20世紀ジャズ名盤の全て

メディテーションズ/ジョン・コルトレーン -1960年代

「メディテーションズ」を吹き込む2週間前の録音。「サン・シップ」のわずか一週後のセッションでもあり、編成もそれと同じカルテットだがバンドの激情ぶりはやや劣る。コルトレーンのフリーキー度は十分。(CDジャーナルより)

【収録曲】
 
01THE FATHER AND THE SON AND THE HOLY GHOST
 
02COMPASSION
 
03LOVE
 
04CONSEQUENCES
 
05SERENITY
 
【演奏】
 
ジョン・コルトレーン,ファラオ・サンダース(TS) マッコイ・タイナー(P) ジミー・ギャリソン(B) エルヴィン・ジョーンズ,ラシッド・アリ(DS)
 
【録音】
 
1965年11月23日

ユニティ/ラリー・ヤング -ラリー・ヤング

ソロ楽器としてのオルガンの可能性を果敢に押し広げたラリー・ヤングのアルバム。60年代にブルーノートに残した作品は極めてオリジナリティが高く、コルトレーンのスタイルを取り込んだとも言われた。(CDジャーナルより)

【収録曲】
 
01ZOLTAN
 
02MONK’S DREAM
 
03IF
 
04THE MOONTRANE
 
05SOFTLY AS IN A MORNING SUNRISE
 
06BEYOND ALL LIMITS
 
07IF
 
08IF
 
09THE MOONTRANE
 
10BEYOND ALL LIMITS
 
(7)(8)(9)(10)ボーナストラック
 
【演奏】
 
ラリー・ヤング(OG) エルヴィン・ジョーンズ(DS) (1)(3)~(10)ウディ・ショウ(TP) (1)(3)~(10)ジョー・ヘンダーソン(TS)
 
【録音】
 
1965年11月

セッティング・ザ・ペース/ブッカー・アービン・ウィズ・デクスター・ゴードン -ブログ

アービンのカルテットにゴードンが客演したバトル集。タイプの全く違う両者が意外なほどに相性のいいところを示す。ふたりが持ち味を発揮することで、相互に触発されてスタイルを超越した名演が生まれた。(2000masterpiecesopjazzより)

【収録曲】

➀セッティング・ザ・ペース

②デクスターズ・デック

【演奏者】

ブッカー・アービン・ウィズ・デクスター・ゴードン(ts)ジャッキー・バイアード(p)レジー・ワークマン(b)アラン・ドウソン(ds)

【録音】

1965年10月27日

 

オン・インパルス/ソニー・ロリンズ -1960年代


ジャズ・テナーの巨人がインパルス・レーベルに最初に遺したリーダー作。ミッキー・ローカーがハードドライヴィングに攻める「オン・グリーン・ドルフィン・ストリート」はロリンズらしさ全開の名演。(CDジャーナルより)

【収録曲】

01ON GREEN DOLPHIN STREET
02EVERYTHING HAPPENS TO ME
03HOLD ‘EM JOE
04BLUE ROOM
05THREE LITTLE WORDS
 
【演奏者】
 
ソニー・ロリンズ(TS) レイ・ブライアント(P) ウォルター・ブッカー(B) ミッキー・ローカー(DS)
 
【録音年】
 
1965.7

ニュー・シング・アット・ニューポート/ジョン・コルトレーン~アーチー・シェップ -1960年代

1965年のニューポートでのライヴ盤。シーンのトップを行く2大バンドのカップリングで、コルトレーンの黄金カルテットは「ワン・ダウン、ワン・アップ」のみだが、前衛派と新主流派の両方を楽しめるお得な一枚。「SCAG」は詩の朗読。(CDジャーナルより)

【収録曲】

01SPOKEN INTRODUCTION TO JOHN COLTRANE’S SET BY FATHER NORMAN O’CONNOR
02ONE DOWN, ONE UP
03MY FAVORITE THINGS
04SPOKEN INTRODUCTION TO ARCHIE SHEPP’S SET BY BILLY TAYLOR
05GINGERBREAD, GINGERBREAD BOY
06CALL ME BY MY RIGHTFUL NAME
07SCAG
08RUFUS (SWUNG HIS AT LAST TO THE WIND, THEN HIS NECK SNAPPED)
09LE MATIN DES NOIRE
 
【演奏者】
 
(2)(3)ジョン・コルトレーン(TS,SS) マッコイ・タイナー(P) ジミー・ギャリソン(B) エルヴィン・ジョーンズ(DS) (5)~(9)アーチー・シェップ(TS) ボビー・ハッチャーソン(VIB) バール・フィリップス(B) ジョー・チェンバース(DS)
 
【録音年】
 
1965.7

コンプリート・アセンション/ジョン・コルトレーン -1960年代

知られる通り複雑な経緯を持つアルバムだが、今回のCD化により2つの“アセンション”が1枚にまとめられた。コルトレーン自身の意志には反するのかもしれないが、ファンにとっては朗報だ。トレーン晩年の、理想郷を目指す喚起と苦悶の決定的世界。(CDジャーナルより)

【収録曲】

01アセンション (エディション1)
02同 (同2)
 
【演奏者】
 
ジョン・コルトレーン(ts)フレディ・ハバード,デューイ・ジョンソン(tp)ジョン・チカイ,マリオン・ブラウン(as)ファラオ・サンダース,アーチー・シェップ(ts)マッコイ・タイナー(p)ジミー・ギャリソン,アート・デイヴィス(b)エルヴィン・ジョーンズ(ds)
 
【録音年】
 
1965.6

ディッピン/ハンク・モブレー -1960年代

ハンク・モブレーの1965年録音の人気盤。大ヒット曲「リカード・ボサ・ノヴァ」の名演のほか、一歩間違うと青春ソングのように聴こえそうな「ザ・ディップ」では、リー・モーガンが素晴らしいファンキーなソロを披露している。(CDジャーナルより)
 
【収録曲】
 
01THE DIP
02RECADO BOSSA NOVA
03THE BREAK THROUGH
04THE VAMP
05I SEE YOUR FACE BEFORE ME
06BALLIN’
 
【演奏者】
 
ハンク・モブレー(TS) リー・モーガン(TP) ハロルド・メイバーンJr.(P) ラリー・リドレー(B) ビリー・ヒギンズ(DS)
 
【録音年】
 
1965.5

フューシャ・スイング・ソング/サム・リバース -サム・リヴァース

マイルス・バンドへの参加を経て、1964年に満を持して吹き込まれたサム・リヴァースの初リーダー・セッション。トニー・ウィリアムスら気心の知れたプレイヤーらと作り上げた、ポストバップ期の機運を漂わせる快作だ。(CDジャーナルより)

【収録曲】

01FUCHSIA SWING SONG
02DOWNSTAIRS BLUES UPSTAIRS
03CYCLIC EPISODE
04LUMINOUS MONOLITH
05BEATRICE
06ELLIPSIS
 
【演奏者】
 
サム・リヴァース(TS) ジャッキー・バイアード(P) ロン・カーター(B) トニー・ウィリアムス(DS)
 
【録音年】
 
1964.12

チャーリー・パーカー・メモリアル・コンサート・ライブ -1960年代

ジャズの歴史はどうしてもパーカーを抜きにして語ることはできない。亡くなったのが55年。その10周忌にあたる65年にNYのカーネギーホールで行なわれた追悼コンサートのライヴ。とにかくメンバーが豪華で、その功績の偉大さを痛感。未発表を3曲収録。(CDジャーナルより)

【収録曲】

01ウムーム! (ヤードへの頌詩)
02グルーヴィン・ハイ
03ブルース (ガレスピアーナ組曲より)
04チュニジアの夜
05ナウズ・ザ・タイム
06ドナ・リー
07チェロキー
08ブルース・フォー・バード
09メドレー:バード・ウォッチャー~ディスオーダー・アット・ザ・ボーダー
 
【演奏者】
 
1965.3

ジョン・コルトレーン・カルテット・プレイズ/ジョン・コルトレーン -1960年代


ジャズ・サックスの巨人コルトレーンが「チム・チム・チェリー」を取り上げたことで知られる、1965年のインパルス盤。ナット・キング・コールで知られる「ネイチャー・ボーイ」も収録する人気の高い一枚。(CDジャーナルより)

【収録曲】

01CHIM CHIM CHEREE
02BRAZILIA
03NATURE BOY
04SONG OF PRAISE
 
【演奏者】
 
ジョン・コルトレーン(TS,SS) マッコイ・タイナー(P) ジミー・ギャリソン,アート・デイヴィス(B) エルヴィン・ジョーンズ(DS)
 
【録音年】
 
1965.2,5

ファイアー・ミュージック+4/アーチー・シェップ -1960年代

タイトルどおり赤いジャケットが印象的な1965年のインパルス盤。内容的にも、マルコムXへのトリビュートを含むなどインパクトが強く、ボッサの名曲「イパネマの娘」に対する独特の解釈もまた興味深い。(CDジャーナルより)
 
【収録曲】
 
01ハムボーン
02ロス・オルビダドス
03マルコム・マルコム・センバー・マルコム
04プレリュード・トゥ・ア・キス
05イパネマの娘
06ザ・チェイスト・テイク1
07同2
08同3
09ザ・ピーカナイニー
 
【演奏者】
 
アーチー・シェップ(as)テッド・カーソン(tp)マリオン・ブラウン(as)デヴィッド・アイゼンソン,レジー・ジョンソン(b)J.C.モーゼス,ジョー・チェンバース(ds)ジョセフ・オレンジ(tb)
 
【録音年】
 
1965.2,3

至上の愛/ジョン・コルトレーン -ブログ

ジャズ史上に燦然と輝くサックス・カルテット作品。1964年にコルトレーンがその精神世界を組曲風の大作として吹き込んだもので、魂の叫びとも言えるブロウと各人の熱のこもったインタープレイは必聴。(CDジャーナルより)

【収録曲】

01PART 1: ACKNOWLEDGEMENT
02PART 2: RESOLUTION
03PART 3: PURSUANCE
04PART 4: PSALM
 
【演奏者】
 
ジョン・コルトレーン(TS) マッコイ・タイナー(P) ジミー・ギャリソン(B) エルヴィン・ジョーンズ(DS)
 
【録音年】
 
1964.12

スピーク・ノー・イーブル/ウェイン・ショーター -1960年代

ショーターの長いキャリア中でも間違いなくハイライトのひとつとなる1964年のマスターピース。マイルスのクインテットを経て、プレイヤーとしてもコンポーザーとしてもスケールアップした姿がここにある。(CDジャーナルより)

【収録曲】

01WITCH HUNT
02FEE-FI-FO-FUM
03DANCE CADAVEROUS
04SPEAK NO EVIL
05INFANT EYES
06WILD FLOWER
 
【演奏者】
 
ウェイン・ショーター(TS) ハービー・ハンコック(P) ロン・カーター(B) エルヴィン・ジョーンズ(DS) (1)~(4)(6)フレディ・ハバード(TP)
 
【録音年】
 
1964.12

神話(ターウィッド)/ファラオ・サンダース -ブログ


コルトレーンに見い出された新人時代のサンダースが残した傑作。というよりインパルスにおけるこのデビュー作こそ彼の最高傑作かもしれない。ここにはフリー・ジャズのスタイルを取りながらも、その奥で緻密に計算された彼の野心的表現が認められる。(CDジャーナルより)

【収録曲】

01UPPER EGYPT & LOWER EGYPT
02JAPAN
03A)AUM|B)VENUS|C)CAPRICORN RISING
 
【演奏者】
 
ファラオ・サンダース(as,ts)ソニー・シャーロック(g)デイヴ・バレル(p)ヘンリー・グライムス(b)ロジャー・ブランク(ds)ナット・ベティス(perc)
 
【録音年】
 
1964.9

ジュジュ/ウェイン・ショーター -ブログ

ブルーノートでは2作目となるリーダー・アルバム。『ナイト・ドリーマー』からリー・モーガンが抜けたメンツによる録音で、コルトレーン・バンドのリズム陣とショーターのソロが唯一無比の世界観を出した初期の代表作だ。(CDジャーナルより)

【収録曲】

01JUJU
02DELUGE
03HOUSE OF JADE
04MAHJONG
05YES OR NO
06TWELVE MORE BARS TO GO
 
【演奏者】
 
ウェイン・ショーター(TS) マッコイ・タイナー(P) レジー・ワークマン(B) エルヴィン・ジョーンズ(DS)
 
【録音年】
 
1964.8
 

フォア・フォー・トレーン/アーチー・シェップ -ブログ

ジョン・コルトレーンの全盛期に新鋭サックス奏者として注目を浴びたアーチー・シェップ。彼がコルトレーンに敬意を捧げて創り出した作品で、破天荒なブロウが強烈に鳴り響いている。(CDジャーナルより)

【収録曲】

01SYEEDA’S SONG FLUTE
02MR.SYMS
03COUSIN MARY
04NAIMA
05RUFUS (SWUNG, HIS FACE AT LAST TO THE WIND, THEN HIS NECK SNAPPED.)
 
【演奏者】
 
アーチー・シェップ(TS) ラズウェル・ラッド(TB) アラン・ショーター(FLH) ジョン・チカイ(AS) レジー・ワークマン(B) チャールズ・モフェット(DS)
 
【録音年】
 
1964.8

スピリチュアル・ユニティ+1/アルバート・アイラー -ブログ

偉人の代表作。テナーという楽器を介して飛び散る肉声の鮮やかさ、といったら。やっぱコレでんがなあーと言いたくなる、比較の対象を一切否定する絶対的な手応えがここにはある。久し振りに聴いたが、とにかく幸せな気分になれ、そして生理的に泣けた。(CDジャーナルより)

【収録曲】

01ゴースツ:ファースト・ヴァリエーション
02ザ・ウィザード
03スピリッツ
04ゴースツ:セカンド・ヴァリエーション
05スピリッツ2
 
【演奏者】
 
アルバート・アイラー(ts)ゲイリー・ピーコック(b)サニー・マレー(ds)
 
【録音年】
 
1964.7

ワン・フライト・アップ/デクスター・ゴードン -ブログ

ブルーノートとスティープルチェイスに吹き込んでいた60年代前半のデクスター。パリで行なわれた本セッションでは、当時18歳の若きベーシスト、ニールス・ペデルセンが加わることでより欧州テイストを増している。(CDジャーナルより)

【収録曲】

01TANYA
02COPPIN’ THE HAVEN
03DARN THAT DREAM
 
【演奏者】
 
デクスター・ゴードン(TS) ドナルド・バード(TP) ケニー・ドリュー(P) ニールス・ヘニング・エルステッド・ペデルセン(B) アート・テイラー(DS)
 
【録音年】
 
1964.6

ナイト・ドリーマー/ウェイン・ショーター -ブログ

メッセンジャーズを退団する直前の自身初となる金字塔的リーダー作。マイルス・グループで飛躍的に才能を開花させる直前の演奏でもあり、その夜明けを感じさせる。特にバラードの雰囲気は明らかにその後の彼を占っている。(CDジャーナルより)
 
【収録曲】
 
01NIGHT DREAMER
02ORIENTAL FOLK SONG
03VIRGO
04BLACK NILE
05CHARCOAL BLUES
06ARMAGEDDON
 
【演奏者】
 
ウェイン・ショーター(TS) リー・モーガン(TP) マッコイ・ターナー(P) レジー・ワークマン(B) エルヴィン・ジョーンズ(DS)
 
【録音年】
 
1964.4

クレッセント/ジョン・コルトレーン -ブログ

バラードの傑作「クレッセント」を中心に据えて編集された一枚。おなじみのナンバー「ベッシーズ・ブルース」や、琴線に優しく触れるかのような「ロニーズ・ラメント」なども収録されている。(CDジャーナルより)

【収録曲】

01CRESCENT
02WISE ONE
03BESSIE’S BLUES
04LONNIE’S LAMENT
05THE DRUM THING
 
【演奏者】
 
ジョン・コルトレーン(TS) マッコイ・タイナー(P) ジミー・ギャリソン(B) エルヴィン・ジョーンズ(DS)
 
【録音年】
 
1964.4,6

コルトレーン/ジョン・コルトレーン -ブログ

ャズ史上に輝くコルトレーン・カルテットが本格的なレコーディングを行なった最初の作品となる、1962年の録音。個性的な解釈が際立つスタンダード「アウト・オブ・ジス・ワールド」や哀愁の美メロ漂う「ソウル・アイズ」など、静かな情熱を秘めた一枚。(CDジャーナルより)

【収録曲】

01OUT OF THIS WORLD
02SOUL EYES
03THE INCH WORM
04TUNJI
05MILES’ MODE
 
【演奏者】
 
ジョン・コルトレーン(TS,SS) マッコイ・タイナー(P) ジミー・ギャリソン(B) エルヴィン・ジョーンズ(DS)
 
【録音年】
 
1962.2,4

ザ・ソング・ブック/ブッカー・アービン -ブッカー・アービン


タフ・テナー、アーヴィンとエレガントなトミフラの見事なコントラストを放つ、ご存知“ブック・シリーズ”のスタンダード集。力強いテナーによるワン・ホーン・クァルテット。(CDジャーナルより)

【収録曲】

01THE LAMP IS LOW
02COME SUNDAY
03ALL THE THINGS YOU ARE
04JUST FRIENDS
05YESTERDAYS
06OUR LOVE IS HERE TO STAY
 
【演奏者】
 
ブッカー・アーヴィン(TS) トミー・フラナガン(P) リチャード・デイヴィス(B) アラン・ドウソン(DS)
 
【録音年】
 
1964.2

ザ・フリーダム・ブック/ブッカー・アービン -ブログ


ブッカーがキャリアのピークにあったプレスティッジ時代に残したブック・シリーズの第1弾。アルトとテナーの違いはあるが、どこかジャッキー・マクリーンを思わせる躍動感が聴き手を惹きつける。(CDジャーナルより)

【収録曲】

01A LUNAR TUNE
02CRY ME NOT
03GRANT’S STAND
04A DAY TO MOURN
05AL’S IN
06STELLA BY STARLIGHT
 
【演奏者】
 
ブッカー・アーヴィン(TS) ジャッキー・バイアード(P) リチャード・デイビス(B) アラン・ドウソン(DS)
 
【録音年】
 
1963.12

ライブ・アット・バードランド/ジョン・コルトレーン -1960年代


トレーン、マッコイ、ギャリソン、エルヴィンの「黄金のカルテット」による代表的ライブ盤にして大名盤。1~3曲目が63年10月8日のNY・バードランドにおける実況録音で、4~5曲目が同じく63年の11月18日のニュージャージーでのスタジオ録音となる。やはり白眉はバードランドでの実況録音だろう。このカルテットが最も脂がのっていた時期の演奏とだけあって、かなりアツい演奏だ。冒頭の’Afro Blue’から戦場の如き凄まじい演奏が繰り広げられる。エルヴィンが汗をまき散らしながら鬼の形相で複雑極まるポリリズムを叩き出し、マッコイが鍵盤を叩きつける。ギャリソンのベースは戦車の如き重低音で迫ってくる。のたうち回るトレーン。しかしトレーンも負けじと16分音符の高速連射でリスナーを絨毯爆撃する。その勢いはバラードの’I Want to Talk About You’になっても衰えることを知らない。ブレーキの壊れた蒸気機関車の如く突進、空間を音で埋め尽くし、58年版ではなかったカデンツァにまで突入。3分近いアカペラ・ソロは圧巻である。まさにシーツ・オブ・サウンドの面目躍如。かく言う筆者もシーツ・オブ・文字で原稿を埋め尽くしたのだった。(Jazz Misty)

【収録曲】

1.Afro Blue (Mongo Santamaria)
2.I Want to Talk About You (Billy Eckstine)
3.The Promise
4.Alabama
5.Your Lady

【演奏者】

John Coltrane (ts,ss)
McCoy Tyner (pf)
Jimmy Garrison (ba)
Elvin Jones (ds)

【録音年】

1963.8,11

カーク・イン・コペンハーゲン/ローランド・カーク -ブログ


盲目の巨人、ローランド・カークの白熱ライブ盤。舞台は「ヨーロッパのブルー・ノート」と呼ばれたデンマークはコペンハーゲンのクラブ・モンマルトル。同じく盲目の巨人、ピアニストのテテ・モントリューらヨーロッパの俊英達を従えカークが吹きに吹きまくる。カークといえば複数の管楽器ー時にはゴムホースさえ用いたーを同時に口にくわえて演奏するという特異なスタイルでつと知られており、色物扱いされがちだが、本盤を聴けばカークがいかに優れたプレイヤーであるかということが一聴してわかるであろう。とりわけ’Mingus – Grif Song’における逞しいテナー・サックス・ソロは傑出しており、テナー・ソロ後のソプラノ・サックスとテナーによる「一人掛け合い」なども面白い。また、エリントン・ナンバーとして、ないしはボリス・ヴィアン原作の、近年公開された映画のタイトルとして広く認知されている’Mood Indigo’では3本のホーン楽器を同時に吹奏し、「一人オーケストラ」を演じている。まさにカークの面目躍如である。また、カークを支えるテテ以下のリズム・セクションの堅実なサポートも見逃せない。とりわけ’Mood Indigo’におけるテテのピアノ・ソロは耳がとろけてしまいそうなほど甘美で美しく、聴いていて涙せずにはいられない。1963年10月ー半ば冬に差し掛かったコペンハーゲンの夜が熱く燃えた。(Jazz Misty)

【収録曲】

01. Narrow Bolero (Roland Kirk)

02. Mingus – Grif Song (Roland Kirk)
03. The Monkey Thing (Roland Kirk)
04. Mood Indigo (Duke Ellington, Barney Bigard, Irving Mills) 
05. Cabin In The Sky (Vernon Duke (music) / John Latouche (lyrics)) 
06. On The Corner Of KIng And Scott Streets (Roland Kirk) 

【演奏者】

Roland Kirk (tenor sax, stritch, manzello, flute, siren)


Tete Montoliu (piano)


Niels Henning Orsted Pedersen or Don Moore (bass)


J.C. Moses (drums)


Sonny Boy Williamson II [as Big Skol] (harmonica) #3

 

【録音年】

1963.10

マイルス・イン・ヨーロッパ/マイルス・デイビス -1963年

1963年に帝王マイルスのクインテットがフランスで行ったライヴ。アグレッシヴな演奏がいかにもライヴらしく、勢いにのっていたグループであることが一聴してわかる。ジョージ・コールマンのソロも快調だ。(CDジャーナルより)

【収録曲】

01INTRODUCTION

02AUTUMN LEAVES

03MILESTONES

04I THOUGHT ABOUT YOU

05JOSHUA

06ALL OF YOU

07WALKIN’

(4)ボーナストラック

【演奏】

マイルス・デイビス(TP) ジョージ・コールマン(TS) ハービー・ハンコック(P) ロン・カーター(B) トニー・ウィリアムス(DS)

【録音】

1963年7月

リトル・ジョニーC/ジョニー・コールズ -ブログ

叙情派トランペッター、ジョニー・コールズがブルーノートに残した唯一のアルバム。ジョー・ヘンダーソンのペンによるロック調「ホーボー・ジョー」などハートフルな演奏を聴かせる。名コンポーザー/ピアニスト、デューク・ピアソンがオリジナル5曲を提供。(CDジャーナルより)

【収録曲】

01LITTLE JOHNNY C

02HOBO JOE

03JANO

04MY SECRET PASSION

05HEAVY LEGS

06SO SWEET MY LITTLE GIRL

【演奏】

ジョニー・コールズ(TP) レオ・ライト((1)~(3)(5)(6)AS,(4)FL) ジョー・ヘンダーソン(TS) デューク・ピアソン(P) ボブ・クランショウ(B) (1)~(3)ウォルター・パーキンス,(4)~(6)ピート・ラロカ(DS)

【録音】

(1)~(3)1963年7月 (4)~(6)1963年8月

ページ・ワン/ジョー・ヘンダーソン -1963年

新世代テナーマン、ジョー・ヘンダーソンの初リーダー作にして最高傑作。ケニー・ドーハムとのコンビによって生まれた哀愁のボッサ・ナンバー「ブルー・ボッサ」は、今なおジャズ・スタンダードとして多くのファンに愛されている。(CDジャーナルより)

【収録曲】

01BLUE BOSSA

02LA MESHA

03HOMESTRETCH

04RECORDA – ME (REMEMBER ME)

05JINRIKISHA

06OUT OF THE NIGHT仕様

【演奏】

ジョー・ヘンダーソン(TS) ケニー・ドーハム(TP) マッコイ・タイナー(P) ブッチ・ウォーレン(B) ピート・ラロカ(DS)

【録音】

1963年6月

アワ・マン・イン・パリ+2/デクスター・ゴードン -1963年

ゴードンが活動拠点をパリに移しての初のリーダー作。彼より先に同地に赴いていたパウエルと10数年ぶりの再会で行なわれたこのセッションは、当時のパリにおけるジャズ人気を象徴させる作品だ。(CDジャーナルより)

【収録曲】

01SCRAPPLE FROM THE APPLE

02WILLOW WEEP FOR ME

03BROADWAY

04STAIRWAY TO THE STARS

05A NIGHT IN TUNISIA

06OUR LOVE IS HERE TO STAY

07LIKE SOMEONE IN LOVE

(6)(7)ボーナストラック

【演奏】

デクスター・ゴードン((1)~(6)TS) バド・パウエル(P) ピエール・ミシュロ(B) ケニー・クラーク(DS)

【録音】

1963年5月

ウナ・マス/ケニー・ドーハム -1963年

ハード・バップが最盛期を経て、さまざまな要素・スタイルが流入して来たころのジャズの名盤。マイルス・バンド後のハービーとトニー、さらに新人だったジョーヘンの好演も聴きどころ。ブラジリアン色が濃く出た一枚。

(CDジャーナルより)

【収録曲】

01UNA MAS (ONE MORE TIME)

02STRAIGHT AHEAD

03SAO PAULO

04IF EVER I WOULD LEAVE YOU

(4)ボーナストラック

【演奏】

ケニー・ドーハム(TP) ジョー・ヘンダーソン(TS) ハービー・ハンコック(P) ブッチ・ウォーレン(B) トニー・ウィリアムス(DS)

【録音】

1963年4月

ジョン・コルトレーン&ジョニー・ハートマン -1963年

絶頂期にあったモダン・ジャズの聖人、ジョン・コルトレーンが重厚なヴォーカルを聴かせるアルバム。ジョニー・ハートマンと共演した心温まるジャズの名盤で、歌心あふれる両者のプレイは聴きどころ満載だ。

(CDジャーナルより)

【収録曲】

01THEY SAY IT’S WONDERFUL

02DEDICATED TO YOU

03MY ONE AND ONLY LOVE

04LUSH LIFE

05YOU ARE TOO BEAUTIFUL

06AUTUMN SERENADE仕様UHQCD

【演奏】

ジョン・コルトレーン(TS) ジョニー・ハートマン(VO) マッコイ・タイナー(P)

ジミー・ギャリソン(B) エルヴィン・ジョーンズ(DS)

【録音】

1963年3月

ゲッツ/ジルベルト -1963年

サックスの巨人ゲッツとボサ・ノヴァの帝王ジルベルトによる歴史的名盤『ゲッツ/ジルベルト』の発表後に行なわれた、1964年のカーネギーホールでのコンサートを収録したライヴ盤。(CDジャーナルより)

【収録曲】

01THE GIRL FROM IPANEMA

02DORALICE

03プラ・マシュカー・メウ・コラソン

04DESAFINADO

05CORCOVADO

06ソ・ダンソ・サンバ

07O GRANDE AMOR

08VIVO SONHANDO

【演奏】

スタン・ゲッツ(TS) ジョアン・ジルベルト(G,VO) アントニオ・カルロス・ジョビン(P) トミー・ウィリアムス(B) ミルトン・バナナ(DS) アストラッド・ジルベルト(VO)

【録音】

1963年3月

ミッドナイト・ブルー+2/ケニー・バレル -1963年

ブルージィなフィーリングで大人気のギタリスト、ケニー・バレル。その名声を決定付けたといえる大人気盤。スタンリー・タレンタインのテナーとも相まって、グルーヴの塊が押し寄せる。1963年録音。(CDジャーナルより)

【収録曲】

01CHITTLINS CON CARNE

02MULE

03SOUL LAMENT

04MIDNIGHT BLUE

05WAVY GRAVY

06GEE BABY AIN’T I GOOD TO YOU

07SATURDAY NIGHT BLUES

08KENNY’S SOUND

09K TWIST

(8)(9)ボーナストラック

【演奏】

ケニー・バレル(G) スタンリー・タレンタイン(TS) メジャー・ホリーJr.(B) ビル・イングリッシュ(DS) レイ・バレット(CONGA)

【録音】

1963年1月

マイ・ネーム・イズ・アルバート・アイラー/アルバート・アイラー -1960年代

デンマークのデビュー・レコードに残されたアイラーの秀作。自己紹介から始まるこの異色作は、初吹き込み(62年10月)からわずか3カ月後の演奏。スタンダード曲を通して叫ぶようにブロウする展開にアイラーのスタイルが克明だ。入門用にも最適の1作。(CDジャーナルより)

【収録曲】

01自己紹介

02バイ・バイ・ブラックバード

03ビリーズ・バウンス

04サマータイム

05オン・グリーン・ドルフィン・ストリート

06C.T.

【演奏】

アルバート・アイラー(ss,ts)ニールス・ブロンステッド(p)ニールス・ペデルセン(b)ロニー・ガーディナー(ds)

【録音】

1963年1月

春の如く/アイク・ケッベク -1961年

40年代には中間派として、60年代前半はソウル・ジャズ派として活躍し、また若手ミュージシャンを発掘したことでも有名な彼の代表作のひとつ。通例だったピアノをオルガンに置き換えた彼のグループと独特のサウンドが魅力。(CDジャーナルより)

【収録曲】

01IT MIGHT AS WELL BE SPRING

02A LIGHT REPRIEVE

03EASY – DON’T HURT

04LOVER MAN

05OL’MAN RIVER

06WILLOW WEEP FOR ME

【演奏】

アイク・ケベック(TS) フレディ・ローチ(OG) ミルト・ヒントン(B) アル・ヘアウッド(DS)

【録音】

1961年12月

モンクス・ドリーム/セロニアス・モンク -1962年

孤高のピアニスト、セロニアス・モンクが1962年に発表したアルバムにボーナス・トラックを追加。それまで難解と思われていたモンクが親しみやすい演奏を展開し、多くのファンを得るようになった記念すべき一枚だ。(CDジャーナルより)

【収録曲】

01MONK’S DREAM

02BODY AND SOUL

03BRIGHT MISSISSIPPI

04BLUES FIVE SPOT

05BLUE BOLIVAR BLUES

06JUST A GIGOLO

07BYE – YA

08SWEET AND LOVELY

09MONK’S DREAM

10BODY AND SOUL

11BRIGHT MISSISSIPPI

12BLUE BOLIVAR BLUES

(9)(10)(11)(12)ボーナストラック

【演奏】

セロニアス・モンク(P) チャーリー・ラウズ(TS) ジョン・オレ(B) フランキー・ダンロップ(DS)

【録音】

1962年10,11月

キャラバン/アート・ブレイヤー -1962年

ブレイキーによるイントロとそれに続く3管のユニゾンによるメロディだけでノックアウトされるパワフルな1962年の作品。息の合ったアンサンブルとライヴ盤のような熱気が同居した名盤だ。(CDジャーナルより)

【収録曲】

01CARAVAN

02SWEET ‘N’ SOUR

03IN THE WEE SMALL HOURS OF THE MORNING

04THIS IS FOR ALBERT

05SKYLARK

06THERMO

07SWEET ‘N’ SOUR

08THERMO

(7)(8)ボーナストラック

【演奏】

アート・ブレイキー(DS) フレディ・ハバード(TP) カーティス・フラー(TB) ウェイン・ショーター(TS) シダー・ウォルトン(P) レジー・ワークマン(B)

【録音】

1962年10月

デューク・エリントン&ジョン・コルトレーン -デューク・エリントン&ジョン・コルトレーン

巨匠エリントンと天才コルトレーンの傑作共演アルバム。エリントンへの敬意に満ちたトレーンのソロは名盤『バラード』同様、彼の“静”なる魅力が突出している。ジャズ界の奇跡と言えるジャス史に残る名盤。(CDジャーナルより)

【収録曲】

01IN A SENTIMENTAL MOOD

02TAKE THE COLTRANE

03BIG NICK

04STEVIE

05MY LITTLE BROWN BOOK

06ANGELICA

07THE FEELING OF JAZZ

【演奏】

ジョン・コルトレーン(TS,SS) デューク・エリントン(P) ジミー・ギャリソン,アーロン・ベル(B) エルヴィン・ジョーンズ,サム・ウッドヤード(DS)

【録音】

1962年9月

バラード+1/ジョン・コルトレーン -1961年

黄金のカルテットによる名演で知られ、いまだに多くの人々から愛聴される1962年リリースの名盤。ジャズにそれほど詳しくない人でも耳にしていると思われる有名曲がずらり。しっとりとした歌心とあふれる情感が胸に染み込むバラード・アルバムだ。(CDジャーナルより)

【収録曲】

01SAY IT (OVER AND OVER AGAIN)

02YOU DON’T KNOW WHAT LOVE IS

03TOO YOUNG TO GO STEADY

04ALL OR NOTHING AT ALL

05I WISH I KNEW

06WHAT’S NEW

07IT’S EASY TO REMEMBER

08NANCY (WITH THE LAUGHING FACE)

【演奏】

ジョン・コルトレーン(TS) マッコイ・タイナー(P) ジミー・ギャリソン,レジー・ワークマン(B) エルヴィン・ジョーンズ(DS)

【録音】

(1)~(5)1962年11月 (6)(8)1962年9月(7)1961年12月

インプレッションズ/ジョン・コルトレーン -1961年

充実のインパルス期のコルトレーンが詰まった名作。常人とは思えないエルヴィンらの強靭なバッキングに煽られるようにモーダルに突っ走るコルトレーンのテナーが印象的。ドルフィー参加曲も収録している。(CDジャーナルより)

【収録曲】

01INDIA

02UP ‘GAINST THE WALL

03IMPRESSIONS

04AFTER THE RAIN

【演奏】

ジョン・コルトレーン(TS,SS) マッコイ・タイナー(P) ジミー・ギャリソン(B) (1)~(3)エルヴィン・ジョーンズ,(4)ロイ・ヘインズ(DS) (1)エリック・ドルフィー(BS-CL) レジー・ワークマン(B)

【録音】

(1)(3)1961年11月 (2)1962年9月 (4)1963年4月

デサフィナード/コールマン・ホーキンス -1962年

ジャズ・テナーの父とも呼ばれたホーキンスがボッサに取り組んだ1962年の重要作。ブラジリアン・テイストの楽曲であっても、朗々としたフレーズを繰り出して自らの色に染めていくあたりは巨人の真骨頂といえる。(CDジャーナルより)

【収録曲】

01DESAFINADO

02I’M LOOKING OVER A FOUR LEAF CLOVER

03SAMBA PARA BEAN

04I REMEMBER YOU

05ONE NOTE SAMBA

06O PATO (THE DUCK)

07ウン・アブラソ・ノ・ボンファ (アン・エンブレイス・ボンファ)

08STUMPY BOSSA NOVA

【演奏】

コールマン・ホーキンス(TS) トミー・フラナガン(CLAVES) バリー・ガルブレイス,ハワード・コリンズ(G) メジャー・ホーリー(B) エディ・ロック(DS) ウィリー・ロドリゲス(PERC)

【録音】

1962年9月

ゴー/デクスター・ゴードン -1962年

■ブルーノートRVGコレクション第1弾■

「チーズ・ケイク」が一世を風靡したデクスター不滅のロング・セラー。

巨匠デクスターが、ソニー・クラークをサポートに迎えて最大限に持ち味を発揮した1枚。
『チーズ・ケイク』『ラヴ・フォー・セール』等、彼が生涯にわたって愛奏したナンバーが収録されているのも魅力。

(TOWER RECORDS ONLINEより)

01Cheese Cake

02I Guess I’ll Hang My Tears Out To Dry

03Second Balcony Jump

04Love For Sale

05Where Are You

06Three O’Clock In The Morning

【演奏】

デクスター・ゴードン(ts)ソニー・クラーク(p)ブッチ・ウォーレン(b)ビリー・ヒギンズ(ds)

【録音】

1962年8月27日

アワ・マン・イン・ジャズ/ソニー・ロリンズ -1962年

RCA100周年記念の24ビット・リマスター・シリーズ。なんとドン・チェリーを迎え、よりワイルドになった新生カルテットによるライヴ盤。60年代らしいフリーっぽさも魅力。(CDジャーナルより)

【収録曲】

01OLEO

02DEARLY BELOVED

03DOXY

【演奏】

ソニー・ロリンズ(TS) ドン・チェリー(TP) ボブ・クランショウ(B) ビリー・ヒギンズ(DS)

【録音】

1962年7月

フル・ハウス/ウエス・モンゴメリー -1962年

ウェス・モンゴメリーがジョニー・グリフィン、ウィントン・ケリーらとともに相性抜群の演奏を聴かせる、ギター・アルバム屈指の名盤。60年代ジャズの魅力が凝縮された、たまらなくホットな仕上がりだ。(CDジャーナルより)

【収録曲】

01FULL HOUSE

02I’VE GROWN ACCUSTOMED TO HER FACE

03BLUE’N’BOOGIE

04CARIBA

05COME RAIN OR COME SHINE

06S.O.S.

07COME RAIN OR COME SHINE

08S.O.S.

09BORN TO BE BLUE

(7)(8)(9)ボーナストラック

【演奏】

ウェス・モンゴメリー(G) ジョニー・グリフィン(TS) ウィントン・ケリー(P) ポール・チェンバース(B) ジミー・コブ(DS)

【録音】

1962年6月

テイキン・オフ+3/ハービー・ハンコック -フリューゲルホーン

ジャズ界のスーパースター、ハービー・ハンコックの初リーダー作。多くのミュージシャンがカヴァーして大ヒットした「ウォーターメロン・マン」を筆頭に、全曲オリジナルが並ぶ。コンポーザーとしての才能も開花させた。(CDジャーナルより)

【収録曲】

01WATERMELON MAN

02THREE BAGS FULL

03EMPTY POCKETS

04THE MAZE

05DRIFTIN’

06ALONE AND I

07WATERMELON MAN

08THREE BAGS FULL

09EMPTY POCKETS

(7)(8)(9)ボーナストラック

【演奏】

ハービー・ハンコック(P) フレディ・ハバード(TP,FLH) デクスター・ゴードン(TS) ブッチ・ウォーレン(B) ビリー・ヒギンズ(DS)

【録音】

1962年5月

アウト・オブ・ジ・アフターヌーン/ロイ・ヘインズ -1962年

コルトレーンからメセニーまでさまざまなアーティストと共演した唯一無二のドラマー、ロイ・ヘインズ。等しく強烈な個性を放つローランド・カークを迎えた今作は、彼の長いキャリアの中においても間違いなく代表作に値する。

(CDジャーナルより)

【収録曲】

01MOON RAY

02FLY ME TO THE MOON

03RAOUL

04SNAP CRACKLE

05IF I SHOULD LOSE YOU

06LONG WHARF

07SOME OTHER SPRING

【演奏】

ロイ・ヘインズ(DS) ローランド・カーク(TS,MANZELLO.STRITCH,FL) トミー・フラナガン(P) ヘンリー・グライムス(B)

【録音】

1962年5月

ドミノ/ローランド・カーク -1962年

ジャズ界の鬼才、ローランド・カークがキャリアの初期にマーキュリーに残した人気作品。サイドメンはアンドリュー・ヒルのトリオとウィントン・ケリーのトリオが半々。さまざまな音色を操るカークの真髄が楽しめる。(CDジャーナルより)

【収録曲】

01DOMINO

02MEETING ON TERMINI’S CORNER

03TIME

04LAMENT

05A STRICH IN TIME

063-IN-1 WITHOUT THE OIL

07GET OUT OF TOWN

08ROLAND

09I BELIEVE IN YOU

10E.D.

11WHERE MONK AND MINGUS LIVE – LET’S CALL THIS

12DOMINO

13I DIDN’T KNOW WHAT TIME IT WAS

14SOMEONE TO WATCH OVER ME

(11)(12)(13)(14)ボーナストラック

【演奏】

ローランド・カーク(TS,STRICH,MANZELLO,SIREN) ヴァーノン・マーティン(B) (1)~(6)アンドリュー・ヒル(P,CELESTE) ヘンリー・ダンカン(DS) (7)~(14)ウィントン・ケリー(P) ロイ・ヘインズ(DS)

【録音】

(1)~(6)1962年9月 (7)~(14)1962年4月

カンサス・シティ7/カウント・ベイシー -1962年

カウント・ベイシーがスモール・グループで残した1962年の貴重な名盤。自己の楽団でなじみのサド・ジョーンズやフランク・ウェスら管奏者のソロが堪能できるほか、ベイシー自身のピアノ・ソロも楽しめる。

(CDジャーナルより)

【収録曲】

01オー・レディ・ビー・グッド

02シークレッツ

03アイ・ウォント・ア・リトル・ガール

04シュー・シャイン・ボーイ

05カウンツ・プレイス

06セネター・ホワイトヘッド

07タリー・ホー・ミスター・ベイシー

08ホワッチャ・トーキン

【演奏】

カウント・ベイシー(P,OG) サド・ジョーンズ(TP) フランク・フォスター(TS) エリック・ディクソン(TS,FL) フレディ・グリーン(G) ソニー・ペイン(DS) フランク・ウェス(FL)

【録音】

1962年3月

コンプリート・スリー・ブラインド・マイスVol.1&2/アート・ブレイキー&j.m -1961年

常にジャズ・コンボの最高峰として、若手育成の巧みさとともにブレイキーのメッセンジャーズはジャズ・シーンを担ってきた。F・ハバード、C・フラー、そしてW・ショーターと62年前後のフロントは超強力で、ライヴならではの黄金期の迫力を伝えている。

(CDジャーナルより)

【収録曲】

(Vol.1)

01スリー・ブラインド・マイス

02ブルー・ムーン

03ザット・オールド・フィーリング

04プレクシス

05アップ・ジャンプト・スプリング

06同 (別テイク)

07ホエン・ライツ・アー・ロー

(Vol.2)

01イッツ・オンリー・ア・ペイパー・ムーン

02モザイク

03ピンポン

04ザ・プロミスト・ランド

05アラビア

【演奏】

アート・ブレイキー(ds)フレディ・ハバード(tp)カーティス・フラー(tb)ウェイン・ショーター(ts)シダー・ウォルトン(p)ジミー・メリット(b)

【録音】

1961年,1962年3月

2,3,4,+1/シェリー・マン -1962年

西海岸ジャズのグルーヴを牽引したドラマー、シェリー・マン。本作は東のインパルス・レーベルに遺した貴重なアルバムで、1940年代以来の共演となったコールマン・ホーキンスらとの愉悦的セッションが聴ける。

(CDジャーナルより)

【収録曲】

01TAKE THE “A” TRAIN

02THE SICKS OF US

03SLOWLY

04LEAN ON ME

05CHEROKEE

06ME AND SOME DRUMS

【演奏】

シェリー・マン(DS) コールマン・ホーキンス(TS,P) エディ・コスタ(VIB,P) ハンク・ジョーンズ(P) ジョージ・デュヴィヴィエ(B)

【録音】

1962年2月

ジャズ・サンバ/スタン・ゲッツ -1962年

スタン・ゲッツがジョアン・ジルベルトと歴史的名盤を吹き込む前年に制作したボッサ集。ブラジル帰りのチャーリー・バードがかき鳴らすアコースティック・ギターのレイドバック・サウンドがたまらない。

(CDジャーナルより)

【収録曲】

01DESAFINADO

02SAMBA DEES DAYS

03O PATO

04SAMBA TRISTE

05SAMBA DE UMA NOTA SO

06E LUXO SO07BAIA

【演奏】

スタン・ゲッツ(TS) チャーリー・バード(G) キーター・ベッツ(B) ジーン・バード(G,B) バディ・ディペンシュミット,ビル・ライヒェンバッハ(DS)

【録音】

1962年2月

橋/ソニー・ロリンズ -1962年

「レガシー・レコーディング・シリーズ」ジャズ編。本作は、テナー・サックス奏者、ソニー・ロリンズが約2年間の隠遁期間を経て発表したアルバム。名ギタリスト、ジム・ホールのプレイも、巨人の復活に華を添えた。アルバム・タイトルは、ニューヨークのウィリアムズバーグ橋に由来。さらに力強さと風格を増したロリンズ・サウンドを満喫できる作品。 (billboard-japanより)

【収録曲】

1. ウィザウト・ア・ソング

2. ホエア・アー・ユー

3. ジョン・S

4. 橋

5. ゴッド・ブレス・ザ・チャイルド

6. ユー・ドゥ・サムシング・トゥ・ミー

【演奏】

ソニー・ロリンズ(TS) ジム・ホール(G) ボブ・クランショウ(B) ベン・ライリー(DS) 他

【録音】

1962年1~2月

イントゥ・ザ・ホット/ギル・エバンス -1961年

ジョン・キャリシ率いるアンサンブルによる楽曲と、セシル・テイラーやアーチー・シェップからなるコンボの演奏を交互に並べた不思議なアルバム。ギルならでは音楽性がアルバム全体から滲み出ているインパルス盤。

(CDジャーナルより)

【収録曲】

01MOON TAJ

02POTS

03ANGKOR WAT

04BULBS

05BARRY’S TUNE

06MIXED

【演奏】

ギル・エヴァンス(COND) (1)(3)(5)ジョン・キャリシ(TP)クラーク・テリー,ジョー・ワイルダー(TP) ボブ・ブルックマイヤー,アービー・グリーン(TB) フィル・ウッズ,ジーン・クイル(AS) エディ・コスタ(P,VIB) ミルト・ヒントン(B) 他 (2)(4)(6)テッド・カーソン(TP) ラズウェル・ラッド(TB) ジミー・ライオンズ(AS) アーチー・シェップ(TS) セシル・テイラー(P) ヘンリー・グライムス(B) サニー・マレイ(DS)

【録音】

(1)(2)(4)~(6)1961年10月 (3)1961年9月

ザ・クインテッセンス/クインシー・ジョーンズ -1961年

ポピュラー音楽史に残る最重要人物の一人が1961年にインパルスに残した唯一のアルバム。それまでのビッグバンド・ジャズをさらに進化させたような完成度の高さで、フィル・ウッズらのソロも非常に効果的に使われている。

(CDジャーナルより)

【収録曲】01QUINTESSENCE

02ROBOT PORTRAIT

03LITTLE KAREN

04STRAIGHT, NO CHASER

05FOR LENA AND LENNIE

06HARD SOCK DANCE

07INVITATION

08THE TWITCH

【演奏】

クインシー・ジョーンズ(指揮) フレディ・ハバード,サド・ジョーンズ,クラーク・テリー(TP) カーティス・フラー(TB) フィル・ウッズ(AS) フランク・ウェス,オリヴァー・ネルソン(TS) ボビー・スコット(P) ミルト・ヒントン(B) オシー・ジョンソン(DS)他

【録音】

(1)~(4)(6)(7)1961年12月 (5)(8)1961年11月

ライブ・アット・ザ・ビレッジ・バンガード/ジョン・コルトレーン -1961年


エリック・ドルフィーを迎えたクインテットで1961年11月に行なわれたライヴ・レコーディングを収録。彼とコルトレーンとの激しいサックス・バトルを始め、聴きどころが満載となっている。(CDジャーナルより)

【収録曲】

01SPIRITUAL

02SOFTLY, AS IN A MORNING SUNRISE

03CHASIN’ THE TRANE

【演奏】

ジョン・コルトレーン(TS,SS) エリック・ドルフィー(BS-CL) マッコイ・タイナー(P) レジー・ワークマン,ジミー・ギャリソン(B) エルヴィン・ジョーンズ(DS)

【録音】

1961年11月

シカゴ&オール・ザット・ジャズ/エディ・コンドン -1961年

当時は若手だったシカゴのジャズ・ミュージシャンたちのセッションを1枚のアルバムに記録した作品。61年録音。シカゴという土地の特性が見事に現れているのも面白い。世界初CD化。

(CDジャーナルより)

【収録曲】

01LOGAN SQUARE

02CHICAGO

03AFTER YOU’VE GONE

04CHINA BOY

05TAKE ME TO THE LAND OF JAZZ

06SUGAR

07ORIGINAL BOOGIE

08NOBODY’S SWEETHEART NOW

09ORIGINAL RAG

10WOLVERINE BLUES

11CHICAGO

【演奏】

エディ・コンドン(G)ジミー・マクパートランド(TP)ジャック・ティーガーデン(TB,VO)バド・フリーマン(TS)ピー・ウィー・ラッセル(CL)ジョー・サリヴァン(P)ボブ・ハガート(B)ジーン・クルーバ(DS)リル・アームストロング,ブロッサム・シーリー(VO)

【録音】

1961年10月

モザイク/アート・ブレイキー&ジャズ・メッセンジャーズ -1961年

タイトル曲ほか各人のペンによる魅力的なオリジナルで構成された充実の一枚。フレディ・ハバード、カーティス・フラー、ウェイン・ショーターの強力な3管と、バンドをグイグイと引っ張るアート・ブレイキーのドラミングを堪能できる。(CDジャーナルより)

【収録曲】

01MOSAIC

02DOWN UNDER

03CHILDREN OF THE NIGHT

04ARABIA

05CRISIS

【演奏】

アート・ブレイキー(DS) フレディ・ハバード(TP) カーティス・フラー(TB) ウェイン・ショーター(TS) シダー・ウォルトン(P) ジミー・メリット(B)

【録音】

1961年10月

ブッカー・リトル&フレンド -1961年

23歳で夭逝してしまった伝説のトランぺッター、ブッカー・リトルの最後のアルバムであり、彼の4枚のアルバムの中でも特に人気の高い名盤。当時サイド面としての録音も多くその後の活躍が期待されていた早熟な天才ジャズメンによる名演。(TOWER RECORDSより)

1.ヴィクトリー・アンド・ソロウ

2.フォワード・フライト

3.ルッキング・アヘッド

4.イフ・アイ・シュッド・ルーズ・ユー

5.コーリング・ソフトリー

6.ブッカーズ・ブルース

7.マティルデ

8.ルッキング・アヘッド (テイク4) (ボーナストラック)

9.ルッキング・アヘッド (テイク7) (ボーナストラック)

【演奏】

ブッカー・リトル(TP) ジュリアン・プリースター(TB) ジョージ・コールマン(TS) ドン・フリードマン(P) レジー・ワークマン(B) ピート・ラロッカ(DS)

【録音】

1961年8,9月

ボス・テナーズ/ジーン・アモンズ&ソニー・スティット -1961年

豪快この上ない二人のサックス・バトルが白熱の演奏を展開していく快演盤。スティットとアモンズという二大スタイリストの個性がクッキリと浮き彫りにされている点が何と言っても聴きもの。ジャズの醐醍味や楽しさがストレートに伝わってくる1枚だ。(CDジャーナルより)

【収録曲】

01ゼア・イズ・ノー・グレイター・ラヴ

02ザ・ワン・ビフォー・ジス

03枯葉

04ブルース・アップ・アンド・ダウン

05カウンター・クロックワイズ

【演奏】

ジーン・アモンズ(ts)ソニー・スティット(as,ts)ジョン・ヒューストン(p)チャールズ・ウィリアムス(b)ジョージ・ブラウン(ds)

【録音】

1961年8月

アット・ニューポート’61/クインシー・ジョーンズ -1961年

数々の名演を生んだニューポート・ジャズ祭の音源。1961年録音の本作は、当時のクインシーのハイライト的な楽曲を押さえつつ、フィル・ウッズらによるライヴならではの開放的かつ臨場感あふれる演奏を堪能できる。(CDジャーナルより)

【収録曲】

01MEET B.B.

02THE BOY IN THE TREE

03EVENING IN PARIS

04AIR MAIL SPECIAL

05LESTER LEAPS IN

06G’WON TRAIN

07BANJA LUKA

【演奏】

クインシー・ジョーンズ・オーケストラ ジョー・ニューマン(TP) カーティス・フラー(TB) ジュリアス・ワトキンス(HR) フィル・ウッズ(AS) ジェローム・リチャードソン,エリック・ディクソン(FL,TS) パティ・ボウン(P) レス・スパン(FL,G) アート・デイヴィス(B) スチュ・マーティン(DS) 他

【録音】

1961年7月

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