20世紀ジャズ名盤の全て

パンドラ/大西順子ほか -ピアノ

現在の日本ジャズ・シーンをリードしているといっても過言ではない,若手~中堅ミュージシャンを中心とした総勢16名が参加し,さまざまなフォーマットでセッションを繰り広げている3枚組。日本のミュージシャンたちのレベルの高さを実感できる力作だ。– 内容(「CDジャーナル」データベースより)

【収録曲】
ディスク1
1. パパイヤの味
2. US THREE
3. BEAUTIFUL LOVE
4. EIDER DOWN
5. 卯月
6. TRUE SHAKING
7. SMATTER
8. YESTERDAYS

ディスク2
1. STELLA BY STARLIGHT
2. ALONE TOGETHER
3. 2−4−5
4. TENDERNESS OF A HAMMONG BIRD
5. SO-LA-MI-MI
6. RUN UP THE SLOPE(el-p)
7. FRIENDS AND NEIGHBOURS(el-p)

ディスク3
1. HANK’S MOOD
2. ALONG CAME BETTY
3. SOMETIMES I NEED COOKIES
4. MORE AFRAID THAN HURT
5. BUT BEAUTIFUL
6. SOLITUDE
7. 屋形船
8. HORIZONS
9. 再びパパイヤの味

【演奏者】
大西順子(p)椎名豊(p)吉田桂一(p),杉本智和(b)米木康志(b)安ヵ川大樹(b),江藤良人(dr)日野元彦(dr)井川晃(dr)本田珠也(dr),岡淳(Ts)川嶋哲郎(Ts),五十嵐一生(Tp)岡崎好朗(Tp),池田篤(As)緑川英徳(As)

【録音】
1997年12月13日-1月28日 Woodstock Studios、軽井沢

 

ピアノ・クインテット・スイート/大西順子 -1997年

“ピアノ・ヒロイン”大西の本作は、初のクインテット編成。日米混合メンバーによる彼女流アグレッシヴ・ジャズだ。(1)(4)(6)(7)が大西のオリジナル((6)は林と共作)。作曲、演奏の両面において、彼女の志向するジャズが明確化した。芸術の純度、香りも高い。

トラックリスト

01PIANO QUINTET SUITE
02PEGGIE’S BLUE SKYLIGHT
03INTERLUDE 1
04NATURALLY
05INTERLUDE 2
06THE TROPIC OF CAPRICORN
07TONY
08ORANGE WAS THE COLOR OF HER DRESS,THEN BLUE SILK
09TAKE THE A TRAIN

演奏

大西順子(P) マーカス・ベルグレイヴ(TP,(9)VO) 林栄一(AS) ロドニー・ウィテカー(B) トニー・ラベソン(DS)

ストロベリー・フィールズ -1996年

 

ブルーノートの人気者たちが集結したビートルズ作品集。ジャズとビートルズが好きなファンにはたまらない。カサンドラ・ウイルソンとダイアン・リーブス共演の①、大西順子の⑤などは、ここでしか聴けないかも

トラックリスト

01カム・トゥゲザー (カサンドラ・ウィルソン・アンド・ダイアン・リーヴス)
02ストロベリー・フィールズ・フォーエヴァー (カサンドラ・ウィルソン)
03トゥモロー・ネヴァー・ノウズ (ダイアン・リーヴス)
04アイム・オンリー・スリーピング (ホリー・コール)
05ゲット・バック (ジャリーサ、大西順子)
06フール・オン・ザ・ヒル (ダイアン・リーヴス、ジャヴォン・ジャクソン)
07夢の人 (ホリー・コール)
08ヘイ・ジュード (ジャリーサ、グレッグ・オズビー)
09レディ・マドンナ (ペニー・フォード)
10レット・イット・ビー (シルヴィア・シェムウェル)

テナー・タイム/ジョー・ロヴァーノ -1996年

米ジャズ誌『ダウン・ビート』の人気投票などで、95年に3冠、作96年も2冠を獲得。名実ともに正当評価されたロバーノ。本作はそんな彼の充実のわかる1枚。大西の“黒いピアノ”とも見事に融解しスタンダーズをブロウ。特異な才能に何歩か近づけるはず。

トラックリスト

01WALKIN’
02WHY DON’T I
03BYE BYE BLACKBIRD
04PARADOX
05RUBY MY DEAR
06INVITATION
07BUDO
08LIKE SONNY
09DEWEY SAID

演奏

ジョー・ロヴァーノ(ts)大西順子(p)ロドニー・ウィテカー(b)アル・フォスター(ds)

 

プレイ・ピアノ・プレイ~大西順子トリオ・イン・ヨーロッパ -1996年

レギュラー・トリオで初めてヨーロッパツアーを敢行した時の模様を収録。大西順子のジャズを欧州のリスナーへ大いにアピールした。ベースとドラムも好演。トリオが一体となったパワフルな熱演が全編で聴ける。

トラックリスト

01プレイ・ピアノ・プレイ
02ハウ・ハイ・ザ・ムーン
03スラッグス
04トリニティ
05ポートレイト・イン・ブルー
06クトゥービアにて
07ザ・ジャングラー

演奏

大西順子(P) 荒巻茂生(B) 原大力(DS)

シェイズ・オブ・ブルー/ V.A. -1995年

名門ブルーノートのヒット曲を、新旧の有名ミュージシャンによる新解釈で楽しめる興味深い作品。主流派のみならず、現代最先端のヒップホップの演奏も多数あり、かなり混沌とした内容であるが、これも今という時代を如実に反映した仕上がりなのだろう。

トラックリスト

01処女航海 (ダイアン・リーヴス、ジェリ・アレン)
02アリゲーター・ブーガルー (大西順子、フレディ・ハバード、K.C.B.)
03リカード・ボサノヴァ (ゴンサロ・ルバルカバ)
04エヴィデンス (ロン・カーター、T.S.モンク)
05ブルー・トレイン (グレッグ・オズビー)
06ジェリコの戦い (カサンドラ・ウィルソン、ロン・カーター)
07ソング・フォー・マイ・ファザー (リニー・ロスネス)
08ウン・ポコ・ローコ (ジャッキー・テラソン)
09トム・サム (ジョン・スコフィールド)
10マン・フロム・タンガニーカ (カート・エリング)
11クール・ストラッティン (トゥッカ・ヨーツ、日野皓正)
12ウナ・マス (イリアーヌ)
13ハム・ドラム・ブルース (ホリー・コール、ジャヴォン・ジャクソン)
14ザ・サイドワインダー (リチャード・エリオット、ベニー・グリーン、トゥッカ・ヨーツ)

ビレッジ・バンガードの大西順子 -ピアノ

大西順子 / ビレッジ・バンガードの大西順子 [SHM-CD]

大西順子の初のライヴ盤で、ニューヨークの名門ジャズ・クラブにおける実況録音。本国のブルーノートからもリリースされ、彼女の名を広く知らしめるに至った重要作。骨太のピアノが楽しめるトリオ演奏。

 

トラックリスト

01SO LONG ERIC
02BLUE SKIES
03CONCORDE
04HOW LONG HAS THIS BEEN GOIN’ ON

06
CONGENIALITY05
DARN THAT DREAM

演奏

大西順子(P) レジナルド・ヴィール(B) ハーラン・ライリー(DS)

録音

94.5

J5/向井滋春フィーチャリング大西順子 -1990年代

ナンバー1トロンボーン奏者、向井滋春が、赤丸急上昇中だった大西を迎えて作ったのが本作。ウイテカー~ハッチンソンというサイバー・リズム・チームに、日本のサムライがどう挑むか。助っ人の山口真文も頼もしい。

 

アーティスト:向井滋春(tb)山口真文(ts)大西順子(p)ロドニー・ウィテカー(b)グレゴリー・ハッチンソン(ds)

 

収録曲:

01オン・リフレクション
02スピリチュアル・コーリング
03ストレッチ・アウト
04セレニティ
05ウーマン・チャイルド
06マルドロール
07ベルリン

WOW/大西順子 -1990年代

強烈な一撃で日本のジャズ・シーンを震撼させた大西順子のデビュー作。男勝りの強力なタッチとサウンドもさることながら、そのドライなセンスはそれまでのJ-ジャズにはなかったものだ。90年代の最重要作のひとつ。

 

アーティスト:大西順子(P) 嶋友行(B) 原大力(DS)

 

収録曲:

01THE JUNGULAR
02ROCKIN’ IN RHYTHM
03B-RUSH
04PROSPECT PARK WEST
05POINT-COUNTER-POINT
06BRILLIANT CORNERS
07NATURE BOY
08BROADWAY BLUES

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