メディテーションズ/ジョン・コルトレーン -1960年代
「メディテーションズ」を吹き込む2週間前の録音。「サン・シップ」のわずか一週後のセッションでもあり、編成もそれと同じカルテットだがバンドの激情ぶりはやや劣る。コルトレーンのフリーキー度は十分。(CDジャーナルより)
「メディテーションズ」を吹き込む2週間前の録音。「サン・シップ」のわずか一週後のセッションでもあり、編成もそれと同じカルテットだがバンドの激情ぶりはやや劣る。コルトレーンのフリーキー度は十分。(CDジャーナルより)
コルトレーンに見い出された新人時代のサンダースが残した傑作。というよりインパルスにおけるこのデビュー作こそ彼の最高傑作かもしれない。ここにはフリー・ジャズのスタイルを取りながらも、その奥で緻密に計算された彼の野心的表現が認められる。(CDジャーナルより)
【収録曲】
クラバーたちからも熱い支持を集めるファラオだが、その訳はやはり、本作で聴けるような、心の内面からわき上がるユニバーサルな力感にあるはず。形状や重さなど定規で測れるディメンションからの離脱を意図したこの音のパノラマは、広く愛されて当然。(正)(CDジャーナル データベースより)
【収録曲】
01. セーブ・アワ・チルドレン
02. ミッドナイト・イン・バークリー・スクエア
03. マイ・ジュエルズ・オブ・ラブ
04. カズコ
05. エンシャント・サウンズ
06. ファー・オフ・サンド
【演奏者】
Bass [Acoustic] – Alex Blake
Drums, Tabla, Percussion – Trilok Gurtu
Harmonium – Tony Cedras
Organ, Electric Piano, Synthesizer – Bernie Worrell
Piano, Harmonium – William Henderson
Synthesizer, Programmed By – Jeff Bova
Tabla, Voice – Zakir Hussain
Tenor Saxophone, Soprano Saxophone, Reeds [Double], Percussion, Voice – Pharoah Sanders
【録音】
1997年9月、ニュージージャージーにて
晩年のコルトレーン・ミュージックの代弁者でもあったファラオの、スピリチュアルなバラード集。コルトレーンの愛したナンバーを小細工なしに演奏しているが、それがむしろ感動を呼ぶ。音の良さも特筆に値する。
アーティスト:ファラオ・サンダース(TS) ウイリアム・ヘンダーソン(P) チャールズ・ファンブロー(B) シャーマン・ファーガソン(DS)
収録曲:
コルトーレンという呪縛から逃れたファラオ快心の作。余剰な精神性を排除し、かといってフィジカル一本槍でもないこの音楽は、現在の彼に通じる不思議な明るさがある。ヒックスをはじめとするサイドメンもいい。
アーティスト:Pharoah Sanders(TS) Eddie Henderson(FLH) Joe Bonner(P) John Hicks(P) Ray Drummond(B) Idris Muhammad(DS) Yoko Ito Gates(KOTO) 他
〈録音〉
1980年