ゴールデン・サークルのオーネット・コールマンVOL.1&2/オーネット・コールマン -1960年代
当初は映画のサントラ用にオーネットがレコーディングしたものだが、インパクトがありすぎて不採用。結果的にコロムビアから1965年にリリースされた。4部構成の組曲で、各パート20分前後の長尺演奏。(CDジャーナルより)
【収録曲】
フリー・ジャズの先駆的存在であるオーネットが、最初の引退直前に残したスリリングなライヴ。最強のピアノレス・トリオを率いた演奏は、40年代末のビバップと同じ手ごたえを感じさせる。ジャズ史を語る上でも重要な1枚だ。(3)のみ弦楽四重奏の演奏。(CDジャーナルより)
【収録曲】
01ドーナッツ
02サッドネス
03デディケーション・トゥ・ポエッツ・アンド・ライターズ
04ジ・アーク
【演奏】
オーネット・コールマン(as)デヴィッド・アイゼンソン(b)チャールス・モフェット(ds)(弦楽四重奏団)
【録音】
1962年12月
1950年代末、フリー・ジャズの提唱者オーネット・コールマンはジャズ界に旋風を巻き起こすが、一時引退してしまう。だが数年後に復活して欧州ツアーを実施。これはその頂点となったストックホルムでの実況録音盤で、各国で音楽賞に輝いた傑作。全曲オリジナルで、冒頭から奔放自在に吹きまくる「フェイシズ・アンド・プレイシズ」、奇妙な浮遊感を持つ「ヨーロピアン・エコーズ」など、創造的かつ刺激的な世界が繰り広げられる。(ゴールデン・サークルより)
【収録曲】
1 アナウンスメント
2 フェイシズ・アンド・プレイシズ
3 ヨーロピアン・エコーズ
4 ディー・ディー
5 ドーン
6 フェイシズ・アンド・プレイシズ (別テイク)
7 ヨーロピアン・エコーズ (別テイク)
8 ドーナッツ
【演奏者】
オーネット・コールマン(as) デヴィッド・アイゼンソン(b) チャールズ・モフェット
【収録日】
1965年12月3日
59年5月に録音された本作は、オーネット・コールマンが革新的な、彼独自の音楽概念を打ち出した記念碑的名盤。「淋しい女」をはじめ、初期の名曲がたっぷり楽しめる。(CDジャーナルより)
【収録曲】
01淋しい女
02イヴェンチュアリー
03ピース
04フォーカス・オン・サニティー
05コンジニアリティー
06クロノロジー
【演奏】
オーネット・コールマン(AS)ドン・チェリー(COR)チャーリー・ヘイデン(B)ビリー・ヒギンズ(DS)
【録音】
1959年5月
強烈な個性を惜しみなく発揮し、ジャズの地平を広げたオーネット・コールマンの古典的名盤。1959年ロサンゼルスでの録音で、圧巻のライヴ・パフォーマンスが堪能できる。(CDジャーナルより)
【収録曲】
01TOMORROW IS THE QUESTION!
02TEARS INSIDE
03MIND AND TIME
04COMPASSION
05GIGGIN’
06REJOICING
07LORRAINE
08TURNAROUND
09ENDLESS
【演奏】
オーネット・コールマン(AS) ドン・チェリー(TP) シェリー・マン(DS) (1)~(6)パーシー・ヒース,(7)~(9)レッド・ミッチェル(B)
【録音】
1959年1~3月
フリージャズの祖とも言うべきオーネット・コールマンの初リーダー作。オーソドックスな2管カルテットから生み出される奔放な自己主張の数々に魅了される。個々のプレイにじっくりと耳を傾けたい一枚だ。(CDジャーナルより)
【収録曲】
01INVISIBLE
02THE BLESSING
03JAYNE
04CHIPPIE
05THE DISGUISE
06ANGEL VOICE
07ALPHA
08WHEN WILL THE BLUES LEAVE?
09THE SPHINX
【演奏】
オーネット・コールマン(AS) ドン・チェリー(TP) ウォルター・ノリス(P) ドン・ペイン(B) ビリー・ヒギンズ(DS)
【録音】
1958年2月
バロウズの原作をクローネンバーグが映画化し、そのサントラをオーネットが担当した…、となればこれは傑作以外の何ものでもない。トリオとロンドン・フィルのせめぎ合いが、映画以上の不気味な快楽をもたらす。
アーティスト:ハワード・ショア(comp)オーネット・コールマン(as)バール・フィリップス(b)ディナード・コールマン(ds)ロンドン・フィルハーモニック・オーケストラ
収録曲:
フリー・ジャズ全盛時代に比べ、当時のオーネットは高度な内容を聴き易く表現する術を習得していたようだ。プライム・タイムとしては3枚目にあたり、グループとしてもこなれて内容の濃い作品に仕上がっている。
アーティスト:オーネット・コールマン(AS,TP,VN) デナード・コールマン(DS,KEY,PERC) カルヴィン・ウェストン(DS) アル・マクドゥエル,クリス・ウォーカー(B) バーン・ニックス,チャーリー・エレーブ,(1)(6)(7)ジェリー・ガルシア(G)
収録曲:
『80/81』や『リジョイシング』などでオーネット・コールマンの曲を取り上げ、彼に傾倒していたメセニーの長年の夢が成就し共演できたのが本作だ。さすがにこの共演は人気を博し、世界ツアーまでおこなった。
アーティスト:パット・メセニー(g)オーネット・コールマン(as)チャーリー・ヘイデン(b)ジャック・デジョネット,デナード・コールマン(ds)
収録曲:
〈録音〉
1985年