20世紀ジャズ名盤の全て
JAZZ Misty-ipanema 20世紀ジャズ名盤の全て

マスターピーセズ/デューク・エリントン -1951年

デューク・エリントンは、SPレコードが主流であった1930年代から、長時間録音の試みを行なってきたが、彼が所属するコロムビア・レコードが、Hi-Fi録音技術の発達と共に1948年6月にLPレコードを開発したのを期に、エリントンは、1950年に自身の作品に新たにコンサート・アレンジを施し、アルバム制作に臨んだ。録音は同年12月18日と19日に行なわれ、往年の代表曲に、1948年に書かれた「刺青の花嫁」を加えた4曲が主要メンバーのソロ演奏を多く含んだ、1曲が約10分以上にも及ぶ長尺の演奏でモノーラル収録された。このアルバムに参加している楽団メンバーには、長期間在籍している充実した面々が揃っていたが、翌年の1951年には何人かの主要メンバーが退団する。特に、ドラマーのソニー・グリアーにとっては、これがエリントン楽団での最後の演奏となった。 このアルバムは、デューク・エリントンの記念すべき最初のLPであると同時に、その優れた演奏内容から、デュークの1950年代を代表するアルバムのひとつに数えられている。

【収録曲】

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1 ムード・インディゴ Mood Indigo  (A.Bigard-Ellington-Mills) 15:26
2 ソフィスティケイテッド・レディ Sophisticated Lady  (Ellington-Parish-Mills) 11:28
3 刺青の花嫁 The Tatooed Bride (Ellington) 11:41
4 ソリチュード Solitude (Ellington-Delang-Mills) 8:24

【演奏者】

キャット・アンダーソン (Cat Anderson) トランペット
ハロルド・ベイカー (Harold Baker) トランペット
ネルソン・ウィリアムス (Nelson Williams) トランペット
アンドレス・メレンギト (Andres Merenghito) トランペット
レイ・ナンス (Ray Nance) トランペット
ローレンス・ブラウン (Lawrence Brown) トロンボーン
クウェンティン・ジャクソン (Quentin Jackson) トロンボーン
タイリー・グレン (Tyree Glenn) トロンボーン
マーサ・エリントン (Mercer Ellington) フレンチホルン
ジョニー・ホッジス (Johnny Hodges) アルト・サクソフォーン
ラッセル・プロコープ (Russell Procope) アルト・サクソフォーン、クラリネット
ジミー・ハミルトン (Jimmy Hamilton) クラリネット、テナー・サクソフォーン
ポール・ゴンザルヴェス (Paul Gonsalves) テナー・サクソフォーン
ハリー・カーネイ (Harry Carney) バリトン・サクソフォーン
デューク・エリントン (Duke Ellington) ピアノ
ビリー・ストレイホーン (Billy Strayhorn) ピアノ
ウェンデル・マーシャル (Wendell Marshall) ベース
ソニー・グリアー (Sonny Greer) ドラム
イヴォンヌ・ロナーゼ (Yvonne Lanauze) ヴォーカル(収録曲1.2のみ参加)

【主な発売記録】

レコード 1951年 COLUMBIA ML-4418

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