライヴの音源収める。「あなたと夜と音楽と」「いつか王子様が」など、スタンダード・ナンバーが優雅にスウィングする。

トラックリスト

01YOU AND THE NIGHT AND THE MUSIC
02SOMEDAY MY PRINCE WILL COME
03BLUES FOR D.P.
04THE SHADOW OF YOUR SMILE
05MR.BOW-TIE
06DOUBLE BASS
07I REMEMBER CLIFFORD

仕様

SHM-CD

演奏

ロン・カーター(B) スティーブン・スコット(P) ルイス・ナッシュ(DS) スティーヴ・クルーン(PERC)

ザ・トリオ/小曽根真 -1990年代

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ジョン・スコの参加も話題になるだろうが、素晴らしさはやりはリーダー小曽根の溌剌としたピアノ・プレイにある。ダイナミックなところはダイナミックに、リリカルなところはリリカルに響く彼のタッチは、美しさと野生味が混在した見事なものだ。
トラックリスト

01THE BEGINNING
02LAZY UNCLE
03FAIRLY DANCE
04ESPERANZA
05HOME
06TEA FOR THREE
07STINGER
08MY OLD BOOK
09A HAPPY CAT
10BOON-CHA-CHA
演奏

小曽根真(p)北川潔(b)クラレンス・ペン(ds)(2)(5)(7)ジョン・スコフィールド(g)

テイルズ・フロム・ザ・ハドソン/マイケル・ブレッカー -1990年代

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ブレッカー・ブラザーズ作品を挟んで約5年ぶりのリーダー作。目指すは、含みのある今のアコースティック・ジャズ。達者なサイド・メンを従えて思うままに吹いている。意外にも、デイヴ・ホランドのベースが本作の決め手になっているように思えたが。
トラックリスト

01SLINGS AND ARROWS
02MIDNIGHT VOYAGE
03SONG FOR BILBAO
04BEAU RIVAGE
05AFRICAN SKIES
06INTRODUCTION TO NAKED SOUL
07NAKED SOUL
08WILLIE T.
09CABIN FEVER
演奏

マイケル・ブレッカー(ts)パット・メセニー(g)ジョーイ・カルデラッツォ,(3)(5)マッコイ・タイナー(p)デイヴ・ホランド(b)ジャック・デジョネット(ds)(3)(5)ドン・アライアス(perc)

ニュー・ムーン・ドーター/カサンドラ・ウイルソン -1990年代

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BN第2作。ジャケットも凄いインパクトだが、歌の世界も冒頭から重く熱く激しく強力。もはや彼女は、希求すべき道をわしづかみにしたと言うしかないほど、音楽のパッションが明解。J.ミッチェルにも通底する景色が、黒粘着力で迫る類例なき力作。
トラックリスト

01STRANGE FRUIT
02LOVE IS BLINDNESS
03SOLOMON SANG
04DEATH LETTER
05SKYLARK
06FIND HIM
07I’M SO LONESOME I COULD CRY
08LAST TRAIN TO CLARKSVILLE
09UNTIL
10A LITTLE WARM DEATH
11MEMPHIS
12HARVEST MOON
13MOON RIVER
演奏

カサンドラ・ウィルソン(VO) グラハム・ヘインズ(COR) ブランドン・ロス(G) ロニー・プラキシコ(B) 他

マイ・ピープル/ジョー・ザビヌル -ジョー・ザビヌル

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シンフォニー・ミュージックを出したばかりのザビヌルが、まったく異なるコンセプトのアルバムを発表。今回は彼が率いるザビヌル・シンジケートの路線をさらに進化させたワールド・ミュージック。ヴォーカルを大胆に使った色彩感豊かなサウンドが見事な1枚。
トラックリスト

01イントロダクション・トゥ・ア・マイティ・シーム
02ワラヤ
03ビモヤ
04ユー・ウォント・サム・ティー・グランパ
05スリヴォヴィッツ・トレイル
06オチーバラ~パツァリック
07オリエント・エクスプレス
08エラデエプフィー・ブルース
09ミ・ジェント
10イン・アン・アイランド・ウェイ
11メニー・チャーチス
12オツィ
演奏

ジョー・ザビヌル(key,vo)マイク・モスマン(tp,tb)ボビー・マラック(sax)ゲイリー・ポウルソン(g)マシュー・ギャリソン(b)バコ・セリー(ds)トリロク・グルトワ,アレックス・アクーニャ(perc) 他

追求~PURSUANCE コルトレーンに捧ぐ/ケニー・ギャレット -1990年代

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人気アルトサックス奏者によるジョン・コルトレーン作品集。パット・メセニーを含むピアノレス・トリオがバックだ。ブレッカーの場合もそうだが、パットの全面参加がギャレットの音楽性を高次元へ誘っている。
トラックリスト

01カウントダウン
02イクイノックス
03リベリア
04ディア・ロード
05ロニーズ・ラメント
06アフター・ザ・レイン
07ライク・ソニー
08追求
09アラバマ
10ジャイアント・ステップス
11ラティーファ
12マイルス・モード
演奏

ケニー・ギャレット(AS) パット・メセニー(G) ロドニー・ウィテカー(B) ブライアン・ブレイド(DS)

キッキン・イット/ケイコ・リー -ケイコ・リー

KEIKO LEE / ケイコ・リー / KICKIN' IT WITH KEIKO LEE / キッキン・イット

早くも人気と評価を決定づけたセカンド・アルバム。ニューヨークの一流ミュージシャンたちを迎え、並外れた才能と実力を発揮した。スタンダードを題材にして、即興性に富むディープなヴォーカルを聴かせている。

トラックリスト

01カム・バック、ビバップ~ラヴァー・カム・バック・トゥ・ミー
02ナイト・アンド・デイ
03ラヴ・ダンス
04カム・レイン・オア・カム・シャイン
05ウィル・ビー・トゥゲザー・アゲイン
06ミスター・ワンダフル
07ザ・マン・アイ・ラヴ
08アイ・ウィル・ウェイト・フォー・ユー
09ハウ・ロング・ハズ・ディス・ビーン・ゴーイング・オン?
10ゴッド・ブレスズ・ザ・チャイルド
演奏

ケイコ・リー(VO) リー・コニッツ(AS)

アート・フォーラム/グレッグ・オズビー -1990年代

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これまでラップやヒップホップの要素を積極的に取り入れてきたオズビーの新作は、これまでの路線とは一転して全編アコースティックなサウンド。といっても過去のジャズの焼き直しではなく、全編にわたってアグレッシヴなアプローチを披露している。

トラックリスト

01ミス・ディミーナ
02ムード・フォー・ソート
03アイ・ディドント・ノウ・アバウト・ユー
042ndボーン・トゥ・フリーダム
05ダイアレクティカル・インターチェンジ
06アート・フォーラム
07ドント・エクスプレイン
08ハーフ・ムーン・ステップ
09パーペチュイティ

演奏

グレッグ・オズビー(as,ss)ジェイムス・ウィリアムス,ダレル・グラント(p)ブライアン・キャロット(vib)ロニー・プラキシコ(b)ジェフ・ワッツ(ds)マーヴィン・スウェル(g)ロビン・ユーバンクス(tb)クリーヴ・ガイトン(fl,ts)アレックス・ハーデン(bcl)

リズム・レボリューション/レオン・パーカー -レオン・パーカー

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驚いた! 第2弾なのだがここまでやるとは……。パーカッション/ドラムの色彩に富む斬新なリズムをジャズにゾクゾクするほどうまく融合させた。コマーシャル性を排したジャズ・アプローチを高く評価したい。これは現代の“ジャズ来るべきもの”かも。
トラックリスト

01レイ・オブ・ライト
02ヴィレッジ・ソング:アフリカ
03クローズ・ユア・アイズ
04コーリング・アウト
05ビリーフ
06ホライゾン・アズル
07ワイド・オープン
08ファースト・チャイルド
09イン・ア・センチメンタル・ムード
10ビリーフ (デディケイテッド・トゥ・イングケ)
演奏

レオン・パーカー(ds,perc,vo)スティーヴ・ウィルソン(sax,fl)スティーヴ・デイヴィス(tb)トム・ハレル(fp,flh)リサ・パーカー(fl)ウゴンナ・オケグォア(b)アダム・クルツ(p,perc)ナタリー・キャッシュマン(perc,vo)

フリーダム・イン・ザ・グルーブ/ジョシュア・レッドマン -1990年代

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若手ジャズ・サックスの旗手が放つ充実のリーダー作。ギタリストを新たにメンバーに加えたことで、グループ・サウンドはより豊かになり、幅が拡がった。彼の音楽がさらなる飛躍へと向かう予感を感じさせ、聴きどころもタップリ。彼自身によるライナーも秀逸。
トラックリスト

01HIDE AND SEEK
02ONE SHINING SOUL
03STREAMS OF CONSCIOUSNESS
04WHEN THE SUN COMES DOWN
05HOME FRIES
06INVOCATION
07DARE I ASK?
08CAT BATTLES
09PANTOMIME
10CAN’T DANCE
11STROLLIN’
演奏

ジョシュア・レッドマン(TS,SS) 他

酒とバラの日々~ヘンリー・マンシーニに捧ぐ/デイブ・グルーシン -1990年代

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映画音楽家としてのグルーシンはマンシーニが目標だったそうだ。この追悼作は長年温めた企画。4年ぶりのリーダー作だ。有名曲ぞろいではなが、逆にジャズに適する美しいメロディを再発見できたような気がする。彼の演奏はさらに優雅さを増した。
トラックリスト

01PETER GUNN
02DREAMSVILLE
03MR.LUCKY
04MOMENT TO MOMENT
05BABY ELEPHANT WALK
06TWO FOR THE ROAD
07DAYS OF WINE AND ROSES
08HATARI
09WHISTLING AWAY THE DARK
10SOLDIER IN THE RAIN
演奏

デイヴ・グルーシン(P) ジョン・パティトゥッチ(B) ハーヴィー・メイソン(DS) ラッセル・マローン(G) エリック・マリエンサル,トム・スコット(SAX) (2)(10)ダイアナ・クラール(VO) 他

ミズリーの空高く/チャーリー・ヘイデン&パット・メセニー -1990年代

ミズーリの空高く Beyond The Missouri Sky

1998年度のグラミー賞“ジャズ・インストルメンタル部門賞“を受賞した、チャーリー・ヘイデンとパット・メセニーのコラボレイション・アルバム。清涼としたパットの音色と重厚なヘイデンの組み合わせが創り出す不思議な爽快感がこの作品を品格のある作品に仕上げている。

ともにミズーリ州出身という2人。すでに何度か共演はしているものの、ベースとギターのシンプルなデュオというのは今回が初めて。どことなく哀愁を帯びたセンチメンタルな楽曲がズラリと並んでおり、彼らの音楽的背景を知る上でも興味深い1枚だ。

 

トラックリスト

01. ワルツ・フォー・ルース

02. アワ・スパニッシュ・ラブ・ソング

03. メッセージ・トゥ・ア・フレンド

04. ツー・フォー・ザ・ロード

05. ファースト・ソング

06. ムーン・イズ・ア・ハーシュ・ミストレス

07. プレシャス・ジュエル

08. ヒーズ・ゴーン・アウェイ

09. ムーン・ソング

10. ティアーズ・オブ・レイン

11. 「ニュー・シネマ・パラダイス」愛のテーマ

12. ニュー・シネマ・パラダイス

 

演奏

チャーリー・ヘイデン(b) パット・メセニー(g)

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